この建物は、アパレルメーカーの本社ビルです。1階は自社ブランドの洋服を展示するショールムとして使用したい。そこで、内部のアクティビティが外に露出する、透明性のある外壁が適当だと思いました。 ショールームにおけるエリアバランスは売り上げ季節ごとのプロモーションによって変化するため、床をフレキシブルに使用できる無柱空間にする提案を考えました。 皮膜の構造を4周で覆うことで構造を成立させながら、フレキシブルな空間とファサードのデザインに2つを成立させた建築です。
レイカズン本社ビル
敷地は、槙文彦氏によるヒルサイドテラスを貫通する旧山手通りに面しており、代官山駅より八幡通を抜けてヒルサイドテラスF棟に抜ける道路とつながる東側の道路の3面に面する条件である。既に完成されているヒルサイドテラスの町並みに緩やかに参加することと、出会いや発見を求める人々に対してどう自己表現するかが、テーマとなっています。 通りに面して整然とした印象を与える石の被膜は、鉄骨柱から伸びるステンレスパイプの腕によってカーテンウォール化されています。地上部ヴォリュームとは縁が切れていたほうがその存在は強い。石は薄くスライスされ、その重量感を削ぎ落とされ、それまで地中の届かなかった光を、昼は内部に、夜は外部に外部に向けて透過させる媒体となって存在する。
SPEAK FOR
銀座オプティカ
ALBORE天神
吹き付けタイルと言ってもタイルではありません(笑)吹き付けタイルというのは機械を使って吹き付けた塗装の模様でボンタイル仕上げの事を言います。タイルガンやカップガンと呼ばれる機械を使って外壁に主材を飛ばして塗装をする方法の事を吹き付けタイル仕上と呼んでいます。
パッと見た感じでは吹き付けタイルはペンキを塗る塗装というイメージもありませんが、基本的には塗装です。ただ、この吹き付けタイルの仕上げは他ある吹き付け塗装のスタッコやリシンと共に、ただ単に塗料をローラーを転がして塗装をするのとは違いますので経験値が必要です。あまり経験のない職人さんがこれらの吹き付け作業を行うと何とも格好の悪い仕上がり(凹凸が全体的に均一でない等)になってしまいます(T_T)
今回アップしました二件はどちらも吹き付けタイル仕上です。業平の複合ビルhttp://www.geocities.jp/ohkokk/narihira.htmlひだりまきビルhttp://www.geocities.jp/ohkokk/mitaka.html極力平滑にはしたかったのですが…下地のことも考慮しギリギリのところで決めました(^^ゞ
イグサや桐など自然素材を用いたマンションのリフォームです。写真はイグサの壁。
・部屋が狭い。・書道や陶芸を教えられる、あるいは飾るための場所が欲しい。・自然素材が好ましい。・年齢から、床座より椅子座の方がよい。
マンション1住戸のリフォーム、ご夫妻の趣味のためのスペース作りを主目的とした計画です。陶芸の作業スペース、書道教室及びギャラリー、その他部屋の目的により仕上材を選定しています。教室・ギャラリーは壁をイグサ仕上とし、作品を飾ったときの背景として和を感じさせるものとしました。床は檜のムクフローリングで椅子座に耐えるものとしています。作業室は桐パネル仕上です。完成時は色合いがずいぶん異なりますが、時間を経てやがて飴色に色が変わり、全体的な統一感が強められていくことを意図しています。水廻りの改修は最小限とする一方、床下断熱等により温熱環境を向上しています。
玄関
書道室
杉の無垢カウンター。下部は収納。
書道室から作業室を見る
作業室:壁・天井は桐パネル仕上
書・器が飾られました
立体化された園庭をもつ保育園です。園庭は、1階から屋上まで登っていけます。左が保育室。
・敷地の狭さを克服できる保育園・外部の充実・スピーディな設計
「町の中に山を作ろう!」敷地が狭く、園庭が十分に取れない状況で、事業主と話を進めていく中で生まれたコンセプトです。園庭を立体化、山でつなぎ、1階から屋上まで連続させています。充実した内外の関係を築きたいとの御要望から、エントランスホールも建具のない半屋外です。(雨除けのスクリーンは有ります)内装の色合いや素材は、大人が心地よく感じるものは、きっと子供にとっても心地よいものである、との事業主の思いがあり、それを前提に白と濃い茶色のコントラストのある色調、木と土壁調の左官仕上を施しています。
開園から時間が経過し、緑が濃くなってきました。大事に育てて頂いているようです。
この後、同シリーズの後継園が完成しました。
外観
主出入口
エントランスホール:半屋外。園庭へそのまま開放されている。左が保育室。
エントランスホール
保育室
屋上園庭:屋上は走り回ることが前提なので人工芝仕上
園庭:開園直後
園庭:1階から2階へ。開園1年後。
水撒き
玄関アプローチ側を見る
片瀬山に寄り添うような緑豊かな雛壇状の敷地に建つ二世帯住宅。隣家の高さ、道路との繋がりを考慮し、アプローチはスロープ状のブリッジからとなる。スロープ状としたのには親世帯の車いす対応、建物を低くすることによる隣家への圧迫感低減のためである。音の問題等から親世帯(左玄関)、子世帯(右玄関)を上下で重ならないプランとしている。親世帯延床18坪、子世帯延床24坪と狭小な住宅の中、玄関が狭くなりがちなところを拡がりの感じられる玄関とすることに注力した。親世帯の食堂・居間は庭に大きく面するため外との繋がりを意識した空間とし、子世帯の食堂・居間は庭に面する部分が少ないため、天井高(2.8m)とし高窓から光を入れた篭れる空間としている。周辺環境は緑豊かで非常に美しい風景が広がっており、既存の木々を極力残し、以前よりもより良い風景となることを願ってやまない。
(Photo © Chiaki Yasukawa)
リビング:大開口やトップライトによって自然光を取り込み、天井の高い、漆喰による白い空間としました。窓際は、収納を兼ねたベンチです。
・隣の母屋との調和・バリアフリー・使いやすい動線・落ち着いた仕上
お隣がご両親の家であるため、形態は異なっていても違和感なく並んでいるような外観、配置計画としました。外壁は、木板張りと白塗装で調和を図っています。バリアフリーの御要望がありましたので、外部アプローチから内部まで段差をなくすとともに、個室-リビング-洗面・WCは行き来のしやすい場所に設定、そして廊下は幅1.1mと広めにしています。同時に、個々のスペースを引戸で繋ぎ、家全体につながり・広がりを作りました。廊下の壁・天井は木で統一し、其々の居室スペースをつなぎます。家全体がオープンな状態が多くなるであろうことから、廊下や収納も裏方ではなく居室の一部と捉え、居室と調和する木調仕上とています。リビングは、大きな引違い窓やトップライトによって自然光を取り込み、天井の高い、漆喰による白い空間としました。明るくゆとりのあるスペースです。
外観:母屋(右)と並んで建つ
外壁:焼杉の壁
外観:フェンスはアルミパンチングメタルで微かに透過する
廊下:木調仕上(ナラ合板に塗装)
リビング:左のキッチン、奥の個室へ連続させた状態
廊下:右が個室、正面には額縁に切り取られた庭が見える
個室:引戸で隣室や廊下と連続させる
階段:鍛鉄の手摺
2F個室
外観 夕景
崖地(斜面)の場合、高低差を利用することで垂直方向の移動が必然的に伴うため、眺めや空間体験などのドラスティックで多様な変化を建物のデザインに取り込むことが可能になります。 崖地の建物についてAL architects 佐野正樹さんに伺いました。
船越の別荘の場合は、同じ別荘地内にもう一軒別荘を持っていることもあり、その離れとして一日中海を眺めて暮らせるような場所を望まれていました。 また同時に、集中して執筆活動が行えることと、海遊びができることという3つの条件がお施主さんからは求められていました。 道路から海へと直接下りてゆくことのできるこの敷地は、建物の配置を慎重に検討することで、これらの3つの条件をクリアすることができると思われたので、設計を行なうようになりました。
崖地(斜面)の場合、高低差を利用することで垂直方向の移動が必然的に伴うため、眺めや空間体験などのドラスティックで多様な変化を建物のデザインに取り込むことが可能になると思います。これは、平らな敷地ではまずつくりだすことのできない、崖地ならではのデザインのまとめ方だと思います。 また斜面という敷地の特性上、屋上(屋根面)へのアプローチを確保しやすいため、屋上階を生活空間の一部として利用することができる点はメリットといえるのではないでしょうか。
福岡市のガケ条例の指導に該当するならば、鉄筋コンクリート造の擁壁や土留め等の何らかの対策を講じる必要があります。当然、建物とは別に費用がかかるため、コストアップにつながります。 また、工法そのものが限られてくる上に、場合によっては基礎も大がかりな工事が必要となり、総工事費のなかに占める基礎部分にかかる費用の割合が大きくなります。 パワーショベルやクレーン、ブルドーザーやコンクリートポンプ車などの建設機械の使用も制限される場合があり、それによってコストや工期が影響を受ける可能性もあります。
建物が斜面と敷地内のどの位置で、どのような関係で接するのかということについては、基本設計の段階でいろいろな可能性を探るようにしています。 斜面に馴染むように建物を地中に埋もれさせるのか、斜面の連続性を突き破るように建物を土地に載せるのか、あるいは斜面との干渉を避けるために大地から浮かせるのかということについて、具体的な建物の意匠や建物内外の高さ方向のスタディ、アプローチの仕方なども含めてトータルにデザインをまとめるように心がけています。 またデザインの方針が固まった後は、構造計画やコスト管理、施工計画についても関係者の意見を聞きながら、気を配るようにしています。
福岡市の場合は、30°を超える傾斜をもつ斜面が“がけ”にあたります。崖の上の段と下の段との高さの差が3mを超えるような場所に建物を建てる場合には、万が一崖が崩れても大丈夫なように、崖の高さの2倍の距離を崖の始まりから離して建物を建ててくださいというものです。 ただし、鉄筋コンクリート造の擁壁や土留めを建物とは別に築造するか、崖の下に建てる場合は崖に面した部分の建物の構造を鉄筋コンクリート造にする、崖の上に建てる場合は杭を施工するなど、安全と認められる措置を講じることで建物の建設が可能となります。
はじめて敷地に立った時に、ゴツゴツと斜面に転がる数々の岩、生い茂る植生、足下から押し寄せる波の音と風のうねり、時々刻々と変化する海面の表情といった複雑で多様な自然の様子に圧倒されてしまいました。 それらの圧倒的な自然景観に対峙するかたちで、人工的でシンプルなコンクリートの塊を斜面から突き出すようにひっかけるというアイデアからデザインはスタートしています。 どのようにコンクリートの塊をささえるのかという技術的な解決法の模索、またコスト面の制約から構造上の決定がそのまま意匠として現れてくることに加え、無駄のないシンプルなデザインを求めるがゆえに、構造と意匠のすり合わせには、時間をかけて対処しました。
崖地ということの不安としては、どのように建物を安定させた状態に保つのかという斜面が持つ形態上の不安と、地滑りや土砂崩れなどの自然災害が発生したときにいかにして危険を回避できるのかという性質上の不安の2点があると思います。 前者に関しては、土地の表面の形状もさることながら、地中の土の性質や地盤の状態に建物が影響を受ける部分が大きいので、きちんと地盤調査を行なったうえで、適切な方法で建物を支持する基礎の設計を行ないます。 後者に関しては、必要に応じてガケ条例の指導に準じた対処をするのですが、いずれの場合も信頼のできる構造事務所と協力して、適材適所なやり方での対策を選択するようにしています。
適切な設計施工の期間をとって、キチンとした手順を踏んで計画を進めていけば、魅力のある空間づくりを行なうことは可能だと思います。現に、条件困難であれば困難であるほど、敷地が特殊であれば特殊であるほど、おもしろいプロジェクトになっている事例はたくさんあるからです。 ただし、不安だと思うことは素直に設計者に伝え、話の内容が専門的な話あるいは技術的な話になったりするのでしょうが、どのような対策を取るのかについて自分たちが納得のいくまで説明をしてもらえるような、設計者との関係づくりは心掛けておいた方がいいと思います。逆にいうと、そのような意思の疎通が図れそうにない相手であれば、本当に自分たちにふさわしいのかどうかをよく考える必要があると思います。
糸島市の別荘地に建つ鉄筋コンクリート造2階建の別荘。同じ別荘地内にある別荘の離れとして、執筆活動に専念できるプライベートな隠れ家が望まれた。急峻な崖とその下に広がる一面の玄界灘という自然条件に対して、人為的活動の結果としてのシェルターをどのように対峙あるいは馴染ませるかが設計のテーマとなった。
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このたびは、色々とお世話になりました。息子の結婚を期に、これからの住まい方を考えておりました時に、中里さんのサイトにめぐり合えまして、助かりました。...
お仕事を依頼した建築家: 株式会社白砂孝洋建築設計事務所...
建築家依頼サービスを利用させて頂いたKと申します。I-0224、断熱性と気密性の高い家(千葉県)を依頼しました。紹介して頂いた、...