同じ敷地内のすぐ隣に家族が住んでいるという安心感は他には代えがたいものです。いつまでも仲良く楽しく暮らすためには各世帯のプライバシーを保つことが大切です。適度な距離感をとるためにエントランスギャラリーと共有の階段がこの役割を担っています。
多世帯住宅で大切なことは各世帯のプライバシーは保つことです。そこを押さえておけば、すぐ隣に家族が住んでいるという安心感を常に持って生活することができます。この家では、2階に暖炉を囲み集まれるスペース「みんなの居間」を設けてあります。いつまでも仲良く住み続けるために、基本的な生活の場はそれぞれ独立させるというプランになっています。
18帖の大きな「みんなのリビング」を設け、3世帯の共用スペースとしました。暖炉やホームシアター、ピアノを設え、ミニコンサートを催すことも。親戚一同の既設の集まりにも重宝です。
この家は両親・叔母・若夫婦と2人の子供の3世帯が共に暮らす複合住居です。みんなが集まるダイニングには大きな無垢材を用いました。
住宅の間取りを考えるとき、一番重要なことは、いつまでも快適に住まうことが出来ることだと思います。つまり、家族の変化に対応して、間取りの変更が可能かどう等、自由度が多い方が、長い間住まうことが出来ます。住宅は、後から壁、床等の改造は、構造との兼ね合いから難しく、オープンに、開放的な間取りを後から、間仕切る方が簡単です。写真の参考例は、初めは広く使用して、後で、間仕切りによって、部屋をしきり、家族のプライバシーを確保する予定です。(平面図の点線部分)そのため、窓の位置も間仕切り後に、問題が起こらないように配置してあります。改装工事の費用も安く、時間もかかりません。間仕切りを後で取り除く、増改築は、確認申請が必要な場合がありますので、注意が必要です。
開放的な居間、食堂
こんにちは、初めまして。■依頼したい仕事:家を建てるにあたり、建築士さんのプロの目で見て、良い工務店をお教え願いたい。地震、防蟻、接着剤の薬剤、補償等に定評がある等。■建設予定地:千葉■土地:有■建物についての希望:30坪、リビングイン階段、身体に害のない(少ない)家、メンテナンスのかかりにくい家。■予算:4000万以内■希望する地域:千葉■建築家に依頼したいと思った理由:工務店、建築士さんをどう選んで良いかわからない為。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
戸建ての物件(115.67m)を認可外保育園として使用します。1階2間を保育室で2階3部屋のうちの1室を教室に。その際に用途変更が必要だと言われました。極力、経費をかけずにおねがいできればと思います。概算の見積りもいただきたいです。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
特別養護老人ホームの設計には入居者の視点と職員の視点のバランスが大切です。お年寄りが生き生きと暮らせる施設が、ひいては職員の方々にとっても働き易い施設になります。 特別養護老人ホームについて加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一さんに伺いました。
特別養護老人ホーム(以下特養)とは、正式には介護老人福祉施設の事で、特養が終の住処としての施設となる場合が多いのに対して、一般的に老健と呼ばれるものは介護老人保険施設の事で、こちらは医療施設から自宅に帰るまでの中間施設的なものとして、自宅復帰を前提にした施設です。
福祉のまちづくり条例に基づく特定施設整備基準、建築物移動等円滑化基準、補助金事業における老人福祉法に基づく特別養護老人ホームの設備および運営に関する基準、消防法に基づく消防用設備等の設置基準、等
私が平面計画をする際に考える事は大きくは2点です。 まず1点目は、入居者の視点での平面計画です。ご高齢の入居者にとって快適で楽しい住空間とはなにかを追求する事が最も重要だと考えています。 2点目は、職員の視点からの平面計画です。職員の為の平面計画とは、いかに入居者を管理しやすい空間にするかに重点が置かれます。しかしこれは往々にして入居者の為の空間とは相反する物になる恐れがあります。 したがっていかにしてこれら2つの視点でのバランスをとるかが、平面計画のポイントだと考えています。
特養に限った事ではありませんが、こうした福祉施設や医療施設とその他の商業施設や住居系施設との大きな違いは、前者は外観で人を呼び込んだり、その建築のアイデンティティーを外観に与える必要性がほとんど無い事だと思います。 私が特養の外観で注意しているのは、いかに周りの環境に溶け込ませる事ができるかです。具体的には、建物のボリュームをできるだけ分散して周辺への圧迫感を抑え、外壁の素材や色に注意したり植栽を利用する事によって周囲に建物を溶け込ませる事を意識しています。
居室(個室)はできるだけコンパクトにしつつ各自の「住まい」に近い空間にできるような冗長性のあるものにする事が大切だと考えています。可能な限りそこに住む人が自分でカスタマイズできるような空間にする事で、よりプライバシーの高い住空間になると思います。
共同生活室や共用スペースについては、日だまりや眺望などの外部環境を取り入る事によって、季節の移り変わりや日々の何気ない変化を楽しみながら、集まって誰かと話しをしたくなるような場所をつくる事が重要だと考えています。
我々が福祉施設を設計する際には、まず設計を始める前に事業主様およびその施設で働く職員の方々とどのような施設にするのかを時間をかけて話し合い、設計に入ってからも常に現場の意見に耳を傾けて計画に反映させながら、さらに入居者にとっての新しい快適性の獲得を目指したいと思います。
各官公庁へ事業主様と同行して打ち合わせをしたり、補助金申請書類の作成業務のお手伝いもさせていただきます。
改修もやっております。できるだけ既存の使えるところを残しながら、小さく手をかけて大きな変化を与えるような改修を心がけています。
はい。特養の場合は市街化調整区域に建てる場合も多く必ずしも敷地形状が整っているとは限りませんので、どのような敷地にどのくらいの規模の施設が可能かと言う事は、土地購入前に十分に検討しておかれた方が良いと思います。
特養と一口に言いましても、事業主様の運営方針によって施設の設計は大きく変わってくると思います。理想論になるかもしれませんが、私はやはり入居者がいかに快適に生活できるかを考える事が最も大切なのではないかと思います。 お年寄りが生き生きと暮らせる施設が、ひいては職員の方々にとっても働き易い施設になるのでは無いかと考えております。
市街地にもほど近く、のどかな田園風景の広がる敷地に、80床のユニットケア型特別養護老人ホームが計画された。
築20年以上経つ特別養護老人ホーム内のデイケアセンターとメインエントランスの改修計画である。本改修で求められたのは、「ホテルのロビーの様な」落ち着きのある空間であった。
施設の性質上、運営側としては入居者の安全の為に常に目が届くような空間配置が必要となる為、理想的には職員スペースを中心として周りに居室を配置するのが良いが、今回は敷地形状が三角形の為その定石通りのプランが困難であった。
ご予算にもよりますが
キッチンカウンターは基本的に製作する事をお勧めしています。
今回は製作キッチンカウンターのお話を。
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添付写真は
弊社が作成したキッチンカウンターの詳細図です。
これをもとに、ステンレス工場、そして家具屋さんと打合せを行います。
既製品のシステムキッチンの中でも素晴らしい物もありますが
手作りの空間の中に
そういった既成品が
『ドンっ!!』と鎮座している姿は
ど~も違和感を感じます。
アイランドキッチンなどのオープンスタイルでは尚の事。
それぞれのお宅で
家全体の雰囲気
壁、天井の仕上材料
色、形
は異なります。
そこで
弊社ではキッチンも
お施主様からの要望をくみ取り
我々で図面をつくり、詳細にデザインしていきます。
今回はキッチンダイニングの雰囲気がシャビーな空間なので
全体の調和を意識し、キッチンカウンターも
素材、色、そして扉や引き出しの位置を検討・決定しました。(色はお施主様主導で決めていただきました。)
添付写真の現場(西山の住まい @新潟県)は
アイランドタイプのシンク部分と
壁付タイプのガスコンロ部分の
二つのカウンターを製作します。
天板は無垢のステンレス板
扉、引き出しは木で、防水の為にウレタン塗装を施します。
今から完成が楽しみです!!
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ちょっと気になるイベントのお知らせ。 10/17から、愛知県陶磁美術館で開催される展示会。タイルがテーマです。 瀬戸のタイルを含めて、昭和初期までのタイルが見れます。 この時代のタイルは、とてもこだわった装飾が魅力的。現代では、こういった装飾的なタイルは、なかなかお目にかかれません。 最近、昭和を思わせるタイルを良く見かけます。ちょっとレトロで、とてもいい表情を持っています。とても刺激になりそうで、愉しみです。 興味ある方は、「愛知県陶磁美術館」で検索してみてください。 昨日は、とある家のリノベーション打合せからスタート。 ご高齢のご夫婦が住まう家。今後の住まい方をいろいろと模索しています。 まずは、外部で傷んでしまっている部分を修繕していきます。 工事を進行しながら、その後の住まい方を一緒に考えて、最低限の工事で、よりよい生活をしていけるようにしていく予定です。
夜には、別の家のリノベーションを考案。 たまたまですが、こちらも、ご高齢のご夫婦の家。 段差がない、手摺があるといった表面的なことだけでなく、将来を見据えて、本当の意味で機能的な家にすることで、快適で、安心できる住まい方を提案しようと思っています。 リノベーションは、大枠が決まってしまっています。その範囲内で、いろいろと試行錯誤が必要です。 新築よりも難しい側面もあるのですが、いろんな可能性を秘めています。 その可能性から、たった一つの家を創りだしていきます!
大きな笑い声をあげながら、ひたすらブランコに揺られる娘。こんなに空が高いもの。そら気持ちいいね。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「都心の箱 立体ワンルーム」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/35中層マンションやテナントビルが混在した街の小さな一角。細い道路1本隔てた先に見えるのは幹線道路。一戸建てを持つならもっとゆったりとした静かなところに、と、田舎者の私なら必ず思いそうな環境だ。それでも、「住んでみたい!」そう思わせてくれる素敵な建物だった。 ◇ ◇ ◇ まず、玄関ホールがダイナミックで都会的で、すごく印象的だった。建物の高さ分5.8mの吹き抜けで、真っ白な壁に挟まれた通路状の玄関ホール。高く立ちのぼる真っ白な壁には、家族の写真がいっぱい飾られている。写真はどんどん増やしていきたい、と紹介されていたから、子供達がすっかり大きくなる頃には、きっと、壁の高ーいところまで楽しい写真で一杯になるだろう。床には、茶色に黒のグラデーションが入ったタイルが敷かれていて、その床がとっても表情豊か。どこか路地に入り込んだような雰囲気だった。 タイル敷きの玄関ホールを、小径を行くようにつたって進む。階段をのぼり、のぼった先はダイニングスペースになっていた。階段の踊り場のような囲われた空間で、なんとも心地よい狭さだ。ちょうど頭の高さくらいの壁の一部ががらりと開くと、そこには、数段高くなったキッチンが現れた。階段を挟んだキッチンの反対側の壁には、真四角に切られた入り口があって、そこは天井の低い物置スペース。天井の低さが小さな人たちにはぴったりで、今はまだ、物置ではなく子供達のお城になっていた。踊り場のようなダイニングスペースからさらに階段をのぼると、そこは、ゆったりしたソファーが置かれたリビングだった。 キッチンもリビングも、2辺は胸くらいの高さまでの壁になっていて、玄関ホール、ダイニング、キッチン、リビングは、ひとつの空間として繋がっている。キッチンやリビングに立てば、まるでビルの屋上にいるよう。キッチンやリビングに立つ爽快感、ダイニングの囲まれた安心感、そして、ぜんぶの空間がひとつになっている一体感。そうしたそれぞれの空間から感じるものが、れぞれにとても適切で心地よく、家としての温かみや過ごしやすさがある建物だということが、画面からひしひしと伝わってきた。 ◇ ◇ ◇ つまりはこんな構造になっているようだ。 この建物、 3つの箱からできている。ひとつ目の箱は、建物の一番外側の大きな真っ白な直方体。その上面は、全部屋上テラスになっている。ふたつ目の箱は2番目の大きさで、上面がリビング、中は2段で物置とクローゼット。みっつ目の箱は高さも幅も一番小さくて、上面がキッチン、その中はお風呂と洗面所。ふたつ目の箱とみっつ目の箱をひとつ目の箱の中に据えて、その箱と箱の間には、通路(玄関ホール)と階段、箱と箱をつなぐような踊り場を置いた。その踊り場がダイニングスペース。そのダイニングスペースの下にはもう一部屋、主寝室が生み出された。 建物の中に据えられ2つの箱は、それぞれまるでビルみたい。路地と広場が楽しくつなぐ。都心の一角の小さな箱の中に、街がもうひとつ。 都心の一角をどう切り取って自分達だけの空間を守るか、そんな内向きの発想ではなくて、小さな箱の中に大きな世界をもうひとつ。都心の空気や人を引き込んで、4時限空間みたいに大きく広がっているような気さえした。 ◇ ◇ ◇ 家族の成長に合わせた空間の使い方の工夫も面白かった。 1階には、続きになった寝室と、スキーやボードも収納できるクローゼット部屋がある。将来的にはこの寝室を二人の子供のための個室に、隣のクローゼットをご夫婦の寝室に、と変化させることを考えているそうだ。クローゼットを寝室にする際には、今は子供達の遊び場なっている物置スペースが、本来の役割を担う。 小さな空間だけれど、その広がりは無限大。使い方もまだまだ工夫の余地はあり、家族に合わせて変化させられる。そういう柔軟さもしっかり備えた素敵な建物だった。
下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。 建築家依頼サービスを利用して建築家と面談した後、お客様の声を投稿した方にもれなく書籍「はじめての『ヘアサロン』オープンBOOK」をプレゼントいたします。 賞品:書籍「はじめての『ヘアサロン』オープンBOOK」 賞品紹介:全国にヘアサロンは21万店以上。毎年、1万店以上も新規出店される一方、8千店が廃業(転業)に追い込まれています。ヘッドスパ、カフェ併設のサロンなど新形態のサービス競争が起きているのが現状です。そのなかでお店を開業し顧客を掴むためには、「経営者」の目線を養うことが大切。本書は、開業にあたっての基礎知識を徹底的に盛り込みながらも、「経営者」として【長く続けるためのお店づくり】に着目。スタイリストから兼オーナーへ、現役美容師さん必見、経営の側面から読むヘアサロン開業の手引き。
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。 2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。 3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。 投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。 4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
開催期間:2015年10月01日~2015年10月07日 賞品:書籍「はじめての『ヘアサロン』オープンBOOK」 賞品のお届け:郵送でお届けします。
一般的に簡単に言うと…スケルトンとは建物を支える構造駆体のことです!柱・梁・床・天井・壁などの構造的に必要な部分に仕上げを施さず、そのままで終了して…そのあとは使い手が好きに手を加えることができるということです。逆に間取りとか内装のことをインフィルといい、好みに応じて変えることができるのです!
これは、店舗・事務所とか…住宅系で言えば分譲マンション…にあてはまるでしょうか?耐久性の高いスケルトンと、使い手のスタイルの変化に応じて容易に リニューアルできるインフィルを明確に分け、時代の変化に対応できる社会的に長持ちできるスケルトン・インフィル型の建築は用途によってはとても効率のいい建築だと言えますね(^^ゞ
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
当方の質問に対し、丁寧にかつ判り易く多くの助言を回答として横山武志様より頂きました。その結果、当方の考えていた案はコストと効果が見合わないことが判りました。今後、建築関係の悩み事があれば、...
実際に面談の上、4社よりプラン提案頂きました。大まかな概算提示あるもの3件、ないもの1件ですが、...
お仕事を依頼した建築家:
高橋泰樹設計室 高橋泰樹さん...