●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
敷地は閑静な住宅地で約49坪の広さがあり、北西の角地で南北方向に長く僅かに南側が狭い形状になっています。
その敷地状況からは南面を広くとることができないため、建物は中庭を「コ」の字型で囲むように配置した2階建て住宅です。
建物の中心を中庭にすることで室内のプライバシーを守り、さらに南側部分は平屋建てにすることで、北側の寝室も日当たりが良くなるように配慮しています。
そして、中庭に置いた水琴窟からの音を反響させる事で、視覚と聴覚からも癒される住まいをコンセプトに計画しました。