道路より高い土地は水はけが良く、水害の心配が少ないというメリットがあります。また、日当たりや見晴らしの良い敷地が多く、特に丘陵地では敷地にゆとりがあり、緑も豊かなことが多いようです。 道路より高い土地について森建築設計室 森 哲哉さんに伺いました。
名古屋市東部は緩やかな丘陵地が広がっており、そのため道路との高低差がある敷地が多々あります。仕事場もその地域にあることから依頼が多いようです。
水はけが良いく、水害の心配が少ない。日当たりや見晴らしの良い敷地が多い。特に丘陵地では敷地にゆとりがあり、緑も豊かなことが多いと思います。
土地は安価でも擁壁、土留めなどの費用がかかります。バリアフリーについても想定した計画が必要になります。また場所により土砂災害のリスクに注意が必要です。
道路との高低差が1.5m程なら、建物前面の駐車スペースなどを緩い登り勾配にして、そこから数段の階段通路で玄関へ行けるようにします。高低差が2m以上になると、地下車庫や地下を設けることが多くなります。 道路との高低差があっても支障なく生活ができるのが基本です。そのためには立体的な動線計画が重要になります。 またコストの問題もありますので機能的で無駄のない計画を心掛けています。
元々①断面図のような擁壁一体のRC造の古屋が建っており、老朽化がひどく建替えることになりました。住宅メーカーの案は②断面図のように擁壁により地盤面を造るものでした。巨大な擁壁で、費用も高額になります。また景観上も好ましくありません。
③計画断面図のように道路に面して地下車庫、サブエントランスを設けました。擁壁工事を減らし、地下掘削で出る土も敷地内の土留めとして利用しました。またバリアフリー対策として、地下からホームエレベーターを設置しています。
道路との高低差は2.5m程ありました。施主の希望もあり地下車庫を設け、居住部分は奥にセットバックさせています。地下車庫の上部は屋上緑化されたルーフバルコニーになっており個室とつながっています。
先ず地盤調査を行い、盛土なのか切土なのか知る必要があります。地盤が良く、オープンカット工法ができれば山留めのコストが抑えられます。 地下を設ける場合は、地下水位に注意して防水や湿気対策も必要になります。埋戻しにも注意が必要で専門家の工事監理が重要になります。 経験上得たことや、様々なノウハウをお伝えできればと思っています。
ご相談があれば造成の経緯や地層、ハザードマップなど調べています。また、どのような計画が可能か概略お伝えするようにしています。
高台の土地には特有の魅力があります。たとえば高低差を解消するための通路も演出次第で楽しい外部空間になります。 一方、工事では技術的なサポートも必要になりますので、専門家と話し合い土地の魅力を十分活かしてしていただければと思います。
趣味のスタジオ、バスコート、設備機器類など多くのご要望があり、予算との格闘もありましたが、粘り強く検討し、工務店も良く対応していただいたおかげで実現できました。
内部仕上げに使う材料は、無垢材、珪藻土など質感のある自然素材を使いました。外部でメンテナンスが難しい部分はアルミルーバー手すりなど耐久性の高いものを使用しています。将来を見据え、地下玄関も設けてホームエレベータ―を設置しました。
内部は自然素材で仕上げ、ワンルームのような構成で家族の気配が感じられるようにしました。断熱や通風、床暖房等で快適な住環境になっています。
大量な蔵書の収納スペース、バリアフリーな住まい、ピアノの練習スペースなどをご要望されました。重量のある集密書架を地下に設け、上部を住居としました。
現在土地を購入して、家を建てようと考えています。予算は少なく諸経費、土地代、建築代全て込みで3,000万までしか出せません。 今気になっている土地が駅近く65坪で1300万円。道路との高低差がかなりあります。仲介業者が言うには、売主と親しいので、700万円まで値下げの確約は、もらっているので、3台分の駐車場と階段を売主に作ってもらって1200~1300万円で交渉出来ますと言っています。 残りの、1700万円で3LDKまたは4LDKで主寝室と子供部屋にウォークインクローゼッドがある生活しやすいモダンハウスは、出来ますか? 家に関してど素人で何もわからないので、あり得ない事を言っていたら、すみません。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
はじめて依頼させていただきます。東京都港区六本木にあります資産管理会社(法人)です。 当社の東京都台東区柳橋(浅草橋)にある土地に、共同住宅若しくは、店舗・事務所兼共同住宅の建築を検討しています。 土地は当社所有で、現在賃貸借契約に基づく賃借人も退去しておりまして、古家がある状態です。ボリューム出し、建築プランも作成していただきたく、建築コストは所有物件等からも概ね把握しておりますが、 取り急ぎは、コストも重要でありますが、容積率一杯でのプランを作成していただきたく考えております。敷地は地積測量図・謄本で、116.10㎡(間口約7.0m、奥行約16.5m)となっております。商業地域、防火地域、建ぺい率80%、容積率500%、前面道路 北側区道 幅員6.0m、南側区道 幅員3.0mから、容積率は360%と思います。道路斜線規制有り、集合住宅の条例あり。はじめてであることから、最低限の内容のみ記載させていただきますが、資料等は別途ご用意しております。よろしくお願い申し上げます。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日の夕方、以前リノベーションに関わらせていただいた、サロン「mano a mano」へお邪魔してきました。 オープンしてから、順調にお客様を増やしていかれて、丸一年になりました! めでたい!! こちらのサロン。とにかく、居心地がいいんです。
自社サイトのトップにも採用させていただいているのですが、落ち着いた色合いのサロンなんです。 オーナーとお母様と久しぶりにお会いして、いろんな話をさせていただきました。 設計や工事の時の話から、お互いの近況まで、とっても楽しい時間となりました。 お祝に伺いつつも、サロンのサービスの一つでもある、ネイルのケアをしていただきました。
見違えるように、爪がきれいになりました!! そして。 別れ際に、一周年記念ということで、デビルのカタチをしたシャンプー+トリートメントをいただきました!!
とっても嬉しかったです! 弊社は、家創りを主としているのですが、こちらのサロンのように、店舗に関わることもあったりします。 ただし、こちらのサロンのように、アットホームで、ご自宅のような場でサービスを提供する雰囲気までとしています。 なぜか。 そうなんです。家創りが好きなんです。 ただ、それだけ。 それにしても、こうやって、過去に設計を関わらせていただいた家やサロンにお邪魔するのは、ほんと愉しみ。 こんなふうに、今後もずっと、お邪魔させていただきたいと思います!!
時事ネタです。最近テレビで目にする機会が多い言葉です。支持層とは簡単に言いますと硬い地層のことで、柔らかい地盤の土地に建物を建てる場合そのまま基礎をすると、砂場の上に重い物を置いた時のように沈んだり傾いたり安定しないのです。なので柔らかい地盤の下にある硬い地層まで探して杭を打たなければならないのです。僕の場合はニュースのような大きな物件ではありませんがどんな小さな住宅の設計でも地盤調査は必ずしてもらいます。木造の場合はサウンディング試験程度(簡易)鉄骨やRCの場合はボーリング試験を推奨しています。試験の本数、場所、等々によって値段は違いますが、一般的な木造2階建であればサウンディング試験が5箇所で5万円程度の出費ですのでお施主さんに説明してしていただいています。土地購入前にわかればいいのですが、そこまで不動産屋さんは親切ではありませんので、土地購入後から建築設計までに試験をしておくのがベストです。購入前に地盤の程度を知りたい場合は近隣のデーターを探したり(参考程度ですが設計事務所等は職業柄データーとして近隣の近似データーが分かる場合があります)、周りに立っている家を見るとある程度分かることもあります。またその場所が古くからの住宅地なのか、沼地とかの造成地でないとかを調べるのも方法です。実際に地盤が悪かったとしても木造2階建の住宅レベルではあまり気にする必要はありません。多くの場合は地盤改良程度で杭を打つことはほとんどありません。反対にRCの場合は住宅レベルでもほとんど杭を打たなければならないと覚悟をしたほうが良いです。鉄骨造は僕の今までの経験では半々です。しかし今回のように大手の大規模なマンションでデータで改ざんがされている場合は見分けることができません。絶対にあってはならない事です。現実的に工期がない物件にてお施主さんが簡単に考えていて地盤調査をされていなかった場合、慌てて地盤調査をして地盤改良に必要があった事がありましたが、お施主さんに説明して工期が遅れる事の了解をいただいて地盤改良をしました。住宅の建て替え等をお考えの皆さんは、出来るだけ工期を十分にとって計画してください。お願いします。僕の地元は大阪ですが、基本的に大阪城のある上町台地を中心にだんだんと地盤が悪くなっていると言われています。大昔は四天王寺の向こうはずっと沼地でそれ以降も大阪は川だらけで現在は「堀」とか「橋」とか名前しか残ってないとこも多くあります。そういえば「地名」も地盤を判断するヒントになります。参考写真:ボーリング試験中
袖壁と大きな窓で家をまとめ、軒を深くして家を落ち着かせました。
ガルバリウム鋼板を使い、無垢材を使って、ローコストな家がほしい。
ホームページからデザインを気に入って頂き、分離発注ということで、コスト管理がはっきりして家いいということです。
構造はすべて無垢材を使用し、力のかからない柱は杉を使いました。床材は杉板30㎜を使用し、建具も杉無垢の既製品を仕入し、職人さんに加工してもらい、取り付けました。壁は、EP塗装として、シンプルな内装にしました。設備品はできるだけメーカーに近いところから仕入をしました。
予算を守って、無垢材を使った家に納得され、家具を家と会う様に購入され、落ち着いた家になりました。表札は自分で製作され、玄関に取り付けました。
小ぶりな表札が自作のものです
吹き抜けに自作のブランコがぶら下がっています
2階の多目的ホールには、造り付の本棚があり、アラジンのストーブが落ち着きを出しています
吹き抜けを見下ろすと・・・
店内全景
和風創作ダイニングのお店です。古い建具や家具を装飾に利用し、土着的でありながら高級感のある空間を目指しました。
客席
店舗奥よりエントランス方向を見返す。
エントランス
既存の和風居酒屋に近接して計画された姉妹店です。ここでは団体客をターゲットとするため、座敷席を効率よく配置し、126㎡の空間に76席を確保しました。古民家の家具を装飾として再利用するなど、懐かしさを感じるデザインとしました。
壁はスペイン産の漆喰仕上げ。
古民家の建具を再利用し、照明を施しました。
蜂の巣の6角形を形取ったカウンター席。
店名の「すずめばち」にちなんだ6角形状のカウンターテーブルがお店の顔となっている和風創作ダイニングです。
カウンター席とテーブル席を見る。
店内奥より入口を見返す。
ファザード
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