●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
ご当主のご希望である「次の世代にこの家を残す」ことを第一に考え、構造体の維持保全とご夫婦の生活スタイルの改善とをバランスよく考慮した適切なリフォーム工事を目指した。一番は限られた予算をどう順位付け、配分するかだった。また、リフォーム中に構造体のシリアリ被害がみつかったり、予想以上に床下の湿度が高いため急きょ、防湿コンクリートを打設したりと計画以外の出費がでたので、その調整は大変だったが、古建具などをうまく再利用して、予算を吸収できたのは良かった。