店舗デザインと言ってもさまざまなケースがあります。今回は201309にオープンしたgallery・cafe・kitchen★cherry redを紹介したいと思います!
このケースはテナントの内部改装物件です。ロックな音楽が流れる良い感じのお店です。予算が厳しかったこともあり、セルフビルドも入れ込みながら設計しました。
改装前はスナックで使われてました。床には踏み心地を良くしたいのと年月が経ちながら味が増していく材料が良いということで、オールドテイストの厚みのあるフローリングを敷きました。壁はかなりガチャガチャした荒っぽい感じでしたが…補修をしないでそのままにして真っ赤な塗装を施しました。この真っ赤な壁がcherry redの由縁です!天井は鉄骨に耐火被覆がされた状態に真っ黒な塗装を施し奥行き感を出しました。そしてカウンター・家具類はシナベニヤを使い、積層面を出した荒っぽい雰囲気をつくりました。合わせて、素晴らしいセンスの持ち主のマスターが用意してくれた…手作りのテーブルだったり…いかしたベンチ・イス・ソファ・雑貨等々が空間を飾ってくれてます(^・^)
余計なことをあまりせず…必要最小限のことをやってロックな空間を表現できたと思います。写真展・アコースティックライブもやっているので…みなさんも国分寺にお越しの際には是非お立ち寄り下さい!The Rolling Stones好きのマスターと美味しいお料理をつくってくれる奥様が出迎えてくれますよ(^^ゞ
”gallery・cafe・kitchen★cherry red”東京都国分寺市本町2-2-11龍光堂ビル2Fhttp://www.tatsumikobayashifotos.com/
道路より敷地が上がっている場合、敷地を削って擁壁を造るより建物と一体となった地下車庫にすると、宅造法の申請も要りませんし地下部分を造る費用は家の費用に含まれます。結果的にコストダウンになる場合が多いようです。地下車庫についてオフィス・アースワークス一級建築士事務所 小松原敬さんに伺いました。
横浜は山が多い都市なので、斜面の土地や擁壁のある敷地というのは非常に多いです。道路より敷地が2,3m高いとか逆に道路より下がっているという土地が普通にあります。東京でも横浜寄りのほうはそうした土地が珍しくないです。 そうした土地をどのようにして活かしたら良いかという相談はよくあります。道路より敷地が上がっている場合、車庫がほしいとおっしゃられる施主さんには、敷地を削って擁壁を造るより建物と一体となった地下車庫をお奨めすることが多いですね。
地下は土留が必要なRCになりますし場合によっては地盤改良や止水処置も必要になります。隣地とも関係や車庫の上を木造にするのか全部をRCで造るかにもよってもかわります。条件がいろいろ違うのでそれらがわからない状況で費用を言うのは難しいです。ものすごく大雑把に言って、RC部分は坪100万くらい見ておいてください。 実際には実施設計をきちんとしてから、工務店さんに見積もってもらって確定します。きちんと図面を作ってから同じ資料を使って相見積もりをすると工務店さんによってかなり違ったりします。
地下と車庫で扱いは別になります。地下でも地上でも、車庫は全体の床面積の1/5以内であれば容積に算入しなくて良いです。この場合の全体とは駐車場も含めた面積になります。 また地下玄関や地下室を設けた場合、これらの住宅部分は全体の1/3以内であれば容積に算入しなくて良いです。(車庫の有る無しは無関係)この場合の全体とは、地下室や地下玄関も含めた面積です。地下室は地上(平均地盤面)から1m以下でしたら地上に出ていても地下扱いになります。
上の住宅から位置がずれている部分があったとしても、地上(平均地盤面)より1m以内であれば建ぺい率には含まれません。これは地下室すべてに同じことが言えます。
一定の条件で擁壁を造る場合、宅地造成法という法律にしたがって擁壁を造る申請をしなくてはいけません。家の確認申請は擁壁の申請が通ってからになります。また、擁壁工事はそれなりの金額が必要な割には家そのものの建築とは別の工事になります。 それであれば地下室を作って擁壁代わりにすれば、宅造法の申請も要りませんし地下部分を造る費用は家の費用に含まれます。斜面のある場所に家を建てる場合は、地下車庫に限らず擁壁の代わりに地下室を造ることが多いです。
メリットは地下車庫を造れる事、庭のプライベート性を高められる事、1階でも道路からの目線を気にしないで窓を開け放てる事、2階の眺めがかなり良くなる事、等が挙げられます。 デメリットは、3層になるので階段が増える事となんと言っても工事費がそれなりかかることでしょう。 ↑右側に庭がありますが、道路から上がっているのでプライバシーが保たれます。
擁壁を作らないRCの地下にすることで余計な費用を抑えました。 また、地下に買い物から帰ってきた時の一時ストック用の納戸を造ったりコート掛、荷物入れなどを充実させることで荷物をもった上下の移動を分散できるようにしました。
地下車庫に限らずRC住宅にする場合の注意点です。 躯体を長期間に健全に維持するには、コンクリートの水/セメント比を45%以下にすることが重要と考えます。(昔は60%くらいでも打っていました) コンクリートは水和反応と言って、水とセメントの反応によって固まります。接着剤のように乾いて固まるわけではありません。コンクリートの硬化に必要な水分量は水和反応量+ゲル水で40%と言われます。
それを超えると、使われなかった水分は遊離水となってコンクリート中に留まり、後年にそれを主因としたひび割れをおこし、そこを通った雨水による漏水の原因になります。 しかし、水分が少ないと流動性が悪くなり充填不良をおこします。充填不良はジャンカと呼ばれますが、見た目が悪い以外にもスカスカですからこれもまた漏水の原因です。 水セメント比を落としつつ流動性を上げるには、高性能AE減水剤という添加剤を使うか、流動化剤(コンプラストが有名)を使います。どちらも有効ですが、流動化剤はセメント工場では添加してくれないので(現場添加)セメント工場で添加できる高性能AE減水剤のほうが品質管理はしやすいようです。 こうしたコンクリートを使いさらに表面撥水処理を行うことで打ち放しコンクリートが永く綺麗に保てます。 屋上も通常はひび割れが起こることを前提としてアスファルト防水などしますが、一旦防水が切れるとどこに漏水の原因があるかがわかりにくく補修は大変です。
ひびがおきにくい高強度コンクリート(水密性能も高い)は、基本的に防水がいらず表面に歩行用の補強撥水剤(ザイペックスなどが有名)を塗るだけで大丈夫です。将来的に万が一ひびが入って漏水がおきても、場所が目視できるので対処が簡単です。 こうしたきちんとしたコンクリート設計が重要です。また説明は省きますが、コンクリート打ち込みには数々の注意点があり熟練した職人の技が必要です。そうした技術のある工務店に頼み設計側で監理する事も重要です。
斜面や段差のある敷地は、敷地ごとの個性が大きく内容も千差万別です。こうした敷地の個性を活かしてあげることで良い家ができます。 ハウスメーカーのような画一設計の家は、個性のある敷地に対応できません。お金をかけて擁壁をつくって真っ平らにして建てたり、敷地条件をあまり考慮しないで建てる事になります。 個性的な敷地には、それに対応できる設計事務所のよる家づくりが一番良いと思います。
私は住宅においては「健康」を一つのキーワードとして住宅性能を考えてます。具体的には断熱性能で表のように健康改善の効果が有意で現れています。(添付の表)
ただ、関東以南では戸外の環境も春秋は良いのが日本の気候で、夏冬の厳しい環境の季節はそう長くはありません。四季折々の季節を楽しむ「開ける設計」と断熱性能を高める「閉じる技術」の両方が大事です。 もちろん、住んで気持ちのよい空間や自然な素材を使うという事も重要と思います。自然素材というとフローリングや壁材ばかりが注目されますが、根本的な家の構造材に国産の天然乾燥材の杉やヒノキを使っています。 また、防腐防蟻処理はすぐに効果がなくなる従来の農薬系のものは使わず、効果が半永久的で揮発しない自然素材であるホウ酸を使います。
具体的には子供部屋です。子供部屋は寝室です。寝る場所と勉強する空間は分ける方が良いと思います。寝る場所は広くなくて良いです。 代りに家族の書斎的な空間を設けて、ご家族みんなで使うスペースにします。書斎として閉じられた部屋にすると結果的に子供部屋になってしまって目が届かなくなる可能性も出ますので、リビングからワンクッション離れたコーナー的な空間が良いかもしれません。 音の問題はありますが、人間の脳は集中していれば余計な音はカットする機能がついています。また、家族の気配を感じるというのは勉強している時の孤独感を減らす効果があります。キッチンをオープン型にする奥様のご意見で、料理をしている時の孤独感がそのほうが無いからとおっしゃいますがそれと似ています。 重要なのは、家族がみんなでそこで勉強したり仕事したり調べ物をしたりする姿を見せることです。家族のコミュニケーションが上手に取れることを、空間構成でお手伝いするのが家の設計になります。
水セメント比を45%にした高耐久コンクリートにして長く持つ躯体にしました。屋上もこうすると防水工事が要らなくなり余計な工事やメンテナンスが必要なくなります。また、RCによくある結露や寒さ暑さ対策の為に断熱をがっちりしています。
神奈川県鎌倉市大町に350坪程度の傾斜地を所有しています。この土地を有効活用したいと考えております。あまりコストをかけずに住宅建築など有効活用の提案をお願いしたく。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
敷地が道路より2m以上高い場合、地下車庫にすることで道路からスムーズに地下車庫に入ることができます。また地下車庫と建物を一体化することで雨の日でも地下車庫から濡れずに家の中に入ることができるようになります。エレベーターを設置すれば車いすでも車庫から家の中に楽に移動することができます。 地下車庫についてSADO(サドゥー) 東 正二さんに伺いました。
依頼主から、「前面道路と敷地との高低差が2m以上ある場合、地下ビルトインガレージを検討してほしいとの要望が多い。当然、基準法による地下扱いや容積緩和が適用されるか等を検討しながら進めます。
地下車庫工事費は、その工法によりますが1台分(3m×6m)程度で400万~500ぐらい掛かるのではないかと思います。ただそれは隣接する敷地との離隔距離などによる地下を掘削する状況によってかなり違ってきます。
この家は、2台の大型車を収容するスペースとクローゼット、そして階段とエレベーター等ガレージとしては申し分のないプランになっています。
↑平面図
↑断面図
階段で1階の廊下、エレベーターで1.2階廊下へとアクセスできます。エレベーターを設置したのは、ご主人の母親と将来同居することを考慮してのことです。ガレージから外に出ることなく、あるいは雨がかりにならずに移動できるのは日常においてなにかと便利です。
地下ガレージの設置はその分コストが余計にかかります。前面道路と敷地との高低差が2m程(1.8~2.5m)ある場合が望ましいです。敷地の広さ等はあまり影響しません。間口が狭く(狭いといっても限度がありますが)奥行の長いそして道路との高低差のある敷地等は見た目にも緊張感があって面白いものになるかもしれません。
以前、ハウスメーカーと競合したこともあります。ハウスメーカーの場合、建物以外の構造物になるとコストが非常に高くなります。メンテナンス等の責任保障を考慮されてのことだとは思いますが、それにしても高いような気がします。地下ガレージに限らず住宅全てにおいて求めているものが違います。 ハウスメーカーは当然、住宅ビジネスです。いくらきれいごとをいっても、その利益を追うのが当たり前です。どこかで数字と時間を調整しているのが解ります。 私に限らず建築家のみなさんは、工事金額の大小にかかわらず住居空間の質を高めるのに努力を惜しみません。そして親密にかかわり合うことでお互い信頼し合いよいものが出来るのだと思います。
PRというよりも建築家の仕事の仕方を理解していただくにはどうすればいいかをいつも考えています。ハウスメーカーや設計施工の工務店は設計費を表に出さずに含みながらうまく処理しています。 そこには作業のあいまいさがあります。その不透明さを無くし、中立でありながら室を高めることでみんなの利益になる様バランスさせるのが私共の仕事だと思います。 平坦な敷地もいいですが、傾斜地、変形敷地、狭小地、どれをとってもそれだけで変化を愉しめ、イメージが膨らみます。私はどんな些細なことでも気軽に相談に応じることから始めるようしています。
プランに対してはさほど問題はなかった。ただ、道路に対する敷地の高低差を調整しながら、塀の高さや質感の統一性を調整するため、かなりの時間を要した。
施主がこだわりを持っているだけに、当方もでティールに気を使いました。予算的にも十分になく、まして施工業者が変わったのでコストが必要以上にかかりました。ただ、材料など安く仕入れる関係を知っておられたようで、その面はお任せしたことでデザインに集中できました。
従来ロフトは、最上階の余ったスペースを部屋のように使用していました。しかし、近年、建築基準法が厳しくなり、天井高さ1.4m以下、面積は階の床面席の1/2以下、階段は可動式と厳格になってきました。多くの住宅はこの基準に適合してないことが多いのが実情です。大きなスペースを取る場合は木造3階の申請をしなければなりません。構造計算が厳しく、非常用進入口等、様々の条件があります。日本では敷地に余裕がないので、どうしても最上階の利用が必要です。また、ロフトを吹き抜けと連続させ、空間を快適に出来ます。建築基準法の見直しが必要と思われます。写真の住宅は、3階建ての申請をしました。
天井高さ1.4mに押さえ、子供室から、移動可能な箱階段で上がるようにしました。
一般的にロフトと言われてますが、建築の世界では屋根裏収納と呼びます。ロフトは階数に含めない前提で計画することが多いのですが…この条件として、建築基準法では…①床面積は下階の床面積の1/2未満②天井高さが1.4m以下という条件がまず決められてます。この条件を超えてしまうと階数に算入されてしまうため、階数に含めない前提が主流です。またロフトへの昇降に関しては、行政によってさまざまな解釈があるので、その都度相談をして決めているのが現状です。私も工夫を凝らして考えるので…解釈担当者さんとぶつかることも多いです。ほとんど根気よく話し合いをして現実化してきましたが(笑)…クライアントのためにも(*^_^*)
次にロフトの用途ですが…基本的には収納に限定されます。季節ものとか…普段使わないものを置いておく倉庫的な感覚で使われている方が多いです。今まで多々、ロフトをつくってきましたが…みなさん工夫を凝らして活用しているみたいです。
ここでは何種類かのロフトを掲載しましたが…倉庫的につくったもの・リビングの吹抜を利用して一体化したもの・子供部屋につくったもの…多種多様です。
みなさんも是非参考にしてみてください(^^ゞ
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