併用住宅は一般に、住宅と店舗、事務所、賃貸住宅等の他の業種用途が 一つの建築に複合している形態です。基準法の規制で 注意しなければならないことは、主に防火区画です。防火区画には、 面積区画、竪穴区画、異業種用途区画があり、それぞれ細かく規制 されています。区画には、壁、天井を準耐火、耐火等の構造で区画し、 窓、ドア等を防火・特定防火設備にしなければならない等の 決まりがあります。専門家に相談しなければ、 複雑でわからないと思います。写真は歯科医院+住宅の併用住宅です。1階が歯科医院、2階3階が 住宅、地下が駐車場+機械室(歯科のためのも)で構成しています。歯科医院と住宅はコンクリートで、防火区画をしています。
ウッドデッキ保育室に囲まれたウッドデッキは、南面2階部分の全面開口から光と風を取り入れています。中央に木が植えられた上部には屋根に開口があり、雨が降り注ぎます。
「夏の暑さ、冬の寒さを感じる園舎を」という、普通とは逆のご希望が印象に残りました。
両側を水路に挟まれた細長い敷地いっぱいに建てるため、外壁は鋼板張りとして周囲から遮断し、中央のウッドデッキに向かって開いたプランニングとしました。室内とウッドデッキ側の外壁は真壁造りの漆喰塗りとしています。
外観
ウッドデッキ両側は保育室、正面は遊戯室、2階は職員室等です。
保育室
遊戯室正面両側の斜めの壁には、漆喰に園児たちの手形が押されています。
食堂・機能訓練室2
丸太梁や鴨居を現わして、古民家のような温もりや懐かしさを感じさせる空間を作りました。
食堂・機能訓練室1
外観車寄せから室内まで、屋根付きバリアフリーの通路が繋いでいます。
既存天井を撤去して、屋根勾配なりに天井を上げて丸太梁を露出し、間仕切を撤去して、床、壁の仕上を改修しました。
田舎風の田の字プランの住宅の内部(一部)改修工事です。外観は元のままです。
外観瓦葺きの大屋根、真壁造の柱梁、漆喰壁で構成されたすっきりした外観となっています。
既存建物への増築工事です。外観写真の右手前部分が既存部分です。既存と構造的に縁を切るためにエキスパンションジョイントを設けましたが、屋根の上に突出物を作らないように工夫しました。
1階 応接ホール
2階 ダイニングキッチン
ふくおか経済2月号に掲載されました。現在、福岡市の支援する認定事業者として私たちは保育所、幼稚園の設計およびコンサルティングに力を入れています。
独立した当初は横浜や佐世保の園の創設に携わっていました。昨年は九州の案件が主でしたが、小規模保育所やテナント保育所、幼稚園の改築なども手がけてきました。
このように女性の社会進出をサポートし、子育て支援を事務所として力を入れています。
こどもをコンセプトに活動している中で、老人ホームや医療施設の案件依頼もあり幼児×お年寄り×医療の複合施設の計画がこの度、取り上げられることとなりました。
この記事を受け、さっそくお問い合わせが増え、宮城、沖縄などからもお問い合わせがあり全国的に幼児施設、医療施設のニーズが多いことを実感しています。
こどもは未来の宝です。これからも、社会貢献度の高い、またお役様の満足の高いサービスを提供したいと気持ちの引き締まる思いです。
16年前自邸を28万/坪で半分セルフでつくった。将来同居になるかもしれない両親のこともあり床面積は大きくなった。設計屋の自邸なので実験住宅みたいなものだ。木の家なのだがガラス張りのワンルームみたいな家、エアコン無しの薪ストーブ暖房のみ内壁はプラスターボードのままでまだ漆喰も塗れていない。つくったころ小さかった4人の子供達はもういなくなったが、たまたま同居することになった娘と1歳の孫が走り回っている。最近の外に閉じたデザインハウスを見るとゆとりがなくなり窮屈でびくびく生活させられている現在の日本の姿そのものを感じる。昔のお金はないが希望にみちたおおらかで豊かな生活を家づくりを通して模索している。
予算がなければ自分でするしかりません、電気・大工・水道・ガラスなどいろいろ不足分はセルフビルドになりました。
調剤薬局医院で診療を終えた後に、優しく包むような安らぎの空間でありたいという思いをデザインに施しています。
狭くスペースが限られているため、いかにうまく空間設計を行うか。
シンプルでありながら、カフェのような調剤薬局を提案致しました。優しく包み込むようなゾーニングと色彩計画、及びロゴデザインなどサイン計画に至るまで総合的にプロデュースさせて頂きました。
狭く、限られたスペースの中で、プランニングにちょっとしたアイデアを積み重ねていき、図面で見るのとは違う空間の広がりを持たせるデザインとしました。
とても明るく開放的で居心地のいい、今までにない調剤薬局になりました。思ったよりも広く感じとても明るく笑顔で患者様を迎え入れることが出来ます。
待合ホール
医療コンサル経由で十数案提案されたそうですが、固定観念を脱する案がなく、ご依頼頂きました。クリニックにきて明るい気持ちで笑顔で帰れるような施設にしたいとの要望でした。
動線やデザインにおいて機能美を提案しました。病院ではないような空間にしたい。との思いで病気でなくても来たくなるような地域に根差した医療の在り方を空間のコンセプトに落とし込みご提案させて頂き、ロゴ、名刺まで含めたトータルのデザインをお任せいただけました。
固定概念にとらわれず、病気でなくとも訪れたくなる空間を心掛けました。見かけだけでなく、色彩のトーンが与える効果や壁や床などに抗菌を施すなど機能と美の融合を行いました。
患者様から出てくる言葉がとても明るく、この空間に来るだけで元気になると言っていただいてます。いい意味で病院らしくなく、しかしながら機能性を損なうことのない細部にこだわったデザインで医療従事者からも高い評価を頂きました。地域に根差した医療を提供するという理念を具現化したデザインをしていただき、途中で設計者を変更してお願いしたのですが、正解でした。
風除室
受付
パウダールーム
広いだれでもといれ
コアとなずけたアイストップ空間リカバリー室とゆるくつなぐ
中待合
リカバリー室
診察室
外観、理念の柱で開放性とプライバシーを両立
地域のランドマーク
今回は居酒屋と住宅、事務所と住宅…を例に併用住宅のことをお話してみたいと思います!
①高円寺の家環境の良い住居専用地域に容積緩和を利用した…地下1階、地上2階の併用住宅です。地下は温度差が少ない環境を利用した書庫とし、1階には住居、2階に事務所をつくりました。事務所という用途もあることから一般的な乗用エレベーターで各階を繋ぎました。高齢ということもあり、趣味である野菜づくりをする屋上菜園までエレベーターで行けるように考えました。
②業平の複合ビル1階と2階に居酒屋、3階と4階に住居の併用住宅です。別の場所にテナント店舗として借りていた居酒屋と自分の住み処を一緒にするのが夢だった奥様からのご依頼でした。墨田区という密集地と20坪の狭小地という立地でしたが、専用住宅の延長としてホームエレベーターを採用し、あまりビルっぽくない4階を考えました。
併用住宅は店舗・事務所等の平米数の制限はありますが、レイアウト・導線等を工夫して…平面的だけではなく断面的なつながりも考えながら全体を構成していくと、メリハリのある面白い空間ができます。それが併用住宅の醍醐味でしょうか(^^ゞ
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日曜日の正午前に投稿したところ昼食中に複数の建築士さんからコメントを頂戴し、13時過ぎに通信での打ち合わせを始めることができました。運営者様のご対応が早いことに加え、...