ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

このたび、尾山台に住宅が完成しました。
多摩川へと向かう急な坂道に沿ったひな壇状の敷地に建つ家です。

最上階のリビングからは、隣家の屋根越しに、遠く視界が広がります。
道路沿いの玄関から、4m上の居住スペースまで上る階段は、
折りかえすごとに新たな世界が展開するように工夫しました。

1月12日(月・祝) 13時~17時に、内覧会を開きます。
ご興味がある方は、プライムまでご連絡下さい。
prime-arc.com/98/openhouse/HOR_kengaku_2.html

I-5141、カーポートを自宅に設置したい(神奈川県)

ユーザー KK5141 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

カーポートを自宅に設置したいのですがワイドタイプのため建築確認申請が必要になりました。
カーポートの設置工事と建築確認申請代行を一括で請け負って頂ける業者様はいますか?
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

家づくりのご相談を受けていると、
「音をどう抑えるか」という話題が中心になりがちです。

けれど、実際の暮らしを丁寧に見つめていくと、
本当に守りたいのは“音を消すこと”ではないと感じる場面が多くあります。

それは、家族が日々の生活の中で自然に生み出す、
ささやかな“家族の音”です。

■ 1. 家には、消したくない音がある
キッチンで食器が触れ合う音。
廊下を歩く足音。
リビングから聞こえてくる会話や笑い声。

これらは、防音の観点だけで見ると
「遮りたい音」になるのかもしれません。

しかし、暮らしの中では
安心や気配を伝える大切な音でもあります。

音をすべて遮断してしまうと、
家は静かになりますが、
どこか気配のない、少し寂しい場所にもなってしまいます。

■ 2. 防音は「音を分ける」設計
防音という言葉から、
「完全に音を遮る」ことを想像される方も多いですが、
実際の住まいでは
音を消すのではなく、音を分ける
という考え方が重要になります。

・演奏の音は、必要な範囲でしっかり守る
・生活音は、家族にとって心地よく伝える

この“分け方”がうまくいくと、
家の中に無理な緊張感が生まれません。

■ 3. 家族の距離感は、音で決まる
家族の関係は、目に見える距離だけでなく、
音の距離感によっても形づくられています。

・声をかけなくても、気配がわかる
・音で「今、集中している」と察する
・静かな時間を自然に共有できる

こうした感覚は、
間取りや壁の厚み、扉の配置など、
建築的な工夫によって支えられています。

防音室を考えるときも、
「どれくらい音を遮るか」だけでなく、
どこまで音をつなぐかを一緒に考えることが大切です。

■ 4. 音楽の音も、家族の音のひとつ
楽器の音は、ときに大きく、ときに繊細です。
だからこそ、家族の生活音とぶつかりやすい。

しかし、視点を変えると、
演奏の音もまた
家族が生み出す“家族の音”のひとつです。

無理に遠ざけるのではなく、
適切な場所と時間を用意することで、
音楽は家の中で自然な居場所を持つようになります。

■ 5. 最後に
家づくりとは、静けさをつくることでも、
音を閉じ込めることでもありません。

家族の音が、心地よく共存できる環境を整えること。

演奏の音も、生活の音も、
どちらかを犠牲にするのではなく、
どちらも大切にできる設計。

そんな視点で住まいを考えていくと、
防音室は単なる機能空間ではなく、
家族の暮らしを守る装置へと変わっていきます。

“家族の音”を守ること。
それは、家族そのものを守ることなのかもしれません。

お子さまの音楽と家族の暮らし、まとめて考える家づくり。
防音室を“つくる”だけじゃない。
音楽のプロと建築のプロが一緒だからできる、新しい住まいの形。

\ 詳しくは公式ガイドブックへ /
無料で読めるPDF「奏響の家ガイドブック」提供中
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お子さまの“音”と家族の“暮らし”を、ひとつにデザインしてみませんか?

ナイトウタカシ建築設計事務所の全プロジェクト一覧
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ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

玄関を「過ごす場所」として考えると、

暮らしはここまで変わります。

家づくりやリフォームを考え始めると、
多くの方がまず気になるのは、

LDKの広さやキッチン、

収納量ではないでしょうか。

もちろん、

それらはとても大切です。

けれど、意外と見落とされがちで、
暮らしの質に大きな

影響を与える場所があります。

それが「玄関」です。

玄関は、
靴を脱ぎ履きするだけの場所。

そう思われることが多いのですが、
実は一日の始まりと終わりに必ず通る、
とても重要な空間でもあります。

玄関は、外と内を切り替える

大切な場所

仕事や学校、買い物など、
私たちは毎日たくさんの

情報や刺激にさらされています。

玄関は、
その外の世界と、

家の中の暮らしを切り替える
心のクッションのような役割を持っています。

もし、玄関を
慌ただしく通り過ぎる場所ではなく、
少し立ち止まれる

「過ごす場所」として整えたとしたら。

帰宅した瞬間の気持ちや、
家の中で過ごす時間の質は、
驚くほど変わってきます。

玄関に「座れる場所」があるということ

玄関を過ごす場所として考えるうえで、
とても大切なのが「座れる場所」です。

靴を履くときに腰を下ろす。
買い物袋をいったん置く。
お子さんを待ちながら一息つく。

風景を眺めてゆったり一息つく。

こうした何気ない行動が、
玄関を「通過点」から

「居場所」へと変えてくれます。

特に、
ご高齢のご家族が

いらっしゃるご家庭や、
将来を見据えた住まいを

考える方にとって、
玄関に座れる場所があることは、

大きな安心につながります。

収納は「多さ」より「整い」が大切です

玄関は意外と、

物が集まりやすい場所です。

靴、傘、鍵、
お子さんの外遊び道具、

ペット用品など。

これらが見えているだけで、
玄関は雑然とした印象に

なってしまいます。

収納付きのベンチや、
収納スペース、

使う場所に合わせた収納計画を考えることで、
視界が整い、

気持ちも落ち着く玄関になります。

収納は、
「たくさんしまえること」よりも、
「使いやすく、見えないこと」が

大切だと考えています。

玄関とLDKをつなげるという

間取りの考え方

最近は、
玄関とLDKをゆるやかにつなげる

間取りの考え方も

受け入れられるようになりました。

完全に仕切るのではなく、
ガラス建具や視線の抜けを使って、
空間同士をやさしくつなぐ。

昔の縁側や、通り土間のように。

そうすることで、
玄関にも光が届き、
家全体が広く感じられるようになります。

奈良県のように、
自然や景色に恵まれた地域では、
玄関から庭や

外の風景が感じられる設計も、

とても相性が良いと

考えています。

風景を取り込む玄関は、

暮らしの記憶になります

玄関から見える景色は、
毎日の中で自然と目に入ります。

朝のやわらかな光。
雨の日の庭の様子。
夕暮れ時の陰影。

それらを日々眺めることで、
気持ちが整い、
暮らしにリズムが生まれます。

玄関に風景を取り込むという考え方は、
見た目の美しさだけでなく、
心地よく暮らすための工夫でもあります。

面積よりも「体験」を

大切にした間取りへ・・・・・。

家づくりというと、
「何帖の玄関」「何帖のLDK」といった
面積の話になりがちです。

けれど、

実際に暮らし始めてから大切になるのは、
その空間でどんな時間を過ごせるか、

という点です。

・立ち止まれるか
・落ち着けるか
・自然と片付くか

こうした体験の積み重ねが、
「この家にしてよかった」という

実感につながっていきます。

玄関を整えることも、

暮らし全体を整えること

玄関は、家の顔であり、
暮らしの入口です。

そこを少し丁寧に考えるだけで、
日常は静かに、

でも確実に変わっていきます。

新築を検討されている方も、
間取りに悩んでいる方も、
リフォームを考えている方も。

一度、
玄関を過ごす場所として考える

という視点で、
ご自身の住まいを

見直してみてはいかがでしょうか。

奈良で家づくりを考える方へ

やまぐち建築設計室では、
奈良県の風土や

暮らし方に寄り添いながら、
住まい全体を丁寧に設計しています。

玄関・間取り・収納・リフォームについて、
「何から相談すればいいかわからない」

という方も、
どうぞお気軽にご相談ください。

このブログが、
家づくりを考えるうえでの
ひとつのヒントになれば幸いです。

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

■ いつからか、家の中ですれ違っていた
「仲が悪いわけじゃないんです。
でも、会話は減っていました。」

50代のご夫婦から、こんな言葉をよく聞きます。

子育てが終わり、
夫婦二人の生活に戻ったはずなのに、
なぜか一緒にいる時間が噛み合わない。

リビングにいても、それぞれ別のことをしている
家の中で、無意識に距離を取っている
話しかけるタイミングがわからない

原因は、気持ちではなく、
“暮らしの舞台”が変わっていなかったことでした。

■ 子育て時代の間取りのままだった
このご夫婦の家は、築25年。

子ども中心に設計された間取りは、
当時はとても合理的でした。

でも今は、
子ども部屋は使われず
夫婦の居場所が定まらない
キッチンも洗面も、一人で使うには無駄に広い

「二人で暮らす家」になっていないことで、
自然と生活リズムも、気持ちも、ズレていたのです。

■ リフォームのきっかけは「会話の減少」
最初の相談内容は、
「水回りが古くなってきたから」でした。

でも話を重ねるうちに、
本当のきっかけは別にあることが見えてきます。

・家で一緒に過ごす時間が減った
・リビングが落ち着かない
・それぞれ自室にこもりがち

これは設備の問題ではなく、
空間が“今の関係性”に合っていないサインでした。

■ 家を変えたら、自然と会話が増えた
リフォームでは、
夫婦それぞれの「一人の時間」と、
二人で過ごす「共有の時間」を
無理なく両立できる間取りに整えました。

・キッチンからリビングが見渡せる配置
・並んで座れるダイニング
・リビングの一角に、気配を感じられる居場所

特別な仕掛けではありません。

でも暮らし始めると、
不思議な変化が起こりました。

「お茶飲む?」
「今日どうだった?」

そんな一言が、自然に生まれるようになったのです。

■ 家は、夫婦関係を“映す鏡”
リフォーム後、奥さまがこう話してくれました。

「家を直したというより、
これからの二人の関係を整えた感じがします。」

家は、ただ住む場所ではありません。

どこに座るか
どこを通るか
どこで顔を合わせるか

その積み重ねが、
夫婦の距離感を静かに形づくっています。

■ 夫婦関係を変えたのは、話し合いの時間
今回のリフォームで一番大きかったのは、
間取りよりも、対話の時間でした。

・お互い、何がストレスだったのか
・どんな時間を大切にしたいのか
・一人になりたい瞬間はいつか

こうした話を、
“家づくり”というテーマがあるからこそ、
素直に言葉にできたのです。

■ 50代のリフォームは、関係を整えるチャンス
若い頃は、忙しさで見過ごしていたことも、
50代になると、きちんと向き合えるようになります。

リフォームは、
壁や床を直すだけのものではありません。

これからの夫婦関係を、もう一度デザインする機会。

家が変わると、
暮らしが変わり、
関係も、少しずつやさしく変わっていきます。

家は「過去の記憶」を守る場所であり、 これからの「人生の舞台」にもなります。そろそろ、自分たちのための家に“暮らし替え”しませんか?

ナイトウタカシ建築設計事務所では、 50代・60代のご夫婦が安心して次の暮らしを描けるよう、 「建て替え or リノベーション」判断をサポートしています。

▶ 詳しくはこちら → 暮らし替え相談ページへ

建てる前に、“どう暮らしたいか”を一緒に整理する。
そんな家づくりを、大切にしています。

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