東京都町田市内の閑静な住宅地内の専用住宅の建て替えです。条件としては、東側が前面道路の奥行きのある敷地での都市型住宅タイプ。建物の外観はボックスと片流れと組み合せたものでモダンでシンプル。内部はLDKに吹抜けをとり空間的なボリュームをとり、デッキテラスに対して開いています。
大手ゼネコンに関わって設計を営んでおられる建主様ですが、同じ設計でも構造や用途が違いましたので、設計のプロとしてデザイン・機能を詳細に渡り求められていました。それも答える形で設計を進める事が出来ました。
大手ゼネコンに関わっておられる設計者でもある建主様のプロとしてのご要望を形にして提案する事が出来ました。
デッキテラスは外に対しては閉じてプライバシーを確保しています。インテリアは白を基調として自然素材の木と珪藻土壁のコントラストを生かしたイメージ。壁通気工法、屋根通気工法、高耐久、高耐震仕様、ボード気密工法、次世代型高断熱仕様を採用。
軽井沢の駅前に作られた小規模ホテルです。軽井沢は一般的には擬洋風の別荘地と思われがちですが、本来このあたり一帯は旧中仙道沿いの宿場町が点在し、その名残が各所に残っています。シティ型ホテルですが、歴史的な雰囲気を多少なりとも含ませたつもりです。サンクンガーデンを囲むコの字型プランに空中歩廊が架かっています。
・高い収益率・人を惹き付ける魅力(集客力)・ホテルらしさと意外性・とんがり過ぎないこと・維持管理運営がし易いこと
以前から作風を知っていただき、信頼を得ておりました。
レストランと前面道路との間にサンクンガーデンを設けることにより、落ち着きとプライバシーを保ちながら、つい立ち寄ってみたくなるような適度な開放性を生むことができたと思います。空中歩廊は結界を作る役割と避難通路としての役割の両方を担っています。
小規模ながらうまくまとまっていたので、お褒めの言葉をいただきました。やり手の社長様でしたので、その後どんどん拡大して行き、現在では隣地に増築されているようです。外装には一部木材を使用しています。内装及び設備等は数年ごとに改装できるように配慮しており、クライアントの経営・管理・運営の方針に沿っています。
レストラン。左側にサンクンガーデンを望む。
■カラーコンプラストコンクリートのご紹介■
世界最高の減水剤を使ったコンプラストコンクリートと無機顔料を練り込んだカラーコンクリートが融合しました!日本ではあまり見られないカラーコンプラストコンクリートをご紹介します!
昼…夜…晴れた日…雨の日…朝日…夕日…明るい場所…暗い場所…
場所・状況によりそれぞれ違う表情を見せる多彩なカラーコンプラストコンクリート!大島功市…自ら現場で身に付けたノウハウを投入します!ご興味のある方はお問い合わせ下さい→ohkokk@yahoo.co.jp/tel.fax:042-326-2233
埼玉県川越市の分譲地を購入されたOさんから住宅設計の依頼を頂きました.家族構成はOさん夫妻と3歳の娘さんの3人です.敷地は約45坪,北・東・南の三方を住宅で囲まれ,西側は道路を挟んで4階建てマンションが建っています.Oさんからの要望は,隣家が敷地境界線まで迫っているため,家族のプライバシーを確保しつつ,家の中が暗く窮屈にならないよう工夫して欲しいとのこと,また,出来る限り収納スペースを多く作ってほしいということでした.南側に隣家が迫っているため,リビングの天井高さを3,400mmとし,南面の開口を大きく設けることで,採光を十分確保できるよう設計しました.また,リビングの天井の一部に光が透過する部分を設け,2階ホールの光が1階リビングにも注がれるように工夫しました.1階ダイニング・キッチンの床レベルをリビングより1,000mm上げ,スキップフロアにすることにより採光確保と大容量の床下収納を実現しました.このスキップフロアが立体的な視野の連続性を生み,躍動感のある豊かな空間となりました.2階は,中央にライブラリとホールのパブリックな空間を配し,その東西にプライベートな主寝室・子供室を配置しました.ライブラリとホールの天井高さも3,400mmとし,帯状に連続するハイサイドライトを設けることで,プライバシーを確保しつつ,空から光が降り注ぐ明るい空間を作り出すことが出来ました.床・天井のレベル操作と開口部の設定で,Oさんの要望を満たした明るい住宅を実現することが出来ました.
2階部分をキャンティレバー構造で持ち出すことで,その軒下をポーチから玄関へのアプローチとして利用しました.西面に唯一の開口部は,玄関へ光を差込みます.玄関は普遍的な2,400mmの天井高とし,外部から玄関の土間を抜けて,高天井の明るいリビングへと続く緩衝空間ともなるように設計しました.玄関扉はポーチから天井までの高さ2,550mmとし,加工性・耐久性に優れるベイマツを用いることで,玄関にふさわしい重厚感と木の温もりを感じさせるシンプルな扉に仕上げました.
リビング・ダイニングを望む.奥のダイニングをスキップフロアとし,手前のリビングと立体的に分離していますが,一体のリビング・ダイニングとして連続性を感じれるような空間を計画しました.リビングはダイニングのスキップフロアにより,天井高3,400mmの高天井の空間となり,南面に大きく開口を設けることで,光がリビングに注ぎ込むように設計しました.また,スキップフロアにより生まれたダイニングの床下空間は,床下収納として使用できます.
リビングの天井の一部には,40mmのFRPグレーチングとポリカーボネートを重ね合わせて,光が透過する部分を設け,2階の光が1階リビングへ降り注ぐようにしました.FRPグレーチングとポリカーボネートを透過することで,光は淡く変化し,リビングを演出します.床は無垢のパイン材とし,自然塗料である蜜蝋ワックス仕上げとしたことで,パイン材本来の柔らかさ・温かみを生かすようにしました.床のパイン材は,リビングからダイニングへの立ち上がる壁部分にも張り伸ばし,スキップフロアをより連続した空間に感じられるように仕上げました.
ダイニングからスチール階段を望む
ダイニング側からリビングを望む.スチール階段の手摺及び手摺子の形状は丸棒とし,リビングからダイニングを介して2階へと,適度な曲線を設けて柔らかく連続的に繋げます.手摺及び手摺子は,互いを部分的に支え合い,階段の振動防止としても機能しています.また,ダイニングからリビングへの転落防止用の手摺も同様に,意匠を踏襲して仕上げました.
階段を上がりながら天井を望む.2階ホールの天井は木目を生かした羽目板とし,ハイサイドライトから入り込む光も相まって,柔らかい雰囲気をつくりだします.
2階のホールの床には,一部にFRPグレーチングとポリカーボネートを採用しています.適度な透明感のあるFRPグレーチングとポリカーボネートは,1階リビングへ光を落とすだけでなく,上下の階でお互いに,家族の気配や雰囲気を伝えます.
2階のホール及びライブラリコーナー,そして全方位360度を囲むようにハイサイドライトを設けています.天井を持ち上げる様にハイサイドライトを設計することで,天井高は3,400mmとなりました.リビングと同様に高天井によって空間に広がりを与え,ハイサイドライトから適度な光量が,壁や天井を反射しながら入り込み,季節や時間ごとに変化が楽しめる魅力的な空間となりました.天井を囲むハイサイドライトは,空の色や雲の動きを感じるといった今まで体験したことの無い自然との付き合いも与えてくれます.また,ハイサイドライトの高さは,周辺の環境の状況に合わせて調整し,プライバシーを守りながら窓から切り取られた景色が楽しめるように設計しました.
スキップフロアとすることで生まれたダイニング・キッチンの床下収納は,天井等に余計な仕上げはせず,最大限の収納量が確保できるように配慮してあります.床は基礎断熱の保護も併せて合板で仕上げました.また,給排水の配管経路としても機能し,将来的なメンテナンス性に考慮した結果となりました.
建物夕景
単身者から若いファミリー層をターゲットに計画した戸建賃貸住宅です.賃貸住宅にありがちな仕上げ,貧弱な設備とは一線を画し,従来の賃貸型式にない賃貸住宅に仕上がりました.
通常の賃貸住宅とは異なる注文住宅仕様となっているため,引渡し時より,モデル撮影用の写真スタジオとして使用されております.
建物外観
キッチンよりロフト方向を望む キッチンはシンプルなオーダーキッチン
ダイニング方向からの眺め
木質のテクスチャーにこだわった室内仕上げ
ガラス張りの浴室 一体感が出て実際より広く感じます
シンプルな1F寝室
ロフトからキッチンを見下ろす
エントランス付近にある階段上り口
建物の夕景
下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。 建築家依頼サービスを利用して建築家と面談した後、お客様の声を投稿した方にもれなく書籍「笑って! 古民家再生 失敗したけど、どうにかなった! ?」をプレゼントいたします。 賞品:書籍「笑って! 古民家再生 失敗したけど、どうにかなった! ?」 賞品紹介:失敗に失敗を重ね、ついに理想の住まいを作り上げるまでの、失敗に学ぶ古民家再生術!! 知識ゼロから、失敗を重ねて、驚きの快適空間を実現した!かつてない、抱腹絶倒、笑える! リフォームドキュメンタリー!! 世界の居候「人力社」コンビが、なぜか突然挑んだのは、古民家の全面改修。『田舎暮らしの本』(宝島社)の大好評連載の単行本化。セルフリフォーム、セルフビルド、DIY愛好者必読!?の反面教師本。
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。 2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。 3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。 投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。 4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
開催期間:2014年11月06日~2014年11月12日 賞品:書籍「笑って! 古民家再生 失敗したけど、どうにかなった! ?」 賞品のお届け:郵送でお届けします。
新築の住宅を検討中で旭川市内に土地を持っています。土地は65坪程度で、住宅は40坪前後を考えています。来年の冬までに完成させたいと考え、大手ホームメーカーの話も聞きましたが、予算の都合もあり、現在は地元の工務店数社に間取りや見積もり依頼をしているところです。ある程度、方向性や要望が決定してきており、ある工務店で、建築士に依頼した方が安くなるのではないかとのご指摘を受けたこともあり、当サービスに申し込みました。各ホームメーカーや工務店の良い部分を集めたような住宅にしたいと考えています。特に断熱と省エネルギー、耐久性など住宅の性能にはこだわっていますが、費用対効果を考えて決めたいです。具体的には、屋根は片流れで全面を太陽光パネルとします。断熱や省エネルギー設備を使用し、ネットゼロエネルギーハウスにします。予算は住宅2,200万円+太陽光600万円程度ですが、イニシャルコストが上がってもランニングコストが抑えられるものなどがあれば、導入したいと考えておりますので、宜しくお願い致します。
漆喰とは古くから塗り壁材として使われている建材です。湿気を吸ったり、吐いたりする調湿性です。調湿効果により日本の夏の湿度の高い気候でも湿気を取り込み、冬の乾燥時期には湿気を放出して、四季を通じて室内環境を快適に保ってくれます。 漆喰についてフィールドネット一級建築士事務所 山中文彦さんに伺いました。
私が木造住宅の設計、研究、開発を始めた1980年代の関東圏は、木造住宅といえば洋風大壁住宅で、木材は輸入木材で、ビニールクロスや塗装の内装仕上げがほとんどといった状況でした。 日本の伝統的な住宅とは似て非なる家が増え、ビニールクロスや新建材からの揮発性有機化合物によるシックハウス症候群が社会問題となり始めていました。 在来工法による新しい木の家をどのように造るかを、トータルシステムで研究していく中で、民家のように国産材の木組みを見せて耐久性を高めること、柱が見える真壁(しんかべ)工法により木材の表情を生かすこと、壁の仕上げは自然素材の木材、和紙漆喰を採用して家全体が呼吸する快適な空間とすることなどを基本としました。 特に、漆喰はその当時は住宅では珍しかったと思います。
メリットは、湿気を吸ったり、吐いたりする調湿性です。調湿効果により日本の夏の湿度の高い気候でも湿気を取り込み、冬の乾燥時期には湿気を放出して、四季を通じて室内環境を快適に保ってくれます。 また、臭いも吸着し、室内の結露を防ぐことが出来ます。新建材に多く含まれる揮発性有機化合物も含まれず、原材料の消石灰はアルカリ性のため、カビや菌類の発生を抑制する効果も期待できます。 もともと、石灰石ですから不燃材料で、キッチンなどに火気使用室にも使えます。もともとは白い色が基本でしたが、最近は柔らかい色がついたものや、現場で顔料を混ぜて色調整も出来ますので、インテリア的にもバリエーションが増えました。 あえてデメッリといえば、施工価格が高いため、イニシャルコストがかかることです。しかし、メンテナンスコストがほぼかからないので、長い目で見ると安くなります。 また、他の施工工事と一緒に仕事が出来ないことなどから施工に時間がかかるため、工期が取れない現場では採用が難しいことが上げられます。 商品としては、一口に漆喰といっても様々なメーカーがあり、メーカーによっては期待する調湿機能が発揮できていないものがあります。そうした製品の性能表示がされていないことが、施主さんにとってどれがいいのか分かり難いということが課題です。
まず、手垢などの汚れですが、固く絞った雑巾で拭いた後、消しゴムで擦るとほとんどが取れます。どうしても取れない場合は、目の細かいサンドペーパー(#440番程度)で優しく擦り取って下さい。 また、油汚れなどは、中性洗剤を薄めたキッチン用スポンジで擦り、その後雑巾で拭き取るときれいになります。 傷や割れが生じた場合は、あらかじめ窪んだところを水で湿らせて、水で粘土のように練った漆喰をヘラや定規で塗り込み、固まったらカッターやヘラ、サンドペーパーなどで平滑になるように擦るとほとんど気がつかない程度に補修できます。色がついたものもありますので、工事のときに使った漆喰の粉を、左官屋さんから少しだけ頂いておくことがいいでしょう。
伝統的民家や土蔵のような土壁の下地は、現代では予算や断熱性の確保などから難しくなってきています。 壁の下地として、柱の間に一回り小さい部材の間柱(まばしら)という縦の木材を建てた上から、横方向にさらに小さい部材の胴縁(どうぶち)を留めて、その上から石膏ボードや石膏ラスボードを張って下地とすることが多いです。漆喰の下には石膏系下塗り材を塗って、乾いた後に漆喰を塗ります。 最近は、コストダウンと工期短縮から、石膏ボード(厚さ12.5ミリ)の上から、約3ミリほどの下塗り材を塗り、その上から仕上げる方法なども増えてきています。
一番肝心なのは大工さんの作る木材下地です。特に柱や下地木材が十分に乾燥していないと、施工後の木材乾燥収縮により漆喰に割れを発生させます。下地木材の間隔や大きさ、釘留めなどの強度にも注意が必要です。また、石膏ボードの下地のジョイント部分は、必ずパテ処理とグラスファイバーなどのメッシュテープを張る必要があります。
よく工務店や設計事務所のフランチャイズですかということを聞かれますが、そうではありません。 設計をクライアントのために一生懸命行うことは当然ですが、実際に木の家を造るのは、木材を生産する産地、製材、乾燥する製材所、それらを加工する大工、仕上げを行う左官屋、屋根工事職人などの、約20職種以上にも及ぶ職人、技術者、生産者です。そうした木の家の材料の生産・流通、施工の細部にわたって、品質に責任を持つことが設計監理者にとって、設計とともに重要になります。 そのために、木材産地や建材産地などに直接赴き、木材生産や製品の特徴、品質を確認し、また優秀な技能を持つ大工などの職人と直接にコンタクトを取ることを、設計とともに行って来ました。そうした優良な素材と優秀な職人のネットワークを生かして、少しでも良い家を造ろうとしたのが木の家づくりネットワークです。
確かに、今でも良い家が設計事務所と工務店の共同作業によって作られていますので可能です。ただ、そのような家づくりの方法は、明治以降の近代建築の移入によって作られた大きな建築の造り方を木の家に持ち込んだ、クールな、歴史の浅い方法です。 それ以前は、施主さんと大工さん、屋根やさんなどの気心知れた職人仲間、地域コミュニティのかなで、すべてをシェアしながら造られて来た長い歴史があります。その造り方そのままでは通用しませんが、設計士、建築家がコーディネートしながら、一昔前のように、施主と優秀な技能を持った職人たちが相互に信頼関係を持って、気持ちを一つにして共に造っていくことが出来れば、心のこもった、品質の高い家づくりが出来るのではないでしょうか。 また、現場での職人さんとのふれあいや木材産地訪問など、施主さんご家族のエピソード豊かな物語が生まれ、みんなで造ったと言う達成感もあって、自然に家を大切にして、入居後のお手入れやメンテナンスにも気持ちがこもります。
設計事務所の見積査定業務は設計内容と共にとても重要な業務です。単に複数の工務店の見積を比較したり、予算に合わせるために値引きを要求することではなく、その価格が設計内容と比べて適正かどうかの判定が出来なくてはなりません。職人や木材、建材生産者と打ち合わせしていく中で、本当の工事原価が確認できます。そうした適正な工事原価と品質、施工内容を施主さんとシェアしながら、相互信頼の元に工事が出来ることが、安心して家を造ることの基本となります。
道路側の庭の南側から、家の周りをぐるっと回るように庭のゾーンを設定しました。道路に沿って家をセットバックさせて、庭を確保し、徐々に雁行するプランニングとしました。庭のゾーン設定から家のゾーンを決めると言う手法ですが、敷地に余裕がありましたので
正倉院のような校倉工法をイメージしながら、朽ち果てても自然に還る木の家の造り方を新・あぜくらの家と呼んで、5棟設計監理してきました。それらの成果を生かして、南西向きの変形敷地でも、プランニングに柔軟に対応して成立させることができました。
クライアントご家族にとっての和み軒の家とはどんなものかと、土地を見ながら考えました。旗竿敷地は道路に面している部分が小さく、奥に入っているために、車の通行、喧騒から離れ静かな環境という良さがあります。
主寝室、個室、ご主人の仕事場をプライバシーを保ちながら、家族の一体感を得られるように、2階のプランは階段ホールを中央に置き、その上部に屋根を突き出した越屋根を設けることで、光と風を取り込みました。
敷地の中のどこに、どの方位で、木の家を最適に配置するかは最後まで、お施主さんと現場で確認を重ねました。
私が小さな頃は、ハロウィンなんて外国のお祭りだと思っていたのに、先週は小さな魔女やらおばけを家の近くでもたくさん目にした。ちいさな娘も、デビルに扮しておよばれをした。まあまだ、かーさんたちの楽しみに過ぎないけれども。。 ◇ ◇ ◇ さて、今回の建ものは「趣味で彩るギャラリーハウス」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/33ここで暮らしたら何が起こるか。とにかく、一度、住んでみたい。身を置いてみたい。 ◇ ◇ ◇ 広々とした吹き抜けの居間・食堂を取り囲むように個室となる4つの箱が配されている。4つの箱は、シルバニアファミリーのお家みたいに内側の壁がなくて、居間・食堂からすっかり見渡せる。舞台を見ているよう?ショーウィンドウをみているよう? 愛すべき雑貨やお道具、洋服は、いつでも目に触れるように陳列され、出番を待つ間も目を楽しませてくれる。そして、何よりここに暮らす家族だって、ディスプレイであり、役者でなのだ。そのことが、本当に新鮮で楽しい。 すべて丸見えが恥ずかしい?プライバシーだって必要?そんなこともあるかもしれないけれど、そんなことよりもずっと大きな楽しさがあると思う。でもそれは、住んでみなくちゃきっと分からない、身を置いてみなくちゃ分からないと思う。どんな感覚を建ものから受けるのか、どんな暮らしを作り上げることができるのか。私は知りたくてたまらなくなった。 ◇ ◇ ◇ お家に人を招くのは好きだけれど、書棚にどんな本が並んでいるのかじっくり見られるのが、以前はひどく恥ずかしかった。勉強していることの本とか、エクササイズの本とか、お料理の本がやけにいろいろあることとか。そういうことは、ちょっと隠しておきたいような気がした。時に、家族にすら。でも最近は、恥ずかしいと思わないようにしている。見られて恥ずかしいことなんて、してもしかたないような気がしたから。自分が選んだものに、もっと自信をもったらいいと思ったから。隠しておくなんてしなくていいと、なんとなく思えるようになってきた。どんなに隠したって、自分だもの。今の私なら、この建ものに楽しんで住めると思う。 ◇ ◇ ◇ 自分たちが選んだものがどんどん積み重なって、自分達の世界ができていく。このお家のように、その世界がぱあっと見渡せたら、来る人に見てもらえたら、どんなにか楽しいだろうと思う。自分たちが選んだ、手に入れたひとつひとつが、すごく意味のあるものに思えるだろう。どこに、どんなふうに腰掛けて一日を過ごすか、どう過ごすと素敵に見えるか、そんなことを考えて過ごしたら、すごく豊かな毎日になると思う。 この建ものは、なんだか、すごい。
南側から見た外観。コンクリートの壁と大きな木戸が特徴的です。
外部の雑踏を避け、静かな空間を作りたいという要望に応えるべく、コンクリートの箱のような住宅を提案しました。外部からは中の様子は全く分かりませんが、住宅の中はLDKの大空間に中庭から明るい日が入る気持ちの良い空間が広がっています。
『外の様子が気にならず快適に過ごせます。外から見たデザインもモニュメントみたいで良いですね。』という感想を頂きました。
木戸を開けた玄関ポーチから空を見る。ガラスの向こうは外からは見られることが無い物干しバルコニー。
リビングからキッチン側を見る。
大きな吹抜のあるリビング。窓からは明るい中庭が見えます。
中庭を見下ろす。木の周りは腰かけられるようになっています。
3方向に低いスリットの開口を開けた和室。宙に浮いたような壁を演出しています。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
現在契約を検討している物件がありましてご相談の掲載をさせて頂きました。2日後に地元の建築家さんからご連絡を頂きました。物件を見ながら素人目では分からない部分を大変親身に、...
日曜日の正午前に投稿したところ昼食中に複数の建築士さんからコメントを頂戴し、13時過ぎに通信での打ち合わせを始めることができました。運営者様のご対応が早いことに加え、...
ご紹介ありがとうございました。2件ほどお返事を頂いております。個別にリフォームの御相談をさせて頂きます。ありがとうございました。