ナナメの家

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
約30坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

グレーの外壁を削り取り、木と塗壁の素材を組み合わせました。
エントランスは、白塗壁の明るさの中に柿渋塗の木がやわらかな印象を作り出しています。
少し凹ませていることで、白い塗壁も汚れにくく、メンテナンスへの配慮もしています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

オープンな間取りの狭く感じないすまいとしたい。
好きなアンティークランプやステンドグラス、アンティークドアやロートアイアンを建物の中に採り込みたい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

街中の建物が建てこむ環境の中で、陽射しを取り込むため、建物をナナメにカットして庭を確保しました。
高天井にハイサイドライトを設置して、リビングへ陽射しを取り込み、1階でも明るい空間を実現しました。
建材には自然素材を採用しました。

その他の画像: 

間仕切りのないオープンな間取りですが、
高天井の空間、3連壁の間にカウンターをしつらえた書斎コーナーなどにより、空間のヨリドコロが出来上がりました。
壁で仕切るのではなく、空間のしつらえ方で、人の落ち着く居場所をつくり上げました。

吉野杉の家

●設計事例の所在地: 
埼玉県
●面積(坪): 
約22坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

キッチン、リビング、寝室、個室に分かれていたスペースを、オープンな間取りに変更。
ブラインドや引戸を採用したことで、仕切って個室にすることもオープンな一体的な空間にすることも出来ます。
床材はやわらかく足に優しい厚さ30ミリの吉野杉。キッチンに採用したグリーンのタイルと木の組合せでビンテージモダンな落ち着きある空間になりました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

子供さんが元気に走り回っても、下階や近隣へ影響が出にくいようにしっかり遮音性能を確保すること。
マンションの場合、特に廊下や水廻りは薄暗く空気が籠もりがち。それがないように、家中に光と風が通りぬけるようにしたい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

マンションのスケルトンリフォーム。間仕切壁、仕上、設備すべてを取り払い、躯体の状態まで解体して、一から理想の住まいを造りあげたリフォームです。
オープンな間取り、光と風が通り抜けるように、仕上材料も吟味して、断熱・遮音性能の向上、収納計画を立てながら家具は全てつくり付け。諦めずに、こだわりながら理想のすまいをつくっていきました。

その他の画像: 

間取りを造りなおす上で大切にしたことは、風と光が通り抜ける家であること。
オープンな間取りとし、様々な建具の工夫を採り入れて実現していきました。
間仕切りである引戸を開けると、家中にきもちよく風と光が通り抜けます。

家具・収納は基本的に造りつけとし、設計から行いました。
収納のポイントは、必要な場所に必要な収納があること。
そして収納品の使用頻度に合わせて優先順位をつけ、使いやすく取り出せること。
住まい方を考えながら、無駄なく収納計画を立てられるのもスケルトンリフォームならではです。

衣類の収納。
引出し、可動棚、ハンガーパイプ(左側扉の中はハンガーパイプです)を備えて、たっぷり収納できます。

マンションの水廻りや廊下には窓が取れないことが多く、閉鎖的で空気や光を感じられないスペースになりがちです。
吉野杉の家では、快適なきもちよい水廻りや玄関・廊下をつくることも目標にしました。
自然光を取り込むために、大きめのガラス戸、欄間にもガラス戸を採用。
空気の流れを調節できる様に、引戸、欄間戸、ガラリ戸の組合せを採用。

キッチン背面は、収納式のカウンターになっています。
調理をしながらキッチンの中にいても、おしゃべりしながら宿題を見てあげられる。
大切なコミュニケーションの場にもなる、宿題カウンターです。

阿佐ヶ谷のグループホーム

●設計事例の所在地: 
東京都杉並区
●面積(坪): 
50坪(165㎡)
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建築外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

杉並区阿佐ヶ谷におけるグループホームです。 間口が狭く奥行きのある敷地に、法的に必要な窓先空地を確保し、残余の部分において高齢者に配慮したシンプルな空間構成としました。居室・リビング等の居住スペース部分とエレベーター・階段など避難導線部分の2つのボリュームから構成されています。

その他の画像: 

外観夜景

リビング・ダイニング

鳴海の平屋

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市
●面積(坪): 
約26坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

格子扉を開閉可能とし、防犯・通風・プライバシーの効果を持たせています。
また、格子扉の内側にデッキを設けることにより、より内部の空間を広く感じられるようになっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

将来的に敷地の南側に道路が出来る事が判っているので、外と内との関係性を模索されていました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

当初は、ハウスメーカーや工務店に提案を受けられていたのですがプランに納得できず、設計事務所の提案に満足いただけたという流れです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご夫婦による、おふたりさまの住まいです。
ひとつのワンルームのような空間の中に、気兼ねなく過ごせるような居場所を点在させています。
格子扉を開ければ大きなデッキ空間が広がりますが、閉じればデッキの一部を中の空間として取り込んだりと、色々な過ごし方ができるような住宅です。

その他の画像: 

外観

(左)ポーチ外観 (右)ポーチ 夜景

インナーデッキ
(左)閉鎖時 (右)開放時

(左)南面外観 (右)南面外観 夜景

デッキ 夜景

(左)リビング (右)デッキ

(左)キッチンからリビングを見る (右)タタミスペース

(左)玄関収納 (右)納戸

asakadai

●設計事例の所在地: 
埼玉県朝霞市
●面積(坪): 
22坪(74㎡)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビングと一体感をなすオープンキッチン

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

埼玉県朝霞市の分譲マンションリノベーションです。
30代の若い夫婦の為のマンション改修です。
3LDKの間取りの分譲マンションを購入を期に変更を加えました。
キッチンまわりでは既製キッチンを利用しながら、カウンターを造作。
リビングと一体感をなすオープンキッチンへ変更しました。

その他の画像: 

収納内部

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

土地を購入された方からよく聞かれる質問があります。

それは、
「不動産の仲介手数料って3%プラス6万円ですよね?」
「あのプラス6万円ってなんですか?」という質問です。
やはり疑問に思っている人は多いようです。

不動産仲介手数料といえば当たり前のように「3%プラス6万円」ということは皆さんご存じのようなのですが、その理由は意外と複雑なのです。
正確には、別にきちんとした算出方法が宅建業法、正しくは宅地建物取引業法という法律に示してあり、

・200万円以下の部分は5%

・200万円を超え、400万円以下の部分は4%

・400万円を超える部分は3%

上記の金額を合計した金額が仲介手数料の上限となっています。

ここでポイントなのは、「上限」という言葉なのです。
したがって不動産仲介手数料は、本来これより安くても構わないということなのです。

とは言っても3%という上限より安いケースは皆無だと思います。

しかし、これでは分かりづらいので、具体的に例を挙げますと
仮に2,000万円の土地の場合、上記の算定方法により

・「200万円以下の部分は5%」ということより

  200万円×0.05(5%)=10万円

・「200万円を超え、400万円以下の部分は4%」ということより

  200万円×0.04(4%)=8万円

・「400万円を超える部分は3%」

  1,600万円×0.03(3%)=48万円

となり、合計は10万円+8万円+48万円=66万円が仲介手数料となります。
一方、「3%プラス6万円」という算定に当てはめますと
2,000万円×0.03(3%)+6万円=66万円
と同じになります。

つまり、3%プラス6万円という表現はあくまでも簡便な計算方法に過ぎないということです。

すなわち高額な不動産であればあるほど、仲介手数料の額は高くなる仕組みになっているのです。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

住まいづくりの第一歩として土地探しからという方も多いかと思います。

そういう方にまず最初にお勧めすることがあります。

それは、自分達が住みたいと思って探しているエリアの用途地域図と呼ばれる地図を入手することです。

この地図は、住宅地に最も適した第一種低層住居専用地域からそうでない工業専用地域までの12地域が色分けされたもので、市役所や区役所などの行政機関で手に入れられます。

また親切な行政機関ですと、ホームページで閲覧したりダウンロードすることもできます。

この地図をご覧になると、自分達が探している地域が一体どの用途地域に属しているかが一目でわかります。

用途地域がわかれば、建ぺい率や容積率はもちろん建築物の高さの最高限度、高度地区、斜線制限、日影規制や防火地域等の規制などもわかりますし、土地区画整理事業の地域や都市計画道路といった将来像も示されていますので、土地探しには必須アイテムです。

さらに行政機関の中にはホームページ内に浸水ハザードマップもあり、台風などで大雨が降った際の浸水予想がわかったりもします。

大事な財産でもある住まいを建てるための土地についても最低限の情報は自分達であらかじめ調べておくと良いでしょう。

I-0125、ライフスタイルに見合った住宅に住みたい (埼玉県)

ユーザー 団地住民 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
南区南浦和
依頼内容: 

・ ご依頼のタイトル 
 ライフスタイルに見合った住宅に住みたい
・ 依頼したい仕事
  土地探し(とそのアドバイス)、家屋建築設計、施工管理
・ 建設予定地
  未定
・ 土地  なし
・ 建物の所有  なし
・ 賃貸状況  賃貸住宅(UR)居住中
・ 建物についての希望  耐震性、断熱性、通気性、遮音性など
・ 予算: 5000万位(土地込み)
・ 希望する地域 京浜東北線沿線 埼玉県内可(可能なら南浦和〜与野あたり)住居専用地域希望
・ 入居家族 子供3名(2名同居)+夫婦、いずれは夫婦2人と予想
・ その他 定年を控えてセカンドライフに向けた家を欲しています。研究者なので多くの資料があり、それを置いて執筆他ができるスペースを欲しています。緑とキッチンの充実したシンプルな家を望みます。過去に投稿させていただきながら断念した家造りの再チャレンジです。よろしくお願いいたします。





<新興住宅地の家/yamさんの家>桜区

●設計事例の所在地: 
埼玉県さいたま市
●面積(坪): 
115.77㎡(35坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

積み重なってゆく、生活の歴史。古くなりながら思い出と共に愛着が沸く家。そんな玄関を建主の奥さんとのご相談で図面化して扉を制作しました。全体はそこから雰囲気を整えた・・・そんな計画です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建主の方とは、仕事を通じて知り合った方が私を紹介して下さったことで
お会いしました。しかし残念ながら、某TVの匠(?)の方とご契約されて、
ご縁が無くなったかと思いました。ところが、1年以上経った頃に依頼先
の建築家への悩みのご相談を持ち込まれ、縁が再び生まれたのですが、既
に設計料の支払いもかなり済まされていて、なんとか依頼先の建築家との
計画の継続を進められるようアドバイスをさせて頂いたのですが、数ヶ月
後には、私にご依頼頂くことに・・・。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

新しく転入され方々の多い分譲地。似たような住宅が増えてくる中、あまり目立たないデザインで馴染むものという形で地域のつながりを考慮しました。

その他の画像: 

キッチン奥には家事洗濯室。手前左の茶色の壁は掲示板です。

家事・洗濯室

<風が抜ける家/bataさんの家>常陸太田市

●設計事例の所在地: 
茨城県常陸太田市
●面積(坪): 
110㎡(33坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東日本大震災で稲作を営む多くの方達の住いが打撃を受けました。少しでも早く対策が進むことが望まれます。行政なども見舞金に加え、地産材料を使う工事については補助金も組み合わせて、被災した方々の負担を軽くするようにはしていますが、景色を守る考えを持っている行政は少ないようです。茅葺だったであろう家が取り壊され、ヨーロッパ調のメーカー住宅が建ち並んでゆく風景に悲しい思いがする仕事場でした。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

茅葺だった農家の多くが本瓦屋根での葺き換えを行ってきており、震災の際は瓦の重みに耐えられなかったようです。
この計画では、大黒柱など構造体などの再利用も検討したのですが、予算の都合などの状況で新規の材料にしました。しかし、結局は以前より長く立派な大黒柱などで組むことが出来、丈夫で風通しのよい農家らしい日本の家としました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

大手の設計事務所から、建て主さんが私達の事務所を教えて頂いたという所でご縁が始まりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

収穫物を大量に転がしておけるくらいの土間や洗い場、そして多くの親戚が集まれる仏間、とは言うものの使い勝手に応じて仕切り方で変化させられる間取り。

その他の画像: 

水田を渡る風が心地よく家を通り抜けることを、いつもイメージしながら計画をしました。猛暑にも関わらず、エアコンが稼働しなかったのは建物の基本性能が高いおかげです。是非基本性能に着目して、機械に頼らない計画をこれからも実施して真のエコ住宅を広めたいと思います。

長い縁側は農家には大変必要なものです。

手前は玄関ですが、土間が右に抜けるように繫がっています。

尺寸法を持つ大黒柱、風を通すロフトと棟の一方を支えています。反対は6寸の夫婦柱がもう一方を支えています。

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