2階のかつての子供部屋2部屋と水廻りを改造して、夫婦のこじんまりとした生活スペースと娘さんのアトリエを作りました。
年老いて体が弱くなった両親のところに、離れて住んでいた娘さん夫婦が同居するためのリフォームです。1階玄関、階段を新しく設け、2世帯は完全分離型としました。
二世帯分離の為に玄関を新設
二階へ至る階段を覗く
階段を上り、二階のセミオープン空間を振り返る
・50代からの暮らし応援マガジン「コレカラ」('09.02)この書斎コーナーは、建てぬしさんの趣味のジャズレコードを、聴くスペースでもあります。
45年前に建ったもので、性能の低い断熱材は入っていたのですが、かなり温熱環境は悪い状態でした。
築45年の実家をリフォームしました。コストの関係もあり内部壁、天井は下地をそのまま生かすこととしたので、壁、天井の中に新たに高性能の断熱材が入れられないので、<ガイナ>という断熱塗料を壁、天井に塗りました。アルミサッシュもシングルガラスをペアガラスに交換しました。ダイニングとリビングは元々の廊下を挟んだ位置関係でしたが、天井裏で梁を構造補強し、柱を1本取り除く荒業で連続的な空間とし、ガス温水床暖房を導入しました。水周りはすべて一新しました。
現状で全く使われていなかった、お父様が経営されていた広めの珠算塾のスペースを新たに壁で区切り、ビルトインガレージと書斎コーナーを持つリビングを作りました。
既存フローリングの上に敷かれた断熱材と床暖パネルにより嵩上げされた寸法内で、床高を抑えつつバルコニーに置かれたヒートポンプユニットと室内の貯湯タンクを繋ぐ配管を通す事に苦心しました。
長年住まわれたマンションの一住戸における全面リフォームで、子供達が独立していった後の夫婦の生活空間において「既存の小割りに仕切られた部屋を一体化し、尚かつ状況に応じて仕切れる事と、水廻り部をオールインワンにし、老後車椅子生活になったときに対応できる空間」を造ることがテーマでした。
各部屋とダイニングルームを隔てている壁を取り壊し、水廻り部分の拡張に伴い玄関、廊下脇の壁は位置を移動しました。天井面のボードも全面剥がし、天井高を上げています。居室は床に無垢の杉板、壁・天井に自然素材である月桃紙、建具や収納棚にタモ合板を貼り、全体に統一感のある開放的な空間に仕上がっています。リビングダイニングの天井はOSBによる傾斜面を付加する事で、室内に張り出していた梁型を隠し、室1との繋がりをもたせつつ、リビングダイニングに中心性を与えています。また3枚引戸を開閉する事により、場所の使い方を自由に変化する事ができます。
週末にホームセンターへ行ったら、もう、花盛り!花も木も、野菜もハーブも、それはそれはたーくさんの苗が出ていて大にぎわい。それはそれは華やかで楽しくて、土曜日も日曜日も散歩に出かけてしまった。今日も散歩に立ち寄ってしまうのではないかしら。ベランダが日ごとに賑やかになってゆく、春の日。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「洗練のデザイン こだわりの細部」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2014/4 この番組で紹介される建ものは、ほとんど「洗練のデザイン こだわりの細部」のように思うから、番組が付けたこのタイトルはちっとも面白くない。でも確かに、一部屋一部屋、一カ所一カ所、そのひとつひとつを丁寧に考え仕上げられた建ものだったと思う。 ◇ ◇ ◇ この家は、すごく家らしかった。家らしい、というのは変な言い方だけれども、家の中に家族それぞれの個室がしっかり確保されていて、それぞれの個室で構成されている。みんなのリビング、父さんの書斎、母さんのキッチンとダイニング、父さん母さんの主寝室、そして二人の子供が少し大きくなったら2つの個室に分けられる広々の子供部屋。 ここ数ヶ月この番組で紹介された建ものは、家の中に家族がそれぞれ独立した個室を持つことに執着していないお家が多かったように思う。家族でうまく空間を共有したり、部屋を柔軟に使ったり。そういう様々なお家の考え方に、私はいちいちなるほどなあと思ったり、面白いなと感じたりした。今回は、家族それぞれの空間が中心に据えられた私がよく知るお家の形。そういう意味では目新しい、という驚きはなかったけれど、丁寧に考えられ作られたそれぞれの部屋は、家族それぞれにとってとても過ごしやすそうだった。 みんなのリビングは、キッチン・ダイニングと独立した空間。家族の場所としてのダイニングとは別に、応接室としても使えそうだ。母さんのキッチンには、手元がしっかり隠れて独立した感じも味わえる開放的な対面式。作業机も据えられていて、事務仕事もすっきり行うことができる。父さんの書斎は1階の静かな和室。リビング、ダイニングからは遠いけれど、真上のダイニングにつながる吹き抜けがあって、光や音を取り込める。みんなで集まる場にもできるように、掘りごたつの準備もある。作り付けの机の前の壁は引き戸になっていて、がらりと開ければ、受付カウンターのように玄関につながる。籠れるけれど家族に開いた父さんのスペース。子供部屋は3階のワンフロア。広々としていて、思う存分過ごせる。 ◇ ◇ ◇ 「1番のお気に入りのスペースは?」と、渡辺さんはご夫婦へ問うた。ご夫婦はふたりとも、リビングからみる階段の眺めが、ちょっと変わっていて好きなのだという。3階へ続く階段を見上げると、お外からの光が注いでいる。玄関と1階に下がる階段を見下ろすと、玄関に仕込まれた間接照明が光の道のように階段の先を照らしている。幻想的なのだ。 私も実家では、ピカピカに晴れた日の階段が大好きだった。晴れた午後、2階からの光と、1階の玄関からの光がさあっと差し込んで、きれいな影ができた。「ああ、お天気の日っていいなあ。」と時々階段に座り込んだ。 過ごしやすい部屋だけでなく心に残る眺めもあるお家は、愛おしい。
シンプルモダンをデザインテーマに設計したコートハウス(中庭住宅)
リビングスペースとバスルームに中庭を隣接させ、素材と色彩にこだわった「シンプルモダン」をテーマにデザインしたコートハウス。 5人家族が心地よく暮らすために、収納計画を細部にわたり計画し、設備では太陽光発電をとりいれたオール電化住宅です。(木造2階建て、延べ床面積58.6坪)
ニューヨークで国際的に活躍する画家のために設計したアトリエ住宅。
ニューヨークで国際的に活躍する画家のためのアトリエ住宅。 1階は元あった住宅の庭を活かし「内側から外側へ」リビング空間との一体感を再生し、2階は自然光が一日中安定する北側採光を充分に取り入れた開放感溢れるアトリエをデザインしました。 (RC壁構造2階建て、延床面積65.8坪)
新築を建てたいと思っていたのですが、家族と相談していくうち、中古住宅を購入し、リフォームでもいいのでは?という話になったのですが、その場合どのような中古住宅を購入すればいいのか、わかりません。家族は4人で、一階に和室、寝室、リビングダイニング、2階に2部屋(または一部屋)と考えています。(全部で4LDKにしたいです)最初は平屋希望だったのですが、平屋は高い・・。という話も聞き、2階建でも・・・と思っています。この場合、このような間取りの中古住宅を探すしかないでしょうか。
成長期を向かえる子供たちは家以外での活動が忙しいため家ではゆっくりくつろぎたい、との想いから、外との仕切りとして許される範囲に囲い壁を設け内側の空間を中庭として閉じられた中に開放的な空間を設置。次いでその中庭を挟み現実と非現実の動線分けを行い、家に居ながらくつろぎの現実空間と癒しの非現実空間を設けています。子供たちの夢を現実に育むために考えられた住宅です。
家ではゆっくりくつろぎたい、との想いから中庭として閉じられた中に開放的な空間を設置しました。
『ubud』とはバリ島文化の中心地名。バリリゾートのような癒しのある暮らしを求められ、バリ文化の象徴でもある三角形の大屋根を持つその形状から『haus-ubud』と名づけました。その圧倒的なスケールの大屋根は形状意匠によるものだけでなく、スコールや陽射しを遮り熱帯地域で快適に過ごすための知恵、として拝借したもの。またこだわり抜いた素材を使用した内外装でもリゾート感を演出しており日本とバリの文化が融合した住宅となっています。
バリリゾートのような癒しのある暮らしを求められ、バリ文化の象徴でもある三角形の大屋根を持つ形状としました。
黒く大きな塊のように見える外観からは想像できないほど内部には豊かな中庭があり、室内空間はその中庭を包み込むようコ形に配置。それは完璧にプライバシーを保ち、明るく快適な居住空間を生み出してくれます。また内装では、天井の高い部分とそうではない部分を混合させ、その時々で家族がくつろげる場所をいくつか用意したにもかかわらず、中庭を会して家族の気配はどこに居ても感じられます。そんな家族思いの、家族の想いをも包み込む住宅となりました。
元々あった道路との高低差を活かした駐車スペースと玄関部のレイアウトにより、希望されていた上階の間取りが可能となりました。
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