I-4087、建物の用途変更が必要かどうか(埼玉県)

ユーザー 上田4087 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

*********の**でございます。今回は用途変更のご相談です。
自社物件の一部スペースを民泊等で貸出を検討しております。
以下の要件で、建物の用途変更が必要かどうか、必要な場合の依頼可否をご確認いただきたく
ご連絡いたしました。

建物自体は3階建て 1F延床面積は130m2程度 、2Fも100m2、3Fは70m2程度で
うち1階の90m2と2Fの100m2程度の計190m2程度を民泊施設として貸出し予定です。
この場合、用途変更の申請は必要になりますでしょうか?
場所は草加市***です。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

屋根のお話しが一通りできました。
いろんな素材があって、一長一短。
何を優先するのかで、決めていけるといいですね。

いろいろ比較してみてくださいね。

今日は、次の話題に行く前に、
小休止なお話しです。

実は、ここ最近、ご相談いただいた方から
うかがったお話しで、すこしビックリしたのですが、
これから家づくりされる方の参考になりそうなので、
そのお話しをしていきたいと思います。
(そのご夫婦にはこちらに掲載することは了解済です)

その方。
どうやら、土地探しからスタートされているご様子。
ハウスメーカーや工務店に相談しながら、
土地も探してきたそうです。

なかなか希望のエリアに土地が出てこず。
小学校区を変えないこともあって、
かなりピンポイントで探していました。

とある工務店から、急に連絡があって、
希望のエリアの土地情報が出てきたとのこと。

急展開にビックリしつつ。
地図を見たら、自分たちの知ってる場所
(ご近所)でまさに!希望のエリア。

早速、購入に向けて動きたいと
工務店に伝達したそうです。

その翌日に、工務店と打ち合わせのため、
事務所へご夫婦で訪問。

到着してみたら。
仮とはいいつつも、間取りができていて、
それを建てた場合の概算が出ていたそうです。

土地代と概算を足した金額は、
仮で予定していたよりはオーバーしてたのですが、
工務店から、家の方で調整していけばいいのでは?
とのアドバイスをもらい、確かに!ということに。

土地を購入する方向で進めていって、
無事契約されました。

やっと楽しみな家づくりにすすめる!ということで
工務店と設計の契約をして、家について相談を始めます。

最初の仮間取りをベースに、いろいろと要望を伝えて、
間取りの変更をしてもらうのですが。。
なんだか、そのプランがピンと来ない。

友人に聞いたところ、設計士という選択肢を知って
探し始めてみます。

その流れの中で、弊社のブログを発見。
いろいろ御覧いただいた上で、ご相談をいただきました。

何度かメールでやり取りさせていただいたのですが。
いくつかビックリした点がありました。

まず最初に思ったことは。
家を建設するための概算金額について。
ビックリするくらい低い金額だったんです。

もしかすると、それで建てることはできるかもしれませんよ。
でも。最初の資金計画として考えるには、想定が低そうだなと。

聞いてみたら、標準仕様みたいなものもないそうでしたし、
参考事例を拝見したのですが。。

もう一度、金額は確認してもらった方がいいと思います。
そうお伝えしました。

長くなってしまったので。
その他については、明日に続きます。

tlahus

●設計事例の所在地: 
兵庫県三田市
●面積(坪): 
178坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

北欧のガーデンライフを提案する園芸店。
レジカウンター前。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

温室部材を用いながら店舗としてのデザインをいかに成立させるか?
農業用温室で建築確認を通すことができるか?

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

新規出店ということもあり、規模や予算も流動的な中、構造や規模を変えた場合のコストを随時提示しながら設計を進めていった。
CGで木製格子や外壁の仕様をさまざまなパターンで提示しつつ、什器や観葉植物なども配置してイメージを出来る限りリアルに伝えることを心掛けた。

その他の画像: 

南側正面外観。
農業用温室の部材を用いた架構に金属板と木製格子を組み合わせている。

北側車道より見上げた外観。

店舗入り口。
木製格子の奥は巻き上げ可能な温室用フィルムで覆われている。

床はコンクリート土間。
屋根はほとんどがガラス張り。
日よけの電動スクリーンを巻き取ったところ。

日よけのスクリーンを閉じたところ。

壁面のフィルムを巻き上げ、大量に空気を取り入れることも出来る。

正面奥にカフェがある。
天井は木毛セメント板のルーバー。

カフェスペース。

カフェの厨房。

草庵

●設計事例の所在地: 
神戸市北区
●面積(坪): 
47坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東側外観。
竹林を背景に静かにたたずむ木の家。
軒の出が大きいシンプルな切妻金属屋根と杉板張りの外壁が、外観を特徴づけている。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

購入した空き家の2階建て古民家を平屋にリノベーションしたい。
新築するよりも費用を抑えたい。
古民家ならでは、の良さをいかしたい。
開口部は全て木製がよい。
薪ストーブを設置したい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

古民家のリノベーションや平屋建て住宅の実績があること。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

2階部分を解体撤去し、平屋建てに減築した。
下屋部分の屋根架構は残して、あらわしとし、古民家ならではのインテリアを実現した。
中古建具の利用、一部をDIYとするなどして、費用をおさえる工夫をした。

依頼者の声: 

玄関や台所の位置を変えた複数の案を提示してもらい、じっくりと比較検討できたのはよかった。
玄関、リビング、台所、寝室、それぞれの窓から見える景色を楽しみながら心地よく過ごしています。

その他の画像: 

玄関に入って正面を見たところ。
将来、お気に入りのシンボルツリーを植える予定。
左手がリビング。

玄関扉を見返したところ。
玄関扉の把手は桜の木を8角形に切り出したオリジナル。

玄関の外観。
玄関扉はベイスギ縦張りの横引き戸。
左手は縁側の木製ガラス戸。

夜の玄関ホール。
既存の小屋組みをあらわしとした大きな屋根裏空間に、水回り諸室がまとまった白い箱が挿入されている。壁はしっくい塗り。

リビング。
右手は薪ストーブ。
床はパイン無垢板張り。

続き間の座敷。
民芸調の欄間は取り外し、南側のアルミガラス戸は、瀟洒な木製格子戸に取り換えた。
正面のアルミサッシも木製ガラス戸に替えた。

寝室。
アルミサッシから取り換えた木製ガラス窓の木枠が、窓の外の竹林をより美しく見せてくれている。

台所。
調理しながら外の景色が見えるように、とのご要望で、木製ガラス窓がキッチン流しの上に設けられている。
壁のモザイクタイルは、奥様の選定。

台所入口付近。
大きな屋根裏空間に台所の白い箱が挿入されている。

南西側外観。
屋根はカラーガルバリウム鋼板横葺き。

コーナーの集合住宅

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
敷地面積:310.59㎡(94.0坪)、延床面積 :947.86㎡(286.7坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

住宅街と商業地のエッジで比較的交通量の多い通りの曲がり角に建つ賃貸集合住宅です。
場所にふさわしい建ち方として、道路からの距離を取った単純な形態と均等に配置された開口による生活感の少ない落ち着いたファサードとしています。また、3面を道路に囲まれた環境から外側に居室を配置しつつも、適度なサイズの開口と植栽によって、ほどよいプライバシー感をつくり出しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

オーナー住戸併用の賃貸住宅として、グレードの高さと収支のバランスがとれた計画を望んでおりました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

経験があり信頼のできる設計者、魅力的な提案のできるデザイナーとして選んでいただきました。ご納得していただけるように時間をかけて計画、設計をまとめています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

テクスチャー感のある再生木材を使った仕上げ、周辺環境に対応する方角によるファサード色の変化、四季折々に花が咲く植栽計画、道路から直接アプローチできる路面の住戸など、建物が建つことで街の良さを引き立てることを目指した建築です。

依頼者の声: 

エリアの中では高めの賃料設定でしたが、ニーズが高いグレード感のある1LDKであったため、募集と同時にほとんどの住戸が決まりました。入居者からは建物のグレード感や回遊性のある動線、道路から直接入れる構成などを評価するお話を聞いています。

その他の画像: 

北側ファサードの中央にメインエントランスがあります

裏側まで視線が抜けるガラス張りのエレベーターシャフト

コンパクトな共用階段

空間を仕切る天井まである引戸

シンプルな居室空間

部屋の仕切りとなる可動収納

変化のある床仕上げ

開放的な上階の住戸

外壁沿いに回遊性のある構成

住宅街側に広がる風景

I-4086、自社製品を用いて自宅兼モデルハウス(奈良県)

ユーザー ミライ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
奈良県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして。
私は奈良県で吉野杉の製材所を経営しております。
この度、奈良県橿原市に自社製品を用いて自宅兼モデルハウスを建築したく考えております。
そこで30坪程度の平屋3LDKの和モダンの規格住宅を設計できる方を探しております。
イメージとしては、無印良品の「陽の家」です。
構造材、内装材は基本的に低温乾燥の吉野杉材で、プレカット金物工法を考えております。
できればVOCも意識した健康住宅を謳いたく、漆喰などの自然素材の使用をしたWB工法が理想的です。予算は上物で2000万程度で考えております。
宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、金属屋根の葺き方について
いくつかお話ししました。

横葺きだと、屋根の勾配をあまり緩くできないですが、
複雑な形状の場合には、活躍しますよ。
そんな内容でした。

今日は、すこし違った視点からお話ししようと思います。

モダンなデザインというと、皆さんどんな形イメージしますか?
そりゃあ、ハコ型でしょう!って声が聞こえてきました(笑)

でも。
屋根って、勾配つけないと、雨が流れていきません。
それでも、ハコ型にしたい!
という場合、どういう方法があるかをお話ししていきます。

一つ目は。
屋根の勾配をできるだけフラットに近づけること。

先日お話しした、金属屋根の立平葺にして、
勾配をミニマムにする方法。
勾配のつける方向をしっかり考えると、
かなりフラットに見せることができます。

例えば。
正面から家を見たときに、左右に傾けるより、
奥に向かって下がるよう傾けると、ハコ型に見えます。
眼の錯覚を使う感じでしょうか。

いやいや。
それでも、横から見たら、斜めになってるでしょう!
なんて話になるようでしたら、別の方法があります。

水が流れ落ちていく側(水下)以外の三方向に
壁を立ち上げて、フラットにする方法。

正面や側面から見たとき、壁があるおかげで、
屋根の傾きが見えないので、フラットに見せることができます。

モダンなデザインにしたい場合には、
とてもよく使われている方法かなと思います。

水下側を壁でふさがないのは、雨を溜めずに、
スムーズに排水するためです。

この方法は、水下側が見えない場所であるといいのですが、
もし、丸見えだと、裏側感がでるので、気になる人はいるかも。。
(一般の方であれば、気にならないかなと思いますが)

そうでなくて、どこから見ても、ハコ型に見せたい!
ということであれば、壁をすべて屋根より高く立ち上げて、
弁当箱みたいにする必要があります。

ただ。
ゲリラ豪雨のように、一気に雨が降ると、
屋根から外に排水されず、屋根上に残ってしまうことも。。
瓦や金属、カラーベストでは、水を防ぎきれません。

そんな時には、屋根というより、防水処理をするのがオススメ。

防水っていうと、バルコニーの床面を防水するときに使われる
FRP防水が、木造では多いのですが。

屋根みたいに大きな面積になる場合は、金属防水がオススメ。
雨水の排水機構がとてもしっかりしていることと、
防水がとても長持ちするからです。

この防水。
屋上庭園なんかをするときに使われるもので、
ハコ型にしたいという意味では合致しますよね。

排水はしっかり考えられていますが、安全性を優先!
ということであれば、三方に壁を回す方法がよいでしょうね。

どこまで、こだわるのか。
どう見せたいのか。

その辺に合わせて、最適な方法を採用してください。
もちろん、設計士さんとしっかり相談しながら。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※LDKに配置したカバーリングソファ提案・採用実例

住まいと暮らしに関する

ソフト面とハード面にも色々。

家具とあわせて空間を

どのように使うのかという事。

空間を構成する一つに

家具の存在がありますが

これによっても

居心地や過ごし方は随分変化します。

間取りや暮らしの中で

メインに考える事が多いLDK。

その中でもリビングの

使い勝手や過ごし方に関連するソファ。

色々な側面を持っていますが

猫と暮らす家でもそうですし

普段の過ごし方や使い方にも

関連するソファの「メンテナンス性」は

ソファ選びのポイントにもなります。

リビングスペースの主役ともいえるソファは、

様々なサイズ・デザイン・価格帯があり、

その性能と好みも様々です。

ソファを選ぶうえで

自身の住まいに合うサイズかどうかは

当然のことながら、

その形状や生地の色柄は非常に大きな要素・・・・・。

価格帯も自身の予算と

大きく関係してくるものであり、

クッション性能はその場の居心地に直結します。

ソファ選びのポイントは

それだけで良いのでしょうか?

先にも書いた「メンテナンス」にも

通じる部分ですが

購入してからの「扱いやすさ」も、

大いにチェックしておくべきポイントです。

ソファのような大型の家具は、

比較的・・・長く使うことを前提に

購入するのが一般的とも言えます。

家庭でのメンテナンスが容易かどうかも、

ソファ選びの大きな

チェックポイントの1つとなります。

メンテナンス第一主義という訳ではなくて

買い替え時期をスケジューリングして

選ぶことも一つですし

そういうメンテナンスを抜きにして

専門的な「メンテナンス」で検討するのもひとつ。

ただ・・・日常的なメンテナンスも

視野に入れておくと

また違った意味での「長く使う事」も可能ですから。

特に「猫」と暮らしている方や

まだ幼い子供さんが居る家では

カバーリングという価値観も重要かと思います。

日常的なケアが可能なものを選ぶ。

ソファは日常で使用するものであり、

そこでどうしても避けることはできない

汚れや擦れに対するケアが必要になってきます。

つまり、不意な「爪とぎ」だったり

食べ物や飲み物をこぼしてしまった場合に、

表面の痛みが激しくなった際に

スムーズに汚れが落とせるか?

大掛かりなメンテナンスにならなくて済むのか?

そういったところは

ソファ選びの大きなチェックポイントとなる訳です。

また、埃などの掃除がしやすいかも

確認しておきたいポイントになると思います。

長く使用することになるであろう

ソファを選ぶ際には、

摩擦によって生じる素材のダメージに

どのように対処できるかも

考えておきたいところです。

メンテナンスがしやすいソファは、

必要なタイミングで

その都度ケアができるものといえます。

言い換えれば、

それは乾拭きで汚れが簡単に落とせたり、

カバーが丸ごと洗える、

もしくはクリーニングできるソファです。

ソファはできるだけ長く使いたいものでもある話しも出ますし、

メンテナンスがしやすいかどうかを

1つの基準にして選ぶと安心です。

フルカバーリングのものを選ぶ。

一時的なシミ汚れを拭き落としても、

日々使うことによって生じる皮脂からのダメージや

生活からの臭いを取り除くのに、

やはり定期的な洗濯や

クリーニングが必要となりますよね。

カバー生地自体の耐久性にも良い効果があり、

衛生的にも安心といえます。

それを可能にするのが

自身で着せ替えできる「フルカバーリング」のタイプ。

ソファの種類が

これであるかどうかで

自身でのメンテナンスのしやすさが

大きく変わります。

そうでないものの場合、

基本的には製造元に

メンテナンスを依頼する、

あるいは買い替え等を考える事になります。

「張りぐるみ」といわれる、

生地がフレームと一体化したものは

少なくとも自宅でのカバーのみの洗濯や

クリーニングといった

ケアは事実上不可能となります。

フルカバーリングのものであれば

常に清潔な張地のソファを使うことができ、

季節などでそれを取り替えて

コーディネートを楽しむことも可能です。

インテリアとの相性を考えながら、

模様替えなども兼ねて

雰囲気を変えたりベストマッチする。

そんなカラーをその都度選べる点は

大きな魅力だと思いますよ。

布カバーはドライクリーニングが可能で、

汚れた場合でもすぐに

ケアができる仕様も多いです。

高級厚革カバーも耐久性に優れ、

発色も美しい素材が使用されているケースがありますし、

適切なメンテナンスをすることで

長く愛用できるのが、

カバーリングソファのメリット。

ここまで書いてきた内容で

メンテナンスについては、

ソファを見たり座ったりするだけでは

分からないことも多くありますが

価格やサイズに加え、

メンテナンス性を選ぶ基準に入れ

理想的な暮らし方のイメージにあう

そんなソファを見つけてみませんか?

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※ペニンシュラ型キッチンレイアウトのLDK設計過去事例

キッチンは家事空間でありつつ

寛ぐ空間としても考えるべき場所ですが

様々なキッチンの種類がある中で

どのようにキッチンを部屋にレイアウトするのか?

それによっても随分変わりますが

同様に使い勝手を左右するポイントは、

「高さ」と「ワークトライアングル」という関係。

最近は理想のキッチンを求めて

オリジナルのオーダーメイドキッチンを

検討する人もいます。

キッチンの使い勝手に対する思いは

色々とありますが、

基本的に押さえておきたい

ポイント・・・・・。

一つ目は「高さ」。

キッチンで行う作業には主に、

洗う(シンク)、包丁を使う(調理台)、

そして炒める炊く等の(コンロ)があります。

それぞれの作業に最適な高さは

基本的にはバラバラです。

とはいえシンク・調理台・コンロの高さが

バラバラでは段差ができて、

使い勝手の良いキッチンとは言えません。

そこで一般的には、

包丁を使う調理台に適した高さを基準にします。

調理台が高すぎると腕が疲れ、

低すぎると腰が疲れます。

昨今の「リーチの差」もありますが

高さの大まかな目安は「身長÷2+5cm」となります。

今現在使っている

キッチンの高さも参考にしたり、

商品設備メーカーのショールームで

実際にキッチンの高さを

体感してみることも大切です。

ショールームのキッチンを見学するときは、

必ず靴を脱いで

実際の身長で高さを測るように。

二つ目はキッチンの

レイアウトにも関係する「作業動線」。

作業動線のポイントになるのが、

冷蔵庫、コンロ、シンクの位置関係。

この三つの中心を結ぶ

三角形を「ワークトライアングル」と呼び、

正三角形に近いほど

作業効率がアップするとされます。

理想的なワークトライアングルの長さは

三辺の合計が3.6~6m。

これ以上長くなると

どちらかといえば

平均的には無駄な動きが多くなって

作業効率が悪くなり、

逆に短すぎると調理や配膳、

または収納のスペースが

不足するといった不具合が出てきます。

キッチンで過ごす時間は

決して短くありません。

キッチンのレイアウトやサイズ感だけでも

随分と暮らしが変わります。

新築やリフォームの際には、

そういった面にも意識を向けて

暮らしやすさと使い勝手についても

キッチンを意識するように・・・・・。

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中古住宅の耐震強度と

補強するためのリノベーション。

中古物件を選ぶときに

気になるの事、

先ずは耐震性能かなと思います。

そして、

安心して暮らすのに

必要な耐震性能が

果たして満たされているのか?。

現状でどれくらいの

耐震性能があるのか?。

満たされていない場合は

どれくらいの耐震改修が必要なのか?。

と言ったご相談を多く頂きます。

ここ近年の各地の地震被害によって、

大型の地震について

より身近に感じる方が増えていますし

各自治体も

古い建物について

助成制度を設けて

耐震改修を促しています。

その中でも特に古い木造住宅については

早急に耐震改修を進めていかなければ

いけない課題となっています。

空き屋や古家の問題も含めて。

そもそも中古住宅の

耐震基準はどれくらいのものなのか?。

一概には言えませんが、

現行基準の耐震性能を100とすると、

おおよそその30%くらいの

性能の建物が多いですね。

また、築年数によって

その性能は大きく変ります。

「1981年(昭和56年)を境に

それ以前の建物と

それ以降の建物で

耐震性能が大きく異なります。

その年の建築基準法改正で

耐震基準が大きく引き上げられたという

経緯がありますから。

その要因は1978年に起きた

東北の地震被害が

大きかったことが挙げられます。

それ以降、

阪神淡路地震のときも

その被害の大きさから

基準の改正が行われています。

1981年以前の耐震基準を「旧耐震基準」と呼び

特に耐震性能が劣る性能になります。

それ以降については「新耐震基準」と呼びます。

まずは元の建物の

耐震強度を調べるという事。

中古物件を検討するときには

必ずその耐震強度を計ること、

耐震診断をすることをお勧めます。

僕もリフォームを行う際に

当たり前の事ですが

耐震や安全性には最新の注意を払います。

そして事前の耐震診断は、

大きく「簡易診断」と「精密診断」の

2種に分けられます。

「簡易診断」は、

目視にて確認できる範囲で

現状を把握する方法となり、

「精密診断」は壁や天井などの

内装材や外装材を解体して

構造体を露わにして

その現状状態を確認する方法となります。

診断は内外装材の解体を

伴わない「簡易診断」で行うことが多く、

各自治体があっせんする診断も「簡易診断」となります。

診断では、壁の量(壁量)や

壁の仕様・仕上げを確認することが

主な内容となります。

例えば窓が多い建物は

必然的に「壁量」が少ない建物なので

耐震性能が低い建物と判断できます。

そして壁の仕様、

筋かい(リンク貼)が入った壁、

構造合板が貼られた壁、

石膏ボードという材料が入っている壁など、

その仕様によって壁強度が異なり、

どれくらい高い強度の壁(強い壁)があるのかで

その性能を計ります。

またその壁がいかに

バランス良く配置されているかも

大きな要因となります。

リノベーションで

耐震性能を高める・・・・・。

補強工事の種類元の建物の診断で

現状性能を把握し

耐震改修計画を行います。

リノベーションの内容で

どういった耐震改修ができるか、

費用をどれくらいかけるのかで

その計画は異なりますが、

目標は100%の性能です。

補強工事内容は単純に書くと

①「強い壁を増やす」

②「建物を軽くする」

③「劣化を修繕する」となります。

①「強い壁を増やす」・・・・・。

筋かいを入れた壁や構造合板を張った

壁をバランス良く増やして性能を向上する。

強い壁を増やす場合は

同時に基礎の補強も考えるように。

②「建物を軽くする」 

土で葺かれた瓦屋根を

軽いガルバリウム鋼板に葺き替えたりすることで

耐震性能を上げる事もひとつの方法。

③「劣化を修繕する」

外壁のひび割れを直したり塗り替えたり、

内装仕上げを新しくしたり、

床のキシミなどを修繕することで

耐震性能を向上するように。

適切な補強を施せば、

リノベーションでは

2室を1室に繋げたりと壁や柱を取り払って

広い空間にする改修が可能になります。

耐震強度に不安のある方には

リノベーションをおススメしています。

僕は、物件から検討されている方に、

検討中の中古住宅について

同行して耐震診断の入り口をお話して、

改修プランとして安全面からと生活や暮らしの面

総合的にご提案させて頂いています。

リノベーション向きなのかどうか?。

耐震補強工事が必要なのかどうか?。

どれくらい補強が必要なのか?。

理想の間取りは実現できるのか?。

身近にある暮らしの環境を

どのように改善するのかという事を

考えるのは大切な時間だと思いますよ。

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