ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

私自身、最近めっきり見たり聞いたりしなくなった気がしますが、数年前まで建築系のウエブサイトでよく「住宅設計コンペ」をよく見かけました。

いわゆる「住宅設計コンペ」とは、自分の家を建てたい人がサイト内で応募をして、土地や予算、要望等を提示し、この内容に興味や関心を持ち賛同した建築家(設計事務所)がエントリーをしてそれぞれが住宅案を練り、期限までに提出された住宅案の中から最終的に応募した人が気に入った案を決めるというシステムです。

この住宅の設計コンペのシステムは、家を建築家と建てたい人には一見すると良いと思うかも知れませんが、私は全くそう思いません。

何故なら、自分たちの住まいをつくるにはあまりにも安易すぎる手段・方法だからです。
家を建てたい人(応募者)と設計者(エントリー者)とが直接会う機会もなく、本当にどういう家でどういう暮らしがしたいのかもわからず、ただ敷地図と予算、要望等の少ない情報で、しかも短期間で練られた案など無意味だと思います。
短期間とはいえ時間を費やした案を直接応募者へ説明する機会も与えられず、どういう基準で一つの案を選択したのかも明らかにされないケースがほとんどです。

こういうシステムは、建築家にとって何一つメリットがなく、デメリットしかありません。
聞こえはいいですが、設計コンペとは程遠いものです。

したがって、私はこのような住宅の設計コンペには参加も応募もしません。

事実、このような「住宅設計コンペ」がほとんど見かけなくなったことが、結果というか答えを表わしているのではないでしょうか。

光井戸のある家

●設計事例の所在地: 
千葉県市川市
●面積(坪): 
16坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

出窓から光が差し込むダイニングテーブル。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 市川の住宅街に建つ17坪の小さな平屋住宅です。
 東側、南側には3階建てが建ち並び、建て替え前の住宅はあまり日が入らず、室内が暗いという問題がありました。
 平屋に建て替えるにあたり、2階建てだった以前の建物より、更に日射を取り入れることが難しくなると想定される中で、住宅の中心に高所窓を設置した吹き抜け(光井戸)を計画することで、室内全体に日射を取り入れ、明るい空間を実現しています。
 外壁には焼杉を採用し、切妻屋根で周囲に馴染みながらも、個性的な外観を演出しています。

依頼者の声: 

何となくこんな感じとしか表現出来ないのに、提案してくださったのは
以前の家には無かった光井戸からの明るさ
シンプルだけどデザインされたとても素敵な家を設計して頂きました。
柔らかな物腰、お仕事も丁寧で対応も早く安心してお任せできました。
吉田さんにお願いして本当に良かったです。
ありがとうございました。これからもヨロシクお願い致します。

その他の画像: 

大網の家

●設計事例の所在地: 
千葉県大網白里市
●面積(坪): 
26坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

陰影が美しいリビング

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 お客様からの主なご要望は、お持ちの家具が映えるように。猫を飼っているので猫が快適に過ごせるように。の2点でした。
 限りあるコストの中で、上品でおしゃれな家具を活かすため、塩ビタイル等の新建材や既製品を極力使わずに、下地などに使われるラワン合板やフレキシブルボード等の経年変化する素材を仕上げに使い、味のある空間としています。
 また、猫が快適に過ごせるように、猫の爪研ぎスペースや猫用トイレ置場を配置し、キャットウォークや猫が落ち着く狭いスペースも計画しました。テラスは猫が外に出でも逃げ出さないように、背の高い板塀で囲んでいます。
 外観についても、内装同様、経年変化のある素材、焼杉を採用し、統一感を図っています。

依頼者の声: 

この度、吉田さんにとても素敵な家を設計して頂きました。
家の至る箇所に吉田さんのセンスが溢れており、吉田さんに依頼をして本当に良かったと思います。
一緒に暮らしている猫達も、伸び伸びと暮らしているので家族として嬉しい限りです。
丁寧に仕事をして下さる方でとても信頼出来ます。
この度は本当にありがとうございました。
今後共、宜しくお願いいたします。

その他の画像: 

奥行のある家

●設計事例の所在地: 
千葉県習志野市
●面積(坪): 
27坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

斜め壁で奥行きを感じさせるLDK。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 住宅密集地の細い路地の途中にある、間口が狭く奥行のある「ウナギの寝床」と呼ばれるような土地。築40年ほどの住宅からの建て替え計画でした。
 以前の住宅は南側からしか光が入らず、奥行のある敷地では光が入らない空間が多く存在していました。そこで、本計画では吹き抜けやハイサイドライトを利用して、家全体が明るくなるように考慮しています。
 「奥行のある家」というタイトルの通り、建物の形状も奥行があり、屋内に入るとその奥行がより感じられるように計画をしています。具体的には斜め壁を採用し、遠近感に錯覚を起こすことにより、空間により広がり、奥行を感じる作りとしました。
 また、自然素材を使い、住み続けるほど経変変化により奥行のある建物になってほしい。家族に合わせて間取りの変更をしやすくすることで、生活に広がりが生まれてほしいという願いも込められています。

依頼者の声: 

 奥行のある家を設計していただきました。
建て替える前は、幼少期を長く過ごした祖父の家でしたので愛着もありましたが、
住宅密集地で日当たりが悪い上に、間取りも悪く、一番寒くて暗い場所に居間や脱衣場があり快適ではありませんでした。
 新しい家が完成した今では、以前と同じ土地とは信じられないほど開放的で明るい空間で、快適に生活させていただいております。この土地で、家にいながら青空を見上げることが出来るようになるとは思いませんでした。
 また、家の外観も内装も、とても素敵にデザインしていただけたと思います。我が家ながら、いつ見てもおしゃれで素敵だな〜とワクワクします。
 吉田さんに設計をお願いした決め手は、シンプルながらも素敵なデザインをされていたことでしたが、期待を遥かに上回るほど素敵なおうちにしていただけました。
 吉田さんは、デザイン面などこだわるポイントは押さえつつ、ご自身の方針を押し付けたりといったことは一切なく、柔らかい物腰の方なので打ち合わせもしやすかったです。家づくりは一生に関わることなので、色々考えたり調べたりしているうちに迷走してしまうこともありましたが、吉田さんはデザイン・コスト・使い勝手のバランスをよく考えてくださると思いますので、こちらの要望を全部お伝えしたあとは基本はお任せすれば間違いがなかったなと感じています。ありがとうございました。

その他の画像: 
ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

令和5年20231024ホームページ更新(^^)/~~~
■花小金井の家完成までもう一息…ラストスパートです!
■稲毛海岸サンフラワー保育室実施設計真っ只中…並行して入札に向けての準備も進めています!
■大曽根の家見積金額決定…来月に地鎮祭~工事請負契約となりました…現場は先行して井戸掘り中!
■古市場町の事務所ビル完成写真アップ
■青梅の保育園が計画物件に加わりました

http://ohkokk.boo.jp/

I-4056、敷地内に車2台分のガレージ(東京都)

ユーザー たかやん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

敷地内に車2台分のガレージを建てる予定です。ヨドコウのガレージで、施工組み立ては地元の業者さんにお願いする予定です。確認申請から完了までの代行をお願いします。メーカーから図面などは取り寄せする予定です。料金は10~15位で可能でしょうか?よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ数回、小休止ということで、
外壁のお話しから離れていました。

ただ。
小休止といいつつ、かなり濃い内容だったので、
設計事務所を検討している方には、
参考になるお話しだったかなと思います。

今日からは、外壁のお話しをリスタートしていきます。

前回、樹脂のサイディングについて一通りお話ししました。
長持ちするという意味ではいいのですが、
それ以外にも気になる点がありますよ。
そんな感じでしたよね。
お忘れの方は、数回戻ってみてください。

今日ご紹介するのは。。
ここ数年、とても人気のある外壁材、
木質系のサイディングになります。

木質?
はい。ズバリ、木材です。

木材??
昔ながらの古い家で見かける、
あのグレーの??

はい。古い家でも使われてきた、
あの木材の外壁と同じです。

いわゆる古民家とか。
昔ながらの大工さんが建てた和風の家とか。
そういったところで見かけるけど、人気なの??

はい。
全面に採用、部分で取り入れる方がいますよ。

古い家とかだと、木はグレーになっていて、
しかも、反りあがっていて、下地が見えたり。。

長持ちしないんじゃない?
しかも。
なんだか古めかしい感じだし。。

外壁に使う木材の説明をさせてもらうと、
こんなやりとりをすることがありますね。

それでは。
実際のところ、木質系の外壁材どうなの?
そんな声が聞こえてきたのでお話ししましょう(笑)

まず、ネットで調べていただくとわかりますが、
メリットの一つとして、「風合いがいい」
なんてあります。

他素材みたいに人工物でなく、自然素材ですので、
とても優しい雰囲気で、風合いはよいですよね。

そして。経年で、色がグレーに変化していきます。
その経年変化も、木質系の良さの一つになります。

ただし、グレーに変化していくことを美しいと
感じることができない人にとってみれば、
変化ではなく、劣化という感覚になります。

それと、最初の茶系の色合いから
全体がグレーになるまでに、両者が混ざったタイミングも。
雨や日差しのよく当たるところは、早くグレーになりますし、
そうでないところは、相応に時間かかります。

その途中のプロセスを楽しく待てればよいのですが。。
なんだかきれいには見えない!ということであれば、
そもそもの採用を考え直した方がよいかもしれませんよ。

最初の茶系の木目の色合いが好き!
という感性の方であれば、窯業系サイディングが
いいかなって思います。

ちなみに。
グレーになるのが嫌な場合は、着色してもいいですね。
木目を生かした塗装があったりしますから。

ただ。この塗装。あまり長持ちしないんです。
なので。他素材より、短いスパンで、
塗り替えが必要になったりするので、注意が必要です。

長くなったので、続きは明日へ。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

インテリアをラグジュアリーに。
暮らしを上質に感じる
モダンでホテルライクな
インテリア。

トーヨーキッチンスタイル
大阪ショールームにて。

洗面化粧台を使う。

洗面脱衣室という考え方は
大切です。

だけどもう少し
踏み込んで考えた時
日常生活に洗面化粧台は
どんなシーンに必要なのか?

又はどんな部屋に
レイアウトすると
便利なのか?

ホテルに宿泊した
空間のような時間の価値を
考えてみませんか?

ある意味では
暮らしの原点回帰。

洗面化粧台の在処について
考えておきたい暮らし方の提案。

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住まいのインテリア
新築、リフォーム、
片付け指南等
ご依頼、ご相談は
ホームページの
Contact.お問い合わせから
気軽にご連絡ください。
---------------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町3387-4(1階)
■ホームページ■
https://www.y-kenchiku.jp/
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ数回続いているこのお話し。
興味ある方。多いみたいです。

こちらをご覧になって、質問をいただいたので、
その返答を兼ねて、少し追加でお話ししておきます。

質問の内容は。
「工事監理と現場管理は何が違うんですか?」

これって。
設計事務所の役割と、現場監督の役割の
違いを聞かれているのと同じです。

この二つの言葉を、私がどう使い分けたか。
例を交えてお話ししていきますね。

工事現場。
ご覧になったことないかもしれませんが。。
少し想像をしてみてください。

大工さんがいて、壁の下地をつくっているとします。
昔であれば、この大工さんというか棟梁が、
現場をすべてを取り仕切って、工事もするし、
他の職人さんたちを手配もしていました。

つまり。
棟梁さん中心でまわっていたわけです。

では。最近がどうなのかというと。
工事を請けている工務店の社員が、
現場監督として、工事の全体を取り仕切っています。

例えば。
各職人さんのスケジュールを調整したり、
職人さんからの質問に答えたり、検査を調整したり。

特に。
工事の中で、職人さん同士の調整って、結構必要なんです。

電気屋さんが工事に入るときに、大工さんが
同じ箇所を工事してたら、どちらかが工事できませんから。
それをスムーズにいかせることって、とても大事。

それと。
大工さんの工事にしても、木材等の材料や建材を
手配するのは、現場監督がやることが多いです。

手際よく納品しないと、大工さんの工事がとまったり、
材料がじゃまで工事がしにくかったりするので。

ここまでは、なんとなくイメージしていただけましたか?

この現場での細かな調整や段取りのことを、
「現場管理」と言っています。

では。「工事監理」は何か??

一つ目。
現場監督がする現場管理は、毎日の細かな調整になります。
その工事の流れが、全体の工事工程から、当初通りに
進んでいるのかをチェックする、マクロな視点が必要です。

その全体工程と確認であったり、もし遅れているなら、
なにが原因で、何を改善すると解消するのか。
それを指摘して、工程の軌道修正を行います。

それがないと、何かが遅れたから、そのまま竣工が遅れる。
そんなことになったりしますから。

この工程のチェックは、工事監理の役割の一つ。

もう一つ。
詳細な図面があるとしても、実際、工事しようと思ったら、
うまく納まっていないことがあったりします。

そんな時に、現場監督から、工事監理している人へ
質問を投げかけます。

どういう意図で設計がされているのかを考えて、
それを踏まえた解決策を提示する役割です。

これがないと。。
現場サイドで、一番やりやすい方法でできてしまいます。

最後。コスト管理ですね。
変更があった際、その内容は、追加変更項目にすべきか、
なった場合は、その金額が適正かをチェックする役割です。

以上から。
大まかにいうと、現場監督を含めた全体を監理する。
そんな役割なんだと思います。
設計事務所であれば、施主の代理として、チェックしてくれますよ。

長くなりましたが、この辺で。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

10月・11月の住宅新築・建て替え・リフォーム相談会

やまぐち建築設計室では不定期ですが
住宅の新築・リフォーム・家具インテリア等の
予約制相談会を開催しています。

最初のご相談は無料ですので、
この機会にぜひご利用ください。

家づくりの進め方がわからない。
土地を探しています。
どのくらいお金が必要ですか。
ハウスメーカーの家にピンとこない。
設計事務所ってどういうところなの?
希望の家を建てるにはどうしたらよいのか?
移住に関して相談したい。
マンションをリフォームしたい
新しくお店を始めたい
中古物件を買ってリフォームしたい
実家をリフォームして同居したい
週末に遊べるセカンドハウスを持ちたい
サウナをつくってととのえたい
愛車を愛でるガレージを建てたい
などなど・・・・・。

家づくりの疑問を
ひとつひとつ解決しませんか。

やまぐち建築設計室の家造りに
興味ある方の
ご相談をお待ちしております。

やまぐち建築設計室の
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なお個別相談会になりますので、
完全予約制とさせていただきます。

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可能な限り対応させていただきます。
※土曜・日曜・平日夜間も対応可能

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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