ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

このところ、連続したお話しになっていたので、
少し小休止なお話しをしようと思います。

このところ、新しく家づくりを考えている方と
お会いしてお話しする機会が多くなっています。

お話しといっても、いきなり設計をどうする?
といったことではなくて、ざっくばらんなお話しです。

その中の話題で、よく聞かれたり話することがあります。

それは。

「設計士とか建築家って、デザインする人ですよね?」

美的なセンスがよくて、自分たちでは思いつかないような、
おしゃれなデザインをしてくれる。
そんな役割を担ってくれるプロという印象。

この話がどこにつながるのかっていうと。。

家のデザインをすることって、すごく大事なんだけど、
そのために設計料を払ってまで必要なの?
ということ。

デザインしてもらうことに、そこまでお金かけるの?
そんなニュアンスでしょうか。

それって、設計士の一側面を見ている感じです。

設計士の役割の一つとしてデザイン(見た目を整える)
することはあります。

でも。
実は、それだけではないんです。

図面を書いたり、申請手続きしてくれることですよね?

それも、役割の一つですよね。
でも。設計という側面でいえば、もっと大事なこともあります。

いろんな要望を整理して、予算+敷地の範囲内におさめて
提案してくれることも、そうですよね。
(ただし、予算内で提案しない方も多いのでその辺は注意)

そのほかで言えば。
工務店との間に入って、金額ことなど、プロとして調整してくれます。

もっと大事な役割は。
工事の時に、お客様側の視点からチェックや交渉をしてくれることです。

設計と工事が一緒の会社だと、第三者チェックが入らないので、
お客様より会社を優先するような意思決定があることも。。。

そこにお客様寄りのプロがいれば、しっかり調整してくれますから。
(その方に能力なければできませんが。。。)

何かって。
設計事務所とか建築家って、お客様と契約するので、
お客様のことを第一に考えた意思決定ができるように、
家づくり全体をサポートしてくれます。

ちなみに。
工事のチェックとして、第三者の検査会社もありますが、
正直、オススメではありません。
(これについては、また改めて、お話しします)

設計から工事まで、お客様の立場からサポートしてくれる。
それが設計事務所の役割です。

ただし。
全ての設計事務所が、そういうスタンスではありませんので、
ご依頼される前に、きちっと確認してくださいね。

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

京都市で空き家税が導入される見通しになっているそうです。
 

利用されていない空き家や別荘などに課税することで有効活用を促そうと、京都市が導入を目指している「空き家税」について、このほど総務大臣が同意し、早ければ令和8年度に全国で初めて導入される見通しとなりました。

 
京都市 空き家などに課税する全国初の「空き家税」導入へ
 
上記の記事は京都市の事例ですが
空き家税が他の地域でも導入される可能性があります。
空き家をそのままにしている方は早めに活用法を考えることをおすすめします。

I-3906、アパートを検討しています(茨城県)

ユーザー M3906 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
茨城県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

茨城県土浦市でアパートを検討しています。
駅前で約60坪の変形地ですが、どの程度の建物が建つか?またプラン作成をしていたける設計士さんを探しています。宜しくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

さて。
ここ数回、ショールームでの見学について
いくつかポイントをお話ししてきました。

今日で一旦、終了させておきます。

ということで、その最後のお話しは
昨日のお話しの流れから。

昨日、展示に掲載されている金額が、
定価で、実際の価格はもう少し安くなります。
そんなお話しでしたよね。

そう。
金額の話について、一つアドバイスがあります。

2度目のショールーム見学の時ですが、
色とか素材とかから、細かな設備まで、
いろんなことをセレクトしていくことになります。

いろいろと説明を聞きながら、決めていきます。

もちろん。
機能や見た目を重視して、決めていくのもよいのですが、
ついつい「いいモノ」というか「高いモノ」を選びがちになります。

これがいい!と思ったとして、すべてを「高いモノ」で決めていくと、
値引きがあるにしても、ビックリした金額になることがあります。

そこで、オススメしたいのは。
各々の場面で、差額を聞いていくことです。

もちろん定価でいいですよ。

例えば、一番シンプルな水栓でいいけれど、
タッチレス水栓が気になるとしますよね。

そこで。
案内してくれている方に、聞いてみてください。
「タッチレスにすると、いくらアップになりますか?」
って。

その金額を聞いて、そこまで高いなら!とか
それくらいなら!という感覚はあるはず。
(この感覚は個人差あるので千差万別ですが)

差額と手に入る機能等を天秤にかけて、
意思決定していくといいですよ。

最初はわからないのですが、慣れてくると、
これくらいならいいかもって感覚が身についてきますから(笑)

ビックリする差額のモノもあるので、
このお話しは、こまめに聞くと、理解していただけると思います。

それと。もう一つ。

できれば、各設備(キッチンならキッチンで)ごとに、
二つのプランを作成しておくことです。

その二つは。
一番お気に入りの最上位グレードタイプと、
スタンダードグレードのタイプです。

間違っても、最上位グレードの二つにしないでくださいね(笑)

その目的は。
もし予算調整で、キッチンのグレードを下げないといけなくなったら、
再びセレクトしに来ないといけないですし、すぐに差額が出てこないから。

二つプランを作成しておけば、すぐに実際の差額を知ることができるので、
予算調整がスムーズにできますよ。

案内してくれる方へ「二つのプランをつくっていただけますか?」
って声をかけて進めて下さいね。

最後に。
可能であれば、ショールームは、
設計を担当してくれている方と一緒がいいですよ。

迷った時に、客観的な意見を聞いたりできますので。

それに。人にもよりますが、人数多い方が盛り上がりますから!

私はいつもご一緒するようにしています!
愉しませていただいてますよ。

そういった、丁寧な家づくりしています。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※ビルトインガレージの設計事例

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

インナーガレージや

ビルトインガレージとも

呼ばれることのあるガレージハウスは、

車愛好家の方なら一度はあこがれたことがあるかも知れません。

しかし、車好きの方のみらず、

色々な趣味を持つ方が楽しめる「間取り」

であることをご存知でしょうか?。

工夫次第で楽しみ方が

無限に広がるガレージハウスの魅力。

ガレージハウスの特徴としては

愛車と一つ屋根の下で

暮らすイメージ。

屋内に車庫を内包した

ガレージハウスなら

車との距離が近づき、

工夫次第で家の中からでもいつでも愛車を眺められる、

車好きにはたまらない生活が叶います。

車に限らず、

オートバイや自転車を

愛でる空間としても考える事が出来ます。

中庭をディスプレイのように

見立てたデザインを提案したこともあります。

またガレージハウスであれば

メンテナンスに必要な道具類や

冬装備、夏装備を置いておくスペースにも困りませんし、

運転するとき以外は

屋内に置いておくことができるため、

雨風や車を狙った心ないいたずらから

大切な愛車を守ることができます。

そして・・・暮らしも趣味も

満足度が上がる

マルチスペースにもなるという事。

車を持たないご家庭では

ガレージは不要と思われてしまうかもしれませんが、

ガレージハウス

ビルトインガレージスペースのある家での

暮らしを楽しめるのは

車好きだけではありません。

屋内と屋外の中間のような

ひらけたプライベートスペースが間取りとして

考える事が出来るので、

例えば、テントを張ってバーベキューをするなど、

おうちに居ながらにして

アウトドア気分が味わえたり、

居室として使用可能な設計とすれば

アトリエとして絵画制作や

D.I.Y.などクリエイティブな

趣味に没頭する空間として

楽しんだりすることができます。

シャッターが出入り口で

開放的な場にもなるので

土間のある第二のリビングとして

家族とのくつろぎの時間や

プライベート時間を

さらに豊かなものにするスペースにしても素敵です。

実用的な面でも

メリット豊富であり

室内から車まで歩く距離が短くなるため、

介護が必要な家族や

小さなお子さんがいるご家庭であれば、

雨に濡れずにダイレクトに車の乗り降りができるなど

実用的な面でも

車寄せとなるので

考え方と生活への密着度により

多くのメリットがある事も事実。

もしもの時のための

備蓄のスペースとしたり、

ベビーカーのような大きなものを収納したり、

部屋干しの出来る場所として考えたり、

普段の生活のちょっとした

困りごとからも解放されます。

土間空間でもあり

土足もOKなので

屋内よりも幅広い用途で活用できます。

あえて賢い選択・・・・・。

家の内部にガレージを持つという

特殊性からガレージハウスを考える事に

不安や抵抗を感じる方もいるかもしれません。

特に、車離れが

加速していると言われている

若い世代や車がなくても

不便を感じない都市部にお住まいの世帯では

その傾向は顕著かも。

家族のライフステージの変化によって

そのビルトインスペース

ガレージスペースがあれば

大きなアドバンテージにもなり得ます。

ガレージハウスのある暮らしを

間取りの中に考える事も有意義だと思いますよ。

※土間空間にもなるビルトンガレージ

リラックスできる心地の良い空間の薬局・岸本泰三建築設計室 岸本泰三さん


薬局は身体的な弱者の方が多く来店されますので、公共建築として段差がないのは当たり前で、極力明解な平面計画が必要です。
薬局について岸本泰三建築設計室 岸本泰三さんに伺いました

お話を伺った建築家

 

ユーザー 岸本泰三建築設計室 岸本泰三 の写真
津山市河辺1150-8 メゾン津山301号
0868-21-8515

貴社が薬局の設計を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい

 
薬局のオーナーが、新聞に掲載された当設計室の受賞記事をみて、依頼がありました。

薬局は建築基準法以外になにか基準があるのでしょうか?

 
店舗側は「受付け・相談コーナー・待合」等、オーナーの運営方法で任意に決まると思います。
「調剤室」側は、「監査台・水剤台・散薬台」等必用設備がありました。

薬局の平面計画で注意しているポイントを教えて下さい

 
平面計画は敷地条件による効率と、調剤薬局の場合は病院からのアプローチ・動線の確保が大切だと思います。
また、薬局は身体的な弱者の方が多く来店されますので、公共建築として段差がないのは当たり前で、極力明解な平面計画が必要だと思います。

薬局の外観で注意しているポイントを教えて下さい

 
設計室のこの3連作は、同じオーナーの計画ですが、とにかくカッコイイ、目立つ建築を希望されました。
私自身の考えでは、平面計画と同じく、屋根の有るアプローチ(キャノピー等)、や深い庇で、病院に準じる施設として、天候に左右されないで、いつでも窓を開けて換気できるような建築、外観が良いと思います。

薬局のインテリアで注意しているポイントを教えて下さい

 
薬局に来店することは楽しくはないですが、少しでもリラックスできる、心地の良い空間を目指しています。

「メディカルクレオ」の設計で工夫した点を教えて下さい

 
外部と内部の中間領域を、その建築の置かれる場所によってどう扱うかということ、また、その操作によって空間の奥行を感じられる建築を目指しています。
この本社屋では広い駐車場と建築の間に、バッファゾーンとして植樹帯を計画してあります。
病院づけになりがちなお年寄りがこの薬局に来られて、林の中の「木漏れ日」に出会ったときのようなリラクゼイションを感じてもらえるよう、意識的にボリュ-ムのある植栽を心掛けました。

「メディカル ラピス」の設計で工夫した点を教えて下さい

 
人工透析の病院の隣に計画された調剤薬局です。透析治療をする患者さんは、週に3回、約5時間もの治療時間の拘束を受けます。
薬局に来るのではなく、生い茂った雑木林の中に入っていくイメージをデザインのコンセプトにしました。
外壁の無機的な波トタンが植栽を際立たせた、「みどり」を主題とした建築表現をこころみています。
 
また、数年後にはステンレスワーヤーにアイビーが繁って緑のフィルターを作ってくれます。 
この待合(室内)で、林の中の「木漏れ日」に出会うような「癒し」を感じていただけたら嬉しいです。 

薬局の設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい

 
建築デザインがどこまで人に対してリラクゼーションを与えられるかわかりませんが、一般の方の評判は良いように伺っています

薬局のリフォームなどもやっていただけるのでしょうか?

 
勿論、参加させて頂きます。

土地購入前の相談にものっていただけますか?

 
不動産は専門外ですが、敷地決定前にご相談いただければ、正直なご意見を差し上げられます。

薬局を開業したい方になにかアドバイスがありましたらお願いします

 
一般的に薬局の店舗はプレハブに化粧をした程度のものが殆どです。
店舗建築としてのクオリティーと、顧客の目線で店舗を丁寧に考えることで、リピーターの獲得にアドバンテージがあると思います。

貴社に設計依頼可能なエリアを教えてください

 
インターネットの普及で、遠方の現場監理のリスクは少なくなっていますが、現場に足繁く通う現場監理が当設計室の特徴ですので、できれば中国5県と四国まで、が希望です。

岸本泰三建築設計室 岸本泰三さんの薬局・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
メディカル ラピス

人工透析の病院に計画された調剤薬局である。薬局ではなく、生い茂った雑木林の中に入って行くイメージをデザインし、「みどり」を主題とした建築表現をこころみた。数年後にはステンレスワーヤーにアイビーが繁って,フィルターを作ってくれる。

メディカルクレオ

OTM薬局は岡山県の北部の津山市を中心に県内に10店舗を展開する調剤薬局である。メディカルクレオは計画道路による立ち退きで新築移転をした本社屋である。

メディカルケーシー

岡山県の北部、津山市河辺に内科・消化器内科専門医院が新築移転された。その隣地に計画された調剤薬局である。地域の医療機関と付随する薬局が多く集まった地域である。施主は、一般的な調剤薬局ではなく、店舗建築としてのクオリティーと建築が与える地域への強いインパクトを希望された。

I-3905、ログハウス(キット)のセルフビルド建設依頼(宮城県)

ユーザー 眠り猫 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
宮城県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

注文住宅高騰での費用削減からの相談希望です。
51歳、土木業会社員(勤続5年)、土地15m×15m(≒70坪)
建設予定地は大崎市古川、参考ですが下記販売会社での一貫請負施工は約2200万です。
(ログハウスの基礎から完成まで、住設、住設付帯工事、申請あり。断熱・太陽光は除外)
【希望内容】
●建築申請依頼
●本体 (ログハウスキット販売)が第一候補
●予算に応じてだが断熱・外壁材追加工事も予定
●太陽光カーポートを検討中
 
【相談内容】
①弊社での請負での基礎工事が可能か?
②本体も仕様書、施工方法が明確であれば、可能な範囲で弊社で人材確保して建設したい
(指導、監督者が必須の内容か?)
③水道・電気・内装・外装・外構・住設購入・その他は指定業者または新規参入が可能か?
(相見積もり等で出来るだけ費用削減の為)
④総費用のどこまで住宅ローンを利用して組み込めるのか?
(BESTはフルローンで頭金より繰り上げ返済を優先順位としてます)
⑤太陽光カーポートは外構費用に組み込めるのか?
また後付け比較での税、補助金でデメリットはあるのか?
 
大まかな内容ですがご教授頂きたく何卒宜しくお願い致します。
完成期間も掛かるでしょうが、完成時期より予算削減で検討しております。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、キッチン等の住宅設備について
ショールームでの見方のポイントをお話ししました。

住宅設備を見るときの、もう一つ大事なポイントを
お話ししておきますね。

お客様と一緒にショールームを見学している中で、
お客様が一番ビックリすることって、何だと思いますか?

カッコよさ?  違います。

機能性?  違います。

大きさ?  違います。

何かというと。。
その設備の値段です。

例えば。
展示しているキッチンがあるとして、
そのキッチンがいくらなのかがわかるようになってます。

キッチン本体で、250万円。。

えぇ?250万円???
車が買えるじゃない??

そもそも。どれくらい金額がするのか目安がないので、
単純なその金額にビックリされます。

ちなみに。
目立つ位置に展示されているものって、
そのメーカーが推しのものなので、かなりな金額ですが。

そうそう。
ビックリする金額って、いわゆる「定価」になるんです。

なので。
ある程度は、値引きされる金額なので、そのままではありません。

それでも、9割引き!ということはありえないので、
相応な金額はしますよ。
(依頼先で値引きが違うので、値段が異なります)

お客様からすると、不親切ですけど、
そういう仕組みになっているので仕方ありません。

ちなみに。
なんとなくイメージできるかもしれませんが。。

そのメーカーでの最上位クラスは、あまりお値打ちにはなりません。
逆に。
たくさん売れるスタンダードクラスが、コスパがいいですね。

なので。
最上位クラスとスタンダードクラスで、定価が同じでも、
実際の価格は違うことになります。

最上位クラスでしか選べないものがいいのであれば、
それを選ぶしかないのですが、そうでもなければ、
スタンダードクラスをスペックアップしていく方が、
よりよいモノを手に入れることができます。

ちなみに。
キッチンって、結構金額高めなので、
うまくセレクトできれば、100万円近く節約できたりします。

もちろん。
だからといって、どうしてもなこだわりがある場合は、
それを優先してもいいと思いますよ。

家づくりって、バランスが大事なので。

長くなってしまったので、続きは明日へ。

錦糸町のリノベーション

●設計事例の所在地: 
東京都墨田区
●面積(坪): 
20.4
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

将来最大3室の部屋に分割できるように2階を設計しました。まだ幼い子供たちには個室はいらず、家を最大限広く活用していただくことを目標としました。人生のフェーズに合わせた改修工事が可能であれば、今後いろいろな人生の局面にも対応できると考えました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

元ハウスメーカーの鉄骨住宅で、3LDKの住宅は5人家族の新しい住まい手には適切な間取りではありませんでした。そもそもが狭小住宅に分類されている住宅のため、住まい方を考えないとご希望とされている生活が実現できない条件でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

以前より依頼者様と弊社代表は知り合いで、代表が3人兄弟で育ったことを思い出し、5人での生活に対して提案できる建築家ではないかとご期待いただき決まりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

幼い子供が3人にとって、まだ個室が必要ないと考えました。その局面に遭遇したときに対応できる将来計画を残し、現在は大きく残した空間で家族の関係性を深めていく提案をしました。

その他の画像: 

子供たちの勉強スペースと廊下を兼ねた空間です。後ろを通るとき少し邪魔になるかもしれない狭い廊下です。しかし、「ちょっと通るよ」「ごめんね~」といった家族の会話が促されるきっかけとなり、子供たちの関係が育まれる環境として新たな解釈を加えました。

子供たちの成長や変化に伴って空間が対応しやすいように、必要となる機能はすべて壁沿いの計画し、部屋の中央に大きなスペースを確保しました。こうした空間をアダプティブスペース(適応する空間)と名付け、家族の多目的な空間としてダイニングキッチンという食の空間からより自由な空間として家の中心機能をデザインしました。

川口の塔屋

●設計事例の所在地: 
埼玉県川口市
●面積(坪): 
10
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

超極小地(9坪)に建設された極小住宅です。オールスキップフロアで計画され、空間性豊かな最小住宅を目指して計画しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

元々接道していない土地をご購入され、古屋を改修工事したところ改築と判定され撤去取り壊し指導があったそうです。そのため、正式に再建築可能な条件の土地とするため、近隣地所有者様と話あい、私道を通すことになりました。そうした大変な不動産の悩みを共に解決し、質実剛健の住宅が完成しました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

大変な条件のため誠実で頼もしい設計者が必要と思われ、弊社代表のことを評価していただきご契約いただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

超狭小地のためスキップフロアで空間性を高め、隣地住宅の窓とお見合いにならないように半階高さをずらしました。自然光がしっかりと建物の奥まで届く計画となり、眺望も得られたことで、狭小地であることを忘れさせてくれる光で満たされた空間が完成しました。

その他の画像: 

スキップフロアのためどこまでも続くような空間性を感じられます。

最上階にはロフトがあり、実質3階の高さに相当するため窓越し眺望を得られます。

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