ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

さて。
昨日までは、木の床材として、
フローリングについて、いろいろとご紹介しました。

フローリングがいいです。
って、もし思って伝えたとしても、
どのフローリングがいいのかって、人それぞれ。

その一つの素材のセレクトにも、
どんな家づくり、そして暮らしをしたいのかが、
深く関係しています。

つくり手の○○フローリングがオススメ!
なんて、全く的を得ていませんので、
自分らしいセレクトをしていただきたいです。

おっと。
前置きが長くなりましたが、
今日からは、水回りの床に使う床材について
いろいろお話ししていこうと思います。

まず最初にご紹介したいのは、フローリング。

えぇ?フローリング??
って思われた方がいるかもしれませんね。

木って、なんとなく、水が浸透していきそうです。
確かに、無垢フローリングで、そのままであれば、
そうかもしれません。

表面を透明の膜で固めてしまう塗装であれば、
水が浸透していきにくいのでいいかもしれませんが、
無垢の肌触りが消えてしまいますね。

オイルで仕上げれば、肌触りは残したまま、
水の浸透を防ぐことはできますが、
オイルを定期的に塗る必要がありますので
記憶しておいてください。

ただ。マットのようなものを敷くのであれば、
その辺に気にする必要がないかもしれませんよ。

それと。
フローリングの中でも、シート張りの場合は、
耐水性を意識した製品があるので、
それを意図して選定すれば、木目柄の
フローリングで、LDKすべてを同じ床材にすることも
できますね。

ただ。
木の質感が好き!
ということであれば、シート張りでは、難しいですね。

そうそう。
水回りって、まとめて話してしまっていますが。。

場所によっては無垢材でもよいところも
ありそうです。

たとえば、脱衣室。
浴室から出たところには、マットを敷く方が多いでしょうし、
もし敷かなくても、水が付く程度ですので、まだよいです。

キッチンであればどうでしょう。
キッチンだと、水だけでなく、調味料や食材なんかが
落ちる可能性もあるので、なかなか厳しいかも。。

なので。
水回りの床に、木を採用したい。

場所ごとに、いろいろ考えながら、
設計士さんとも相談しながら、決めていく。
それがよさそうです。

明日、フローリング以外の素材についてです。

ユーザー エヌスペースデザイン室 佐藤 直子 の写真

乾太くんはガスの温風で乾かす衣類乾燥機です。
短時間で乾かせるし、生乾き臭の予防にもなります。リンナイ製。
でてくる湿気はダクトなどから外部へ放出するので、あらかじめ排気経路を確保し、
またガスのホースやコードをつなげることが必要です。
新築やリフォームのとき、あらかじめ設置することが決まっていれば、
設置場所にガスや排気の接続を考え、造作家具などで置き場所を考えると、
使いやすいランドリールームができます。
扉の開き勝手や洗濯機との位置関係、動線など考えて設計するといいと思います。
洗濯機の上部に置けるようなラックも市販されており、
後付けも可能ですが、ガス工事やダクトの工事は必要です。
デリケートな衣類やウール、皮革製品は傷める恐れがあるので使えません。

I-3880、最後の暮らしを過ごす家(神奈川県在住・建設予定地は鹿児島県)

ユーザー 平井3880 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして。平井と申します。
昨年まで都内におり会社を良いM&Aで売却し、現在屋久島は宮之浦に40m x 30m程のキレイな400坪の土地を購入しました。
現在は神奈川県鎌倉市に住んでおります。
平屋でバリアフリーで住める廊下まで一つずつの空間の広い家と、ダイビングショップという器材を洗ったり干したり、仲間と話すスペース作りで最後の暮らしを過ごす家を作りたいと考えています。
土地は更地で草は少し生えている状態です。
予算は、400坪をキレイにしていくところと、建坪と分けて、適正に頑張りたいとは考えています。
ゼロから建てることは初めてなことと、屋久島という雨量が多い、そして潮風がある地域の骨組みや材質のご相談も出来る方とマッチングしたいと考え、相談・依頼したいと考えています。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-3879、もし建物建てた場合……(福岡県)

ユーザー ゆうじ3879 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

****に447m2の傾斜地を保有しています。長年放置していましたが、もし建物建てた場合、どのくらい費用がかかるものなのか。一応の希望の図面引いてみてはいます。できるだけ費用は抑えたい気持ちもあり判断つかずにいます。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、中間の色合いの無垢フローリングについて
お話ししましたね。

今日は、最後に濃い色合いについて
お話ししていきます。

濃い目のフローリングっていうと、
もしかしたら、聞いたことがあるかもしれません。

ウォルナットという樹種になりますね。

木目がとても上品なので、落ち着いた
大人な雰囲気を目指す時には、オススメです。

この樹種。
実は、世界三大銘木の一つであることと、
希少樹種ということもあって、価格は相当高いです。。

明るめの樹種に比べると、2倍とか3倍の増額へ。

金額が高いこと以外に、経年での色の変化に注意が必要です。

経年で、濃くなっていったり、飴色になる樹種が多い中で、
ウォルナットは、どちらというと、濃さが抜けて、明るくなります。

なので。
濃いめを望んで採用する場合には、明るくなっていくことも
想定しておいてください。

もう一つ。
濃いめの樹種というと、ソノケリンという樹種があります。

濃い色合いがベースなのですが、明るめの色合いが
混ざることもあるので、先日ご紹介したアカシアのように
ムラのある仕上がりになることもあります。

それと。
かなり木目がハッキリしているので、
ウォルナットに比べると、表情豊かで、
かなりインパクトのあるフローリングです。

ウォルナットほど、経年での色の変化はありません。

こちらも、金額は、相当高めなので、
その辺は考慮しながら、採用を検討された方がよいですね。

ということで。
ここまで、フローリングについて、いろいろお話ししました。

無料サンプルを手配できるサイトもあるので、
気になる樹種のサンプルを取りよせてみてください。

質感や肌触りはもちろん、日当たりのいい場所に
数か月置いてみて、その変化を確認するのもいいですよ。

ということで。
明日からは、別の床素材のお話ししていきます。

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

鳥取県のプラザ佐治が「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に
選ばれたそうです。

鳥取市佐治町の市総合支所に一部が使われている「プラザ佐治(豪雪山村開発総合センター)」が、近代建築の保存を図る国際組織「 DOCOMOMOドコモモ 」日本支部から「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選ばれた。

プラザ佐治「モダン建築」に

私はプラザ佐治も「 DOCOMOMO」も知りませんでした。
「 DOCOMOMO」のHPをみると
知っている建物もちらほら掲載されています。

registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築

福岡近県の建物も掲載されているので行ってみたいと思います。

I-3877、四畳半の茶室を作りたい(東京都)

ユーザー ちゃわん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

中古マンションになりますが、リビング隣の部屋を拡張して四畳半の茶室を作りたい、また、キッチンと洗面の高さを上げる工事もできればと考えています。
その相談に乗って頂けると幸いです。
〈地域〉東京都練馬区
〈茶室に対しての希望〉
・表千家としての茶室・小上がりで床下収納・電気炉・リビングとの協調性・茶室に床の間・茶室横に水屋(水回りは無くてもよい)・壁面に絵画なども掛けられるようにしたい・茶事が出来るように
〈キッチン、洗面〉
・現在設置のキッチンや洗面台の高さを変えることが可能ですか?
〈その他〉
・壁紙の張替え・リビングなど二重サッシにする
 
12月引き渡しになりますが、80m2超の中古マンションを購入しました。
夫婦2+犬1の暮らしとなりますが、家で茶事が出来れば素敵だなと考えています。
予算がどの位かかるのかも含めて相談に乗って頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、無垢フローリングの中でも、
明るめの色合いの樹種について、お話ししました。

それぞれ、風合いや特徴があるので、
画像だけでなく、サンプルなんかも取り寄せながら、
体感して決めてくださいね。

今日は、明るめでもなく、暗すぎない。
ほどよい中間な色合いの樹種をお話ししていきます。

一つ目は、チェリーです。

少し赤みがかっているのが特徴です。
暴れた感じの木目ではないのですが、
ほどよく表情がある感じが、とても上品ですね。

赤みがかった色合いだけでなく、白い部分が混ざったり
することもあります。

この色。
経年で、深みを増していって、飴色というか、
赤みが増していくので、すごくいい風合いに変化していきます。

長い年月をかけてというより、その変化は早いので、
家具を置いたりしていると、すぐにわかってしまうかも。

そうそう。
それと、ものすごく、肌触りがいいんですよね。
なんといったら伝わるか。。
きめ細かくて、滑らかな感じなので、
ついつい触っていたくなるような感じなんですよ。

なので。
塗装をする場合は、質感の残るオイル塗装がオススメです。

もう一つは、チークです。

チェリーは赤みがかった色合いでしたが、
こちらは、赤みというより、茶系な色合いでしょうか。

もともと深みのある色合いなのですが、
経年で、自然なツヤが出てきて、飴色になっていきます。

というか。
より深みが増していき、高級感が半端ないです。

チークって。
希少樹種と言われていて、とても高級な部類です。
なので。
金額は、結構高くなりますが、深みある色合いが好き
であれば、その価値はありそうです。

最後のもう一つ。
アカシアという樹種。
こちらも、色合いでいけば、中間でしょうね。

でしょうね。
とお話ししたのには訳があります。

アカシアは、全体で見れば、
チークのような色合いなんですが、
茶系の色合いと白い部分の色味がハッキリ
分かれているので、かなり表情のある印象に
なります。

かなりなムラなので、それがお好きでない方には、
あまりオススメではありません。

ただ。ムラのある表情にしたい!という方であれば、
ここまで表情ある樹種がないのでフィットするかも。

ということで。
中間の色合いになる、三つの樹種について
お話ししました。

明日は、濃い目ですね。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※キッチンハウス・ベーシックプランカスタマイズ(アイランド型キッチン)べトングレーを採用して左官材モールテックスのような雰囲気に・食洗機はボッシュ

リノベーションを進めていた現場。

空間のカタチと要素、

グレージュモダンの空間が際立つ提案デザイン。

工事中の養生が外れたところで

仕上げの確認段階。

今まで養生で隠れていた部分が

目視で確認できるように。

今回はどちらかといえば「狭小」空間ですが

空間に広がりを生み出す

効能として「ライティング」と「表情の素材感」にも

インテリアの工夫が詰まっています。

床を照らす意味ではなくて

空間の隙間を照らし「奥行き」をつくる事で

立体的な奥行きを

実際の空間以上に感じる仕掛け。

今回のキッチンは「アイランドキッチン」としては

サイズが大きめのものを採用していますが

それでもカウンターと実際のサイズ感に

ギャップを生み出す「くぼみ」がある事で

キッチン周辺のサイズ感に「違い」をレイアウト。

狭小の工夫を盛り込んでいます。

そして、キッチン背面の収納はトール型をレイアウトして

普段家電類は「見えない」ように。

必要な時に開放する使い方。

同じ雰囲気ではなく、

配色を変えての二色展開で

背面収納は白基調、

キッチンは黒基調で、

モノトーン空間を演出して

壁・床とイメージがリンクするように。

同色化して「要素」が少なく見える事で

スッキリとした空間になり

狭さを感じにくくなります。

空間を広く感じる「レトリック」は色々とありますが

建築の空間には「それ」だけではない

場所の魅力をどのように設計するべきか?

という感度が大切。

今回の建築プランには

広さを生み出す工夫を随所に

めぐらせています。

天井までの「サイズ」もそうです。

扉と壁と天井の関係性。

場所の価値を最大限で

最適化する感度をいつも計画に盛り込んでいます。

過ごし方と心地、

そして場所の持つ意味を設計とデザインの工夫。

現場はもう少しで完成。

設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
----------------------------------------------

※キッチン背面のトール型収納ユニットは白が基調の「ルーナ」でグレージュ空間に浮きとゆとり感を生み出すデザインに(現場造作で天井と壁を照らす間接照明)

※アイランドキッチンをダイニングテーブルとしても使うことが出来るように対面型カウンターとなるプランに

陽光の恵みを受ける都心の住宅|つばさの家

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
49.7坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大らかな印象の外観は、家の中深くまで光を取り込むための大きな開口と深い庇が作り出したもの。都心の住宅密集地にあるので、空から採光を意識した結果、屋根はつばさを広げたような形になっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

南北に長い敷地で、東西は隣家が迫って建っているため、家の北側半分には光が入りにくく、初めは、お施主様は建て替えではなく住み替えも視野に入れていました。「光がたくさん入る家」がいちばん大事なテーマでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

お施主様よりいただいたコメントです。
「設計者選びの際、白崎さんの提案が気に入ったこと以上に、私達の提案はこれで終わりではありません。依頼主の方がお気に召すものが出来るまで何度でも打ち合わせ、何度でも作りこみます、と言って下さった白崎さんの誠実なお気持ちに可能性を感じ、私達も一緒にやってみたいと思ったことが、白崎さん達にお願いする一番の理由でした。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

住宅密集地にあり、地区計画上、耐火構造であることが求められました。また、近くを通る幹線道路からの遮音対策も考え、RC造(鉄筋コンクリート造)としました。RC造は木造と比べて柱間の距離を大きくとれるので、大らかな生活スタイルの建て主にふさわしいスケール感を出すことができました。
冬は陽光を家の奥まで届け、夏は強い日差しを家の外で遮るために、大きな開口と深い庇、そして、家の中心にコート状のルーフテラスを設けました。家の中心にルーフテラスがあると、そこから下に光を落としていくことができるのです。
RC造のメリットや建て主の要望を収斂していった結果、屋根や天井が「つばさ」を広げたような形状となり、大らかな家族を表現するのに相応しいものとなりました。
「つばさ」を仰ぐと、周囲から覗かれる心配なく空が垣間見え、住宅が密集しているとは思えない「のびやかな」空間に仕立て上げることができました。

依頼者の声: 

私達が最初にいった言葉、「私達の希望の家は、風通しがよくて、空気が綺麗で、陽の光が沢山差し込む家、アクティブな子ども達の笑顔が溢れている家、出掛けたくなくなってしまうような居心地のよい家です。」これだけ聞いたら、それって具体的にはどんな家?って思ってしまうのが普通だと思うのですが、白崎さん達は、「OK!そういう家ね!」ってまず言って下さって本当に話しやすかったです。
私達の好み、生活スタイル、家族の歴史など丁寧に丁寧にヒアリングし、少し先の未来から人生設計を一緒に考えながら、私達のこれからの生活を形にしていく、設計に落とし込んでいく。お二人の聞く力、設計力はすごいと思いました。
白崎さん達お二人だからこそ織りなせる絶妙のバランス感覚、デザイン性と機能性を持ち合わせた家、女性目線の動線や収納等もがっつり工夫されていて、それでいて遊び心があり繊細でしなやかな主張を感じることのできるすっきりした家に仕上がりました。コストや素材にまで細やかなご配慮をありがとうございます。最初のワクワク感が形になり、希望通りの住み心地のよい家となっています。

その他の画像: 

アプローチから見た外観

玄関。正面の和室の床の間を、玄関の飾り窓にしている。

南側に面した吹抜けのリビング。

リビングからダイニングを見る。上方の窓はルーフテラスからの光を取り込むため。

階段から光が降り注ぐダイニング。

キッチンの隣にワークスペース。中庭を設けて自然光が入るようにしている。

手元が隠れるタイプのオープンキッチン。背面の収納は大型の引き戸付きで、使い勝手がよい。

ルーフテラスからの光を取り込む階段。

子供室から廊下とルーフテラスを見る。全開放できる引戸で廊下と仕切っているので、空間が開放的になる。

バスコート付きの開放的な浴室

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