ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

さてさて。

昨日は、設計士=お金持ちの家づくり=だから高い。
という先入観を、解消するお話しでしたよね。

最近では、いろんな設計士がいますよって。

全く触れたことのない方には、見当つかないと思いますが、
なんとなくある、敷居というかハードルって、
ずいぶんなくなってきてると思いますよ。

ただ。昨日ご紹介したコメント。

「いろんな材料を知ってて、一番いいのを使うことになりそう」

「設計士さんって、自分のこだわりがありそう」

「私たちの意見はさておき、設計士さんのこだわりの家になりそう」

については、少し注意が必要かもしれませんね。
今日は、それについて、お話ししていこうと思います。

設計事務所をされている設計士さんって、
ご自身のこだわりをしっかり持っていて、
それが一番いいと思いながら、真摯に提案します。

ホームページを見たりすると、わかるかもしれません。

設計士の「作品」を見ると、なんとなく、似たようなデザインが多いかも。
この設計士は、このデザインが得意で、オススメということですね。

その他にも。

県産材の無垢材を使うことで、社会貢献にしているとか。
コンクリート打放し仕上げで、見た目と耐震を両立とか。
断熱材はセルロースファイバーがいいとか。
オーダーキッチンにしていますとか。

こだわるポイントは、設計士それぞれで異なります。

もし。
そのこだわりを持った設計士に、設計を依頼したとして。

おそらく、最初は、その設計士の見た目とか考え方に共感して
依頼してるはずなので、自分たちの要望でなかったとしても、
設計士が提案する素材とか見た目に納得しているかもしれません。

逆に。
無垢にこだわりのある設計士に、床はフロアタイルがいいって、
なかなか言えないでしょうし、いっても無垢の良さを説明してくれるだけ。
フロアタイルに変えてくれる可能性って低いかも。

設計士のこだわりが中心に、いろいろ決まっていって、
オススメの材料、デザインで仕上がっていきます。

ここまではいいとして。。
設計士こだわりの材料が、金額高かったとしたら。。

「いい材料を知っていて、一番いいのを使う」
その結果、予算オーバーになって、減額へ。

でも。設計士がこだわりを貫いたら。。。
規模を小さくしていくしかありません。

あれ?なんかおかしくないですか?

そうなんです。

設計士のこだわりがあって、それを貫くと、
高くなってしまうことって、皆さんの想像以上に多いんです。

もしかすると。
こういった体験をされた方が、書き込みとかされていると、
「設計士=高い」の根拠になってしまっているかもしれません。

実は。
私のところに、設計士との契約を破棄されてきたお客様が、
いらっしゃったりするので、割とリアルに知っています。

その辺の深い話は、別として。。

残念ながら、設計士=高いを払拭できませんでしたね。

でも。私の回答は。
「高くもできるし、高くなくもできる」とお伝えしました。

設計士によっては、その懸念を払しょくできたりします。
設計士しだいなんです。

その辺、しっかり見極めて、設計士を選んでいただくしかないかも。

詳しいお話し聞きたい方は。。
お問い合わせください。
口頭であればお伝え出来ますので。

I-3785、建物と一体となった地下車庫地下玄関を持つ住宅(東京都)

ユーザー なかむら3785 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

東京都杉並区で土地購入を検討しております。
土地が道路より4m程度高い位置にあり、建物と一体となった地下車庫地下玄関(車庫と玄関は道路の高さ)を持つ住宅を建てたく、対応可能な建築士の方を探しています。
 
以下詳細を記しますので、ご対応可能な方がいらっしゃればご連絡いただけますと幸いです。
 
土地広さ:約41坪、建ぺい率40%、容積率80%、おおむね長方形
希望建物広さ(地上部分):30~32坪
予算:5000万円程度(土地除く、擁壁含む)
入居希望時期:2024年3月後半
その他希望:
 4人家族(大人2人、中学生1人、小学生1人)、ペット(小型犬を予定)
 地下ガレージ2台分(ガレージ上は庭としたい)
 ガレージとも内部でつながる地下玄関
 中庭
 ナチュラルかつモダンなデザイン
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

リノベーションを進めている

会員制サロンデザイン設計の現場。

※床部分の下地工事と給排水の下準備配管、その他仮補強を終えた状態のリノベーション現場

美容室オーナー Mさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

前回の現場視察と打ち合わせから

解体も進み床全体の下地設置を終えたところ。

現時点での解体の状況を

オーナーのMさんご夫婦にもご覧いただき

実際に「骨組み」となったことで

予定とは異なる必要な補強部位のご説明など

一通り現場をご覧いただいてから

簡易的ですが

打ち合わせスペースで「リアル化」の検証。

現店舗の一階美容室への配慮もあり

遮音マットも現物をご覧いただき

事前検証の意味をその場で体感していただいたり。

机上での打ち合わせ設計デザインから

現場でリアルを確認しながら

設計当初の考え方と

現時点でオーナーご夫婦が「リアル」から感じ取る内容を

融合して再調整の時間。

リアルが始まる事で「見える」範囲も変化します。

僕たちは計画段階からこの状態や最終の着地点となる

完成後が見えています。

だけど住まい手さんやクライアントにとってみれば

プランや間取り図、イメージ図やCG、

模型そして設計図やサンプル類をご覧いただいても

全把握は難しいところ。

ドアが取り付くとどうなるのか?

壁が仕上がるとどんな距離感になるのか?

寸法値や近しい現場などを

事前にはご説明させていただいていても

やはり「リアル」が大切。

現場を体感する事で

住まい手さんや

今回の場合だとクライアントであるオーナに

入ってくる情報が異なりますから。

ショートカットせずに

現場となる「その場」でアナログですが

体感する時間を適切にデザインする工程で

工事を進めています。

色々な要素が空間に集まり

融合する事で建築は仕上がります。

洋服などのコーディネートでもそうですよね。

服の上下、上着、靴や鞄、

アクセサリーなど

単体ではなく服装としてコーディネートするときに

最後に持つ鞄や履く靴、被る帽子等で

雰囲気は変わりますよね。

口紅の色やチークの入れ方、

髪型の印象でもそうですよね。

素材や建材パーツの融合をリアルな状態で考え

そして反復する時間。

経過の違いは質の違いに反映されますよ。

カタチの結果を生み出す

クリエイティブな質は重要・・・・・。

新築も勿論そうなのですが

特にリノベーションは解体後の時間が大切。

日常的に「考える時間」は

設計の密度への変換作業

その密度を大切に。

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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※解体を一通り終え仮補強の状態でオーナーご夫婦に現場状況をご覧いただく

※解体を一通り終え仮補強の状態でオーナーご夫婦に現場状況をご覧いただく

※遮音マットの現物をご覧いただく

※現場内簡易打ち合わせスペースでオーナーご夫婦を交えての打ち合わせ

※解体後の空間を実際に体感してリアルなサイズ感から生まれる感覚にて初期設定している部材や仕上げを再確認

※解体後の空間を実際に体感してリアルなサイズ感から生まれる感覚にて初期設定している部材や仕上げを再確認

I-3784、飲食の用途に変えたいが……(埼玉県)

ユーザー 早川3784 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

埼玉県飯能市**のテナントで
 
店舗の用途になっているものを
 
飲食の用途に変えたいが
 
検査済み証がありません。
 
安く、早く用途変更をしたいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-3783、木造3階建て共同住宅、約300㎡の確認申請など(神奈川県)

ユーザー LUNGO の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

神奈川県藤沢市:
木造3階建て共同住宅、約300m2の確認申請、中間検査、完了検査の手続き。
およびそれに伴う、工事監理(2回/月程度)、構造計算を依頼したい。
基本的な図面は用意します。(構造図以外)
お引き受け頂けそうな方、上記条件での見積をお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、タイトルの内容でお話ししています。
気になる方。とても多いみたいです。

表面的でなくて、ほんとのところ知りたいですよね。

昨日は、設計料が別でかかる=高い。
ということについて、お話ししました。

安い設計料であれば、それなりになってしまう。
そんな可能性が高いですよともお伝えしました。
(だからって、べらぼー高いのがいいわけではないですが)

今日は、その続きでしたよね。

②「高い材料とか設備を使ったりするんですよね?」
ということについてお話ししていきます。

高い材料とか設備を採用する。
それで、工事費が高くなる。
確かに、それって、当たり前なことなのかなと思います。

設計士だからでなく、ハウスメーカーでも、工務店でも。
一緒のはずです。

では。
なぜ、設計士に、それが紐づいているのか。
もう少し踏み込んで、聞いてみると、わかってきます。

「そもそも、一般の人でなく、お金持ちの家を設計してそう」

「いろんな材料を知ってて、一番いいのを使うことになりそう」

「設計士さんって、自分のこだわりがありそう」

「私たちの意見はさておき、設計士さんのこだわりの家になりそう」

みなさんは、こんなコメント見て、どう感じましたか?

全部でないにしても、一部だけでも、そうそう!と思った。
そんな感じではないでしょうか?

ということで、少しかみ砕きながら、一つずつお話ししますね。

「お金持ちの家を設計」

確かに、設計士って、何やらハードルあるみたいです。
どれくらいの方がお金持ちかはわかりませんが、
昔の設計士のイメージって、そうなのかもしれません。

でも。
最近では、全然そうでもありません。
特に、若い設計士であれば、より一層です。

もっと身近にいて、コストを抑えた家でも関わっていますし、
設計士に依頼するケースは、かなり高くなっています。
お金持ち?だけではなくなっていますよ。

私でも、工事費が2000万円くらいの方もいたりしますから。

ただし。
設計士全員が、そうではないので、ご注意くださいね。

そして。「お金持ち」以外の3つのコメント。

これ。
かなり的を得た内容なのかなと思います。

一つの話につながっていきそうなので、まとめてお話ししましょう。

おっと。
ついつい長くなったので、明日に続きます。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※間取り平面+外構平面プランニング設計事例
(暮らしの価値観とライフスタイルに紐づけし洗面脱衣室にウォークインクローゼットの間取り・朝と夜の入浴スタイル)

プランニングの重要性。

住宅の住み心地を左右するのは

基本的にはプランニングです。

間取りの検討要素と考える域の違いには差が生まれます。

そして全員が同じ感覚を持っている訳ではなくて

住まい手さんや家族によって

それぞれに好みや価値観はバラバラです。

その周辺を読み解き家づくりの「コア」をデザインする事。

地域の特性をつかみ、

街並みを構成する一要素としての視点と同時に

住まい手さんがこれまで暮らしてきた住まいの事や

得意分野不得意分野といった

実情の条件整理も必要。

家のもつ快適性だけの話しではなくて

過ごすことの意味とこれまでの価値観を丁寧に考える事。

暮らしの向上と質的な改善をはかるためには、

周囲との関係性を整えることも忘れてはいけません。

間取り単体ではないという事。

敷地に家を配置するという考え方ではなく、

敷地自体のもっている

様々な特質を読み取りながら、

住まい手さん各々が持つ暮らしの本質との融合。

敷地全体と価値観を生かしきるための

プランニングを行う事によって

過ごし方の有効性が高まります。

光の入れ方、風の抜け方を読みつつ、

居住する空間にとって何が心地よい時間を生み

生活環境に広がりを持たせることになるのか?

常に暮らしの原点を意識しながら、

外部空間、内部空間、

そしてそれらを繋ぐ中間的な空間を適切に配置し、

ボリューム化することで、

場のもつ良い意味での暮らしの価値に沿った

快適性を得ることができます。

壁の配置や窓の取り方、

天井の構成の仕方によって、

視覚・感覚的に感じる広さは明らかに違ってきます。

心理的な空間構成を意識しながら

デザインすることで

物理的な面積以上の広やかさを得ることができます。

これまでの空間体験や、

ご希望などをお聞きし、

ご家族の関係性・趣向・個性に鑑みて、

そこで繰り広げられる人々の生活を想像しながら、

空間配置や動線計画、部屋の大きさや空間の質をデザインしていくことで、

住むことによって「暮らしの良さ」が生まれます。

そういう意味では暮らす人に対しての「エネルギーが高い空間」に近づくように。

四季折々の自然と共生する住まいとして、

陽の光の移ろい、

雲の流れ、風の心地よさ、

木々の緑などに心を潤し、

日々の活力を再生させる空間。

その逆に閉鎖的で「とげとげしい空間」や

シンプルを追求したホワイトカラーの空間など。

暮らしの空間によって様々な印象が必要であり

その空間がそれぞれにとって別々の「心地よさ」を生み出すことになります。

価値観は最大の依り代。

つまり家は価値観の集合体であるという事。

万人に良い間取りではなくて

暮らす人にとって何が必要で

まだその暮らす人が気づいていない何かを

どのように反映するうのか?。

形成されている「これまでの生活観」と「これからの生活観」。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

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I-3782、認定長期優良住宅建築証明書を発行してほしい(東京都)

ユーザー はる3782 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

長期優良住宅認定されているマンションの、認定長期優良住宅建築証明書を発行してほしい。
https://www.mlit.go.jp/common/001298731.pdf
 
建築家の所在地について:
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

実は。
先日、これから家づくりを考えている方とお会いしました。

少し緊張した空気感から、すぐに空気が変わって、
いろんなお話しをすることができました。

私は、通常、初回で家づくりのヒアリングをすることはなくて、
家づくりに対して、気になってることとか、不安に思ってることとか
よくわからないことについて、聞いていただいて、
それにお答えする機会にしています。

先日の方からも、いろんなご質問をいただきましたが、
みなさん、ほんといろんなことが気になっているようですね。

私が最初にお会いするときの役割って、
家づくりに対する不安を減らして、前向きになっていただくこと。

不安って、「わからない」ことからスタートしているような気がします。

なので。
一つでも多くのことについて、不安を解消していただけたらと
思ってお話ししています。

たくさんの方々とお会いした時に、よく聞かれることについて
いくつか、ご紹介していけたらと思います。

一つ目はこちら。

「設計士にお願いすると、高くなるんですよね?」

問いかけられる確率は、100%といいたいところですが、
99%といったところでしょうか(笑)

みなさんはどう思っていますか?

私はお答えする前に、もう少し踏み込んでお聞きします。
そうすると、もう少しハッキリしてきます。

①「そもそも、工事費と別で、設計料がかかるんですよね?」

②「高い材料とか設備を使ったりするんですよね?」

・・・・・・

なんて。もっといろいろありますよ。
でも。概ね共通する内容は、このあたりなので、
こちらについて、お話ししていきます。

おっと。
その前に、この質問への私の回答を先につたえておきます。

「高くもできるし、高くなくもできます」

ただし。設計士としての回答ではなく、ナイトウタカシとしての回答
ということを条件にしていますが。

その回答の真意の前に、①と②についてお話ししておきます。

①について。
確かに。工事費用とは、「別で」設計料は発生します。

それって、実は、ハウスメーカーでも工務店でも同じなんですよ。
資金計画なんかをご覧いただくと、設計料という項目があると思います。

もしなければ、どこかの諸経費に隠されているだけです(笑)

だって。
設計しないと、申請もできないですし、工事もできませんから。

「別」かどうか。
設計と工事が一緒の会社であれば、支払い先が一緒なだけで、
「別」と感じないわけで、設計士に「別」で依頼すれば、
工事費用と「別」の支払い先になるというだけかなと思います。

ただ。
金額の桁が違うかもしれませんね。

もし、10万円単位の設計料であれば、それなりの設計なんです。
すでに決まっているものやことの中から、セレクトして組み合わせる。

つまり。
規格や標準仕様の範囲内であれば、作業効率いいですから。

打合せの回数なんかにも制限あって、変更も効きにくい。
それもそのはず。それだけの設計料なんですから。

なので。
設計料が別でかかる=高いということでもない。
ということをご理解いただけたでしょうか?

次に②と言いたいところですが。。
ついつい長くなったので、明日に続きます。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※住まい手さんからいただいたお手紙と暮らしぶりの写真とコメント

ホームページをご覧いただいたのがキッカケで

住まいについてのご相談、

プランから設計とデザイン

そして昨年の夏に住まいの新築工事を終えて

2年と少しの期間での家づくり、

引っ越しを終えて約半年が経ったのですが

住まい手さんからうれしいお手紙が届きました。

引っ越し後、

暮らし始めてからの気づきや

過ごし方の場面等、

住むことで生まれる

建築の多様性のデザインが

居心地に程よく馴染む設計のカタチの事

過ごして気付く心地のことなど

出会いから完成までの様々なシーンと

住み始めてからの今の気持ちが

そのお手紙には記されていました。

間取りだけではなくて

色や素材形から照明器具

家具からカーテン類まで

勿論・・・庭(外構)エクステリアの範囲まで。

僕は建築家です、勿論「建築士」です。

建築家(建築士)だから

設計する事、図面を描くこと本分だと

思われている方も多いかもしれません。

勿論「それが生業」ですし「それだけ」の人たちも多いです。

だけど僕は、基本的に「住まい造り」と「暮らし」そのものを

家づくりの本分と考えています。

暮らしについてきちんと話を聞かせていただき

住まい手さんの価値観をくみ取りつつ

何が必要で何が必要でないのか?

機能面や性能は勿論「前提条件」として

暮らしの価値基準を紐解きながら

暮らしが「徳」・・・「品性・恩恵」を持ちつつ生み出すように

住む場所が変われば

ある意味で「人生」が変化するという事。

可能な限りよい意味での

変化が生まれる環境の整理整頓と工夫を・・・・・。

見た目だけでのデザインではなくて

暮らし本質についての設計を

住まい手さんに対して提案しています。

約13年間、勤務建築士として

設計事務所に勤めていましたが

その時に味わったこと

そして感じたこと、

知ったこともありましたが

一番大きなターニングポイントは

自身の家をその時代に建てた事。

自宅を新築したのはもう20年以上前の事ですが

家族との「浅い対話」や「工事業者」の選定と「浅い打ち合わせ」

その工事業者(工務店)が抱えている職人さんたちの資質、

家づくりに対する「価値観」。

それが十分な成功ではなくて「周囲も含めて」

反面教師だったことが今の自分の思考と

建築と住まい手さん、

そして暮らしへの「携わり方」を育ててくれたと思います。

業者や商品メーカーからの意見は

何から出てきているものなのか?

そこしか見ていない

生活を熟知していない「つくり手側」の意見が

何を発生させてしまうのか?

空間と暮らしの融合まで熟知できない関係者が

なにをしてしまうのか?

数え上げればきりがありませんけど、

家と暮らし全般に対する暮らしの意味が持つ結果と

家に対する思考もすべてに近いほど・・・・・。

その経験があったからこそ「住まい」に対する

価値観の設計に関しては「マニュアル」の

コンサル的なところとは勿論「距離」を置いています。

浅くない時間を使う意味と

段階的な密度の提案、

その提案のカタチには僕なりの意味があります。

家は体験と体感からしか成立しません。

認識やパーソナルエリアが持つ意図等

数値化ではないそれら・・・・・。

そういうところを含めて

思考の原点はそこに。

話しが随分脱線してしまいましたが

暮らしの提案と住まいについて

心地よく住まい手さんが

日常を日常として

でも変化のシーンに特別な時間を

深みをもって過ごしていただいていることに感謝です。

家がどんな場所であるべきなのか?

暮らしに対しての価値観を

丁寧に紐解きながら

過ごし方の提案から生まれる日常の上質な時間。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

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