ラワン縁甲板の天井が緩やかに外へと繋がるダイニング。
障子から差し込む優しい光と、ヒノキの無垢フローリングと珪藻土の壁の落ち着いた空間。そとん壁の外壁は周囲の森にとけこんでいます。断熱性能には特にこだわり、寒冷地でありながら、暖房等のランニングコストを抑えた設計です。
空間にとけこむデザインのペレットストーブ・クラフトマン。
クラフトマンは、釜石市で制作している、電気を使用せずに使うことの出来るペレットストーブで、薪も兼用出来ます。このデザインが気にいっています。外壁は県産材のカラマツと左官仕上げの組み合わせ。キッチンも無垢材のオリジナルです。ナラ材の円卓も一緒にデザインしております。
放射冷暖房は、床面・壁面・天井面がじんわりと暖まる(冷やされる)ので、安定した暖かさ(涼しさ)を作る事が出来ます。
放射冷暖房について堺武治建築事務所 堺 武治さんに伺いました。
物質の熱が空気を介さずに、離れたところにある物質に伝わるという放射(輻射とも言う)の原理を利用した冷暖房機器です。 具体的には、屋外にある室外機で冷やされたり温められたりした循環液を、屋内に設置した放射パネルに流す事により、そのパネルを温めたり冷やしたりすることで放射熱の作用により部屋全体に冷暖房効果をもたらすものです。
放射冷暖房は、床面・壁面・天井面がじんわりと暖まる(冷やされる)ので、安定した暖かさ(涼しさ)を作る事が出来ます。冷暖房を入れているという認識を忘れるくらい、無意識に快適な空間となります。 真夏や真冬に窓をしばらく開けていても、閉めてしまえばすぐに元の快適な温度環境に戻ってくれます。床面・壁面・天井面が適温になっている証だと思います。 空気を暖めるエアコンでの冷暖房では、こんな現象は難しいと思います。また風がありませんので、エアコンの風が嫌いな人には喜ばれると思います。 冷房時は放射パネルが冷やされることにより、パネルの表面に水滴が発生します。空気が触れる事による結露です。 この結露により空間の湿度を下げる事(除湿)ができます。湿度が下がると室温がそれほど低くなくても、カラッとひんやりした気持ちのいい空間を作る事が出来ます。 さらに音が気になる方は、無音で冷暖房する事が可能です。エアコンの運転音が気になる方には、オーディオルームやホームシアターなどには持ってこいの冷暖房だと思います
快適な室温になるまでに時間が掛かります。エアコンのように立上りが早くありませんので、スイッチを入れてもすぐには快適な温度になりません。冷暖房を入れる季節が近づいてきたら、前もってスイッチONが必要です。 当たり前の事ですが、放射パネルの設置場所が必要です。建物の計画を当初からしっかりと練っていれば問題ないですが、後から放射パネルの設置場所を考え始めると難儀する事があります。 また、放射冷暖房は24時間連続運転が基本です。したがってデメリットという程でもないですが、多少の電気代が掛かります。しかし、エネルギー消費量が上下する間欠運転(エアコンの一般的な使用方法)ではなく、一定した小さいエネルギー消費で安定した快適性をもたらしてくれますので、費用対効果は大きいと思います
製造メーカーや放射パネルの材質次第で、いろいろな商品が発売されていますので、一概には言えません。 また部屋の広さによる放射パネルの設置数(大きさ)にもよりますので、なかなか言いづらいところですが、目安としては設置費込みで下限は¥70万~、上限は¥300万以上ではないでしょうか?
この質問も製造メーカーの商品次第だと思いますので一概には言えませんが、目安として24時間連続運転で¥1万円/月 程度ではないでしょうか!
放射パネルを設置する場所をよく検討してください。室外機と配管でつながっていますので、配管ルート(天井内又は床下)の検討が必要です。 また、結露水の排水も必要ですので、ドレン配管の準備も必要です。放射パネルは重量が重い商品もありますので、床や天井の補強も必要です。
「中原町の家」のご主人は、音楽鑑賞を趣味とされている方です。エアコンや換気扇の運転音が気になる方でしたので、無音で冷暖房ができる放射冷暖房をお勧めしました。また夏場は除湿してくれますので、オーディオ機器にとっても良いようです。 この家では放射パネルをスクリーン(簡易的な間仕切りや目隠し)としても利用しています。空間をゆるやかに仕切る役目にもなっています。↑中原町の家
まずは前述もしていますが、放射パネルを設置する場所をしっかり検討してください。そしてデザイン性も含めて、空間の質を上げる邪魔にならない場所に設置出来れば最高ですね! できれば壁面に設置するよりも、放射パネルの両面が空間になっている場所に設置した方が効果が高いと感じています。パネルの両面から熱が発せられますので、一方が壁面だともったいない気がします。 家の断熱性能や気密性能を高める事も必要だと思います。24時間連続ですので、出来るだけ熱を逃がさない事が経済性に繋がると思います。吹抜けや天井の高い空間の冬場には、放射冷暖房は特に効果を発揮しますので、お勧めです。 放射冷暖房には、エアコンと連動させる商品もあります。エアコンの立上りの速さと放射パネルによる安定的な室温の保持を行うという一石二鳥の商品です。エアコン単独24時間連続で冷暖房する時よりも電気代が安く経済的で、放射パネルも比較的安価な商品です。「近見の家」に採用していますが、快適のようです。
この住宅は、熊本新港に程近い静かな田園地帯の集落の中にあります。定年退職を数年後に控え、これまで転勤族だった建て主さんが、これからの人生を豊かに幸せに暮らすために、また年老いたご両親のお世話をする為に自邸の新築を考えられました。
熊本市南区のバス道路沿い(旧3号線沿い)の角地に、この家は建っています。近年、JRの新駅も出来て、開発が進んでいる地域です。ただ、熊本地震で液状化の被害がひどかった地域でもあり、近隣は建て替えが進んでいます。この家も液状化の影響で旧家が傾き住めなくなった為、建替えた家です。
半地下の20帖の防音室。思い切り音楽を楽しむ空間です。
家族が集う広いリビングは北側の吹き抜けから安定した光が差し込みます。動線に配慮した回遊性のあるキッチン、パントリー、家事コーナー、ランドリー。ナラの無垢フローリングは足触りも心地いです。
緩やかな斜面に建つ平屋の住宅。外から続くコンクリートの壁。
オークのフローリング、クルミのカウンター、レッドシダーの外壁、そして漆喰の壁。自然素材にこだわり、また断熱性能も高い平屋となりました。
台形の敷地の形状を生かしたLDK。無垢の木のオリジナルキッチン、格子の窓。台形の吹き抜けから優しい光がこぼれます。
土地探しから家づくりが始まりました。台形という変形した形状の土地でしたが、そのデメリットを逆にメリットに変え、空間に変化をもたらしました。
初めまして、大阪府で工務店をしております。木造アパートの施工を請け負うことが多く、今後自社で施工をしていくことを計画しております。今後プラン図から作成し、提案していくこととなりますので2階、3階建アパートのプラン起こしからご協力頂ける設計士の先生を探しております。もしご興味ございましたらご連絡頂けましたら幸いです。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
とある家づくりの現場です。
ご覧の通り、基礎が完成したところ。
仕上がりを確認したのですが、
丁寧に工事してくれたおかげで、
とてもきれいでした。
ほんと。ありがたいですね。
その後、現場監督や関係者で打ち合わせ。
内容は、工程のことから、設計内容の確認、
変更内容の調整とか、いろいろです。
毎週定例になっているのですが、
打ち合わせでは、なんだかんだと打ち合わせがあります。
でも。
そんなに打ち合わせしない方も多いと聞きます。
(現場監督からの話ですが)
どう現場監が進んでるんだろう?と不思議です。
そんな話はさておき。
しっかりと打ち合わせしながら、
関係者で協力調整をしながら、しっかりと工事してもらう。
大事ですよね。
そうそう。
こちらの現場は、来週末に上棟予定。
それに向けて、一歩ずつ邁進していきます。
楽しみですね。
その後、とある方と打ち合わせ。
誰かというと。。
温熱環境の専門家です。
難しそうな言い方しましたが、
簡単に言うと、快適さの実現に詳しい人です。
理論的にも実務的にも、精通しています。
具体的な案件をについての相談がメインですが、
その打ち合わせが終わると、その他のことについて
マニアックな視点から、いろいろと雑談しました(笑)
ほんと。いろいろ勉強になります。
巷で、いろんな人がいろんなこといってますが、
すごく偏っていたり、実は間違っていたり。。。
話してると正直怖くなります。
どの情報が、真っ当なのかを見極めるのって
プロでも難しいので、一般の方はなおさらです。
いずれにしても。
身近に、フラットな視点から意見を聞かせてくれる
専門家がいてくれることの感謝ですね。
こちらは、とある家づくりの現場。
今日から、いよいよ工事がスタート。
こちらでは。
いろいろと事情があって、地盤補強として
鋼管杭を採用しています。
手前に見えている、黒い筒が、まさしく杭です。
それを、一本ずつ打ち込んでいました。
見ていてすごいなと思ったのは、
杭の傾きをしっかりチェックしながら工事してること。
考えてみたら少しでも傾くと、全然違う方向へ
杭を打つことになりますので。
丁寧に微調整しながら進めてくれていました。
ということで、これから順次進んでいきます。
一級建築士事務所 クープランニング大阪市西区京町堀を拠点に、住宅の設計監理業務を手掛けています。完成事例は、下記アドレスのWEBサイトから参照いただけます。https://www.cooplanning.com
大阪市内の木造3階建ての住宅事例です。お客様は、土地探しから始まり、注文住宅を建てられています。土地探しは、最後まで希望のエリアにこだわり、土地購入に至っています。間口の限られた狭小敷地のなか、必要な部屋数とプラスαを感じられる間取りつくりを考えています。 新築注文住宅をご検討の際は、下記メールからお気軽にご相談くださいませ。cooplanning2@gmail.com まで。
一級建築士事務所 Coo Planning大阪市西区京町堀1−7−17 M'S京町堀ビル201
画像は、3階階段スペースをみています。トップライトを設置することで、自然光を取り込んでいます。細長いスペースを活かして、部屋の奥まで視線が通るように間取りをつくっています。
3階階段スペースの奥には、パントリーを設けています。右手のドアは、トイレとなっています。
3階スペースにレイアウトされたLDKをみています。キッチンは、真ん中に配置し、壁面収納棚を造作することで、調理の使い勝手に配慮しています。キッチンおよびダイニングテーブルは、ともに造作家具として製作し、この間口にあう、サイズに調整されています。
造作で製作されたキッチンおよびダイニングテーブル、収納棚をみています。奥には、冷蔵庫をビルトインできるスペースを確保しています。
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建築士さんの知り合いがいないなか、1件1件探して連絡するよりも格段に効率よくいろんな建築士さんのお話を伺うことができ、大変たすかりました!...
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