ユーザー ARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどり の写真

旗竿地とは、道路に接する出入口部分が細い通路上の敷地になっており、その奥に家の敷地がある形状の土地のことで、竿のついた旗のような形状をしているので、そのように呼ばれております。
建築基準法では、原則として、建物の敷地は、幅4m以上の道路に2m以上接道していなければならないと定めております。
土地を分割する場合、道路に沿って短冊状に幅の狭い細長い敷地に分割するよりも、道路沿いの敷地から、道路に2m以上接する通路部分を取って、奥にある程度まとまりのある敷地を造る方が、住宅地として販売しやすくなります。
なので、敷地の通路部分の幅は2mの場合が多く、車の駐車スペースにするにも巾が足りず、何もしなければ、中途半端な土地になりやすいです。
しかし、逆に、そのアプローチを、住宅の玄関までのアプローチとして、魅力的なデザインに設計することもできます。
奥行のある住宅までの道行を、日々行き来することで、楽しみが生まれ、毎日の生活に活力を与えることが出来ます。

ユーザー ARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどり の写真

隣地と高低差がある土地のメリット・デメリット

隣地との高低差はどちらの敷地が高いかと隣棟との空き具合で、メリット・デメリットが変わります。
一般的に、隣の敷地が低い場合は、敷地がフラットな場合より採光面で有利になります。
デメリットは擁壁の安全性や、建物の基礎が安息角に入っているかどうかの検討が必要になる場合があるということです。

隣の敷地が高い場合は、一般的には、採光面で不利になります。
しかし、敷地に対する建物の配置の仕方や採光の工夫、庭の取り方で、逆に隣の擁壁をうまく空間に取り込んでデザインすれば、落ち着いた空間を得ることが出来ます。

なので、一概にどちらが良いかどうかというのは言えません。
それぞれの敷地の特徴を捉え、どのように建物のデザインに活かしていくかというところを考えて計画していくのが、設計者の腕の見せ所になります。

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

水は高い所から低い所に流れるこれは、誰もが知る事実です。 

 
であるなら、水が流れてくる所よりも高い土地に建物を建てるか
若しくは土地の嵩上げをするかして水から建物を守れるようにするべき
なのですが、しかしこれとて土地の条件や土地嵩上げに要する費用の問題もあります。 

今回、紹介させて頂くお住まいは土地の三方が農業用水路に囲まれ
(写真建物の左手以外の三方が全て水路です)
過去にも土地自体が水に浸かった経緯があるとご承知の上で
購入された土地への建築です。 

前述のような経緯があると分かっていながら何も対策を講じない訳には
いかず、と言って土地全体に盛り土をして嵩上げすると擁壁が必要となり
工事費も相当に跳ね上がることから、建物本体で対策を講じることを
考えました。 

具体的には高基礎としたのですが
地面から床までの高さを1.0mに設定しました。
通常の設定では0.6m程度なので、その差40cmです。
40cm高くなることで住まいの中から見える景色も多少違ってきますし
床下のゆとりも全く変わります。 

即ち、床下の点検も楽になると言う
第二のメリットも生まれる訳です。 

近年では各行政がハザードマップを備えていることもありますので
建築の際に皆さんが建築されるエリアの水害の危険性を事前に把握することは
随分と簡単になりました。
是非、このようなデータも活用した住まいづくり、建物づくりに
取り組んで頂きたいと思います。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

レッドシダーという木目の天井です。

ここ数年、とても人気があります。

ひと昔前までは、板張りというと、

国産の杉やヒノキ、ツガといった樹種が多くて、

色ムラがすくなくて、おとなしめ。

杉の場合は、節があったりして、表情豊かな場合もありますが、

色としては、あまり大胆なムラはない方です。

板を張るというと、ログハウスのようなイメージだったり、

和風のデザインによく見られる仕上げでした。

(もちろん、そういった使い方もまだありますよ)

その点、レッドシダーというと、白い部分から

濃い目の部分まで、色幅が大きくて、ムラがあります。

ただ、木目が柾目(直線)で、スッキリした印象ですよね。

この雰囲気であれば、和風とか、ログハウスといったイメージからは

開放されて、モダンなデザインにも合わせやすかったりします。

ちなみに。

一枚目の天井って、無作為に、バラバラに、サラッと

板を張ってると思っていますよね??

実は、そんな簡単なプロセスではありません。

(弊社が関わる場合に限りますが)

立てかけてある木材が、レッドシダーだということは、

話の流れでわかりますよね?

そうです。

ちょうど、天井にレッドシダーを張ってる、すぐそばです。

画像ご覧になって気が付きましたか?

ここに並んでいるレッドシダーって、

一枚目みたいな、すごい色ムラって、ありますか??

多少のムラはあるものの、全体としては、

よく似た色に見えませんでしたか?

そうなんです。

こちらは、似た色を寄せ集めています。

別の場所に、濃い目の色合いや薄目の色合いのレッドシダーが

分けて立てかけてあるんです。

その分けたレッドシダーを均等、均一になりすぎないよう、

バラバラで色ムラを感じることができるよう、

順番を考えて張っているんです。

立て続けに同じ色合いを張ってしまうと、部分的に暗くなりすぎたり、

ちょっと集中しただけで、ずいぶんとムラ感が減ってしまうんです。

さすがに、どの順番で張るのかまでは、細かく指示はしませんが、

どんなことをして、ムラを演出するのかは、大工さんと共有します。

意図が伝われば、しっかりと組み合わせてくれます。

ちなみに、その共有がなく、大工さん任せになると、

大工さんは、開封した順番で張っていってしまいます。

それだと、ここまでのムラ感は出てきませんよ。

意図して、ムラを出している。

そんな感じです。

それともう一点。

木目の柄について。

木目は、板目といって、先ほどみたいに直線ではありません。

木の切り出す場所によっては、板目の場合もあったりします。

なので。

板目が混ざっていても、おかしくないはずです。

でも。

一枚目にも、二枚目にも、それがないことに

気が付きましたか??

そういうのを購入したんでしょう?と思われますが

層でもありません。

プリントした偽物なわけでもないし、自然のものなので、

板目が混ざっているのも、当たり前なんです。

じゃあ。どうしているのか?

そうなんです。

木目が直線の柾目というものだけをピックアップしていて、

板目はチェックして除いてあるんです!

ちなみに。

板目が入ると、一気に和風な感じに傾くので注意が必要です。

こちらの大工さんは、しっかりとその辺も理解してくれて、

厳しくチェックしてくれているんですよ。

しっかり意思疎通しておかないと、先ほどの色同様、

そのまま順番に張っていきますから。。。

レッドシダーの天井を張る。

そんな時には、実現したいイメージをしっかりと伝えて、

関係者で共有しておくことが重要です。

意識してみてくださいね。

I-3073、店舗建住宅(美容院)の設計(岐阜県)

ユーザー Takuro の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
岐阜県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

店舗建住宅(美容院)の設計をお願いできる設計士さん探しています。
180坪の土地に50坪程度の2階建てルーフトップ付きを希望
 
美容室はコンセプトや必要設備、運営を円滑にするための作業動線の目的や希望も考えてあります。あまり決定に関してゴモらずに円滑に進められるかと想像してます。
 
建築条件付き土地に建設予定なので工務店決まってますが、工務店を暴走させないように相見積もり取るなどして支配、コントロールできる方が理想です。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





I-3072、カーポートの確認申請(東京都)

ユーザー たいよう3072 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になっております。
カーポートの確認申請をお願いできますでしょうか?
新築ですので、図面などは用意できます。
建蔽率から考えられるカーポートサイズや申請費用などご相談に乗っていただけますと幸いです。
宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-3071、保育施設の平面図のみ(佐賀県)

ユーザー sugino の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
佐賀県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

佐賀県佐賀市の賃貸テナント物件にて、保育施設の平面図のみのお願いをしたいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-3070、確認申請、構造計算出来る設計士さん(東京都在住・土地は埼玉県)

ユーザー ゆう3070 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

さいたま市*****で建坪約27坪でラフプランも入っている2棟現場で一棟あたり税込50万円で確認申請、構造計算出来る設計士さんを探しています。
検査立ち合いは特にしなくても大丈夫です。
建築会社は*************です。
早々に決めたいと思っていますのでご連絡お待ちしております。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





I-3069、部屋として使いたい(山口県)

ユーザー 野の花 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
山口県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

 傾斜地に建つ中古の一軒家を購入することにしました。平屋の家ですが、半地下(窓あり)があって、売り主は倉庫として使っていたようですが、もったいないほどの広い空間で私は部屋として使いたいと考えています。何をどうすれば良いのか、建築家の方に相談を希望します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とっても長閑な風景ですね。

パッと開けたところがあったり、奥みたいに

家が立ち並んでいるところがあったり。

家が密集している場合に比べて、こちらみたいに

田があると、風通しが全然違います。

さらに。

夏場、田に張られた水のおかげで、その風が

とても冷やされるので、都心部にはない涼しさの中で

過ごすことができそうです。

そうそう。

田園風景をご紹介しているわけではなくて(笑)

昨日、とある家づくりの敷地を視察に行ってきたんです。

視察って、漠然と見るわけではなくて、

いろいろと見るポイントがあったりします。

この田園風景も、その一つなんです。

こちら。

実は、直接敷地に面していないところだったりします。

ただ、全く離れてるわけでもなくて、周辺の風景なんですよね。

敷地を見るときって、その敷地自体は、しっかりチェックします。

それに、敷地が面する隣地の建物なんかも見ますよね。

日当たりはどうか。

風通しはどうか。

プライバシーを確保するためには。

高低差はあるのか。

擁壁があるのか。

いろいろありますね。

でも、その敷地にフォーカスしすぎるのではなくて、

もっと広く周辺環境を見ながら、光や風の道を探してみたり、

周りの家の建て方を見たりしながら、情報を収集するといいですね。

周辺であたらしく建てられた家を見たりして、

3階建てが立つような土地柄なのか、2階程度が主体なのか。

そもそも、土地の区画が大きければ3階にする必要ないですから。

分譲住宅なんかがあれば、その辺も一つの情報になりますよ。

3階建てが立っているエリアで、もし南側隣家が古い場合、

建て替えで3階を想定して計画しておく方がよいですもんね。

それ以外にも、周辺の家が、地盤を上げている場合。

ハザードマップで確認も必要ですが、水害等のことを考えて

そうされてるかもしれません。

特に、高く設定している棟数が多ければ、注意が必要です。

敷地とその周辺だけ見ていたら、上記したような大事な情報を

得られないまま、家づくりを進めてしまうことになります。

地元の方が建て替えということであれば、

そういった情報は親から入手できるのでよいですが、

土地を取得して建てる場合は、なかなかわからないもんです。

もちろん、近所の方に聞いてもいいのですが、

それも難しかったりしますから。

なので。

敷地の視察は、おそらく想像している以上に、

じっくりと時間をかけて、見極めています。

土地探しからご一緒させていただく機会も多かったおかげで、

そういった敷地を見極めるスキルが相当高くなりました。

ほんと。ありがたいです。

敷地の視察。

しっかりしてもらいましょう!

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