建物の外壁は火事が起きた際に周りへの延焼を広げないようにしたり、外部火災に際して構造体や室内、人命、避難経路を守ったりする用途があります。その為外壁には防火規制なしから始まり、準防火、防火、準耐火、耐火と外壁の耐火性能について法令で決められています。
用途地域により建物や人が密集する地域では耐火性能が求められ、郊外等では防火規制のない地域も見られます。具体的なつくりとしては、建材メーカーが作った外壁材を利用して性能をクリアさせる方法のほか、法令で決められた構成の外壁として性能を構成することも可能です。
また、根本的な木造から鉄骨、RC造と様々な構造によって組み合わせも多岐にわたり設定されておりそれらの選択は計画予算や規模、デザイン等から決まられていきます。
耐火構造についてはコンクリートや鉄骨では一般的に作ることが可能ですが木造では内装の仕様に制限が出たり、コストが大幅に増えるためあまり採用されることがありません。昨今は木造耐火の法令も緩和されたため大規模建築物でも採用されることが出てきました。
間取りやデザインだけではなく防火の性能についても建物の構成を決める一つの方針になりえます。
土地は決まっていて、名古屋市内でハーフビルドで家を建てたいと考えています。現在知識がほとんどない中で、どのくらいまでできるのかも含めた相談できる方を探しています。出来れば、棟上げ、屋根の貼り付けくらいまでをお願いし、その後の断熱材の貼り付けや天井の板貼りなど、それ以降は自分でやりたいと思っています。(電気系は別途業者に依頼) 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
いろんな光が交錯しています。
窓を通して落ちてきている直接の光と、
壁に反射して落ちてきて言える間接光です。
こちらの家。
北側の道路以外、三方を囲まれた住宅密集地にある
狭小住宅なんですよね。
最初に敷地を見た時、あまりの暗さにビックリしました。
とても人気のある地下鉄駅から徒歩数分の土地なので、
こういった厳しい条件というのは、よくあります。
敷地の中からと、その敷地を含むブロックをぐるぐる回って
光の道があることを発見しました。
ただ。
それは、隣家と隣家のほんの少しの隙間です。
そこで、リビングの吹き抜けを、その隙間に向かって設けて、
隣家の距離とか高さを想定しながら、窓を配置しました。
おかげで、この光が取りこめたわけですから。
大正解でした。
当たり前なんですが、狭小住宅や周囲を囲まれた敷地の場合、
こういった工夫は、必要かなと思います。
ただ、だからといって、たた上から光をとればいい
ということでもありません。
しっかりと、敷地の持つ周りの環境を読み取りたいところです。
たとえば、こちら。
画像の向かって左側が南になります。
その南から、きれいな光入ってきてます。
上の方に取り付けた窓を、ハイサイド窓というのですが、
その窓から。
実は、こちらの家の南側って、接近して隣家が建っています。
東西長手の敷地だったので、「普通に」考えれば、
東をメインで、サブで西から光を取り入れる計画になりがちです。
実際、HM等の規格型の家の場合だと、それしか選択できないと思います。
こちらの家では、その隣家の屋根の上に窓が配置されるよう
高さを設定して、ハイサイド窓、さらには吹き抜けの高さを設定してます。
南から、光をずっと取り入れるために必要なカタチを
家として実現しているんです。
こちらの家におじゃまして、長い時間過ごすとビックリします。
朝から夕方まで、照明は点灯しなくても、快適に暮らせる
明るさがあるからです。
南に接近した家がドドーンと建ってるのに、
それを感じさせない明るさ感なんです。
しっかりと意図して、光を取り込むためのハイサイド窓は、
とても効果的なので、家づくりのパートナーとしっかり相談しながら
採用を検討してくださいね。
ちなみに。
上からの光というと、天窓(トップライト)を想像される方が
多いかもしれませんね。
実際、すごい光が差し込んできますよ。
直接でも、間接でも、その明るさは、想像しているよりすごいです。
ただし、天窓の場合にはいくつか補足が必要です。
雨仕舞。
屋根に穴をあけることにはなるので、
メーカーや工務店ともしっかり相談しながら、注意して施工が必要です。
光の強さ。
すごく光は取れますが、光が強すぎる場合も。
あまり強い光があると、その光が行き届かない場所との差が
強くなるので、バランス感が必要ですね。
暑さ対策。
南に向いた屋根に設置すると、夏場の日差しで暑くなります。
壁面についた窓に比べると、その暑さは比較になりません。
取付向きにはご注意ください。
せっかくの家ですから。
しっかりと明るさ感を確保できる家にできるといいですね。
明るさ感は、快適さに直結しますので。
-----------------------------------------------------------------
このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様とプレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。解除方法はメルマガの最後に記載しております。
▼お近くの建築家に一括で相談・依頼┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
先週末は台風のため、家でじっとしていたみーくん@建築家紹介センター(59歳)です。
9/17に福岡に台風が上陸しました。1951年に統計を開始して以来、はじめて福岡に上陸したそうです。
9月も下旬。涼しくなってきましたね。
スポーツの秋ですけど、 「張り切りすぎて疲れた・・・(^_^;)」 とならないように気をつけてくださいね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■建築家紹介センター通信 2021/09/20
【コミュニケーションができる囲炉裏】
■成約お祝いプレゼント
当サイトの建築家相談依頼サービスを利用して、建築家にお仕事を依頼した方にamazonギフト券を進呈しています。詳しくは下記をご覧ください。
▼成約お祝いプレゼント┗ https://kentikusi.jp/dr/seiyaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_camp...
■コミュニケーションができる囲炉裏
自宅に囲炉裏があると友人・知人・近所の方々とのコミニュケーションが出来、楽しい異空間が演出出来ます。 囲炉裏について有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨正臣さんに伺いました。
・貴社が囲炉裏のある家をてがけるようになったきっかけがあれば 教えて下さい 古い民家の改修が好きであり、いつか自分も囲炉裏のある家に住みたいと思っておりました。こちらの建築主は釣り好きな娘さんと料理好き……続きはこちら↓
▼コミュニケーションができる囲炉裏┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23351?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
■最近の投稿(最新5件)
▼I-3049、地盤改良について高低差がある土地の見積り(神奈川県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23429?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-3048、新築木造アパートのボリュームチェック(埼玉県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23428?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-3047、茶道に多少造詣のある建築家の方(東京都)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23423?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-3046、1DLKの平屋希望(岐阜県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23422?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-3045、平屋建のシンプルなローコスト住宅(愛媛県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/23420?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
建築家に相談依頼したい内容を投稿すると当サイトの建築家から返信をもらうことができます。詳しくは下記をご覧ください。
▼建築家相談依頼サービス┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
■当サイト会員建築家の設計事例
▼大阪府 安立の家 ARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどり┗ https://kentikusi.jp/dr/node/13550?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は大阪府の「安立の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「住宅密集地であるので視線が入ってこず、遮音に優れていること。 採光と換気も工夫してほしい」
「生活時間の違う二世帯同居なので、 お互いの生活音が響かない工夫が欲しい」
「母の高齢化に伴う住宅の配慮をして欲しい」
「できるだけ化学物質を使わない家作りを希望」
「常に片付いているように見える家にしたい」
と悩んでいました。
そこで
「建物やデザインに対する考え方が合ったので……」
とARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどりさんに依頼しました。
茶之木さんは1階の光庭・土間にガラスの屋根からの天空光が届く家を建てました。
「・家の採光は密集地のため、光庭を家の中央につくり、 ガラスの屋根からの天空光が、 吹き抜けのスノコデッキやスノコブリッジを通し、 一階にまで届くようにしています。
・2階床には防音シートとALC板を敷き、 1階の母親の部屋に2階の音が伝わりにくいようにしています。
・門扉の役割をする格子戸、玄関扉の横の通風口を通して、 鍵を閉めたままでも、風通しが出来ます。。 そして、健康に配慮し、肌に心地よい風をつくるために、 無垢の木材を使い、床下には炭を敷き、 土間には土を固めたソイルセラミックス、 壁には藁入り珪藻土を使っています」
と言っています。
依頼者には
「2階のデッキに置いた椅子に座って空を眺めていると 時間の過ぎていくのを忘れます。」
「母もこの家に移ってから大変元気になり、 毎日、3階まで洗濯物を干しに上がったり、無垢の床を磨いています。」
「家族が健康で気持ち良く暮しています。」
と言っていただきました。
住宅密集地に家を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
※今号は特にありません
--------------------------------------------------------------------
■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼
---------------------------建築家ブログ--------------------------
■このコーナーでは当サイトに投稿されたブログ記事の中から 気になったものを紹介します。 共感した記事があったら ぜひ、twitter・はてなブックマーク・google+・facebookで 共有してくださいね。
▼建築家ブログ┗ https://kentikusi.jp/dr/blog?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
▼2重床┗ https://kentikusi.jp/dr/node/12013?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
会員数2477社以上・紹介実績1075件以上・土地探し中でもOK一級建築士が運営する建築家紹介サイト
建築家紹介センター(旧:施主と建築士の広場)webmaster仲里実nakazato@kentikusi.jp
建築家紹介センターhttp://kentikusi.jp/
このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様とプレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。購読を解除したい方は下記のURLから解除をお願いします。
*******の**と申します。弊社所有の土地についての相談です。土地の購入希望者がいらっしゃるのですが、その敷地が崖下かつ崖上の土地のため、弊社とつながりのある建築会社2つに相談したものの、手を挙げてくれる方はいませんでした。このため、もしご相談に乗っていただけるようでしたら、宜しくお願い申し上げます。下記にて、物件概要等お知らせをさせて頂きます。所在:東京都北区**********(住居表示) 付近 (京浜東北線・埼京線「**駅」徒歩12分敷地面積:253.06㎡(76.55坪) 現況更地接道:位置指定道路に4m接道その他:市街化区域/一中高/二種高度/建ぺい率60%/容積率150%建築主の建物建築予算:延床面積30坪・住宅2階建てで4,500万円(地盤改良・外構費・設計費用等の一切を含む)上記内容で、ご検討に値するようでしたら資料一式を送らせて頂きます。宜しくお願い申し上げます。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日は、とある家づくりのプレゼンからスタート。
お客様に諸事情があったり、予定が移動になってしまったりで、
ヒアリングさせていただいてから、数か月経過。
お客様の御要望が変化していないか。。
そんなことも考えながら、久しぶりにお会いして、
考えてきた計画案について、説明させていただきました。
プレゼンする中で、コメントいただいて、それにお答えしながら、
とてもいい空気感で一通り説明が完了。
とても気に入っていただけたようです。
しかし。
その計画案は、予算の都合もあって、
理想的なカタチで、実現できていないこともありました。
(別のカタチでは実現してますが)
そこで。
もう一つの別案を作成していたので、説明したんです。
最初の案より、5坪ほど大きいことが影響して、
やはり、予算はオーバーしています。
一つ目の案にはない魅力を持っています。
単に予算を上げてほしいという意味ではなく、
その理想形が実現してることの中で、
縮小案にうまく反映させれることがあるかもしれませんから。
両案を比較しながら、いろいろ考えていただけるといいなと思います。
次回までに、図面にメモを書きこんでいただくことにしました。
どんなことが書きこまれるのか。
とっても楽しみです!
午後は、別の家づくりの打ち合わせへ。
こちらは、ちょうどインテリアの色を決めるプロセスでした。
前回、いろいろと決めていただいたのですが、
おおまかな方向性がメインでしたので、細かなところは
決めていなかったんですよね。
最初から、あまり細かなことまで決めていこうとするのは、
実は、なかなか難しかったりします。
できるだけ、大まかなの方向性を決めてから
その空間をイメージしながら、次の機会で、細かなところを
決めていくという流れがスムーズかなと思っています。
ということで、昨日は。
前回決めた方向性をもとに、各空間ごとに、
インテリアを構成する各要素について、サンプルを並べて
眺めながら、イメージしながら、一つずつ確認していきました。
感覚的に、すでに空間のイメージをもっていただいてるので、
細かなところを決めていきやすかったかなと思いました。
そうそう。
こちらの家づくりは、シンプルな色合いの組みあわせ
というよりは、グレイッシュな色合いを重ねながら、
モノトーンを取り入れていくという、なかなかユニークなバランス。
ですので。
インテリアを決めるにしても、ハードルは高かったです。
それでも。
しっかりと、納得しながら、一通り決めることができて、よかったです。
難しくも、愉しく、それでいて、大事なプロセスなので、
しっかりとじっくりと進めていきました。
夕方からは、別の家づくりの打合せへ。
こちらは、予算との調整打合せ。
少し予算をオーバーしていたので、
準備した減額案をもとに、何を採用していくのかを
お話しながら、決めていきました。
いくつか保留の項目はありましたが、
ずいぶんと予算には近づいていきました。
後は、外壁について、いくつかご提案してあるので、
ショールームで実物ご覧いただきながら、方針を決めていただく
流れとなっています。
いろんな家づくりが進行中。
毎日、いろんな家づくりについて関われることに感謝です。
初めまして千葉県で古屋つきの土地の購入を検討しています。土地は20坪、2m接道です。ボリュームチェックを依頼できる建築士さんを探しています。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
何だかすごいインテリアですけど。
はい。
トイレなんです。
奥の壁と天井に貼ってあるのは、木目柄の壁紙ではなくて、
レッドシダーです。
贅沢な使いっぷりですよね。
側面の塗り壁。
きれいに、コテで押さえた左官仕上げ。
トイレなんで、消臭効果にも期待してますが、
それ以上に、見た目も表情を演出してくれてます。
洗面カウンターは、主要メーカーの既製品ではなくて、
ウォルナットの耳付きの一枚板ですから。
この小さな空間の中に、しっかりとこだわった
素材をセレクトして、空間を構成しています。
ペンダント照明は、お客様こだわりの器具。
これまた、この空間に、とても馴染んでます。
それと。
トイレに、縦スリットの窓って。
思い返してみると、今までで初めてかもしれません。
奥に便器がある場合は、どうしても腰より上に
窓を設置することが多くなりますから。
実は、とってもユニークな窓配置だったりします。
その窓。
片側で、しかも、塗り壁側に寄っています。
そのおかげで、塗り壁の表面が照らされて、
いい表情をつくりだしてくれてます。
ここまで、トイレにこだわりを詰め込むって、
それはそれで、お客様の心意気が素敵だなって思いますね。
トイレは、白でシンプルに。
清潔感があっていい。
それも一つの考え方なんですけど、少し遊び心が
あってもよいかなって思います。
ただ、一枚目まで、こだわり抜いて、コストもかけてもよいのですが、
もう少し違った方法でもいいですよね。
こちらのトイレ。
正面に見えている壁は、ジャングルを想起させてくれる柄。
実は、とってもインパクトのある柄だったりします。
でも。
そこで敢えて、色のない柄のみのデザインにしながら、
その周りに、原色のグリーンで取り囲むって、とてもいいセンス。
グリーンに着色された葉の壁紙をアクセントにして、
それ以外を白にする方法もあったりしますが、
隠喩的な組み合わせにしているのは、すごいですね。
この色って、原色のパキッとしたグリーンなんです。
とてもきれいな色ではありますが、センス良く取り入れるには、
なかなか難しかったりします。
それをさりげなく、うまく取り入れたのは、お客様のセンスですね。
こういったインテリアのコーディネートも、しっかりと
関わらせていただいてます。
ただし。
私から一方的に提案したりすることはありません。
もちろん、チグハグになっていないかといったバランスについては
アドバイスはさせていただいてますよ。
だって。
私の家ではなくて、お客様の家ですから。
自分らしく。
自分の好きで囲まれた家で暮らしていただきたいですね。
最後に。
昨日の打合せの最後に、出していただいたお菓子と珈琲。
とってもおいしくいただきました!!
いつもこういったお心遣いをしていただいて、
ありがたいです。
道路側からのプライバシーを確保するためコンクリートの壁で目隠しをしました
道路側からのプライバシーを確保しながら南側に大きくテラスをつくり明るい環境をつくりました。周囲に圧迫感を与えないためにコンクリートと吹付の壁を切り替えて意匠をつくりました。
左官の外壁と中庭のシンボルツリー
中庭を中心に階段室でつながるスキップフロアの住宅です
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家:本多建築設計事務所 ...
今回、賃貸タワーマンション新築物件の予定があり、紹介依頼をさせて頂きました。現在、アトリエ系メインでの紹介マッチングサイトは多数存在されているのですが、...
お仕事を依頼した建築家: 高橋奏樹様 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...