壁にいろいろ並んでます。
見てるだけでも楽しくなってくるのは、私だけかも(笑)
こちら。
アイカ工業というメーカーのショールームの一角。
奥に見えているのは、人工大理石のサンプルなんです。
人工大理石って、キッチンの天板に使うものですよね?
そんな声が聞こえてきそう。
確かに。
最近では、キッチンの天板には、ステンレス以外に、
人工大理石やセラミック等、いろいろ種類がありますよね。
特に、シンクはステンレスか、人工大理石なので、
そこが、一番の接点になるかもしれませんね。
主要メーカーのショールームで、キッチンの天板やシンクっていうと、
数種類程度ですよね。
でも。
実は、そんなもんじゃありません。
画像の奥の壁面に展示されてるくらいありますから。
白といっても、表情のないプレーンな白もあれば、
粒が混ざったような御影石っぽい表情のものだったり、
マーブル状に柄の入った大理石っぽい表情だったり、
いろいろあります。
もちろんですが、白だけでなく、グレーやブラウン、ベージュ、
ブラック、原色等‥たくさんあるんですよ。
ただ。
主要メーカーのキッチンに、これらの人工大理石を
採用することはできません。
採用したいのであれば、フルオーダーのキッチンになります。
少し話を戻して。
人工大理石は、キッチンだけでなくて、洗面台とか手洗いとか、
造作で家具をつくる時に、天板としてよく採用されます。
実は、昨日、お客様と、こちらのショールームへ行ってきました。
(私は途中参加でしたが)
いくつか、製作の家具があって、その天板に人工大理石、
その下の引き出しとかのハコに、メラミンという化粧板を採用していて、
その色柄を決めるのが目的でした。
おおよそのイメージをもとに、天板の人工大理石からセレクト。
それに合うメラミンの化粧板を近くで見比べながら、決めていきました。
その組みあわせって、いろいろです。
ひとつの塊みたいに見せたいなら、色柄を統一した方がよいですし、
メリハリつけてハッキリ目立たせたいのであれば、それを強調したり、
ニュートラルな色合いで統一して、上品さを演出したり。
どの方向性にしたいのかで、どの組み合わせも正解になります。
なので。
お客様が、どんな方向性を持っているのかをうかがいながら、
いくつかセレクトされるのを見ながら、迷われてる時には、
横から、アドバイスをしていきながら、最終的には、
お客様に決めていただくようにしてます。
昨日は、短い時間ではありましたが、
しっかりと、納得のセレクトしていただけました!
とっても上品な印象の家具になりそう。
早く見てみたいです!