とある家づくりの現場です。
昨日、炎天下の中、基礎の工事をしてくれていました。
基礎の工事は、全く日影がないので大変です。。
そんな状況でも、コツコツと作業してくれている職人には、
ほんと頭が下がりますね。
昨日は、整然と並んでいる鉄筋の検査でした。
鉄筋の検査といっても、太さとかじゃないですよ。
鉄筋コンクリートって、その言葉通り、
鉄筋とコンクリートが一体になって初めて強度が担保されます。
コンクリートを打つ前に、鉄筋(並んでる鉄の棒)の
太さや本数、そのピッチを検査しておく必要があるんです。
それって、どう決まってるのか?というと、構造計算ですね。
どこに、どれだけの力がかかって、それに耐えるために、
その鉄筋の量が違ったりするんです。
その図面に記載された内容全てを確認していきます。
ちなみに。
構造計算しないケースもあったりしますが、その場合は、
全て同じ鉄筋量だったりするので、すぐにわかります。
それで大丈夫なのか?と聞かれると。。。
法的な規制はありませんので、設計者、施工者の判断です。
私は根拠のない状態は好ましくないと思ってるので、
構造計算を実施し、それをもとに工事、検査をしています。
ちなみに。
一枚目の画像をご覧になって気が付きました?
そう。
床面に並んだ鉄筋が、手前と奥でピッチが違いますよね。
諸条件で違うので、一概には言えないのですが、
構造計算してると、こんな風に床面の鉄筋のピッチが違うことが
よくあります。
これから家づくりをされる方は、意識してチェックしてみてくださいね。
というか、そもそも、計算してるのかがポイントかもしれませんが。
大事な家づくりなので、しっかりと堅実に工事したいですね。