ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

Mさんの山小屋を工事依頼した施工店が関わる森林資源活用組合はクリプトモス(杉皮の培養土)を製造しています。
杉皮を粉砕したもので、林業の副産物で安定して持続な可能な天然資源です。
軽量で水はけが良く培養土、マルチング材として利用できるため万能緑化資材で特に屋上緑化に適しているようです。樹木の転倒支持力不足や強風による飛散(樹皮が絡み合うので小規模なものは問題ないでしょう。)も予想されるので対応は必要です。

早速、わが家のバルコニーの鉢植えに利用しました。
小さな鉢植えは硬化した土に少し混ぜ、上部にマルチング。
大きな鉢は雑草除けとして上部鋤取りでマルチング。

美観もとても良くなりました。

わが家のアプローチにも下草が増えるまでの雑草除けとして利用しました。
とても良さそうなものなので、経過を見ていこうと思います。

競争力のある魅力ある集合住宅・モリイデザインワークス一級建築士事務所 森井 浩一さん

集合住宅は立地する周辺環境を考慮し、競争力のある魅力ある計画を立案する事が重要です。
 
集合住宅についてモリイデザインワークス一級建築士事務所 森井 浩一さんとAz architectsの沖さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー モリイデザインワークス一級建築士事務所 森井 浩一 の写真
大阪市天王寺区東高津町3-8-301
06-6766-0688

はじめに

今回のインタビューのテーマである「集合住宅」ですが、木造の賃貸集合住宅を前提に お答えしようと思います。
また、今回は私(モリイデザインワークスの森井)とAz architectsの沖さんと2人でお答えいたします。
と申しますのも、私が手がけたボンズ高井田と沖さんが手がけたCourt House MとD-Cubeでは木造の賃貸集合住宅に対する計画手法が全然違うため、テーマについて幅広くお話しできると思います。


貴社が集合住宅を手がけたきっかけがあれば教えてください。

森井
東大阪市の高井田に土地を所有していた友人から土地活用について相談を受けたのがキッカケです。
知合いの建設会社さんから設計を手伝って下さいと言われたのがキッカケです。

 

集合住宅を設計する上で注意している点を教えて下さい。

敷地条件、敷地周辺の状況などの基本条件と周辺賃貸住宅の動向(入居される層家賃帯、間取りなど)を踏まえクライアントと会話しながら基本計画を検討しますが下記の事柄を大切にしています。
  • 「集まって住むことの優位性」、「ここに住むメリット」、「他に無い」を如何に自然に盛り込めるかを念頭に置いています。
  • 人間本来の心地よさの原点となる彩光、通風を自然に取れる様心掛けています。
  • 設備に頼らない快適性を心掛けています。
森井
一般論では沖さんの書かれている事を基本的に考えます。ここではボンズ高井田について書きます。
計画地は、東大阪市の中でも工場がたくさん建っている本当の工場地帯です。
用途地域は工業地域です。
駅との距離も徒歩10分くらいですが、工場が建ち並ぶところを歩きます。。。。
そんな環境で普通に集合住宅を建てても借りてくれる人がいるのか?
どうすれば借りてもらえるのか?をクライアントである友人と議論を重ねました。
 
つまり、立地する周辺環境を考慮し、競争力のある魅力ある計画を立案する事が重要だありデメリットと思われる工場地帯である事をメリットに転換できるアイデアが必要であります。

集合住宅のデザインで気をつけていることを教えて下さい。

森井
先ほど、立地する周辺環境を考慮し、競争力のある魅力ある計画を立案する事が重要だと書きました。設計者としては、快適な「住まい」をつくる事が競争力のある魅力ある計画であると思っていますが、クライアントは、住戸数や収支の数字に意識がいきがちです。
そこを納得してもらえる計画やデザインやアイデアが重要で、結果としてクライアントに喜んでもらえると信じています。
先程と同じで単身者向けなのか、ファミリー向けなのか、また混合タイプなのかで違いがありますが、主に下記の様な事柄に気をつけています。
外観
  • 周辺の建物に対して異風景とならないかどうか
  • 経年後陳腐なものにならないかどうか
  • 少しでも緑(植栽)を提供できているかどうか
共用部
  • 共用階段、廊下など単なる通行部分ではなく街路の様な雰囲気に出来ないかどうか
  • 集合住宅ながら戸建の様なアプローチが出来ないかどうか
住戸部分
  • 同じタイプでもなるべく違う間取りを盛込む
  • 回遊性があり行き止まりのない間取り
  • 可変性のある間取り

集合住宅の騒音対策でどのような点に気をつけていますか?

技術的には、界壁、界床の部分に騒音防止の仕様を採用します。技術的内容は、確立されています。
プラン的には、居室が隣合わせとならない様心掛けています。
森井
断面的には、居室や水まわりの位置を揃えるように考えます。計画的意味合いが大きいですが。

ボンズ高井田で工夫した点を教えて下さい

森井
計画地は、東大阪市の中でも工場がたくさん建っている本当の工場地帯です。
用途地域は工業地域です。
 
そのような立地に私が提案したものは、高さを十分使い切る断面計画です。
工業地域なので日影による高さの制限もなく、10m以上の計画が可能でした。
その高さを利用し、1階と3階でロフトを計画し天井の高い開放感のある計画です。
 
住戸に関する提案は、このような地域である事も考慮し、1階でバイクが停める事が出来る土間を計画しました。
他との差別化ですね。。。
 
外観もちょっと思い切った提案でバルコニーをオレンジの金属板を使ったりしたのですが割と工場地帯にはなじんでいました。。
住宅地でやると違和感が出ますけど。。。
デメリットと思われる工場地帯である事をメリットに転換できたいい例だと思っています。




Court House Mで工夫した点を教えて下さい

元々工場用地としていた敷地の転用で、間口が小さく奥行きが長い形状だったのと隣にマンションタイプの建物も所有されているクライアントと会話を重ねた結果、クライアント自身が住みたいと思える物を提供しようと言う事になり専用テラスを持つテラスハウスを提案させていただきました。
 
工夫した点は、前述の項目は基本としてこの住宅の特徴である専用テラスに十分な彩光が確保される事、住戸の窓がお互いのプライバシーを侵害しない事、守られながら外に解放出来る事などを注意し間取り、配置を計画しました。



D-Cubeで工夫した点を教えて下さい

元々駐車場のスペースの一部を転用した計画です。
賃貸住宅ですが、将来的な事も考え各々別々の敷地とし戸建住宅として計画しました。
工夫した点は、前述の項目は基本として下記の点を念頭に計画しております。
  • エントランス前のポーチ部分に木の壁を貼り、保護塗装の色を分ける事で視認性と個別性を高めています。
  • リビングの窓と道路の間に植栽スペースを設け通行する人からの視線を制御しています。
  • リビングと一体となっている階段上部とバルコニーの間に設けた大きな窓から光が入り込みリビングに明るさを提供する様計画しています。


集合住宅のリフォームも引き受けてもらえますか?

既存の集合住宅の全面改修、エントランスなど共用部の改修、住戸内部の改修等、多数させていただいておりますので、大丈夫です。
森井
上に同じです。

集合住宅のボリュームチェックだけでも引き受けていただけますか?

永きに渡って愛される集合住宅の設計を基本理念として行ってきましたので、申し訳ありませんがボリュームチェックのみはお引き受けする事は出来ません。
森井
快適な「住まい」をつくる計画を提案する事が、私たちの仕事であると思っています。
その結果で競争力のある魅力ある物件が出来て、クライアントに喜んでもらえると信じています。
故にボリュームチェックのみの依頼はお引き受け出来ません。

ハウスメーカーや建設会社ではなく貴社に集合住宅を依頼するメリットを教えて下さい

ハウスメーカーさんは、研究などをされ技術的にも良くなられた上、宣伝、広告なども大規模にされているためブランド力がありますしゼネコンの設計部の方にご相談された場合、施工の事も踏まえながら検討されるので安心な一面はあると思いますがやはり、画一的な物、建設しやすい物にならざるを得ないと思います。
 
私たちは、クライアントの考え、敷地要件等を踏まえた上で「永きに渡って愛着を持っていただける建築」「その地域における唯一無二の建築」を適正な価格で提供出来る事こそがメリットだと考えています。
森井
土地活用で木造賃貸アパートを提案し、建設し、ローンを手伝い、運営してくれる、保証もしてくれる会社があります。
それもスピード感を持って。。。そうすると沖さんも書かれているように画一的な物、建設しやすい物にならざるを得ないと思います。
 
それと比べれば、私たち設計事務所に依頼すると、クライアント自身がいろいろとしなくてはなりません。。。
どちらかというとじっくり取り組む感じですね。。。
 
ですが、立地する周辺環境をふまえ、競争力のある魅力的な計画やデザインを私たち設計者と共有し、ともにつくる事を通じてクライアントに喜んでもらえる事が一番であると思っています。

集合住宅を建てたい方になにかアドバイスがあればお願いします

集合住宅を建設する理由(相続対策、休有地の有効活用、収入源、自宅併用で建設等)それを実現するための手段(頭金の額、銀行融資先の目安、必要な収入等)をなるべく具体的に考え、設計事務所に相談する時は
「これを聞いたら恥ずかしい...」
「こんな事を聞くとバカにされる..」
とかは気にされずに色々な事を相談された方が良いと思います。
森井
不動産投資や土地活用として賃貸集合住宅をお考えの方には、是非いろいろな会社から話を聞く事をお勧めします。
それぞれにいいところがあると思います。
お金を借り入れて事業をするとなるとその方にとっては人生の一大事業となりますので。。。
 
その中で、上記のようにクライアントと設計者とともにつくる事に興味がある方は、是非私たち設計事務所も選択肢の一つに加えてください。

収支計画や銀行融資を手伝ってもらえるのでしょうか

 
ボンズ高井田のオーナーである友人は、(実は一級建築士なのですが)東京を中心に関東で収益物件の建築やアドバイスを行っています。
最初の土地探しから収支計画の策定や銀行融資の手続きの手伝いや設計から施工会社の選定などトータルにアドバイスを行っています。
今は「大家さんになりたい人」に対して講演などもしています。
 
また、関西でも同様の仕事をしている会社と連携出来る体制があります。
彼らとの連携の中で魅力的な計画が出来ると思っています。
 

入居率などはどうなのでしょうか

ボンズ高井田は完成して3年目です。
Court House Mは6年目とD-Cubeは9年目になります。
いずれも退去されてはすぐ入居という状態が続いていると聞いています。
なかなか好成績だと思います。。。

相談する事は有料なのでしょうか

ご相談は無料ですので、お気軽にご相談いただければと思います。

モリイデザインワークス一級建築士事務所 森井 浩一さんの集合住宅・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
D-Cube

木造の独立型賃貸集合住宅です。
http://ysdesign.cloudblog.jp/portfolio/d-cube/

プライベートコートを持つ集合住宅

1戸建て感覚の木造2階建てアパートです。

Court House M

構造は木造で、2階建てのメゾネットタイプが東側に4軒、西側に5軒並んでおりその間を共通の通路である路地が南北を貫いた形式になっています。また、各々の住戸にはそれぞれ専用のコートがあり、そこにはデッキテラス、プランターが設けられています。

ボンズ高井田

敷地面積約106m2の敷地に目一杯の建物をという事で計画がスタートしました。立地が東大阪の工場が多くある地域なので普通のアパートでは競争力が弱いと判断しました。結果 延べ床面積186m2 6戸 1階と3階にロフトを持つ部屋 という計画になりました。

I-2892、調査して頂けませんでしょうか(埼玉県在住・土地は千葉県)

ユーザー ひろ2892 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして
お世話になります。
早速ですが本題に入らせて頂きます。
 
1)千葉県勝浦市******
土地の約6割が北面にある崖のイエローラインにかかっているとのことです。
2)千葉県勝浦市******
土地の約8割が北西にある崖のイエローラインにかかっているとのことです。
 
どちらかの土地を購入したいのですが、崖条例にかかっていると家が建てられないかもしれないと思い、調べてるのですが、素人には到底不可能だと思いました。
 
どなたか、調査して頂けませんでしょうか。
 
費用につきましては別途、相談させてください。(可能なのであれば御見積書を頂けますか)
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-2891、築50年の住宅のリフォーム(埼玉県)

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

こんにちは。築50年の住宅のリフォームを検討しています。20年前にリフォームされている物件を購入したため設計図がありません。設計図がなくても大丈夫でしょうか。
水回り(台所 洗面所 風呂)や部屋の床が老朽しています。また家族構成が変わったため部屋の間取りも少し変更できないか考えています。
家自体は中古でしたが気に入っています。今後も永く住めるようにお力添え頂けるとありがたいです
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-2890、リノベーションの可否と、「プランの作成と管轄行政庁手続き施工管理の概算見積」(愛媛県)

ユーザー yoshi2890 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛媛県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

愛媛県新居浜市の売りビル 5階建て
建物構造 RC 建物面積 795.77m2 土地面積 232.61m2
現況 空家  築年月 1986年9月(築35年)
 
上記売りビルの図面を見ていただいて、リノベーション「1階を駐車場に、2階は事務所のまま、3、4、5階を居住用に変更可能かどうか」の可否と、「プランの作成と管轄行政庁手続き施工管理の概算見積」を無料の範囲で依頼したい。
 
リノベーション可能で、上記、プランの作成と管轄行政庁手続き施工管理費用と工事費を合わせて、採算があうようであれば、売りビルを購入して、リノベーションを考えています。
 
可能であれば、物件購入後、リフォーム業者も併せて委託しても良いと考えています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

最近の家づくりでは、対面キッチンを望む方が多いです。

キッチンのカウンターがフラットになっていて、

リビングやダイニングからもキッチンが見える。

開放感がありますし、リビングダイニングとの一体感がありますよね。

ただし。

それには、相応な勇気(?!)も必要です。

キッチンの上を、常にキレイにしておかなくてはいけない!

というプレッシャーがあるからです。

よく使うスパイス類って、いちいち収納するより、

キッチン上に出しておく方が便利でしょうということであれば、

やはり、常にキッチン上に置きますよね。

その辺を考えると、一枚目のキッチンのように、

ダイニング側に壁を立ち上げて、キッチンを隠す方法があります。

そのままズバリですが、「手元隠し」といいます。

キッチンは、キッチンメーカーでセレクトしますが、

この手元隠しの壁は、工務店が製作します。

どんな風につくるといいんでしょうか。

一番シンプルなのは、他の壁紙と同じに仕上げる方法。

目立たず、馴染む感じで、配置する家具を目立たせる

ということであれば、いい方法ですよね。

一枚目は。杉の無垢板を張りこんでいます。

というのも、こちらの家は、床が杉の無垢フローリング、

建具も無垢の杉を使っているので、合わせているんです。

壁紙に合わせるというより、床に合わせてます。

ナチュラルな雰囲気が御好みでしたら、いいかもしれませんね。

こちらはどうでしょう。

白い空間の中で、黒の壁なので、ガツンと存在感ありますね。

せっかくなので、アクセントとして強めの色にしてます。

少し写真が遠いので、わかりにくいのですが、

黒い部分は、壁紙ではなくて、塗り壁にしています。

色だけでなくて、素材感が違うと、よりアクセントとして際立ちます。

こちらは、壁の白に合わせています。

というのも。

こちらのお客様は、レッドシダーの天井がお気に入りなので、

そちらをしっかり見せるためなんです。

それと。

対面側に配置されている家具なんですが、

造り付けにしています。

手元隠しより、低くしているのは、意図的です。

奥様お気に入りの雑貨や花等をディスプレイする場所にするためです。

壁紙やタイル、木材や塗り壁で演出するのも素敵ですけど、

こちらの事例みたいに、お気に入りの雑貨等を飾るっていうのも素敵です。

もちろん。

何も見せないように、全てをスッキリと収納している家もあるので

一概には言えませんが、こういったディスプレイ空間があるのも

いいもんです。

ぜひ、そういったスペースも取り入れて、自分らしい空間にしてくださいね

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とあるカフェですね。

リモートの打合せのため、移動中だったので車中からと思いつつ、

ふと見かけたカフェで休憩もかねて、立ち寄りました。

そこで、注文した、「カフェオレボウル」。

画像見て、大きさわかりますか?

奥が10インチのタブレットですから、相当でかい(笑)

頼んで運ばれてきたときに、ビックリと同時に笑えてきました。

普段みかけないスケール感を前にすると、固定概念が吹っ飛びます。

ある意味、刺激的でした(笑)

リモートの打合せは、お客様ではなくて、とある工務店の方。

とてもお客様想いで、一生懸命な感じです。

お客様に大満足な家づくりを提供したいけれど、

設計力を何とかしたい。そんな内容でした。

遠方の工務店ですので、このご時世、直接お会いできませんが、

私で、何かお役に立てるといいなと思います。

あまり具体的には書けませんが。。

そういった工務店の設計サポートもさせていただいてます。

夕方から、とあるお客様と打ち合わせへ。

奥様が、ご出産のため、ご実家へ里帰りしており、

ご主人とは直接お会いしながら、奥様とはリモートにて

お話させていただきました。

リアルとリモートの併用が、なんとなく新鮮でした(笑)

こちらの家づくり。

前回、一通り決まって、基本設計図面ができあがったので、

その図面をもとに作成した、見積をを提示するプロセスでした。

キッチンをグレードアップしてみたり。

断熱材を変更してみたり。

トイレをタンクレスにしてみたり。

今までの打合せで、いろいろと変更してきました。

アップグレードであることは、随時お伝えしてきたので、

なんとなくの感覚はあるものの、まとまってどうなのかはわからず。。

ということで。

昨日、今の状況をご提示してきたんです。

ご主人も奥様も、ドキドキの瞬間です。

結果。

当初予算から比べると、ずいぶんとアップしていました。

ただ、愕然として、固まってるという感じはなく、

ビックリしたけど、やっぱりそうかって感じでした。

金額として、出るもんは出ますので。

まずは、しっかりと受け止めることが大事ですね。

その後。

何を変更してきたのかについて、項目を上げつつ、

その項目ごとに、いくらアップになってるのかを説明しました。

断熱材を変更したら、こんなに上がるんだぁ。

やっぱりキッチン。結構いったなぁ。

そんな感じです。

一通り説明した後、今度は、減額案の提案へ。

減額案の提案というとネガティブに聞こえますが、

実際、そんな空気感はありません。

この家づくりで、何を大事にしているのか。

何を取り入れて、目指す暮らしを実現したいのか。

その辺を問いかけるようなプロセスなんです。

絶対譲れないことはあるはず。

あったらいいなということもあるはず。

あったらいいなということは、この家づくりで必要?

そんな風に考えていただくんです。

こちらのご夫婦も、しっかりと検討していただきながら、

納得の上、方向性を見出すことができました。

家づくりは、たくさんの夢を実現する場であると同時に、

財布の中身を見るという現実とのバランスをとることが必要です。

その絶妙なバランスを、納得のカタチで実現していただくために、

しっかりと寄り添いながら、サポートしています。

もちろん。楽しみながらですよ。

補助金でテレワーク対応リフォームするには?

テレワーク

コロナ禍でテレワークが増加

コロナ禍でテレワークを導入する企業が増加しました。
下図はテレワークを導入している企業の推移です。

総務省「通信利用動向調査」(平成23年~30年)

出典:総務省「通信利用動向調査」(平成23年~30年)
 
今後もテレワークを導入する企業は増えていきますし、自営・フリーランスとしてテレワークを行う方も増えてくると思われます。

自宅でのテレワークの問題点

 
自宅でのテレワークも増えていますが、その際に下記のような問題が発生することがあります。

  • 背景が映りこんでしまう
  • 周りが騒がしく仕事に集中できない
  • 電源・インターネット回線などが整備されていない
  • テレワークできる机などがない

 

~本に囲まれた暮らしを楽しむリノベーション~“インナーテラスのある家”

補助金をもらってテレワーク対応リフォーム

 
テレワークに対応するためのリフォームを行う場合、補助金をもらえる場合があります。
 
国土交通省の行っている長期優良住宅化リフォーム推進事業の中にテレワーク環境整備改修という項目があります。
https://r03.choki-reform.com/
 
長期優良住宅にするためのリフォームと一緒にテレワークの環境を整備するためのリフォームを行った場合は補助金が交付されます。
上記のページに掲載されている資料の中に具体的な工事内容としては下記のような工事が記載されています。
 
・他の室内空間と間仕切壁や建具等で仕切られるテレワークスペースを新たに設置する工事
・室内空間の一角にテレワークを行う為のデスク・本棚等を新たに設置する工事
・遮音性能を向上させる為の工事(外壁開口部)
・遮音性能を向上させる為の工事(間仕切壁・建具・床等の内装仕上げ)
・電気配線工事等附帯工事
 
長期優良住宅化するためのリフォーム・テレワーク環境整備のためのリフォームを検討している方は
ぜひ、補助金をもらってリフォームすることをご検討ください。
 
また地方自治体によって独自のテレワーク対応リフォームのための補助金制度を設けている場合があります。
例えば静岡県では「令和3年度テレワーク対応リフォーム補助制度」という制度があります。
http://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-310/garden/reform.html
ぜひ、お近くの建築家に相談してみてください。
 

補助金でリフォームするなら建築家相談依頼サービス

 
補助金を使ってリフォームすることを検討している方はぜひ、建築家相談依頼サービスをご利用ください。
 

建築家相談依頼サービスの流れ

 
建築家依頼サービスの流れ
 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ
相談・依頼したい仕事の内容を書きこむだけで
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます
 

  1. 相談・依頼を記入する
     
    下記のフォームに建築家に相談・依頼したい内容を書いて下さい。
  2. 返信がメールで届く
     
    あなたの相談・依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
    返信を書いていただいた建築家にはプライベートメッセージを送ることができますので
    連絡をとりあってください。
    お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。

 

建築家相談依頼サービスの料金

 

 
建築家相談依頼サービスは会員建築家が支払う料金で成り立っています。
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。
  

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

上棟とは、木造の場合…
住宅他建築において、柱や梁など建物の基本構造が完成し、建物の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。
地域によっては、棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、などとも呼ばれますね!
 
基本的には、木造軸組み工法以外に、鉄骨構造などで基本的な骨組みが完成した場合…鉄筋コンクリート造ではコンクリート構造躯体が全て打ち上がった場合…上棟となります!

もともと上棟では大工さんをはじめとする職人さん方をこれから宜しくお願いしますという意味で労うことが主で、昔は現場でお餅を撒いたり、飲み食いをしたりしてましたが…昨今はあまりやらなくなりました(T . T)
やはりご時世なのでしょうね(^◇^;)

Apartment MK

●設計事例の所在地: 
愛知県刈谷市
●面積(坪): 
46
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

対象敷地は愛知県刈谷市に位置し、周辺には大手自動車メーカーの関連会社が集結していることにより、多くの賃貸住宅が乱立している。その一方で、生産緑地法により開発から免れた緑地や畑も多く残る。施主は長年この地域に暮らし、古くから本敷地やそれ以外の土地も多く所有するいわゆる地主であった。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

地方で賃貸住宅を新築する場合、必ず駐車場が必要になる。世帯収入や結婚率の高い本敷地周辺では、間取りによって異なるが各戸2台が一般的である。周辺の賃貸住宅では、まず前面道路沿いに大きなアスファルト駐車場を計画し、必然的に導き出された残りの場所に建物をつくる方法をとっていた。このような建ち方により、隣接する緑地や畑には大きな影が落ち、そこで育まれる人間も含めた生態系にも負であるように感じていた。本計画では、生産緑地が点在する地方都市の中で賃貸住宅を建築するにあたり、生態系の連続性を保ち、環境へのインパクトを小さく留める建築方法を提案する。

具体的には、まず求められた賃貸住宅の各必要諸室を室単位にばらばらと分解した。それらを宙に浮かせながら再結合することで、地盤面を開放し、隣接する生産緑地から地続きの生態系を確保することを試みた。宙に浮かせた各諸室は、1戸では自立できないが、各戸の階段室を中心にそれぞれの住戸同士が支えあう構造とすることで、極力地面に落ちる柱を少なくし、その柱も外構の植栽の幹と同程度まで細くした。植物の背が高くなるにつれ幹が太くなるように、条件に応じて最適な柱径を選択するという生物的合理性のもと計画している。全体は同一平面の4戸を回転・反転し、つなぎ合わせることで、経済性と合理性を高めているが、日照条件や周辺環境をもとに配置計画を行った。全戸の屋根と壁を同材の仕上げで設えることで、樹葉が重なり合いながら1つの森を形成するようにこの建築群を計画している。凹凸形状によって住まい手の生活が植栽や動物の生態系と等価に混ざり合い、周辺の生態系へ溶け込んでいく。こうした人間も含めた生態系への操作が、ひいては隣戸との騒音問題解決や屋根付き駐車場の確保など、賃貸住宅としての価値向上につながっている。

その他の画像: 

ページ

建築家紹介センター RSS を購読