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うなぎの寝床に建つ狭小住宅は住むには過酷な状況です。間口が狭い上に周囲との採光や通風が期待できないのですから・・・
しかしひとつ解決法があるとすれば、中庭を挿入しそこから採光と通風を得ながらプライバシーをキープして生活は可能かと思います。しかし狭小となれば中庭のサイズも限られてきますのでどれだけ快適となるかはスケール感によって変わってくるでしょうか。

一級建築士 南俊治建築研究所

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

塗り壁の外壁。

マットな仕上がりが、何ともいいですよね。

こちらの家は竣工していますが、

現在家づくりをされているお客様の中でも、

塗り壁を採用される方が多くなっています。

いわゆるサイディング(窯業系サイディング)や

ガルバニウム鋼板に比べると、コストは割高になるのですが。。

以前から、人気ありますね。

塗り壁といっても、いろんな種類があるんです。

一枚目の写真は、そとん壁という、火山灰を使ったもの。

天然鉱物で着色しているので、色あせがないので、

塗り替えということが必要ありません。

こちらの壁は、ジョリパットと商品名なんですが、

塗り壁の代表的な仕上げ。

先ほどとは違って、樹脂をもとにした塗材です。

こちらの色は、天然鉱物ではないため、紫外線の影響で、

少しずつ退色していきます。

ただし。

当たり前なんですが、色のヴァリエーションが豊富です。

天然鉱物ですと、色はかなり限定されますから。

しかも。

二枚目のグレーの壁をよくご覧ください。

こちらは、グレーと白の二色使いをしています。

意図的に、ムラ感を表現することができたりするのは、

メリットの一つでしょう。

しかも。

表面の仕上げ方の種類が多いんです。

フラットな仕上がりから、コテムラを出したような仕上がり、

櫛で横に引いたような仕上がりだったり。

すごいんですよ。

たくさんある色✕表面の仕上げ方の組みあわせしだいで、

自分だけの外壁をつくりあげることができます。

規格となる色が決まっているサイディングやガルバニウム鋼板

に比べれば、その際は歴然ですよね。

ちなみに。

コストは、塗り壁の方が相当高くなるため、

もし、前面を塗り壁にするのであれば、予算を組んでおくか、

採用する範囲を限定するといった工夫が必要です。

そうそう。

昨日、とある家づくりの基本設計の見積を提出するプロセスでした。

先日のブログでもご紹介しましたが。

各こだわわりに対して、それを実現するための費用を算出したので、

お客様も、ご検討するのに、しやすかったようです。

まだ、予算をオーバーしているので、

改めて、御家族で、お話をしていただくことにしました。

ただ、概ねの方向性は共有できたので、よかったです。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

2007年に計画した超狭小住宅!
10坪という狭小敷地に地下1階、地上2階の店舗付専用住宅…国分寺の家
http://ohkokk.boo.jp/kokubunji.html
うなぎの寝床ではありますが…あまりの狭さに敷地めい一杯に計画せざるを得ませんでした。
結果前面道路にこの建物のシンボルともなる外階段を配置し各階へアプローチする形状になりました!
しかし…超狭小です(≧∇≦)

I-2830、立て直しても大丈夫でしょうか?(神奈川県)

ユーザー とろろん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

崖を前後でしょっています。 
 
とくにややこしいのが道路側が多分ですが
セットバックみたいな形で没収?(寄付)になっており
それ以前の建物があり境界線が定かではありません。
 
この場合はっきりせずに解体して
立て直しても大丈夫でしょうか?
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家づくりの打ち合わせからスタート。

メインテーマは、予算とのバランスを調整していくこと。

リアルな側面ですが、すごく大事ですよね。

前回、基本設計に対する見積書をご提示しています。

ただ単に、金額のご提示というだけではなくて、

今までの打ち合わせの中で、変更してきた内容について

その各々の金額もお伝えしています。

これ。

結構大事だなと思っています。

自分が、何かを要望して、それによって、いくら上がってるか。

それがわかると、自分の要望と予算とのバランスを見ていけます。

ひょっとしたら、これいいかも。

と思っていたけれど、〇〇万円まで費用をかけて

やることじゃない。とか。

これは、これだけ費用をかけてもやりたい。

その分、あちらは、そうでもないから、取りやめよう。

といった意思決定ができます。

ただ漠然と全体がアップしてるから、減額しましょう。

って言われても。。私だったら、納得できないかもしれません。

このプロセスでは、この家づくりで、何を実現したいのかを

考えることが必要なんですよね。

もちろん、譲れないことばかりであれば、

当初より予算を上げることを考えるのも一つの方法です。

ただ。イケイケで全てをというわけにもいかないはずですので、

優先順位をつけていただくことになります。

しっかりと、じっくりと考えながら、検討しながら、

方針を決めていただきます。

昨日のお客様は、しっかりとご夫婦でご検討していただいてきたので、

方向性が、とても明確になっていました。

それでも、まだ考える内容もあったので、次回再度調整します。

午後は、とあるショールームへ。

きれいな内装タイルが並んでます。

ちょっとしたアクセントとして、水回りの一角にでも、

この辺のタイルを採用するのも素敵ですよ。

こちらは、別のショールームで見かけたタイル。

いろんな色合いの葉っぱをあしらっていますね。

面白いのは、その葉っぱの並べ方。

整然と規則正しくというよりは、植栽を思わせる

有機的な感じですよね。

パターンだけ見ると、ゴチャっとしてしまいそうなのですが、

色合いをシックなトーンに抑えているので、

馴染んだ感じになっていますね。

ちなみに。

こちらは、キッチン背面収納の壁に貼ってありました。

対面キッチンの後ろの壁なので、結構目立ちます。

ちょっとしたアクセントなんですが、キッチン全体に

いい雰囲気を醸し出していました。

もし、採用できるのであれば、いろいろ調べてみて、

お気に入りのタイルを取り入れてみてくださいね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

たくさんの色が並んでいて、きれいですよね。

こちら。

とあるショールームのキッチンコーナーです。

昨日、とある家づくりのため、お客様とこちらのショールームへ。

水回りを一式、セレクトしていただきました。

その中でも、キッチンはいろいろセレクトの幅があります。

設備機器もそうですが、見た目についても、

たくさんある中から、一番のお気に入りをセレクトしたいですよね。

色はもちろん、光沢の有無やプレーンなのか木目なのか。

シートなのか、塗装なのか。

全て同じ金額ではなく、細かく分類されていて、価格が設定されています。

気に入ったものを選定しながらも、価格のことも気にしながら、

セレクトしていきます。

私との家づくりでは、色柄だけでなくて、メーカー自体どこでもいいですし、

既製品で満足いかなければ、オーダーキッチンもOKです。

とにかく、自由にセレクトできます。

基本的に、お客様の自由意志を尊重しています。

ただ、放任主義ではなくて、必要なアドバイスはさせていただきますよ。

例えば。

最上位グレードをセレクトしてしまうと、値引きが少ないので、

中位グレードをグレードアップする方がいいですよとか。

この色合いの方が、求めてるものに近いかもとか。

これがオススメ!だなんて、押し付けはしません。

せっかくですから、ご自身で一番好きを選んでほしいので。

そうそう。

途中で、お子様と一緒に、ショールームを旅したりする中で、

いつもは素通りしている、このタイル張に目が行きました。

モザイクタイルを使っているのはわかりますよね。

少し引いてみてください。

はい。

秀吉ですね。

それなりの大きさでないと、ここまで表現できませんが、

こんな風に、完全オリジナルな壁があってもいいですね。

(金額は相当でしょうけど!)

午後は、別のお客様と別のショールームへ。

先ほどの華やかな印象とは打って変わって、

オールステンレスのミニマルなキッチン。

さすがに背面収納までは、ステンレスにしないにしても、

本体は、採用を前向きに考えています。

見た目はシャープで、かっこいいのですが、

細かなところは、主要メーカーのキッチンにかないません。

例えば。

シンクが完全にスクエアで、角ばっています。

その角が出て、直線的なのが、見た目をよくしている一要素なんですが、

曲線になっている場合に比べて、掃除はしにくくなります。

シンクって、毎日使うし、汚れる可能性が大きいので、

なかなか迷うポイントでもあります。

ただ、まったく掃除できないわけでもないので、

ご心配はありません。

そういったポイントが、いくつかあるんですよね。

見た目なのか。機能性なのか。

究極の選択になります。

もちろんですが、オーダーにすれば、

その両方を手に入れることができますが、

価格もそれ相応になります。。

何を大事にするのか。

しっかり考えて、セレクトしていきたいですね。

いずれにしても。

いろんなメーカーのいろんなシリーズを見てみると

違いがわかるようになってきますので、オススメです!

ペンショングズベリー

●設計事例の所在地: 
北海道富良野市
●面積(坪): 
317㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ペンショングスベリーは北海道・富良野にある、家族で経営する小さなペンションです。
新富良野プリンスホテルに上る道の手前に少しだけ見える三角の大屋根が特長で、 有名な「北時計」や「チーズ工房」など観光名所にも近いため、富良野に行かれた方は ご覧になったことがあるかもしれません。 外部は、地元産の木で仕上げ、また、内部も木をふんだんに使い、温かい雰囲気を醸し出しています。 大屋根の下のダイニングは木製のカーテンウォールからの光に溢れ、富良野の大自然を満喫できます。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ペンショングスベリーは北海道・富良野にある、家族で経営する小さなペンションです。
新富良野プリンスホテルに上る道の手前に少しだけ見える三角の大屋根が特長で、 有名な「北時計」や「チーズ工房」など観光名所にも近いため、富良野に行かれた方は ご覧になったことがあるかもしれません。 外部は、地元産の木で仕上げ、また、内部も木をふんだんに使い、温かい雰囲気を醸し出しています。 大屋根の下のダイニングは木製のカーテンウォールからの光に溢れ、富良野の大自然を満喫できます。

その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場です。

足場の隙間から見えているのは。。

玄関周りの庇なんですよね。

本体の屋根もそうなんですけど、

軒のラインを御覧ください。

といいつつ。

パッとご覧になっても、わからないですよね(笑)

実は。

とっても細くしてもらっています。

和をベースにした和モダンな家の場合、

この屋根のラインって、とても目につきます。

何も意識しなければ、20-30cmくらいの幅になったりすることも。

もちろん。

ドッシリとした重厚な感じの見え方を求めるのであれば、

それでもよいのですが、こちらはそうでもありません。

屋根が瓦でなく、ガルバニウム鋼板で、しかも緩い勾配にして

軒裏をしっかりと意識できるようにしています。

ドッシリというよりは、軽やかな印象がフィットします。

やぼったくならないよう、シャープなラインにしてるんですよね。

実は、この勾配や軒の薄さは、外観デザインにとっても

変化をもたらせてくれます。

この家の周囲には、昔ながらの和風の家があったりします。

でも。

明らかに和の要素で構成されているのに、

周囲とは、一味違った見え方になると思います。

その一端が、一枚目の写真から見え隠れしているので、

これから、できあがってくるのが、楽しみです。

ちなみに。

以前、別のお客様から聞いたお話で、

某デザイン工務店の社長が、軒のラインは薄くするのが鉄則!

だなんていっていたと聞きましたが、一面的です。

重厚なデザインを求める方には、薄いより

分厚い方がかっこいいと思いますから。

どんな雰囲気の家にしたいのか。

素材はなんなのか。

その辺をしっかりと見極めながら、最善のつくりかたが

できるといいなと思います。

とある家づくりの現場です。

足場の隙間から見えているのは。。

玄関周りの庇なんですよね。

本体の屋根もそうなんですけど、

軒のラインを御覧ください。

といいつつ。

パッとご覧になっても、わからないですよね(笑)

実は。

とっても細くしてもらっています。

和をベースにした和モダンな家の場合、

この屋根のラインって、とても目につきます。

何も意識しなければ、20-30cmくらいの幅になったりすることも。

もちろん。

ドッシリとした重厚な感じの見え方を求めるのであれば、

それでもよいのですが、こちらはそうでもありません。

屋根が瓦でなく、ガルバニウム鋼板で、しかも緩い勾配にして

軒裏をしっかりと意識できるようにしています。

ドッシリというよりは、軽やかな印象がフィットします。

やぼったくならないよう、シャープなラインにしてるんですよね。

実は、この勾配や軒の薄さは、外観デザインにとっても

変化をもたらせてくれます。

この家の周囲には、昔ながらの和風の家があったりします。

でも。

明らかに和の要素で構成されているのに、

周囲とは、一味違った見え方になると思います。

その一端が、一枚目の写真から見え隠れしているので、

これから、できあがってくるのが、楽しみです。

ちなみに。

以前、別のお客様から聞いたお話で、

某デザイン工務店の社長が、軒のラインは薄くするのが鉄則!

だなんていっていたと聞きましたが、一面的です。

重厚なデザインを求める方には、薄いより

分厚い方がかっこいいと思いますから。

どんな雰囲気の家にしたいのか。

素材はなんなのか。

その辺をしっかりと見極めながら、最善のつくりかたが

できるといいなと思います。

ユーザー ARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどり の写真

ウナギの寝床といわれる細長い土地は、人口密集地特有のもので、
昔から町屋や長屋の形式を取っています。
道に面した間口は狭く、奥行が長いのが特徴です。
また、奥行方向の敷地境界線に沿った壁は隣家と接しているので、サイドからの採光、通風は期待できません。

なので、そのような敷地で快適に住もうと思えば、部屋と部屋の間に外部空間を挟んで、そこから光や風を入れるようにしなければなりません。

中庭に入った光は両サイドの部屋を明るくしますし、中庭に打ち水をすれば気化熱で上昇気流が発生しで部屋に風が流れます。

また、かつては街区ごと、中庭や奥庭が連続して街屋や長屋のブロックが形成されておりましたので、各敷地を横断して風が通りました。

京の街屋のように、部屋が奥へいくつも連なるものは中庭が2つも3つも出てくるものもあります。
大阪の長屋のような形式はせいぜい3部屋ぐらいの繋がりなので、中庭ではなく奥庭のみで、真ん中の部屋の光は隣の部屋を通したものになり、直接採光が入らないものも多いです。

いずれにしろ、街区全体で同じように中庭を取って、光と風を室内に取り込む方法は大変合理的で、エコロジカルなシステムだと言えます。

写真は4軒長屋1区画を新築した時の光庭です。

横浜の混構造

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市青葉区
●面積(坪): 
33
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

傾斜地に建つ建物全景

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

横浜郊外の敷地内には約2mの高低差があり、外周には既存のL型擁壁が残っていました。高い方のレベルに建物を建て道路側に段差を設けるのが一般的ですが、1階を2つのレベルをもつRC構造として敷地の高低差を吸収し、この上にリビング空間のある2階を張り出してのせる混構造を採用しました。土地形状を極力変えることなく、掘削土量を最小におさえ自然なアプローチを可能とさせること、既存擁壁に1階外壁を干渉させないようすることが主な理由です。
RC造の1階玄関へは囲まれた庭を経由しアプローチし、その玄関に面し半階上がったところに明るい水回りと寝室を、2階には高い天井をもつ木造のリビング空間と張り出したテラスをのせました。
普通は目立たない場所に配置される浴室を、玄関と庭に面する家の中央に配置したのは、終日日当りのいい空間での入浴は体をリフレッシュさせ気持ちがよいのではと考えたからです。
中央のスチールパイプによる階段へは2階からの光が注ぎ込み明るいエントランス空間をつくり出し、上下の一体感をもたらしてくれます。
コンクリート造の家、畳のスペースや書斎の確保、将来家族が増えた場合の間仕切り可能な子供室等の確保が主な要望でした。

その他の画像: 

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