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住宅地を歩いていると、高低差のある土地を見かけることがあります。 

そして、その高低差のある部分には、石垣のような自然の石を積み上げたようなもの、コンクリートブロックで積まれたもの、間知ブロックと呼ばれる予め大きな既成サイズのコンクリートで作られたブロックを積み上げたもの、そして鉄筋コンクリートで造作したものなどがあり、これらは総じて擁壁(ようへき)と言います。 

このような擁壁がある(高低差のある)土地の購入を検討される場合には、十分注意が必要です。
擁壁は主に隣地との境界に作られることが多いため、隣地所有者との間でトラブルになりやすいという点が挙げられます。 

一概には言えませんが、一般的に隣地との高低差がある場合、高い土地の所有者が擁壁を造作する責任を負うことになります。 

建築基準法では、新たに2mを超える高さの擁壁を造作する際には、建築物を建設する時と同様に建築確認申請をすることが義務付けられています。 

また、既に擁壁がある場合でも、その擁壁が構造的に適したものであるのか、行政機関に根拠となる書類等が存在しているかをきちんと確認しなければなりません。 

もし、それらの書類が存在しない場合には、その擁壁は不適格擁壁となってしまいます。 

不適格擁壁というのは、建築基準法が施行される以前に造作された、あるいは何らかの事情で建築確認申請が出されていない、または建築確認申請をしたのに検査済証など証明する書類が存在しないような擁壁のことです。 

つまり、現在の建築基準法に適合していないので不適格擁壁と呼ばれます。 

通常、古い石積みの擁壁やブロッグ造の擁壁などがそれに該当しますが、見た感じでは造作されてまだ比較的新しく頑強そうな鉄筋コンクリート造の擁壁でも検査済証などが存在しないために不適格擁壁となってしまうこともよくあります。 

このような不適格擁壁の場合には、新たに擁壁を造作する必要となり、その費用が余計にかかってしまいます。 

この擁壁を造作する費用は案外高く、工事も大掛かりになります。 

したがって、擁壁のある土地の購入を検討される場合には、仲介している不動産会社に必ず擁壁に関する書類の有無を確認してください。 

もし、擁壁についての詳しい説明を避けたり、書類の提示を拒んだりした場合には、新たに擁壁を造作することになるので、注意が必要です。 

土地の売主が擁壁の検査済証等の重要書類を所有していないケースでも、行政機関で調べてもらうことも可能です。 

まずは、現存する擁壁が適格であるという根拠となる書類の有無を確認することが最も重要です。

chikopan×kugenuma

●設計事例の所在地: 
神奈川県藤沢市
●面積(坪): 
4.72坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

賑わいのある鵠沼商店街の一角にあるパン屋さんの独立店開店のための改装工事。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「食を考えること、建築を考えること」が同義と感じ始めていた時分に、お話をいただいた非常に意義のある設計依頼。日々に寄り添い、安心できる素材にこだわった丁寧に作られたパン。
天然酵母、オーガニック、ストーリー性のあるものを厳選。
同じ方向性の食と建築の観点から、その考えに寄り添うように設計を進めた。
日常の中の非日常。パン自体は日常に寄り添うものだが、店舗空間は特別な時を過ごせる非日常を感じていただける空間を創造した。これからの商店街の風景の中で、訪れる人、通りすがる人の記憶に残る建築になれればと、丁寧に、大切に、設計をした店舗である。

その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの建て方でした!

こちら。

以前からご紹介してきていますが、とある現場監督の家です。

建て方は、大工たちが、段取りよく進めていました。

規模が大きいこともあって、たくさんの大工さんがいましたが、

結構時間がタイトになっているようでした。

(最近、日が暮れるのが早いですしね)

私は終日見ていることはできませんでしたが、

15:00頃から1時間ほど立ち会わせていただきました。

さすがに、こだわりにこだわっただけあって、

フレームを見ただけでも、いろいろ工夫が見て取れます。

といっても、かなり玄人目線の話になりますので、

それは、割愛しましょう(笑)

わかりやすいところでは。。

軒の薄さですね。

軒を深く出していることと、部材を細くさせていることで、

かなりシャープに見えますね。

それを実現するために、骨組自体にいろいろこだわってるんですよ。

それと。

たった1本だけ強度上、集成材を採用していますが、

それ以外は、全て無垢材で構成しています。

それもこだわりの一つなんですよ。

監督と一緒に現場をみて、多いに盛り上がりました!

そうそう。

こちらの家。構造見学会を開催予定みたいなので、

興味ある方は、こちらのブログをお見逃しなく(笑)

午後、とある家づくりのため、二つの敷地を視察してきました。

といっても、土地探しの方ではなくて建てる前提の敷地となります。

いつも思うことなんですが、実際に現地を見ることが

大事だなって。

周辺環境の把握ができますよね。

それって、なかなかストリートビューではわかりませんから。

そうそう。写真の敷地。

どう思われましたか??

そうなんです。ずいぶんと高低差がありますよね。

計測してみたら、最大4mほど。。

これこそ、ストリートビューでは、わからないですね。

こういった高低差がある場合は、役所への確認が必要だったりするので、

状況を知らないと、その確認がもれてしまいますから。。

気が付いてよかったです。

こういったプロセスは、とっても大事にしています。

こちらは、別の家づくりの現場。

キレイに、木材が並んでますよね。

これ。結構大事な役割を担う部材です。

なにかというと。。

外壁の内側に空気を通すための通気層なんですよね。

外壁に通気したら、寒いんじゃない?

いやいや。そんなことはありません。

断熱材は、その内側にありますから。

この通気。

昔の家には、一切ありませんでした。

何のためにあるのかというと。。。

蒸気を含んだ室内の空気があるとして、それが、壁の中へ入った場合、

外側へ逃げ道がなければ、壁内に残ってしまいます。

これ。結露の原因になったりするんです。

なので。

外壁側へ抜けていくようにすることで、壁内の蒸気を

外へ排出するんです。

その排出するため、この通気層が大活躍するわけです。

だから、通気層って大事なんですよ。

しかも、漠然とあってもダメなんです。

空気の流れをしっかり考えて設置することが重要ですので。

いろいろチェックしないといけませんね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場です。

しかし。

開放的な空間ですよね。

こちらは、リビングなんですけど、屋根の形状なりに

勾配天井になっているので、開放感がすごいんです。

しかも。

南側の窓が、ビックリする大きさだったりするので、

開放感をさらにすごいものにしてます。

なかなか写真では伝わらないかもしれませんが

監督の大きさを見てもらうとスケール感はわかっていただけそう(笑)

そうそう。

この写真をご覧になって気が付いた方いますか?

現場が整然としてますよね。

これ。

大工さんの性格が出るんだと思います。

もちろん、キレイだからって、いい大工ということでもないのですが、

現場がきれいだと、なんだか居心地いいなって思いました。

二枚目の写真は、バルコニーですね。

床の防水工事が、すでに完了していました。

屋根の防水、そしてバルコニーの防水が終わると、

雨でも大きな心配がなくなります。

骨組は、濡れたらダメということでもないのですが、

濡れるよりは、濡れない方が印象いいですよね。

特に、バルコニーは、雨を受ける場所なので、早めの防水がいいんです。

監督がしっかり段取りしてくれたおかげで、こちらの現場は

スピーディーでした。

ちなみに。

写真でわかりにくにのですが、このバルコニー。

結構な広さがあるんですよ。

ゆっくりと寛いだ時間を過ごせそうで、うらやましいですね。

現場には、サッシが搬入されていました。

こちらも、防水のことを考えると早めがよい。

すでに全数サッシが入っていました。

ということで、全体的に、とても段取りよく工事が進んでいます。

しっかり段取りして進めてもらえて、ありがたいですね。

昨日、夕方から、新しい事業について、打ち合わせでした。

今までにありそうでなかったこと。

それを基軸に、よりよいサービスを提供することを

目的にしています。

いろいろ話する中で、壮大なヴィジョンをしっかり共有することができました。

来年そ早めに、事業化し、告知を進め、よりたくさんの方に

知っていただけるようにする予定です。

楽しみです。

格子や障子が生み出す光を考える

●設計事例の所在地: 
京都府宇治市
●面積(坪): 
43坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

照明や自然光をとても大切にされるご自宅です。
格子を多く使うもモダンな雰囲気漂う空間です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

外観はあまり目立つことなく、中に入ってから光を感じることができるように設計してほしいと依頼されました。
「仕事の関係からぐったりと家に帰ってくるので、癒される空間を作ってほしい」とのことでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

模型及びパースにてご提案し、優しい空間が作れそうだということから依頼を頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

何度もお施主さまの生活スタイルをお聞きし、どういう時にどの空間におられるのか、その空間で何を望まれているのか、そして好き嫌いを把握できるようにしました。
描かれている夢を現実化するために、何度も模型やパースをご提示し、双方の思いが通じるようにしました。

その他の画像: 
ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

給水管の結露は、以前六甲山荘を設計したときに痛い目にあいました。
要は冬の一番寒い時に水道水が凍結破裂するという事案でした。
今はいい電気式の凍結防止帯というのがあり、地盤面から水道管に
巻きつけることで以前のようなトラブルは減りました。
何事にも経験が大事ですね・・・

一級建築士 南 俊治

I-2717、擁壁の確認申請書類の手伝い依頼(山口県)

ユーザー つぎ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
山口県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

擁壁の確認申請書類の手伝い依頼
 
とある住宅メーカーに新築を依頼しました。
新築予定地には3m程度の古い石垣があり、敷地を有効活用する為に擁壁が必要と言われました。
擁壁は既存があるという前提で申請を出せば大丈夫と言われ確認申請をせずに知り合いの土木業者に頼み施工を行いました。
が、43条の但し書き、新築の確認申請を出したときに擁壁についての指摘があり土木事務所が現地確認をされたそうです。
 
住宅メーカーいわく、盛土をして2m以下にするか、確認申請を事後で行うかしかないと言われました。
あなた達が勝手にやった事だから私達は知りませんという対応です。
 
 
宅地用の擁壁を使用しており、構造計算や構造詳細図はメーカー作成のものがあります。
 
申請書類のサポートをお願いできる方をさがしてます。
個人にて確認申請を行う予定です。
 
幅は約20m、高さは2.7mくらいのKPブロックの擁壁です。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

瓦屋根の上から、にらみをきかせてます。

といっても。

遊びで載せたわけではないですよ。

この置物。

「鍾馗(しょうき)」と呼ばれています。

魔除けになるということで、屋根の上に、こうして、

像を載せたりすることがあるそうです。

北東にあたる鬼門に向かって、にらみを利かせてくれてます。

こちら。

実は、お客様からの御提案で設置することにあったもの。

設計の段階からお話いただいておりました。

お客様の大事なこだわりの一つなんですよね。

もちろんですが、ただ載せてあるわけではなく、

下の瓦と接着もしてありますし、針金で下地から固定もしています。

しっりと鎮座して、この家、そしてご家族を守っていただきたいですから。

そうそう。

こちらの家づくりの現場は、ずいぶんと進んできました。

まもなく、大工さんの工事が完了して、仕上げの工程へ。

月末には、足場が外れて、外観があらわになる予定です。

楽しみですね。

こちらは、別の家づくりの現場です。

外構工事が進行しています。

昨日現場に行ったら、玄関前の階段が出来上がっていました。

このムラのあるタイル。

どうですか??

とっても、いい風合いになっていると思いませんか??

ちょっと押し売りっぽいですね(笑)

それと、目地をよくご覧ください。

長方形のタイルを使っているのですが、

目地を互い違いにしているんですよ。

正方形のタイルを規則正しく張るのではなく、

そのむらを生かすために、互い違いな張り方を採用しているんですよ。

意図しないと見逃してしまいそうなんですが、

そういったところも、しっかり実現させています。

こちらの家。

まもなく、外構も完成します。

仕上がり楽しみですね。

夕方に、名古屋モザイクのショールームへ。

目的は、写真の通り。

実は。。

外壁に、タイルでなく、レンガを張りたいというお客様が

いらっしゃるということで、それを探しに来ました。

レンガって、そのままを張る方ってあまりいないんですよね。

経年で、表情が変化していくからです。

それを、味と捉えるのか、劣化と捉えるのか。

それによって、採否が分かれます。

もし劣化と考えるのであれば、レンガを採用ではなくて、

レンガタイル(レンガ風の磁器質タイル)をがオススメ。

経年でも表情が変わらず、そのままで保てるので。

ただ。

今回のお客様は、変化を味と捉えれる方なんです。

私にとっては、とても刺激的ですね。

どんな雰囲気の外観に取り入れるのか。

どんな張り方でいくのか。

せっかくなので、ユニークな取り入れ方をしたいですから。

外壁の仕上げ一つとっても、楽しめるのって、ありがたいですね。

まだ、これから計画なんですけど、

今から勝手にイメージ広がります。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

令和2年20201110ホームページ更新(^.^)/~~~
■国分寺市暮らしのガイド2019-2021に掲載中!!!
■大和町プロジェクト設計監理契約締結~プランは着々と進行中
■大泉学園町の家Ⅱ近隣との境界決定がようやく終了~もう少し(≧▽≦)(大泉学園町の家に続きスタート)
■古市場町の事務所ビル概算見積り中
■とんがりやねの直売所~橋本農園完成写真(撮影:小林達実)をアップしました
■西町の家リノベーション完成写真(撮影:小林達実)をアップしました
■ARVO APARTMENT(南大谷アパートメント)完成写真(撮影:小林達実)をアップしました

http://ohkokk.boo.jp/

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

200802完成のフタコアパートメント(Mana★Apartment)を紹介したいと思います!
http://ohkokk.boo.jp/hutako.html

この建物は共同住宅で各階にはPSが用意されてます。
そして…この計画では床は全て水平でコンクリートで区画されてます。
そのためPS廻りと居室の区画壁に関しては木下地+石膏ボードでやりました。

このような共同住宅では水平区画が主として基本ですね!(^^)!

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