自然素材とウロコ壁の家

●設計事例の所在地: 
東京都北区
●面積(坪): 
129.71㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

可愛らしい外観にリノベーションした、ウロコ壁の外観

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

古く空き家になってしまいそうな、長屋+アパートを、リノベーションし、人気のアパート生まれ変わり、将来にわたって貸していきたいとの事でした。差別化できるデザイン・仕様・設備とする事、事業収支から住戸数を3戸から4戸に増やしたい事、中々見ないデザイン性の高い外観にしたい事、賃貸ゆえにメンテナンス性も考えられている事がご要望にありました。

計画を進めていく中で、敷地いっぱいに建っている建物ではあるが、各部屋ごとに自転車置き場が欲しい、同様に物干しスペースが欲しい、耐震補強をし防水性も高めていくという方針になりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

当初、立て直して新築する方法と、リノベーションして直す方法の両方を計画・比較検討した上で、リノベーションをする事になりました。

デザイン性の高い外観にしたい、タイル貼りはどうなのだろうという打合せをお客様と行っていました。タイルを貼る事で建物が重くなる事や、メンテナンス性も考慮し、タイルでは無く、屋根材を外壁に貼って、ウロコの様な・大きなタイルの様な壁のデザインを提案しました。屋根材は壁材よりも、防水性と対候性が高く、性能アップにもつながっています。外壁のオレンジ色は、お客様と一緒に悩んで決めましたが、家型の形もあって主張しながらも、周囲に馴染んでいます。

元々は屋根が複雑に掛けられ、天井の中からも古い屋根が出てきていました。そこで小屋を一部架け替え、シンプルな屋根とする事で雨が簡単にながれるようにし、三角屋根の家の形にする事で、可愛らしい外観になっています。

住戸数を3戸から4戸に増やす為にも、苦心して間取りを変えています。さらに、自転車が置ける土間がある部屋、梁の出た・高い天井の部屋、ルーバーに囲われた部屋などをつくり、それぞれが個性豊かな空間の質を持っています。
道路そばの建物は、1階は部屋の目の前が道路でプライバシーが損なわれていました。そこであえて土間空間を設け、外部との干渉エリアかつ自転車置場・洗濯物干場とし、光を取り入れる明るい部屋でありながら、不安感をなくすプライベート空間としています。2階も同様に、外壁を部屋の中まで下げることでバルコニーをつくえい、同じ効果をもたせました。生活する部屋をあえて小さくする事で、逆に住環境が良くなっています。

部屋の内部は、構造の梁を見せ、古い良さを出しながら、フローリングと木製合板の壁が、今時な心地よい空間になっています。

リノベーション前の事前調査に入ると、1階だけどうも真ん中にすき間がありました。2つの家を1つにくっつけ、その後2階は別の一つの住戸にしたり、また元に戻したりと、増築・改築を複雑に繰り返していたその名残の様です。更に、最初の建設は同潤会の木造住宅の供給事業・・・約80年前につくられ建物でした。実際工事を始めると、建物の中央の部分に同潤会時代の構造が出て来て、構造を補強しています。また構造的には、2つの建物に橋が架かっている様な状態だったのを、一つの堅固な建物に改修して工事を行いました。

依頼者の声: 

完成後、前の道を歩く女性、小さな女の子から大人の女性・おばあさままでが口々に、「いや~可愛いお家」と言いながら通って行く人気の住まいになりました。男性はなぜか、「かっこいい」と言っています。周囲にお住まいの方々からも、工事中ご不便をかけたにも関わらず、いい家が出来たね~と、ほめていただいています。

公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから
⇒  WEB https://www.ogino-a.com
⇒  Email ogino-t@ate-o.com

その他の画像: 

土間のある木の部屋

木の部屋

土間空間

梁のあるリビング

梁のあるリビング

玄関

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

□□□お知らせ□□□
弊所にて毎月2回実施してきた
設計無料相談会ですが、
4月から、WEB会議ツール『Zoom』
(登録・使用とも無料で利用可能です)
を使用したオンライン(ビデオ会議)での対応を始めます。

※新型コロナウイルス感染予防の為
 是非オンライン相談会をご利用ください。

次回の相談会は4/11(土)に開催します。

■日時
4/11(土)
11:00~/14:00~/16:00~
※各回1~1.5時間程度
※その他の日時は応相談:お気軽にその旨ご連絡ください。

■申込締切
開催日前日の15:00まで

■場所
弊所千葉事務所(オンラインにて対応)

■主催
タイラヤスヒロ建築設計事務所

■参加費
無料※事前予約制(先着順)

■次回以降の日程
4/25(土)
11:00~/14:00~/16:00~を予定しています。

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この相談会は
主に木造住宅の新築・既存住宅のリフォームなどをご検討中の方で
設計事務所(建築士と共に作る住まい)に関して話を聞いてみたいが・・・
という方の為の無料相談会です。
お申込みは先着順となります。
ご理解下さいますようよろしくお願いいたします。

・『設計事務所との家づくりってどういう風に進めていくの?』

・『いま気になって土地があるが・・・』

・『お金はいくらかかるの?高くないの??』

・『まずは話を聞いてみたい・・・』

などなど
疑問に思われている事をお互いフランクにお話しましょう!
当方からは過去の設計事例を参考に
家づくりの流れをお話させていただきます。

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お申し込みをご希望の方は
弊所ホームページ
『設計相談会|https://www.taira-arch.com/sekkei-soudankai/』
から、お申し込みフォームへ必要事項をご記入の上
送信ボタンのクリックをお願いします。
または
☎| 043-312-5426 までご連絡をお願いいたします。
上記日時以外の週末をご希望の方は
お気軽にその旨ご連絡ください。
また、
平日で現場確認や打合せなどの予定が入っていなければ
いつでも対応可能です。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 はてさて、「建築家の家は住みにくい?」とは面白いテーマですね。どのくらいの人が建築家の家は住みにくそうだなあ、あるいは勝手に設計されるのじゃあないかなあ等と思っているのでしょうか。イメージとしては、比較的多くの人が思っているのではないかなあと考えてしまいます。
 有名建築家(スター建築家)は多くの雑誌を賑わし、世の中はそれが所謂トレンド(傾向)と思ったりしますから、そのようなイメージを持たれているのかなあと推察してしまいます。所謂、普通に過ごしやすい住宅というだけでは、雑誌には載りませんから、雑誌に載せるためには何かポイントとなる新しいアイディアや空間づくりが必要になります。で、それは新しい住まい方を要求するものでもあるので、概して住み辛いのでは?と一般の方が想像してしまうことがあると思います。
 たとえば、有名な安藤忠雄氏の「住吉の長屋(東邸)」というコンクリートの住宅がありますが、これは大阪によくある文化住宅という、最近の言葉でいえばテラスハウスでしょうが、専門的には長屋というカテゴリーに分類される、いくつもの住宅が横にくっついて並んで建っている建物の一住居を取り壊してそこにコンクリートの箱を押し込んだような住宅です。(確かここは三軒長屋の真ん中だったと思いますが)これは道路側には入口のドアしかなく、入ると居間、その向こう側には雨が降るのもかまわず、空の見える中庭、そしてその中庭をはさんで向こうに食堂、その奥が浴室、便所、中庭から屋外階段で2階に上がると居間の上と食堂部分の上に寝室がひとつずつという、寝室からトイレに行こうと思ったら雨降りだったから、我慢しようかなどということも起きかねない住宅です。この住宅は建築学会賞という権威ある?賞をいただいています。この年はなかなか賞に値する建築がみつからず、審査員たちが最後にたどり着いて、「みなさん、やっと決まりましたね。でも施主にあげたくなります。」と言ったということですが、そう、住まい手は相当覚悟を持って住まなくてはなりません。この住宅のポイントは、空が見え、二つの寝室を結ぶブリッジがかかる中庭です。これを受け入れなければ、ただ単に住みずらい家ということになります。いまだにこの住人は原設計のまま住まい続けているということです。
 このように、住み辛いかどうかはその住まい手が判断するものですが、設計者は依頼人である住まい手によーく説明して、納得してもらったうえで設計をしなければいけないということは肝に銘じなければなりません。施主である皆様には、設計者の考えに惑わされず、恐れず、ご自身の考え、住まい方・生活感などをしっかりと伝えて、ひとつひとつ吟味して建築されることを願っております。

I-2498、ガレージを増築(静岡県)

ユーザー shizunichi の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
静岡県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

16.51m2のガレージを増築、稲葉GRN-3152S 確認申請代行のお願いです
場所:御殿場市内 ガレージ設置予定:6/22~6/末頃
既存建物の検査済み書あり
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





さまざまな角度からアドバイス、サポートするセカンドオピニオン・中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾さん

住宅メーカーや工務店による家づくりは、どうしても造る側の論理が優先しがちで、業者が本当にあなたの立場になってくれているか、といった疑問を持たれることもあるかと思います。
 
判断がしやすいようにさまざまな角度から、利点や欠点を提示したり、改善策や別案を提示したりといったアドバイス、サポートをさせて頂くというのが、セカンドオピニオンサービスです。
 
セカンドオピニオンについて中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾 の写真
東京都練馬区関町南4-8-13
03-3929-7684

 

貴社がセカンドオピニオンを手がけるようになったきっかけがありましたら教えて下さい

私が独立して設計事務所を立ち上げたのが約20年前ですが、丁度インターネットが普及し始めた頃になります。
私もインターネットを始め、仕事もあまりありませんでしたので独学で事務所のHPを作ったりしました。
まだ、今日のように多くの設計事務所がHPを作り始める以前の話です。
「住まいに関するご相談はお気軽に問合せ・ご質問ください(無料)」とHPに記していたのですが、するとメールで様々な問い合わせを頂くようになりました。
 
半分近くはニックネームだけ記された建築相談などで、時間をかけて回答文を書いて返信をしても、お礼のひと言も返信がないことも少なくありませんでしたが、頑張って回答を続けていました。
実名が記された質問に関しては、最後はほぼお互いに「ありがとうございました」で終わるので、止めることができなかったとも言えます。
 
そのうちメールの使い方というかマナーが定着してくると、匿名やニックネームでの問い合わせというものは無くなりましたが、私も住宅設計者としての経験を重ねてきましたので、質問への応え方のバリエーションを増やしたり、より丁寧で広範囲、提案を含めた回答を行う事を有料で対応しようと考えたのが12年前に始めたのが、現在のセカンドオピニオンサービスというものです。
 
住宅メーカーや工務店から建て主さんに提示されるプランがあまりにも気になる点が多い事や、建て主さんがメーカーさん等に遠慮しているためか話がうまく進んでいない様子を伺ったりしている中で、何とかより積極的に建て主さんの役に立てないかという思いが強かったことも、このような企画をした意図のひとつです。
 
医療の世界でセカンドオピニオンというものが一般化されてきたのがヒントになって始めたものですが、現在はハウスメーカーの展示場等でセカンドオピニオンを謳い文句に集客をしたりしているのをみると少し複雑な思いがします。
 

レポートのみコース実例(抜粋ページ)

↑レポートのみコース実例(抜粋ページ)
 

具体的にどういうことをやっていただけるのでしょうか?

 
現在は「設計に関するセカンドオピニオン」というものと「工事に関するセカンドオピニオン」という2本立てで行っています。
 
前者は「助言コース」、「レポートのみコース」、「レポート+打合せコース」、「改善プラン提案コース」、「別案提案コース」という5種類に、後者は「助言コース」、「現場確認コース」、「検査助言コース」という3種類に分けています。
 
設計に関するセカンドオピニオンの概要としては以下のような内容です。
「助言コース」は、基本的に事前に頂いた資料を精査した上でさまざまなコメントや改善策等をお話させて頂くもの。
「レポートコース」は、お話をする代わりにレポートを作成するもので、話の内容を文書化してもらいたい人や、打合せに来ることができない遠隔地の方に対応するためのもの。
これらの両方を行うのが、「レポート+打合せコース」。
それに加えて、数案の改善プランを作成してご説明を行う「改善プラン提案コース」や、数案の別案をご提示、説明を行う「別案提案コース」という形にしています。
 
もともとは住宅メーカーや工務店で家づくりを進めている方を主な対象と考えていましたが、設計事務所で計画を進めている方からもたびたびお話を頂いています。
家づくりへのこだわりや意識が高い方々だからこそ、第3者の意見を聞きたいというお気持ちが強いのかと思います。
 
また、セカンドオピニオンの他に、家づくりをトータルにサポートするサービスも行っています。
住宅メーカーや工務店で家づくりをする建て主さんをサポートするもので、通常行っている設計・監理業務ではなく、監修業務というものです。
 

レポート+打合せコース実例(抜粋ページ)

↑レポート+打合せコース実例(抜粋ページ)
 

料金はどれくらいでしょうか

 
HPにコースごとの詳しい内容や金額を記載していますが、基本的には「設計に関するセカンドオピニオン」に関しては2.5~30万円(税別)、「工事に関するセカンドオピニオン」に関しては1.5~4.5万円/回(税別)として設定させて頂いています。
こちらでの作業に関わる時間や労力に応じて金額を設定させて頂いているものです。
 

改善案提案コース実例(抜粋1案)

↑改善案提案コース実例(抜粋1案)
 

全国に対応していただけるのでしょうか?

 
全国からのご依頼に対応させて頂いています。
 
まずは「設計に関するセカンドオピニオン」に関してですが、遠方の方については、打合せを含めたコースは対応が難しい為、その他のコースをメールにて対応しています。
これまでの経験としては、長野県や静岡県あたりからは事務所にお越しになって打合せをさせて頂いたケースはあります。
 
別案提案コースに関しては、本来、敷地を見た上で案の作成を行うべきものと思っているのですが、遠方の方からのご依頼の場合はグーグルアースやストリートビューを活用したり、建て主さんから周辺の写真や動画等を見せて頂いて周辺環境を理解した上で案を作成することでご理解を頂いています。
 
「工事に関するセカンドオピニオン」の場合は、気になる点の写真などを見せて頂ければ遠方の方からのご依頼を受けることは可能だとは思っているのですが、実際には、遠方の方からこのサービスへのお申込みは頂いていないのが実状です。
 

別案提案コース実例(抜粋1案)

↑別案提案コース実例(抜粋1案)
 

メールのやり取りだけで間取りを作ってもらうこともできますか?

 
先にお答えしました通り、遠方の方に関してはメールのやり取りにより対応をさせて頂いています。
 
遠方の方でも、案に関する説明や打合せをしたいという方は多いので、できるだけ案に説明文を加えたり、電話等でも説明や打合せをする等のフォローをさせて頂いています。
 

間取り以外の相談にものっていただけるのでしょうか?

 
もちろんです。
 
「設計に関するセカンドオピニオンコース」の場合、間取りに関して疑問や不安をお持ちの方が多い一方で、
「明るい家になるだろうか」
「窓や吹き抜けの設け方はどうしたらよいだろう」
「照明計画を見てほしい」
「設計図全般に関しての所見を聞きたい」等々、
さまざまなご要望があります。
 
これら設計全般の事柄に関してもフォローをさせて頂く、というのがこのサービスの目的でもあります。
 

セカンドオピニオンを行うにあたって意識しているや、こだわっていることはありますか?

 
「セカンドオピニオン」というのは第3者の視点からの所見の事を言いますが、私がそれを行うのにあたっては、一般的と言いますか、いわゆる標準的な回答を提示させて頂くと共に、私独自の設計のプロとしての見解も提示させて頂くようにしています。
 
もちろんそれが一致する場合もあれば、異なるものである場合もあります。
できれば、いろいろな視点からの見解やメリットやデメリットをお話することで、考えられる全ての可能性や選択肢の中から建て主さんが検討した上で、最終決断をしてもらいたい、と考えているものです。
 
家の設計は本来、信頼できる設計士と打合せを重ねながらつくり上げていくものですが、
「依頼をしている住宅メーカーや工務店には直接相談しにくい」
「相談の仕方がわからない、他に相談できる人もいない」
「依頼している所の担当者は本当にその道の専門家なのだろうか?」
「あまり要求を言うと相手が気を悪くするのでは?」
といったことで、直接聞いたり頼んだりできないことがよくあるようです。
 
住宅メーカーや工務店による家づくりは、どうしても造る側の論理が優先しがちで、業者が本当にあなたの立場になってくれているか、といった疑問を持たれることもあるかと思います。
もちろん非常に良心的な業者さんもおられるでしょうが、だからといって
「建て主の立場を優先しているか」
「業者側に都合の良い計画ではないか」
「設計の能力や意欲は高いか」
ということとは別問題です。
 
設計者は、設計のプロとして建て主の方の立場で適切な提案、アドバイスをすることが重要な役割のひとつです。
また第3者の立場だからこそ気兼ねなく発言ができるものでもあります。
もちろん最終判断をされるのは建て主さん自身です。
 
判断がしやすいようにさまざまな角度から、利点や欠点を提示したり、改善策や別案を提示したりといったアドバイス、サポートをさせて頂くというのが、こちらが手がけるセカンドオピニオンサービスです。
 
「敷地を充分にいかしたプランか?」
「予算に合っているプランか?」
「もっと機能的で合理的な家」
「もっと明るく風通しの良い家にできるのでは?」
「デザインの良さや遊び心もそなえた家」、
そして何よりも
「建て主の方が満足できる家にするためには」
という視点でセカンドオピニオンを行うようにしています。
 

現場のチェックをしてもらうこともできますか?

 
可能です。
これは、先程「工事に関するセカンドオピニオン」に関してお話をさせて頂いた通りです。
 
またセカンドオピニオンからは少し外れますが、出来上がった住宅に関するトラブルやクレームに関して家のチェックやヒアリングを行い、是正事項やその方法等をお話したりする事も行っています。
 

どの様な方法でサービスを受ける事が出来るでしょうか?

 
基本的には下記のHP内にある「セカンドオピニオンサービス」のページをご覧頂き、そこから必要な事項をメールにてお送り頂くか、或いは電話で問い合わせを頂ければ、適宜、対応をさせて頂きます。
 
中川龍吾建築設計事務所
 

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

土地の良し悪しは、言い出したらきりがないと言えます。
ケチを付けていたら、ほとんどの土地は、買えません。
出来るだけリスクを避けるにはどうすれば良いでしょうか?
最初に検討するのは、自治体が出しているハザードマップに
記載されている地域の土地です。風水害は、建築対応では
限界があります。次に、境界が曖昧な土地、道路が確定して
いない土地です。近隣の関係が問題がある土地は、
住んでからも様々なトラブルが予想されます。また、
水ハケの悪い土地も、買わない方が良いと思います。
周囲の水の流れが、(排水の状態)スムーズに行われて
いないと、その後、多くの費用が掛かります。
つまり、谷の行き止まりのような場所です。これらの他、
地盤、土地形状等色々ありますが、建築的工夫で対処できれば
問題はありません。土地の見分け方は難しいのに、
ほとんどの方は、不動産屋や御自分で判断しています。
専門家のセカンドオピニオンを受けるべきだと思います。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

現在工事中の家づくりのワンショット。

そう。

外壁ですね。

ガルバニウム鋼板を使っているのですが、

横に葺いたタイプなんです。

ラインもスッキリ通っているし、

表面もきれいに仕上がってました。

ガルバニウム鋼板の外壁っていうと、

こんなイメージですよね。

リブ状に、縦ラインが入ってる感じ。

これはこれで、クールな感じでかっこいいんですが、

よく見かけるタイプ。

せっかくなので、少し違う雰囲気にしたいということで、

今回のような葺き方もいいかもしれません。

でも。

こちらをご覧ください。

よく見てください。

なんだか様子が違います。

色が違う?

確かに違いますが(笑)、そこがポイントではありません。

ポイントは、表面の波打ち具合。

ガルバニウム鋼板って、屋根や外壁に使う場合、

その厚みは、0.35-0.40mmになります。

しかも。いわゆる鋼板なので、

太陽が当たるところは、熱の関係で、収縮します。

なので。

平たい鋼板を使うと、三枚目の写真のように

波打つんですよね。

それがいけないということではないんですよ。

ただ。

波打つことを知らずに採用して、

それが気になるようでしたら、よくありません。

こういった使い方をすると、表面は波打つんです。

そういった性質を持つ素材なのですが、

二枚目の縦ラインは、波打って見えません。

細かく折ってあるからです。

??と思われたかも(笑)

A4の紙を想像してください。

そのままですとペラペラで、腰がありません。

でも。それを一方向に何度も折っていくと、

横に向けても折れ曲がらないほど強くなります。

それと同じ原理です。

なので。

外壁に使うガルバニウム鋼板は、縦ラインが多いんです。

あれ?

では。一枚目を見返してみてください。

波打ってましたか??

実は、それが、ほとんど気にならないくらいになるんですよね。

(ゼロではないですよ)

理由は???

金属板の裏に、裏打ちをしているからです。

金属板の裏に、発泡スチロールのような素材で、

補強しているんです。

よくできた素材だなって思います。

だから。

最近は、こちらの素材をよく使います。

でも。

パーフェクトということでもないので。

デメリットもないことはないです。

長くなりそうなので、それはまた今度にします。

外壁材って、いろいろあります。

それぞれに、いいところとよくないところがあって、

一長一短なんですよ。

何を求めるのかで、それぞれ最善が違ってきます。

その辺、しっかりと聞きとりながら、

その方にとって最適な外壁材をご提案しています。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

住まいの中の時計は、実用とともに部屋の雰囲気をつくるものでありお気に入りのもの、部屋に合ったものを選びたい。

我が家の時計をご紹介します。

仕事部屋の時計です。

床壁天井、机などすべて木。

時計の赤い印はシエスタです。

ストレスなし、スローワーク・・・がイイネ

仕事場の隣、打合せ室の時計

竣工のお祝いに送ることがあるものの一つです。

フレームは銅で出来ています。

リビングの時計です。

リビングも床壁天井はすべて木です。

木のなかのイタリアンデザイン。

遊び心、色がとても好きです。

これもイタリアンデザイン。

横から見ると千と千尋のカオナシです。

イケアで衝動買いをしてしましました。

住まいの時計は高額ではありません。

安いからと言って衝動買いせずに、じっくり楽しみながらお部屋づくりをして下さい。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

見付けとか見込みという言葉は、建築現場でよく使います。
見付けは36mmで、とか、見込み12mmにして、などと大工さんや設計事務所などが言っているのを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
図のように、見込みはその部材の奥行きの寸法で、見付けはその部材の正面の寸法のことです。
これらは意匠に大きく影響を与える寸法なので、設計者はとても気を使います。たとえば、幅木という部材についても高さを何mmにするかとか、壁からの出幅を何mmにしたらよいかなどについて、吟味します。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場。

昨日、こちらの現場へ定例の打ち合わせへ行ってきました。

いくつかの内容について打ち合わせはあったのですが、

通常に比べると、質疑も少なく、控えめ。

とても順調に進んでいる現場だからでしょうかね。

現場監督が、早めにいろいろ検討してくれていたこともありそうです。

というわけで。

現場の状況を、いつも以上に丹念に見る時間ができました(笑)

現在、外壁を工事している途中なので、

その施工状況を見てきました。

パッと見ると、なんでもないシンプルな外壁ですよね。

実は、こちらの製品。初めて採用します。

素材は、窯業系サイディングで、

いわゆる「サイディング」になります。

サイディングというと、レンガ模様や木目柄、タイル風といった

表情のあるタイプが多いんですが、そんな中でも、

敢えて、スッキリとしたタイプにしてます。

シャープでモダンな雰囲気に仕上がります。

さらに「四方あいじゃくり」という特殊な仕様になっていて、

メンテナンスにもしっかり配慮しているものだったりします。

(目地はありますが、コーキングではないんですよね)

予算もかけていただいたのですが、

こちらのお客様には最適な外壁になったと思います。

早く全面張れないか。。

なんて、とっても楽しみですね。

いきなり部分のアップですが(笑)

こちら。

壁と床の取り合いに設置する巾木なんです。

アルミのアングル+タモの集成材。

ちょっと不思議な形状、素材ですよね。

実は。

基礎の内側に断熱した場合、玄関土間周りは、

うまくやらないと、断熱が欠損してしまいます。

それを回避するための、工夫の集積の結果が、

この拡大した部分になります。

なぜ、下まで木部がいかないのか。

木部が凸凹した形状なのはなぜか。

上が丸くなってるのはなぜか。

全てに理由があるんです。

こちらの家のお客様は、断熱+気密に

とってもこだわりがある方なので、

基礎の断熱が欠損してるなんていけませんから。

実は、全体からすれば、わずかなので、計算上も関係ないんですが、

お客様の強いこだわりだからこそ、細かなところまで、

しっかりと突き詰めて工事しているんです。

こちらの家。

断熱+気密もすごくて、全館空調も入れてる。。

最強に快適な家になりそうです。

かっこよくて、快適に暮らせる家。

うらやましいですね。

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