昨日、とある家創りの打ち合わせへ行ってきました。
こちらは、基本設計というプロセスの後半です。
今まで打ち合わせしてきた内容について、
保留になっていた項目を一つずつ共有、確認しました。
弊社との家創りでは、とてもたくさんお会いして、
家創りについて打ち合わせを進めていきます。
例えば。
家創りで設計というプロセスには、大きく分けて、
基本設計という家の大枠を決めるプロセスと
詳細図を起こしながら、細かなところを詰めていく
実施設計というプロセスがあります。
まずもって、建築家との家創りでない場合、
実施設計がないかもしれませんね。
確認申請という手続きができるだけの内容(基本設計)を
決定して、工事に着手なんてことも結構多いんです。。
その場合、細かな内容は詰めていないので、
現場の判断で、「それなりに」家が出来上がっていきます。
これってこんなんだっけ??
こんなイメージだったんじゃない??
なんてこともあると思います。
実施設計があれば、そういった細かなところも
打ち合わせして決めていくので、安心です。
ただ。
建築家との家創りだからと言って、しっかり決めれる
わけでもないようです。
たとえば。
弊社の場合、基本設計というプロセスで、
平均10回ほど打ち合わせをさせていただきます。
それだけ決めることって多いんですよ。
さらに。
実施設計で5回ほど。
なので。
工事着工までに、15回くらいは打ち合わせをします。
少なく感じましたか??
多く感じましたか??
ぜひ、周りで家創りされた経験のある方に、聞いてみてください。
ビックリすると思いますよ。
無駄に回数が多いと思われたかもしれません。
そんな無駄な打ち合わせってあると思いますか?
ありませんよ。
毎回、何かを考えていただくんですから。
とことんまで寄り添いながら家創りをする。
それを大事にしていることをお伝えしたかったんです。
だって。
大事な大事な家創りですので。
その辺は、新しいサイトで説明させていただいているので
ぜひぜひアクセスしてみてくださいね。
直線で構成されたミニマルな外観デザイン。外付けブラインドの透け感が、とてもきれいです。道路からの目隠しに採用した大判タイルが、いい表情を創り出しています。
①南面を含め、敷地周辺からのプライバシーをしっかりと確保しながらも、光と風を感じることができる家にしたい!②敷地を最大限有効に活用して、4人が安心して暮らせる平屋にしたい!③カッコいい家にしたい!④暑さ・寒さを軽減するため、断熱や気密をしっかりとしたい!⑤使いやすくて生活しやすい家がいい!見た目はもちろんですが、快適さも実現した平屋を求めていました。
ご両親の隣に暮らすということもあって、プライバシーの確保は最大の課題でした。南側にご両親のアプローチがあるため、南側に開放された家では、落ち着いて生活できません。そこで、ご提案したのは、南側を閉じてしまうこと。ただし。光庭を確保することで、周囲に閉じているとは思えないほど光と風を取り入れた家をご提案したのですが、それを気に入っていただけました。
毎日更新するブログをご覧になって、家創りに対する姿勢に共感されたそうです。
変形した敷地ながらも、それを有効に活用するため、雁行したカタチの平屋に。プライバシー確保のため周囲に閉じたいるが、光庭により驚くほどたくさんお光と風を取り入れている。細部まで貫いたミニマルなデザイン、様々な素材の組み合せも見どころ。見た目だけでなく、断熱気密性能も相当高く設定している。
弊社サイトの事例紹介で、お客様へのインタビューを載せています。細かくお話し伺ってますので、そちらご覧いただくと、詳しくわかります!https://www.ntas.info/gallery/post_26.html
外付けブラインドが上がって光庭が見えてます。
道路側からの目隠しに採用した大判タイル
周囲に閉じているとは思えないほど、明るく開放的なLDK
内部にもミニマルなデザインを貫いてます
ホテルライクな洗面。たくさんの光が差し込んで明るい。
カリフォルニアスタイル。
現在設計を進めているお客様が好きなデザインです。
前回、お会いした際に、私が持っていた本をお貸しして、
イメージをどんどん広げていただきました。
ターコイズブルーやエメラルドグリーン。
荒々しく塗装した下見板や羽目板。
少しレトロな感じの細かな小物。
どの世界観が好きなのか。
しっかりと見極めるためのプロセスなんですよ。
ほんと。
いろんなお客様と家創りをさせていただきます。
皆さん、深く深く掘り下げていくと、
とっても個性的な感性が顔を出してきます。
その感性に触れると、刺激的で、
私にはない表現を着想することができるようになります。
それまで、「バランスがよい」と思っていた組み合わせだって、
ひっくり返ったりします(笑)
そのミスマッチに見えるような感覚って、
とっても大事にしています。
お客様の感性が、私の感性を磨いてくれているから。
長いこと家創りの関わらせていただくと、
知らない間に、このバランスがいいって
先入観ができてしまいます。
それって、自分のスタイルを確立したい建築家に
とっては、大事な先入観なんですよ。
ただ。私の場合は、
本当の意味で、お客様らしさを引き出してカタチにしたい
と思っているので、先入観を捨てて、フラットに
お客様と向き合って、家創りをしているんだと思います。
「らしさを引き出してカタチにする」
お客様に感性を磨いていただきながら、
それをもっともっと貫いていきたいと思います。
地域会館 外観
写真撮影:今西 浩文 氏[ATELIER ONE Graphic Design & Archi-Photographic Studio]
地域の避難場所である地域会館の老朽化と耐震化の目的で建替え。
外観
視線と日当り、動線を追求した住宅。
大阪府泉佐野市土地探し。
設計。
場所も中身も夫婦とも雰囲気が気にいった条件付き分譲地がありました。主人はそこがいいとなりましたが、建築会社のこだわりのキッチンが標準設定以外はダメと言われ、わたしがそのキッチンの使いかたに合わせれず諦めました。主人はおしゃれなインテリア重視かオレンジ系統ライトの和の温かみのある家がよく、私は明るめのライトの家で子育てや動きやすさを重視した家がよく意見が微妙に違ってきてしまいます。ハウスメーカーに頼んで全て頼むのもいいですが、標準使用などの条件で2人の意見がうまく噛み合わなくケンカも嫌で、ここに辿りつきました。予算は3000万です。
建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、とある家創りの現場打ち合わせでした。
工事がずいぶんと進行してきて、
終盤戦ということもあって、打ち合わせ内容は
さほど多くありませんでした。
外構工事は、雨に大きく影響されるので、
梅雨に突入していくこの時期ゆえに、
工事をどう調整していくのかは、しっかり打ち合わせしてきました。
写真は、1階のLDKです。
壁紙が張られたおかげで、とても明るいです。
(写真は、明暗がハッキリ出てるので少し暗く感じるかも)
特に。
階段の上に設置したハイサイド窓が結構効いてます。
ちょうど階段付近に、光のラインが出てます。
南北に長いLDKなので、こういった工夫をしたのですが、
その効果がハッキリわかると、嬉しいもんです。
木製の一本力桁階段。
オブジェのようで、とってもいい感じでした。
2階は、こんな感じ。
壁紙の工事が完了していて、
すっかり仕上がってます。
後は、照明器具なんかを設置すれば、完了します。
(カウンターの上にあるハコが照明です)
ところどころにアクセントを取り入れていて
とてもいい雰囲気に仕上がってきています。
こちらの現場。
来月後半の竣工に向けて、仕上がっていきます!
楽しみですね。
何だか難しそうな書籍たち。
禅、茶道、侘び寂び。。
ちょっと理由があって、急遽調べることに。
全てを一気に読み込んで、アウトプットできるように
頑張ります!!
でも。実は、私が大学院で研究していたのは、
近代和風建築なんです。
この世界観は、学生の時に一度通っています。
といいつつ。
やはり、実務のこととなると、また一味違ったり。
とってもいい勉強になりそうで、たのしみだったりします。
日々精進ですね。
こげ茶色のコロニアルと白のタイル張りを基調としています。
古くなった住居を取り壊し、旧家屋のイメージを残しながら新しい生活にフィットする二世帯住宅に建替えました。再利用可能な材は残して新しい住宅に使用しています。コーナーの大きな出窓から明るい景色が開けるリビングは、ゆったりと家族が交流できるスペースになっています。
2階の角部屋のコーナーに窓とベンチを設け、風景を感じながらくつろげる空間にしました。
千葉県習志野市に建つ木造2階建です。2階の角部屋のコーナーに窓とベンチを設け、風景を感じながらくつろげる空間にしました。
傾斜地の高低差を利用したプランになっています。居間は広いガラス面を通して光が差し込み、南側にはデッキテラスを設けました。自然を贅沢に満喫できる空間になっています。
東京都あきる野市にある週末住居住宅です。(環境共生型住居)現在、施主であるご夫婦は東京都心近郊に住み、それぞれ職業をもっておられます。週末の休みの日をこの武蔵野の自然の中で楽しみ、将来定年退職したらここに定住する計画です。東京の地場産の木をふんだんに使い、OMソーラーのシステムも取り入れた小さな、温かいエコ住宅になりました。
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お仕事を依頼した建築家: アトリエスプリング 石原潔さん...
相談させていただき、建築家の方にお話を聞いていただけたのは大変有意義でした。現在も継続中ですが、自分の相談の仕方がまずかったのか、返信いただけたのが限られた人数に...
2015年の残暑が厳しい頃にこのサイトに依頼を掲載させていただきました。多くのお返事を頂き、数人の方とのやり取りを経て、ほぼ直観的に(?)TAM建築設計室の新井さんに我が家の『家づくり』...