住宅密集地の通風・採光を坪庭で確保


住宅密集地の場合、日当たり・通風が確保できなかったり、隣家からの視線に注意が必要です。
そこで、横山武志建築設計事務所 横山武志さんの設計した、ニワノイエ・九曜舎をご紹介します。
ニワノイエは5つの坪庭を作ることで住宅密集地の問題を解決した事例、九曜舎は和風の坪庭を2階に作った事例です。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 横山武志建築設計事務所 横山武志 の写真
大田区山王2-1-8 山王アーバンライフ1214(JR大森駅北口徒歩1分)
03-5718-3118

 

坪庭について

坪庭の費用


坪庭は、一般的には、1階に作ることが多いですが、2階にも作ることは可能です。
ただし 2階の場合、バルコニーと同様防水工事を行う必要がありますので、その分、別途費用が掛かります。

樹木、造作等、和風に仕上げると、しっかりとした職人に依頼した場合、200~300万円程度の費用は見ておいたほうが良いです。
もちろんDIYでやる方法もあり、その分安く作ることは可能です。

例えば、木を植える場合でもトータル数万円の場合もあります。
樹木の選定は、日照条件や成長後の枝振りにも気を使う必要があり、よく相談する必要があります。
 
もちろん2階にも置けますが、植木鉢を置く以外にも直接土を入れるケースもありますが、その場合、耐根仕様の防水方法と重さも計画段階から検討する必要があります。
ウッドデッキもセランガンバツ等の南洋材のデッキ材、檜材や人工木材もあり、使い方やメンテナンスの考え方等十分考慮する必要があります。

和風庭園


和風の坪庭は、本格的な庭を希望するのであれば、専門の庭師の方に依頼したほうが良いでしょう。
石の選定、置き方、手水鉢や灯籠等には決まりごとが多く、専門的な知識が必要です。

手水鉢などを設置する場合には、水道が必要となります。
もちろん排水の整備が必要です。
苔を張ったり、樹木を植えたり、土を入れる場合は植木鉢に植えるか、土を直接引く場合は、耐根仕様の防水をする必要があります。

和風庭園で、敷石や灯籠も欠かせないアイテムですが、それ自体かなりの重さもありますので、上階に坪庭を設置する場合は、計画段階からその重量を加味して構造計算する必要があります。

事例の九曜舎では、耐根仕様の防水施工を行い、土壌や灯籠、石の重量も考慮し、構造もその計画当初から、その重量も加味して設計しています。

京都の町家の坪庭等、小さいながらも美しい庭園はありますが、専門の庭師と話をしながら、作り上げていくのが良いと思います。
また玄関のアプローチを庭園化する方法もあります。

洋風の坪庭

洋風の庭というと、床の仕上げをタイルやデッキにするのは一つの方法です。
連続する室内と一緒にタイルで仕上げたり、フローリングと似たような色合いのデッキ材にしたり、一体的に見える工夫も出来ます。

タイルは、一般的には下地をコンクリートにする必要があります。
タイル以外にも平石や煉瓦、木タイルも良く使用されますし、芝を敷く方法もあります。

坪庭と花

樹木を植えたり、草木を植えたりできるような花壇を作ることもあります。
季節の草花を植え替え、一年中花を楽しむ庭も出来ます。
窓から見える位置に花壇を造ったり、デッキやベンチを設ける等眺めるスペースも考えると、より花を楽しめる庭になります。

坪庭のリフォーム

すでにある坪庭をリフォームして作り直すのは可能ですが、資材の搬出搬入経路の有無に注意が必要です。
大きな石や灯籠等の大きなものや土を入れ替えたりする場合、十分な搬入経路を確保する必要があります。

1階であれば、建物の外周から、スペースがない場合は、室内を通る場合もあります。
2階であれば、クレーンで釣り上げる場合もあります。
新築の場合も事前に搬入したりする場合もありますのでご注意ください。

坪庭のメリット・デメリット

坪庭のメリット

坪庭を作ることによって通風と採光を確保し、坪庭を部屋が囲む配置になるので視線が広がるというメリットがあります。
更に、花や植栽の紅葉により、四季を感じられる庭になります。

またデッキを敷けば部屋と一体で使うことも可能です。
坪庭に面する壁を明るくすると、太陽光の反射により、室内も明るくなる場合もあります。

坪庭のデメリット

坪庭のデメリットとしては、植栽があれば水やり他メンテナンスが必要になります。
また剪定等も必要になり、場合によっては庭師に依頼することも必要です。

坪庭を作る場合、敷地に余裕が必要です。
坪庭ありきで新築をする場合、最初から設計者に希望を話し、しっかりとした計画の作成が必要です。

ニワノイエ

土地について

東京都練馬区、行き止まり道路の一番奥。
敷地北側に道路が面し、東面、南面、西面は隣地の住棟間隔も狭く、住宅密集地のど真ん中にあります。

敷地が東西に長細く、南側に庭を取ると、あまり太陽の光の届かない庭になる恐れがありました。
そこで、建物を凹凸の襞を作り、坪庭を幾つも作るレイアウトになりました。

間取り

1階 駐車場と陶芸のアトリエ、2つの寝室。
2階LDKと寝室、水廻り 1階のトイレは、アトリエでの教室利用を考え、共用だがプライベート空間に干渉しないようなレイアウトに配慮しました。
LDKと寝室では、LDKの採光を重視し、陽当たりの良い2階にしています。

一方寝室は、幅3mのクローゼットを備え、狭いながらも収納を充実させ、2方向に窓を設け、2つの坪庭に挟まれる形式にしています。
2方向に視線が抜けるため、狭さを感じさせない作りになっています。

坪庭からは、採光と通風を確保しており、建物全体への環境装置として坪庭を位置づけています。
坪庭には5つあり、建物は凸凹形状で、建物と坪庭を一体化させるレイアウトとなっています。

坪庭を作ることによって住宅密集地でも通風と採光を確保した家を実現することができました。
2階のLDKは、リビング、ダイニング、キッチンを一列に並べて、見通し13.5mの長細い部屋となっています。
南北の大きな窓からは、太陽光が入り、南面のバルコニーと一体的な空間となっています。

2Fのバスルームは、トイレ・洗面と一体になるようにハーフバスルーム上部にFIXガラスを採用し、窮屈な浴室にはならないようにしています。
またバスルームの奥にサービスバルコニーを設け、洗濯後すぐ洗濯物を干せるようにしています。
2つのバルコニーがあり、それぞれ使い分けが出来るようにしています。

九曜舎

土地の状況

東京都新宿区。
南側が道路に面しており、他は住宅に囲まれている住宅密集地です。

お住いになる家族について

郊外に住宅があり、平日東京の勤務地に通う2拠点居住の東京都心の家になります。

間取り

1階は趣味の音楽スタジオと水廻り。
2階 キッチンと畳のあがり間と坪庭。
3階は寝室とロフト。「和風の住宅と坪庭を作りたい」というご要望と、「音楽スタジオを作りたい」というご要望がありました。

スタジオは、来客と防音を考慮し1階にして、 1階の構造を鉄筋コンクリートとして、2重壁で完全防音にしました。
2階の坪庭は壁を3階まで立ち上げ、周囲と閉ざされていますが、上部は開け、町家の坪庭のようにしています。

坪庭は本格的な使用にし、ランドスケープデザイナーに協力を求め、施工も和風庭園を専門に施工している庭師に依頼しています。
石灯籠、手水鉢、敷石、飛び石を配置し、庭を眺める月見台を竹簾敷としています。
雪見障子を通じて、室内から坪庭を楽しむことができるように工夫しています。

横山さんは一級建築士以外にも宅地建物取引士でもあり、土地探し等不動産の物件探しもしているとのことです。
そのため、土地選びも建物を前提としたビジョンでアドバイスをすることが可能です。
建築家に依頼して家を建てるのは、お施主さんの手間もかかりますが、「家ができるまでの過程を楽しむように、手間暇も含めて楽しんで頂きたい」と仰っていました。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、一年ほど前に家つくりをご一緒させていただいた

家へお邪魔してきました。

その目的は。。

写真をご覧いただいて、わかりましたよね??

そう。

竣工写真の撮影なんです。

実は。

先日、ご家族の写真、内部の写真はしっかりと

撮影させていただいたのですが、

見どころが多かったこともあって、

外観の撮影までいけなかったんです。

そこで。

昨日、仕切り直しで、外観だけ撮影ということだったんです。

朝一番は、曇り空。。。

もしかしたら、このまま撮影か。

と思いながらも、現地へ向かいました。

でも。

現地についた途端、晴れ間が!!

空が青くなってくれたんです。

撮影している間、ずっと、晴れ間になってくれました。

うれしかったです。

家の南側には、すごい庭園が広がってます。

パーゴラがあったり。

天然芝はもちろんですが、

国内、海外の天然石の床材、、

様々な樹種の植栽

など等、見どころ満載!!

実は、この素敵な庭園は、住み始められてから、

いろいろ打ち合わせされて、ご主人が手配されたもの。

ちょうど、少し前に工事が完了して、仕上がったんです。

この時期ゆえに、芝生の色もきれいでした。

家の外観にも合った、とてもいい庭園に仕上がっていて、

ほんと。素晴らしかったです。

お客様のセンスに感服でした。

そうそう。

二枚目の写真で捕捉説明。

植栽には、すべて、樹種の名前を書いた札が

ついていました。

こちらの庭園に伺うと、いろんな樹種のことが

わかるようになっています(笑)

素敵な庭園。

そして抜群の天気。

さらに、プロのカメラマン。

すべてがそろったので、素晴らしい写真になってるはず!

楽しみに待つこととします。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

なんだか雑然としていますが(笑)

それもそのはず。

とある家づくりの現場の写真です。

現在、外構工事が進んでいます。

梅雨入りしていますが、晴れ間が多くて助かります。

というのも。

外構工事は、雨が降ってしまうと、中止になるので。

写真は、玄関前のポーチ兼アプローチ。

床に敷かれてるのは。。

実は、大判の天然石なんです!!

なんとなくですが、石の割り付けだけみてしまうと、

通路の幅が狭く見えますが、

これでも、有効幅は1.2m以上あったりします。

なので。

この石の短手の幅が、60cmほど!

タイルでもできないことはないんですが、

厚さが10mmほどしかないため、

ここまで大きいと、ねじったり変形したりしています。

床に這ってみると、変に凹凸ができてしまったりするため、

なかなかむつかしい。

でも、この天然石は、厚さが30mm以上あるので、

そういった意味ではとても安心です。

こんな贅沢に天然石が張れるって、いいですね。

午後は、お客様のショールームデートへ。

水回り一式を一緒になってセレクトしてきました。

このお客様。

独特なセンスをお持ちなので、とっても刺激的。

ブラックのトイレにもひかれていました。

が。。。

ブラックということで、ずいぶんとコストアップになるため、

採用には至りませんでした。

ショールームへご一緒すると、

お客様のお好みが、よくわかるので、楽しいです。

同時に、何を大事にしているのかも

わかってくるので、私にとっても、とても大事な機会です。

いずれにしても、一緒にわくわくできるのって

いいですよね。

ほんと。

家づくりって、楽しいです。

I-2251、自動車車庫の建築確認の申請業務など(大阪府)

ユーザー むーさん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
池田市
依頼内容: 

自動車車庫の建設にあたり、建築確認の申請業務、図面作成、事前協議、完了検査など、必要な事をすべてをお願いしたいです。

建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

クラシカルなデザインが印象的です。

(http://www.minosadesign.com/2015/08/the-hidden-kitchen-sydneys-eastern.html)

ただ。

ゴテゴテした表現ではなく、

どちらかというと、モダンな雰囲気でまとめています。

クラシカル+モダン

その組み合わせは、とっても上品で、

しかも、いい緊張感を持っているので、

とても気に入ってます。

こちらは、ラインを消して、すっきりさせています。

ミニマルなデザインですね。

(http://blog.vkvvisuals.com/the-utrecht-chair/)

装飾がない分、素材の活かし方と、細かな部分のデザインが

とても重要になります。

なんでもなさそうに見えるのですが。。

ただ、シンプルにするだけでは、この空間を実現することは

できなかったりします。

私は、建築大好きということもあって、

いろんな建築事例を見る機会があります。

特に。

海外の事例は、とても刺激的で、

見る機会は、とても多くなっています。

もちろん、国内の事例も見たりしますが、

なるほどと思うのは、海外が事例が多くなってきました。

ある意味日課なんです(笑)

ただ見るだけでなくて、なぜ、それに惹かれたのか、

どんな工夫をしているから、そう見えるのかを

考えたりします。

それによって、私の中に、その工夫が

入ってきてくれます。

先日、とある方から言われたのですが、

「いろいろ見て勉強熱心だね」って。

楽しく分析しているだけなんですけどね。

好きなことを、仕事としてさせてもらっていることに

改めて感謝です!

I-2250、簡易宿泊所・建築に詳しい方に図面と見積書(神奈川県在住・物件は大阪府)

ユーザー opal の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
横浜市
依頼内容: 

大阪市内にて簡易宿泊所開業を計画しております。

物件取得前で公庫へ融資申し込みのために、計画書を作っている段階です。
簡易宿泊所 建築に詳しい方に図面と見積書を作っていただきたいと思います。
敷地図がございますので、メールにて送ります。

17坪角地で、簡易宿泊所要件に当てはまるかどうかわかりませんが、1棟貸で運営したいと思っています。

関西の建築家様にお願いしたいと思ってます。
よろしくお願いいたします。

建築家の所在地について:
わたくしは神奈川在住ですが、
工事予定地の近辺関西の業者様を希望します。





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある建築家が作り出す和モダンなデザイン。

その建築家の考え方やデザインを取り入れた、

工務店が、全国各地にあったりします。

元が同じということもあって、

どの家も、なんとなく似たようなデザイン、納まり。

でも。

人気があって、どんどん増えたりしてます。

それはそれでいいことなのかもしれませんね。

実は。

これから家づくりをスタートする案件の

メインのコンセプトが、「和モダン」。

今までに、和をベースにモダンな要素を入れたり

モダンな中に、和の要素を取り入れたり、

いろんな和モダンを創り出してきました。

ただ。

お客様の持っているイメージは、

一枚目の写真にあるようなスタイルなんですよね。。

何も考えずに進めていくと、

同じようなデザインになってしまいます。

同じような。

というのも、面白くないので、

そのデザインが持つ空気感を抽出して、

取り入れようと思っています。

そこで。

そのデザインの根幹になっている書籍を

一気に購入して、昨晩、読み切りました。

なるほど。なるほど。

今まで、なんとなく理解してきたのですが、

一気に理解が進みました。

空気感は取り入れつつも、

しっかり違いも出る家にできそうです。

昨晩のプロセスで、大事だなと思ったことが二つあります。

一つは、オープンであること。

このデザイン!という凝り固まった考え方ではなくて、

オープンで、フラットな視点を持つと、得るものが多いですね。

もう一つは、経験ですね。

いろんなデザインや空気感にチャレンジしてきた経験のおかげで、

ちょっとした差に、気が付きやすく、表現も容易。

このプロセスのおかげで

新しい表現を手に入れることができました。

「らしさを引き出して、カタチにする」

もっと、もっと貫いていけそうです。

I-2249、70m2程の土地に家を建てる(神奈川県)

ユーザー みえぽん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
茅ヶ崎市
依頼内容: 

西湘バイパス海沿いの70m2程の土地に家を建てるのにあたって経験豊富な建築家の方を探しております。

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する

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※依頼者から下記の投稿がありました。
 補足事項として掲載いたします。

「先ほど湘南エリアで海沿いの土地の設計士様を依頼していた者です。
ご連絡頂いた方々、ありがとうございました。
密に連絡を取り合いたいので湘南地区の建築士様を希望しております。言葉足らずで申し訳ありませんでした。
宜しくお願い致します」





登録文化財浜寺公園駅舎

●設計事例の所在地: 
大阪府堺市
●面積(坪): 
建築面積約230㎡
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

実は、駅舎です。
明治 40年に辰野金吾事務所(東京駅の設計者です。)設計で建てられました。
正面から見た夜景です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

文化財的価値のある木造建築物の耐震補強とリノベーションの実績があった為。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

約10年かけての南海本線高架工事に伴い、新駅建設の為に、旧駅舎を曳家工事で、約30M曳いた場所に移築し、10年間、市民の方々が活用される。その後、新駅が完成すると、再び曳家を行い、新駅のエントランスとして再生される、壮大なPTです。
登録文化財に指定されており、移築に当たり、既存建物を傷つける事が出来ない事。文化財の調査が10年先になるので、それまで建物を保存、部材を格納する必要がある事。
駅舎からギャラリー、カフェ等への用途変更が必要でした。
不特定多数の方々がご利用されてもお怪我等支障がないように、仕上げ材や形状まで細部まで検討しました。

依頼者の声: 

現在、市民の方々に、親しまれ、喜んで利活用されています。
カフェ、ギャラリー、イベントなどです。

その他の画像: 

ギャラリーとして使われている内観です。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちらの図面。

とある家づくりの配置計画図です。

細かく、数値がいっぱい書き込んでありますが。。

実は。

こちらの敷地は、すごい高低差があるんです。

一番低いところから、高いところまでで、なんと、7mも!

しかも、その高低差が、がけになってます。

見晴らしがよくて、とっても素敵な土地なのですが、

この高低差は、法規制によっては、とても厳しくのしかかってきます。

この敷地にかかっている法規制として、危ないのは、

「宅地造成規制法」と「がけ条例」です。

高低差を解消するために、ある一定以上

造成(土を触る)してしまうと、すごい土留めを

作る必要性が出てきてしまいます。

その土留め。

今回の敷地ですと、やりだすと、軽く

1000万円をこえてしまいます!!

なので。

その法規制にかからないように、家を建てないといけません。

また。

敷地内外に2m以上のがけがあると、

これまた、建物を建てるのに、規制がかかってきます。

やっかいなのは、隣地が高くなっている場合です。

ちなみに。

今回は、隣地が高い、低いが両方あったりします(笑)

その辺の取り扱いについては、慎重に協議をしておく

ことが重要になります。

後で大変なことになりますからね。

なので、昨日、愛知県、確認検査機関など

関係各所と打ち合わせしてきました。

しっかり準備していったので、何とかいい方向で進めそうです。

ちなみにですが。。

知り合いの不動産屋さんからも、がけ条例について

相談をされていました。

昨日、その協議結果と対処をお伝えしてきました。

最近、厳しい法規制の敷地について

一般の方以外で、不動産というプロからも相談

されるようになってきました。

頼りにしていただけることはうれしいですし、

私も何か教えていただくこともあるので、

お互い様なんですけどね。

結果。

いい家づくりにつながっていくので、ありがたいです。

宅地造成規制法。

がけ条例。

土地を買うときに見つけたら、

プロに相談してから意思決定してくださいね。

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