昨日の午前中は、とある家創りの現場へ。
足場が外れて、外観があらわになっていました。
黒のガルバがベースになっていて、
アクセントで木目と白を取り入れています。
とても個性的なカタチ。
この凹凸感が、とてもいい表情になってます。
先日お伝えしたのですが、これで、耐震3以上で
家のバランスは完璧。
見た目はもちろんですが、安全なのも大事なことですね。
そうそう。
目隠しルーバーを設置する予定なので、
さらに魅力増しますよ!
たのしみですね。
昨日は。お客様と急遽現場だったんです。
理由は、このレッドシダー。
ガスコンロを使うキッチン上の天井には、
下地も仕上げも燃えにくい素材が必要です。
その加工をすることで、レッドシダーが白くなる
という報告があったため、サンプルを準備して、
その状況を確認していただいたんです。
白くなったら、雑巾で水拭きすればよいとのこともあって、
問題ありませんでしたけど。
張ってしまってから説明ではいけないので、
事前に確認をさせていただきました。
こういったプロセス。大事かなと思ってます。
午後は、凄腕の構造設計者と5時間にもわたる打ち合わせでした。
現在設計を進めている、とある家。
こちらで何度か紹介していますが、
傾斜地に建つ、凄い家なんですよね。、
計画上の課題は、一つずつクリアしてきていますが、
構造的なことが、なかなかのハードル。
一筋縄ではいかない内容なんです。
それも。一つじゃないですしね。。
この方以外であれば、おそらく。
「それは構造的にできません」
と回答が返ってきてしまうような内容なんです。
(実際、この方以外は仕事を受けていただけませんでした)
ただ。
一番課題だったことを年末年始にご検討いただいたのですが。。
結論は、そのままでは難しい。
それでは。ということで、代替案をいろいろ提示。
そのアイデアの数はなんと、10案!!
それについて、その場で、ポイントになる検討をしてくれて、
いけそうなのか、ダメそうなのかを考えていきます。
すべての可能性をプロ二人がアイデアとして捻出し、
検討し、意匠、構造から採否を決めていく。
それだけ検討したからこそなのですが、
二つの可能性を見出すことができました。
構造計算もデザインも、とっても難しい。
でも。
できたら、凄い家になるんですよね。
ワクワクします。
ドキドキします。
どうなってしまうんだろう。。
ここ2か月が勝負ですね。
気合入れていきますよ!!
介護を視野にいれ、子世帯が親世帯と同居する為のリフォームです。親の寝室とトイレを近く配置しながら、キッチンを通らなくてもリビングにいけるよう動線を確保しました。
今までの生活スタイルを壊さないように、それでいて、住みやすくなるよう。そして、明るく、暖かく住みたいとの要望がありました。
小さな変更ですが、プランを気に入って頂いたようです。あとは、玄関のベンチも良く使って頂いてるというお話をうかがいました。
耐震補強と同時に断熱補強をしました。リビングから廊下へ欄間を明けたり、ガラス戸を使用したり、階段から光が落ちるようにしたり、家の中央が日中でも明るくなるよう工夫を行いました。間取りや、外観は親世帯のためにあまり変更はしないようにしました。
二階の寝室用の和室です。机の外はバルコニーになっています。階段を登って、洗濯物を干します。障子を通して、階段から下へ光を落とします。
今まで暗かった廊下部分を明るくするよう。リビングとの間の欄間をガラスにし、建具にもガラスを入れています。階段を挟んで、親の寝室とトイレがあります。リビングにいても何となく気配がかんじられます。
玄関のベンチは靴をはいたり、ちょっと休憩したり、使って頂いているようです。
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150F号以上の絵が描けるようなアトリエ(24畳以上)付きの家が欲しい。(今は6畳ぐらいのアトリエがあるが、荷物置き場と化してしまっている) 今現在……【1階】リビング+キッチン+和室+アトリエ(大きな絵の置き場)+トイレ 【2階】寝室+6畳(小さな絵の置き場)+6畳+洗面所・風呂・トイレ・ベランダ 和室に養生シートをひいて大きな絵を描いている状態。 1階を丸々アトリエ(天井を高くして)にして・100号以上のキャンバスを本のように縦に収納(岡本太郎のアトリエのように)出来るように・北側の窓(天井を高く)(佐伯祐三や中村彝アトリエのようなレトロな窓)・倉庫(学校の美術準備室のように)を広く使えるように・本や資料の棚を壁一面(90㎝より下は浅め・深め高さを変えた引き出しを沢山) 2階で暮らせるようにリノベーション出来ないか? ○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・○☆*:..。o○☆゚ お茶用の和室と、着物用の和箪笥4竿分ぐらいの壁面収納が欲しい。と、要望したら……3階建てにしないと実現は難しいのか? ○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・○☆*:..。o○☆゚ 40坪ぐらいあって、駐車スペース2台分取っている。(今は隣との境はギリギリ。 建て替えるとしたら、境界線の関係で、ひとまわり小さくしないといけないらしい) ○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・○☆*:..。o○☆゚ 家のローンは完済。土地も建物も抵当権はついてない。 ★遠くの建築家だと、交通費とか諸費用が高くなるなら近場で…… 女性の建築家の方が良いという人もいるが……(キッチンにはパントリーが欲しい) こちらの要望を汲み取ってくれる人。 今すぐに建てられるかどうか分からないから……急がない人。 アトリエ設計に興味のある人。(美術系大学の建築家の方?の方が分かるのか?) 東山魁夷のアトリエを建てたのは(美術学校で同窓だった)吉村順三氏で 友達だった魁夷の性格や好みを知っていて設計したそうで・・・・・・ NETの書き込みだけで、それを求めるのはムリかもしれないが、 それに近い図面が出来るなら考えてみようか・・・・・・と・・・・・・(2,000万ぐらいまで) 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日も一日、家創りの打ち合わせでした。
午前中は、工事が始まったリノベーション。
前回、色を決めていただいたのですが、
それに伴って、一部変更が出ました。
その増減をお持ちして、調整するのが主目的。
通常、色決め時点での変更は、あまりないのですが、
こちらのお客様は、特別。
理由は。
ご自身のための工事ではなくて
お母さまのためのリノベーションだからです。
お母さまは事情があって、打ち合わせに参加できないため、
お子様(といっても、私より先輩)お二人で意思決定していきます。
雰囲気としては、誕生日プレゼントを選んでいる感じ。
想像しながらなので、そういった変更はありますよね。
増減でいうと、増加になったのですが、
やはり、納得したものにしたい!ということで、
前回決まった内容で進めることになりました。
午後は、別の家創りへ。
昨日は、ちょうど、窓を決めるプロセス。
窓の大きさ、開き勝手、取付高さ、ガラスの種類等。
決めることが多いですね。
新聞紙で、その窓の大きさを作成していただいて、
壁に張って体感していただいたり、
ご実家やご自身の家の窓を参考にしながら、
決めていただきました。
窓だって、標準で!なんて決めるのは、難しくて、
せっかくなので、これがいい!という窓を選びたいですよね。
お任せで。
そんなスタンスもいいのですが、しっかりと自分の
想いを窓にも向けていただけるといいなと思います。
夕方からは、とある家のリノベーションの打ち合わせ。
見積を提示しつつ、契約に向けた調整がメイン。
実は、雑談が多くなってしまって、楽しくお話している間に、
あっという間に数時間経過。
そういった雑談を通して、お互いのことをより
深く知る機会になったので、ありがたかったです。
家創りを一緒にするパートナーですので、
無理なく、気取らず、自然体でお付き合いしたいので。
そんな関係性を大事にしています。
ほんと。
いろんな家創りに関わらせていただけてありがたいです。
実jは、昨日は、今までで初めてなのですが。。
2件の家創りについて、設計のご契約。
タイミングが重なっただけなんですが(笑)
その二つとも、規模、仕様、カタチ等含めて、
全く違う感じ。
同じ設計者だから、同じ感じ?と思われる方も
いらっしゃると思いますが。。
「らしさを引き出してカタチにする」
というコンセプト通り、私の場合は、まったく違うデザイン
になることがほとんどなんですよ。
これ!という固定したスタイルは持っていません。
だからこそ、お客様らしさを本当の意味で
実現できるんだと思いますが。
そうそう。話を戻して。
午前中のお客様。
ご契約の後、間取の話をさせていただきました。
当初から考えていた間取をベースにしながらも、
3つの計画案をお持ちしました。
同じ要望で、同じ規模なのに、間取って
いろいろできるんですよね。
実は。
当初からのご提案に対して、
これがいい!というお客様もいらっしゃるのですが、
部分的に、こんな風にしたいという要望があったりもします。
その際、比較する対象がないと、
そのカタチがいいのか、悪いのか、わからないんです。
似たような感じだと、余計にわかりません。
なので、振り切った計画を作成して、
こだわっている内容を深めていきます。
とっても大事なプロセスです。
昨日は、この間取りをもとに、じっくりと打ち合わせして。
気が付いたら、4時間経過していました!!
こんな風に、じっくりとしっかりと検討しながら、
進めていく、家創りをしています。
鎌倉の長屋 の竣工写真 その2
古材の扉を閉め、部屋側から見たアングルです。
天井は古材の梁と新しい梁のコントラストが綺麗な
構造材がそのまま意匠として表れている
清々しいデザインとなっています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□□
一級建築士事務所 タイラ ヤスヒロ建築設計事務所T:090-6016-7288
M:info@taira-arch.com
U:www.taira-arch.com
土壁は調湿性と蓄熱性が高いのがメリットです。本来の土壁は下地に「竹」や「木」を利用した小舞壁に土を塗りつけていくため、そうした作り方で仕上げた土壁は産廃を出さず、補修も「そこに在るもの」で行えるので、環境的にも優れています。 土壁についてスピカ建築工房 一級建築士事務所 滝川 良子さんに伺いました。
世界各国にいろいろな種類の土壁がありますが、日本で言われている「土壁」は「土」に水と共に「刻んだワラやスサ」などを練りこみ、発酵させた材料で作った壁の事を指します。
学生の頃から「古民家」や建物が建つ土地に根ざす、土着的な建築物に惹かれていました。そこで仕上げに施されている「土壁」にも魅力を感じ、常々仕上げに使用してみたいという気持ちがありました。 偶然、古材を利用したゲストハウスを建てたいというお客様に巡り合い、土壁の家をご提案してみて採用された事から、手がける事になりました。
メリットとしては、その調湿性と蓄熱性の高さだと思います。本来の土壁は下地に「竹」や「木」を利用した小舞壁に土を塗りつけていくため、そうした作り方で仕上げた土壁は産廃を出さず、補修も「そこに在るもの」で行えるので、環境的にも優れていると感じます。 デメリットとしては、土壁は昔と違い今や「高級な仕上げ」となってしまい、コスト高となる事、湿式のため施工に時間がかかる事、壁内に空洞がないため、電気配線の計画に少し手間がかかる事でしょうか。
可能です。
土壁は昔はその土地にある材料で作っていたので、材料や場所などの条件が揃えば可能です。(発酵させる場所が必要になります。)
特に行っていませんが、施工後の乾燥に時間をかける必要はあります。
直接のペイントは、土壁が水分を吸ってしまうため、出来なくはないですが難しいです。仕上げの土壁の材料に色を着ける方が現実的になります。
「土」に刻んだ「わらスサ」などを混ぜ込み、「水」を入れそのまま発酵するまで時間を置きます。発酵すると、発酵臭も出て材料に粘りが出てきます。 時間がかかるので、「泥コン屋」という土壁を作って売っている会社もあるようですし、左官屋さんによっては常備しているところもあります。
はい。土壁の得意な左官職人と仕事をしていますので、大丈夫です。
本来、土壁は仕上げではなく「下地」でした。土壁の上に漆喰仕上げを施す事で完成していたため、漆喰を塗る事は可能ですし、漆喰で調色を行い色を着けることもできます。
土壁の作り方にもある通りですが、その土地のもので作れるので、地域により土壁の色が違っていたりします。
いろいろなやり方があるかと思いますが、効果的で相性が良いのは土壁+外張り断熱だと感じます。
昔は外壁も土壁や土壁+漆喰だったので、可能ですが断熱を何で行うかにもよると思います。
「千鳥のいえ」は意匠的なだけでなく構造的にも土壁を利用し、壁量計算を土壁で計算しました。 建設地が静岡県だったため建築基準法で要求される構造等級よりも上にする必要があり、耐力壁のバランスなどを工夫しつつ、一部に構造上耐力壁としてカウントできる「格子壁」を意匠的に映えるよう組み込んでクリアしています。 当初は古民家の移築も視野に入れていらっしゃったお客様だったため、一部の梁に古材も使用し、昔ながらのダイナミックな空間と現代での使用に耐える間取りとしました。
はい、通常の建物と比べると1.5倍位の工事期間になります。また、土壁が凍る恐れもあるので、地域によっては施工時期を考慮する必要があります。
一般的な設計事務所での設計期間とあまり変わらないと思います。
はい。現代の工法の中にインテリア的に土壁を取り込む事は得意ですので、土壁に限らず左官仕上げ一般で、いろいろな表現をご提案しています。
民家移築も視野に入れられていたため、所属している団体の民家バンクを活用する事も検討しながら、最終的には一部の柱、梁などに古材を使用する事になりました。お客様がお好きな民家や和の設えなどを、一緒に拝見させていただきながら、最終インテリアまで一緒に選定させてもらっています。
昨日は、アチコチで、いろんな方々と打ち合わせでした。
お客様、工務店、メーカー関係者等々。
いろいろです。
頭がこんがらがったりしないんですか?
なんて聞かれることもあるのですが、
基本的にはありません。
「基本的に」と書いたのは。。
詳細なことになると、記憶があいまいになったりすることも
あるからです。
夜、事務所に戻ってから、
とある家創りの詳細を検討しました。
すごい落書きですよね(笑)
結構大事な内容ばかり。
ポイントになったのは、窓周りです。
窓は、アルミ+樹脂サッシの既製品を使います。
当然ですけど、その既製品をきれいに、
しかも性能が落ちないように納める必要があります。
基本的な納まりは頼りにしたながらも、
この案件に特有の条件に照らし合わして
何がいいのかをイメージします。
実際、そのイメージができるのかどうかを
書き込みながら確認していきました。
来週、構造設計者と打ち合わせがあるので、
それまでに、しっかり検討しておかないといけません。
なぜかというと。。
この家。
構造がすごいことになっています。
相当な経験がないと解決できないほど。。
構造の意向をしっかりを考慮しながら、
デザインとのバランスを考えていきます。
いろんな意味で、すごい家になりそうです。
ワクワクしてきます!!
キッチンからリビングダイニングを見ています。
最近では、見かけなくなりましたが、
キッチンが独立しているカタチです。
調理に集中できるし、
汚れが広がらないので、とてもよいのですが、
キッチンに一人でいる感じが好まれず、
最近では、ほとんど見かけません。
来客が多く、おもてなしする機会が多い方の場合は、
独立しているキッチンもあったりします。
そんな時には、キッチンにも大きな窓をつけて、
開放的にしてみましょう。
それはさておき。
写真では広く見えていますが、
実際は、少し窮屈な印象なんです。
それを改善しようとして間取をごそっと変える予定。
こちらは、玄関脇にある和室。
来客をおもてなしする客間だったんでしょうね。
来客が多くないこともあって、
なかなか使いづらいようです。
こちらも、思い切って、壁を取り払ったりして、
全く違う感じにする予定。
お風呂は、1216サイズくらいでしょうか。
こちらも1621サイズに変更したりします。
なんて。
結構大胆なこと言ってるんですけど、
気が付きましたか??
1階は、ほぼ撤去してしまって、基礎から
床から創り直します。
開放的な間取りに。
となりますと、耐震が心配になったりしますよね。
でも。大丈夫。
耐震診断→補強もしっかりしますので。
さらに。
1階のみなのですが、床、壁、天井、さらには
窓まで、すべてしっかりと断熱します。
現状は、おそらく無断熱なので、相当な
冷え込みですが、すんごい改善するでしょう。
表面だけきれいに改修する。
予算によっては、それも一つの方法なんですが、
せっかくの機会なので、表面だけでなく、
耐震や、断熱、使い勝手まで、
詳しい建築家に相談しながら進めると
コスパのよいリノベーションになりますよ。
実際、詳しくないリフォーム屋さんや工務店、
建築家もいたりしますので、しっかり見極めてくださいね。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: 南俊治建築研究所 南俊治...
再建築不可の土地なのですが、現在、道路として幅が不足している私道を協定通路として申請するための話し合いから進めていただいています。話し合いはまだ長期間かかりそうですが、...
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