建築家の設計事例

沖縄の家相の細かい部分まで取り入れた住宅です。工事の際には土地を清める土の入れ替えも行いました。

半地下+スキップフロアの空間を生かした設計

庭に咲く花や緑をメインにした建物のデザインが希望でした。素材の要素を少なくし、形をできるだけシンプルにすることで庭の木花を活かすとともに、周辺の景観の一部になるよう設計しました。

神戸市の高台に位置しています。遠くには、海が見えています。風通しのよい、気持ちの良い空間を希望されました。

郊外にある敷地周辺には都市への動脈となるインフラの高速道路や鉄道、目の前には車の行き交う県道があります。また自然環境は入間川と加治丘陵に挟まれた緑豊 かな環境にあり、住宅どうしの間隔も広く近所には空き地も多く残り、やや閑散とした土木的なスケールを感じます。

敷地の南北側には2階建ての住宅が隣接しています。東側には隣家の庭として空いたスペースがあり有効利用を考えられますが、3階程度の建築物が建つ可能性も検討すべきだと考えました。道路を挟んだ西側は新しい3階建て住宅と郵便局がありなかなか窓を開けられる環境ではありませんでした。

以前から残る植物を、家と共存出来るように取りこむことにより、景色を切り取ったような空間を作る事が出来ました。

構想10年、設計準備期間2年半を掛けたプロジェクトです。
金宇館さんのホームページに、プロジェクトの紹介ページもあります。

初見邸

城下町に特有の間口が狭く細長い敷地に建つ住宅です。建物は土地の形状に沿った細長い平屋建てとし、重厚感のある大屋根を掛けて高さを抑えています。建物の中ほどに中庭のような機能を持つテラスを設けたことにより、光と風を取り込むとともに視線も抜けていき、内と外を緩やかに繋ぐ心地よい空間となりました。

1階にご両親とお兄様の3人の住まいと事務所、2階にお子さん3人を含む5人家族が住む、3世代8人と事務所の兼用2世帯住宅になります。元々お住まいの土地での建て替え相談から始まりましたが、最終的には土地選びの末南側前面道路で日当たり抜群の今回の土地で竣工に至りました。

家にあまり興味がないが虫が大嫌いなため一切の緑を受け付けない旦那さん(医者)とインテリアに非常に興味がある奥様の間を取り持ちながら、進めていきました。夢いっぱいの奥様は装飾やデザインにもっと凝りたがったのですが、根っからの現実主義な旦那様にほとんど却下され現状に落ち着きました。

カフェとオフィスの融合を目指したプロジェクトです。エントランスを入ってすぐのスペースは、カフェエリア、奥はオフィスエリアとして、前庭、中庭、後庭をとり、自然を感じられるようにしました。シンプルで素材の強さや粗さを楽しめるような、素材選びをし、レンガや木材は、再利用材を使用しています。

オーナー住宅と15戸の賃貸住宅からなる集合住宅です。

構 造:軽量鉄骨造
用 途:併用住宅

光と風を取り入れる為に、階段の上部にトップライト(天窓)をつけ、屋根から光を取り入れ壁に反射し、1階まで光がおりてくる設計をしています。階段は蹴込板の無いスケルトン階段。廊下をFRPグレーチングにして階段と一緒に、1階まで光がおりてくる、光の通り道にしました。

平屋の住まいでも天井を高めにして日当たりを確保。ビルトインガレージもあり。

プライバシーの配慮と豊かな暮らし方を考えた結果サイコロを転がした様な変形の家になった。

賃貸マンション リノベーション・4

大人向けの落ち着いた、隠れ家的な上質空間を希望。プロ仕様のキッチンでお客様との会話が楽しめるライブ感も重要視されておりました。

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