建築家の設計事例

1992年に建てられた住宅の増改築。1992年当初は親世代と子世代の「同居」のための家であったが、今回の増改築では「同居」でもなく「2世帯住宅」でもない、その中間的な「2世‟代”住宅」を目指した。

東京都目黒区に建つ賃貸用共同住宅。
多様な文化やライフスタイルが混ざり合う地域にあって、住まい手に合わせて柔軟に様相を変化させていくプレーンで寛容な空間を作りたいと考えました。

 元々リビングに面した部屋の壁と引戸を解体し、サッシやエアコンは活かしつつ、リビングに対して障子で開いたり閉じたりできる構成の茶室とした。既存の窓を活かすため、部屋の中にまた部屋がある入れ子状の構成とした。

東京の下町。袋小路の路地のような間口が狭く奥行のある敷地に建つ重層長屋形式の賃貸併用住宅です。
建物の間口は1間(1.82m)。1、2階それぞれにロフトを設けることで天井の高い住戸を上下に二つ積み上げたような長屋です。施主夫婦は2階に住まい、1階を賃貸住宅としています。

改修前は民泊用と住戸用の2か所の入口があったが、玄関は1か所のみとし、3Fは壁を取り払い、開放的なリビングアクセス形式の住戸プランとした。家族や来客は必ず3Fの大部屋を通ることになり、お互いの顔が良く見える風通しの良い平面計画となっている。

マンションの一室のリノベーション工事です。
SAXのための防音室・寝室クロス張替え・押入の戸を通風できる建具に替える…等々のリノベーションでした(^^)/~~~

就労継続支援A型オルタス福岡の内装設計です。障碍者の方がお弁当を作り仕出しをする施設です。

緩やかな段丘に造成された住宅街で、敷地内は道路面から約1メートルの高低差がある。外階段で上がる玄関と、庭側に蛇行するスロープの小径は勝手口へとアプローチする。丘に浮いたような外観。

敷地は広島県三原市中心部から車で30分ほどの山間にある。東側はこの地域を南北に抜ける道路に面し、南側に祖母と両親が暮らす母屋、西・北側には竹林を背負う。離れて暮らす夫婦が、ご主人の生まれ育ったこの土地に戻り、祖母・両親と一緒に暮らすための2世帯住宅の計画である。

敷地は駅からほど近く、周囲を住宅やマンションに囲まれた場所。ここで求められたのは「明るく、居心地の良い家」だった。

東広島市南部の山間へ新築した厨房を持つテイクアウト式の店舗。敷地は市街化調整区域内に位置するため周囲にはのどかな風景が広がり、街中よりもずっと空が大きく見える。初めて敷地を訪れた時、主役としての建築ではなく、風景や暮らしの中で黒子として佇む建築を作るべきだと考えた。

敷地は広島県福山市郊外の新興住宅地。周囲を個人住宅や集合住宅に囲まれ、東側以外の3面を道路に接する角地である。3方向道路という条件から、特徴的な開口部をもつ外観とすることで街との関係性を深め、福祉施設としての質を特徴付けることを考えた。

ロフトスペースとプライバシーの配慮と開放感の両立

高台になってはいるが、敷地の反対側は5階建ての市営住宅が建っていることもあり、生活がのぞかれることを避けるためにコートハウスとし、一方、建物の解放感を失わないように、高さや開口部のしつらえ、位置は何度も検討しています。

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