建築家の設計事例

郊外の静かな住宅地に計画した2階建ての住宅です。

展示空間を展示室の分節化で区分けを行うのではなく、シークエンスデザインによる順路とし、シーンごとに展示空間を構成しながらも一つの屋根で施設全体を感じれるようになった

この住宅は、夫婦と1人の子供の為に設計されました。

建築写真を生業とされるご主人は、建物に個性を求められましたが、寒いのも何とかしたいとのことでした。そこから出た応えは敷地環境に応答しながら、ビルトインに近い駐車場を門構えのように表現した住まいです。断熱気密性能を向上させる上で断熱の工程の現場監理を重点的に行いました。

センターコートをコの字に挟む形で取り込み、光、風などが各室に行き渡るように計画しました。また、南側にはブリッジを設けて回遊性がある遊びココロを盛り込みました。車庫は玄関ホールに隣接させて、玄関ホールから直接出入りできるように計画しました。

鹿児島市南部の閑静な住宅地に建つ二世帯住宅です。それぞれの世帯を別棟で計画する必要があったが、外観は単純な構成とする為に一体としてデザインした。敷地の広さに余裕があった為、二世帯、共にプライバシーを保ちつつ開放的に生活できるコートハウスの形式を選択した。

既存事務所を、ギャラリー・ゲストルーム・仕事場にリノベーションした計画です。

生産者や職人の物語が伝わるワンダフルな食や器が集めたセレクトショップです。まちづくりに関わるコミュニティデザイナー4人のシェアオフィスも兼ねています。事務所として使われていた店舗をセルフビルドで改装。

3方を隣家に囲まれた典型的な都会の狭小敷地である。半地下を設けて2階リビングの床高を周囲の
家の2階半の高さに設定し、バルコニーのウッド手摺壁で隣家の壁を視線から消すことが出来た。

京町家の良さ、風合いを生かしながらも耐震性や寒さ対策にも配慮しました。
京町家という伝統的な建物をシックでモダンなデザインに。

加茂山と花火を観るスキップフロアーの家。「北越の小京都」加茂市の中心に位置する加茂山を望むため、家族で過ごす空間をスキップフロアーで繋げながら眺望のよい2階に配置しました。浴室まわりと夫婦寝室は1階に配置。壁と天井は強化石こうボード表面の表情をそのまま活かしてクロス工事を省いた。

角地の緩和を最大限利用しテナントが長く借りてくれる建築を考えた。

エアコンに頼らない、断熱性の高い住宅であることや、自然の素材を使った人に優しい住まいにしたいという要望でした。
断熱材の厚さは9cm以上の省エネルギーかつ高断熱仕様にしています。
内外の仕上げを漆喰にしたり、フローリングは柿渋のオーク無垢材を採用しています。

名古屋から車で20分程の愛知県小牧市。緑豊かな市街化調整区域。兼業農家であるクライアント夫妻と子供2人+猫が暮らす家。当初は減築を含めたリノベーションの予定でしたが、現地を調査した結果、地盤の地耐力に問題があり、さらに既存住宅の土台などの痛みが激しい為、新築で進めることになりました。

外観はオーソドックスなシンプルイメージを希望されていました。片流れの屋根、玄関アプローチのピロティー、北側2階のルーフバルコニーは、内部間取りと空間構成から自ずと形になったものです。

間取りプラン

故郷へ帰って農業をはじめた夫婦のための17坪の小さな家。両親の住む母屋と、はす向かいにして適当な距離感を生み出しています。建て主と私達の設計作業は、暮らすことの原点を見つめて、この住まいに必要な形を与えることでした。形を見出すまで時間がかかったけれど、おおらかで素朴な佇まいの小屋になりました。

打放しコンクリート造の外壁面に鮮かな色彩モザイクタイルを使用する。
井の頭線池ノ上駅近くの通り沿いに建ちます。

リビングに設けたコンサバトリー調の空間

三橋鶴舞の家は、近郊に緑や農園が点在する豊かで落ち着いた住宅地にあります。
リビングを中心に各部屋にアクセスできるプランとし、ダイニングキッチン、洋間(ご両親のお部屋)、和室、サニタリーと平面的空間の広がりが実感できるように工夫しました。

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