ローコスト｜建築家の設計事例

のどかな風景と心地良い自然風を各室から楽しめるプランです。隣宅が迫る南側の開口は最小限にして、東の田園側を全面ガラスにする事で十分な明るさを確保しています。温水ファンコイル一台で床下から家中を暖める暖房システムを採用していますが、その存在を感じさせない納まりにしています。

「OUR CABIN OUR DIY」
予算を決め出来ることは自分たちで楽しく行う。 地元職人さんたちと楽しくつくる。
小さいからなんとかなると気楽に始めた計画。
まだまだやることは一杯。 計画の最初は家族総出の樹林の切り拓きでした。

外壁の材料などメンテナンスにお金がかかる場所にはお金をかけ…自分たちでできる場所とのメリハリをつけた設計ができたと思います。

家族3人のための住宅です。
敷地形状は長辺37mの直角三角形に近い形状であり、この特徴のある敷地形状をいかに読み解くかがPLANの鍵となりました。

この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計された。

まずは交錯している動線を整理し、保護者・運営者が使いやすい建築になる様に心掛けて設計しました。また、既存を活かすと言う要望から、基礎・土台は触らずに外壁面を外側に向かって傾斜させ、面積はそのままでありながら空間を広げる手法を用いました。

建主ご夫妻はアメリカでの暮らしを経験されており、そこでの生活感は独自のものがありました。昔ながらの日本の家の良さにも共感をもたれ、それでいて自分たちにとって暮らし易いスタイルを取り入れる！コンパクトにローコストで！これらが今回の家造りの主題となりました。

南道路ではありますが…各部屋に光を呼び込むのに三層吹抜の中庭を住まいの中心に据えた。