ローコスト|建築家の設計事例

袋小路の最端部に位置する敷地の周囲は、新旧の住宅で囲まれています。
道路境界からわずかにバックして垂直に立上る壁をつくるのではなく、
斜めの壁(屋根)を立ち上げることで、屋内のどこにいても、

敷地は、低層の住宅が連なり周囲が開けた高台の角地。 最初の施主へのヒアリングより、効率的な導線でありつつも、 大きな一繋がりの柔らかな空間がふさわしいと考えた。

はじまりはインターネットの問い合わせからでした。
オーナーさんは数社の設計事務所に問い合わせをしてみえ、プランを見て検討されました。

木造2階建て、延床面積22坪(74㎡)のコンパクトな住まいです。

大きく軒を出した落ち着きのある外観と玄関から見えるスケルトン階段が特徴的です。
設計&コスト管理を行うにあたり、手作りと既製品のバランスに配慮し詳細を決定していきました。

オーナー様の御要望で、2台分のビルトインガレージを設置し
それに付属した お仕事用の書斎スペースを設けました。
高断熱住宅ですが、既製部品を多用してローコストにまとめています。

柱や梁などの外れかかりや傾きなど大きな問題も解消しながら現行基準の耐震性能を確保しつつ、ライフスタイルや趣味趣向に合わせたフルリノベーションです。

築三十年木造住宅の1階内装改修計画です。
間仕切り壁によって細かく分割された間取りを大きく変更し、広い部屋にすることが条件でした。予算も非常に限られていたため、ここでは既存間仕切り壁のみを重点的に改修しています。

細かく間仕切られ、経年劣化により狭くて暗い印象の中古マンション。
そこを「人が笑顔で集える家にリノベーションしたい」というのが夫婦のコンセプトでした。
本件では、プライベートスペースをコンパクトに抑えることにより専有面積の約半分をリビング空間に変更。

既存建物には浴室が無く、トイレや洗面も非常に古いものであったため、設備関係は現代の仕様に一新しました。

以前住んでいた社宅のようなワンフロアで、どこにいても家族の声が聞こえてくる家を希望されていました。

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