リノベーション|建築家の設計事例

長く住まわれている住居の住みやすさを損なうことなく、全く違った新たな人生が送れる空間様な気にさせてくれる住宅を目指すために工夫しました。床はコストパフォーマンスの良い大判のタイルを採用して、ほんの少しだけ非日常的な感じも得られるような演出をしました。

もともとは鉄骨造のALC住宅でしたので、どうしても切り妻の屋根の形状から生まれる住宅ぽさであったり外壁のALCの目地であったりが目についてしまう。

ローコストに抑えるため仕上材を一般的に使うカラー鉄板を外壁に、内壁はプラスターボードに塗装仕上げとしました。水回りをワンルームとし仕切り壁を節約しました。

ローコストでありながら雰囲気を追求し、またワインが主役であることをイメージして内装をデザインしました。照明器具はネットで購入するなどの工夫も行いました。

戦火を免れた築85の長屋改修。大部分の施工を設計者とその有志とで行う。

築20年以上で鉄骨造平屋建物の改修工事です。基礎はべた基礎に改修し、他の鉄骨部材はそのまま利用していて、内部仕上げや断熱、設備関係は全てやり変えています。大きな部屋といった感じの空間となっています。

築180年の古民家をゲストハウスにリノベーションしました。設計者自ら運営にも参加して、まちづくりの拠点になるような計画です。180年の間に住み手が何代も変わりその間に様々な改修が行われてきました。

スタッフ一人一人に対してゆとりあるスペースとプライバシー性を確保しました。

住宅の既存の間取りは、南玄関で西側に和室の続き間、東側にリビングがあり、寒くて暗い北側に台所という構成でした。
プランを検討し、玄関を別に設け、元の玄関を土間スペースにし、広いリビングにオープンキッチンを備えた明るく開放感ある住まいに激変させました。

構造的な確認を行い、安心した上で質の高い空間づくりをすることを望まれていました。
建築費用のかけ方にはメリハリをつけながらも、統一された質感で、それぞれの場所と用途に応じて提案しました。

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