ナチュラル|建築家の設計事例

古くからこの地域に馴染みのある店主が開いた喫茶店です。
店主が長く使っていた古家具や古建材、床下や天井裏を調査した際に発見した昔の床材や土台などを再利用して新しい場を作っています。

この建物は南東角地で敷地条件がとても良く静かで落ち着いた所に建つ。
周辺も住宅が多いということで、マチに対して閉じず開かずの要望を満たすことを主に検討した。

仕切られた個室の無いワンルームに近いプラン構成と、全体をコンパクト化する事でコストを抑えつつ、内壁は全て漆喰や無垢材で仕上げました。容積が小さく連続した空間のおかげで、全館暖房も効率良く機能させる事が出来ました。

まず敷地の前には大きくて緑豊かな公園があり、面積も十分にある旗竿地。ここに小さな要素で構成された大きさ高さも異なる様々なハコを配置し、敷地の中に小さな家族のマチをつくることをテーマに建物を構成した。ズレによって生じる内外にできた隙間や空きは様々な用途で使われ個々の空間の質を変化させる。

「風景を生かす、心と体を整える 」木曽川の景色を楽しみ、ヨガで体を整え、カフェで体の中から整えるカフェとヨガの店舗の実例です。「目の前の景色に魅かれて土地を決めました。」初めてお会いした時のこの一言と心と体を整える思いを素直に丁寧にカタチにしました。

施主の要望から以下の点に大きく配慮しました。

お母さまの家を建て替えて、2世帯+賃貸ということで、一緒に住み続けられる小さなコミュニティを実現したいと考えておられました。

敷地の北側には、夏になると臨海学校が開かれる遠浅で波も静かな岩井海岸が眼下に広がる。
目の前にある岩井漁港では時折、漁船が往来し、防波堤でのんびりと釣糸を垂れる釣人の姿が見られる。

土地の北側隣地境界線が斜めになっている為、斜線により高さ制限が複雑にかかってくる変形敷地。構成はシンプルに一階にLDK、二階に個室を配置し、吹き抜けと階段室を介して光を落とす。また開口部、仕上げ材料と細部の納まりを幾つも検討した。

木造2階建て、延床面積28坪(93㎡)、大きな吹抜けのある住まいです。

吹抜けを、平面的にも立体的にも家の中心に配置する事で、吹抜けを介して、人・日差し・空気 がグルグルと回遊できる間取りです。

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