バリアフリー|建築家の設計事例
敷地が大きいこともあり、当初は2階建てを想定されていたようですが、 |
駐車スペースからのアプローチをゆっくりと確保し、その導線上は植栽などで |
地域とのつながりを大切にしながらも、お年寄りの静かで穏やかな時間が守られるよう、建物の内外の計画に配慮した。また、限られた予算のなかで、建設費・運転費を抑えるべく、在来の木造工法にパッシブなエネルギー計画を融合させた。 |
・予算を建物、診療機器、家具、備品に至るまで検討しバランスの取れたコスト配分となりました。 |
敷地は、兵庫県芦屋市の南に位置する。六甲山から芦屋浜へと注ぐ芦屋川の砂質土が堆積してできた扇状地と推測され、やや海に近い場所である。そのため地盤は若干軟弱ではあるが、芦屋の中では、比較的起伏の少ないなだらかな地形が形成されている。 |
◇既存建物の事前調査を十分行い、工事着手後の変更や予算追加が生じないよう工夫しました。 |
ご高齢のお母様は、車イスでの移動なので寝室やトイレ、洗面、浴室の動線を単純化しました。省エネ住宅をコンセプトに設計、1階は夏の日差しを遮るため外付けブラインドを採用。2階は南のひさしを大きく出し、日射を遮る外観にしました。 |