シンプルモダン|建築家の設計事例

住宅部分と事務所部分を併設。ルーバーやR壁などを用いて変化のある空間に仕上げた。

国産材の杉、檜を使い、合板等は極力避け自然素材に徹し化学物質を排除した住まいを実現。また大工の手刻みによる伝統工法。真壁で構造材を表し、日本の伝統的な美しさと合理的でモダンな生活スタイルを提案した。

既存の鉄骨3階建ての集合住宅に4階建てを増築しました。既存部のエントランス、階段はそのままつかい、効率よい増築としました。

この住宅は、夫婦の為に設計されました。
敷地は、民間の宅地開発事業により道路、公園等の公共施設及び宅地の整備が行われ、低層一戸建住宅を中心とした閑静で緑豊な田園の街としての住環境を形成している地区にあります。

可能な限りシンプルな木造軸組み工法を考えました。また、日本の環境に合う高床式にしました。ガラスも真空ガラスにして断熱性などにもかなり配慮をしました。

患者さんが、リラックスして待ち時間を過ごせる様、待合室を吹抜けとし開放感を感じる空間としました。

建て主が持っている別荘のイメージ、それを忠実に再現することがこの計画の主題となりました。

敷地はJR日立駅より徒歩15分程度の住宅地に位置します。はじめて現地を訪ねた道中、日立製作所をはじめとする工場を多く見かけました。敷地の隣にも中規模の工場が建っており、切妻屋根の工場建築は、この地域では日常的な風景であり、この街を象徴する‘カタチ’であると感じました。

家事を極力省力化したいというご家族のご要望に沿うよう、家事動線に配慮しました。
キッチンを整理整頓しやすいよう、パントリーと収納スペースを広くとり、来客時にすっきりとしたキッチンに見えるよう配慮しました。

母屋の隣りに建つ、第2の人生を今後むかえるご夫婦のために計画した約40坪の平屋住宅

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