むく板|建築家の設計事例

いつでも富士山を感じるように家に住めたら。

昔、富士山に登れない人たちは、富士山を見ながら登れる山を開き、その山を登ることで富士山を感じていました。

4畳半〜小さな丘
夫婦、幼い子供2人、犬、猫が暮らす住宅です。
敷地は北側に傾斜した段丘状の宅地造成地の一画で、
緑豊かな環境の中にあります。
既存敷地の高低差は駐車場の天井高を確保するには不十分であったため、

この敷地は陽当たりがとても悪いです。そこで北向きのカフェ(建物)を提案しました。この建物、直接日光が差し込むことはほとんどありませんが、見ての通り室内はとても明るいです。これは、北側の天空の明かりが大きな窓から注ぎ込むからです。

建替え前の昔ながらの生活を続けたいとのお施主様のご要望に対して、内装は木造とし、無垢の床板や三和土の床、土壁や漆喰の壁などなど、伝統的な仕上げや工法がたくさん用いられています。簡単に言うと、現代的なRC造の中に伝統的な木造住宅が入っている状態です。

ラフプランをベースとして、プランの修正を行い、最終形にたどり着きました。
仕様については、居住スペースの床材は、無垢の板材を採用し、
また、キッチンはお客様のご希望のメーカーとグレードを採用しています。

この建物の大きな特徴は、外壁はRC造で内装は木造というハイブリットです。構造をRC造壁工法としさらにボイドスラブとすることで、30坪のワンフロアに全くコンクリート壁のない広い空間を実現し、その30坪の内部空間に伝統的な木造建築を入れ込んでいます。

1階にワンルームの広々としたリビングスペースと吹抜階段で繋がる2階に個室を持つオーナー住居と、1階から周り階段とホームエレベーターで繋がる2階にリビングダイニングキッチン、個室を持つ賃貸住居のある長屋形式の集合住宅です。

既存のテナントを子供たちが伸び伸びと成長できる保育園としたい。
そのご要望に応えるためには広い空間を確保する必要があった。
既存の構造体の柱があり子供たちの安全性に配慮し、敢えて大きくして角をとることで温もりのある園のシンボルとした。

プロのバイオリニストのための住宅です!
練習&レッスン室を防音仕様でつくり…それを中心に客間・LDK・水廻り・寝室・テラピス部屋・思い出部屋を考えていきました。

衛生に配慮し患者様とスタッフのエリアを完全に分ける動線分離プランを採用。3ユニット+個室オペルームの他、カウンセリングルームやキッズコーナーなどを持つ。地域の方々にオープンな、明るい清潔感のあるクリニックを目指しました。

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