閑静な住宅地に建つ、若いご夫婦のためのコンパクトな都市型住宅です。
この土地にあった築60年の納屋と母屋を、新たに2世帯住宅として建替えた作品です。代々、脈々と大切に培われてきたこの土地での人との繋がり。建物のカタチ・間取りは変わっても、『一番大切なものは変えない』。
本計画は、クライアントの「ひとつ屋根の下」というキーワードからスタートした計画です。敷地は間口が広く南西角地で敷地の広さにも余裕のある好立地な条件。
新旧建物の入り混じる地に建つ、深い軒を持つ住宅です。少しの雨なら横付けした車から軒下を通り玄関まで濡れずにたどり着けます。
不自然な室温変化を起こすエアコン等の冷暖房器具に極力依存せず、断熱性能を高め、調湿性のある素材を活用し、太陽の光や風を活かす等、可能な限り自然の力を活用した住まいです。
西に開けた宅地は、ひな壇上にあります。道路レベルの部分を駐車スペースに割り当て、一段高い部分に住まいを置きました。多忙なご夫婦のために家事動線を極力、効率よくなるように計画した結果、家の中をぐるぐる回れる動線が誕生しています。ぐるぐる回れることで数字以上に空間の広がりを感じることが出来ます。
薪ストーブ・土間キッチン・デッキ・家庭菜園を具体的な希望として頂きました。「外部空間のゆとりの確保」「予算内でもきちんと自然素材にこだわる」ためにあえて小さな家をご提案しました。
この住宅が建つ敷地は市街地の外堀に位置し、山裾に広がる閑静な住宅街の一角である。敷地形状は十分な広さの真四角な整形敷地。敷地に立つと自然環境の恩恵を受けた、
現在の金物に頼ったものではなく、昔ながらの粘り強い木と木ががっちりと組んだ安心感のある住まいを建てたいということでしたので、渡り顎と手刻みを採用しました。
一つ目のご要望の「リビングダイニングをすべて吹抜けの大空間にしたい。」からスタートしたこのお家。
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この度は良いサイトに巡り会えて本当に良かったです。たくさんの問い合わせが来て、まだ全ての方とお話しできてないのですが、良い建物ができそうな予感がしています。 ...
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