無垢フローリング|建築家の設計事例
個室によって幾つにも区切られていた空間を解体し、生活のほとんどを過ごすLDKをメインにシンプルで広い空間を確保した。また天井を一部躯体現しとし、空間を緩やかに分ける。空間がシンプルだからこそ仕上げ材料にこだわり、アクセントとして楽しい空間となっている。 |
この建物のコンセプトは敷地全体に穴のあいた南勾配の大きな屋根をひらりと置き、穴のあいた部分を広場とし各要素を広場に接するよう配置した。そう、広場は子供たちにとって走り回る遊び場でもあり勉強部屋でもある。 |
一階、二階ともに区切っていた壁を解体し、大きなワンルームとして広い空間を確保した。一階の玄関土間スペースとLDKは成長する本棚にて、LDKとワークスペースは天井の高さで緩やかに分けた。二階は各個人のスペースを低い壁で曖昧に分けて、天井中央に白い穴を設けて個室全体を繋げる。 |
既存建物の離れは建築確認申請を取得していませんでした。 |
良質な建物の改修の時に、既存の雰囲気をどこまで残すかというのは大きな課題だと思います。 |
ロフト寝室とワークスペースになっていてプライベートな空間です。 |
実施設計も終わり、多少の減額調整の必要はありましたが、施工者(クライアントが私どもを知るきっかけとなったSimple Box Houseと同じ監督さんに担当頂く事になりました)との工事契約の直前に一旦工事を延期してリフォーム前の状態で生活することをクライアントは決断されました。 |