建築家の設計事例

「そう云う大きな建物の、奥の奥の部屋へ行くと、もう全く外の光が届かなくなった暗がりの中にある金襖や金屏風が幾間を隔てた遠い遠い庭の明りの穂先を捉えて、ぽうっと夢のように照り返している。(中略)私は黄金と云うものがあれほど沈痛な美しさを見せる時はないと思う。

昭和47年竣工、築約50年の日本家屋の改修と増築です。

昔から続いている住宅地に建てる家なので、道路より少し離した。
玄関は、少し長いアプローチをとれるようにした。

具体的には43条但し書き道路の認定をめぐって行政と見解が対立。一度は建て替えを諦めかけたが、数ヶ月をかけて行政と交渉し説得した。
北側に囲繞地(道路が無く建築できない土地)があり、当面は原っぱなので、そこにそびえている巨木を借景にさせてもらった。

南東北の海に近い地域で日差しが多くすごしやすい地域に建てた、40代ご夫婦とお子さん、ワンちゃんが暮らす住宅です。日当たりの良いLDKに家族みんなが集まって過ごす空間を杉や栗などの自然素材で作り上げています。自然素材の質感が人を癒してくれます。

堅牢な素材、コンクリート打ち放しのイメージ
隣接する同社ビルとの調和
外壁に中空セメント版を採用

寄棟屋根とし勾配を少し緩やかに、軒の出を通常より長く、平瓦を採用することにより、重厚感のある外観にしました。軒の出があるので、外壁や窓の汚れを軽減し、雨や紫外線からの劣化も軽減できます。

元のお住まいが広い部屋でしたので、新居でも広い空間を用意し、各部屋のつながりも、生活様式を考慮して、無駄のない動線になるよう考慮しています。

施主は大手ゼネコン設計部。長年温めてきた基本プランを私たちに持ち込んできたところから始まりました。彼が描いた基本プランの平面図、実現したいコンセプトを守りつつ、木造で実現可能なディテールへの移行やコスト調整を加味して設計していくこととなりました。

リタイアを視野に入れたご夫婦のための家。
高気密高断熱住宅でエネルギー排出量を抑制しながら、全館空調システムで住み心地は快適に。
室内は常に最適温度に保たれ、玄関から居室、水回りまで温度差がないため、真夏に二階が暑いことも、真冬の浴室が寒いこともありません。

古民家のフルリノベーション事例です。天井裏に眠っていた松の丸太梁を表しにし、その分天井の高い開放的なリビングとなりました。

間口の小さな狭小地に建つ、幅2mの細長い住宅です。細長いながらも動線を中心にまとめることで、滞在できる空間を建物の両端部につくりました。また、収納は階段下にまとめることで最大限、広い空間が確保できるようしています。

創業55年の横浜の貸衣装店の1階売場、階段室、ファサードの改修設計を担当した。昨年の2階列席衣装売り場に引き続いてのプロジェクトとなる。主に結婚式用のフォーマルな衣装売場であった2階売り場に対し、1階は成人式用の振袖、卒業式の袴、七五三の3種類の衣装を展示する。

 津山市の北東部の田園風景が広がる地域に、昭和27年に新築された住宅である。施主が幼少の頃に過ごした住まいで、たくさんの思い出等の詰まった旧宅での生活を希望され、改修計画が始まった。

つくばエクスプレスの開通に合わせて建設された展示用のスマートハウスです。

シンプルでありながら古臭くない、モダンな和の空間をいかに表現するか。
大谷石、名栗板、錆石、銅板などなど素材にもこだわった空間。

白良浜を一望できる絶景ロケーションにある客室。
海風を感じられるデッキテラス、海を眺めながら入浴できるビューバス、
海を近くに感じられる客室。

企業主導型保育園とテナントスペースを併設するため、駐車台数もなるべくほしいことと、園児が伸び伸びと遊べる園庭も実現させたいという点を考慮して、合理的な配置計画を提案しました。

敷地の北側には、夏になると臨海学校が開かれる遠浅で波も静かな岩井海岸が眼下に広がる。
目の前にある岩井漁港では時折、漁船が往来し、防波堤でのんびりと釣糸を垂れる釣人の姿が見られる。

今日 保育室に行ってきました。
感動です!
丸 三角 四角の扉も素敵でした。
調理室の食器棚も思い通りでした。
可愛らしい 室内でこれから始まる事にワクワク感で一杯です。
開園前準備の疲れも 吹き飛ばされた 感じです。

ページ