住宅|建築家の設計事例

傾斜の処理をローコストで実現するため、RCの基礎高さを最も抑えられる配置計画としました。
鉄筋コンクリートの基礎は、木部材と比較し割高な部材だからです。

 津山市の北東部の田園風景が広がる地域に、昭和27年に新築された住宅である。施主が幼少の頃に過ごした住まいで、たくさんの思い出等の詰まった旧宅での生活を希望され、改修計画が始まった。

桜並木のある公園に面した19坪の角地に建つ、2階に吹抜天井高4.8mのLDK(居間・食堂・台所)がある、都市型3階建住宅です。敷地の南側に裏庭を設え、南隣の3階建住宅と距離を保ちながら、2階LDKに南側から1日中太陽光を取り込んでいます。

広い敷地に対して、どのように建物を配置するかに苦心しました.
結果的には真ん中に建物を据え、北側にプライベートな庭を、接道のある南側にパブリックな庭を設け、そのどちらにもアクセスしやすいように広間を設えました.

不自然な室温変化を起こすエアコン等の冷暖房器具に極力依存せず、断熱性能を高め、調湿性のある素材を活用し、太陽の光や風を活かす等、可能な限り自然の力を活用した住まいです。

築18年のマンション住戸のリノベーションです。寝室と廊下の間の壁を撤去し、10枚の連続引戸を挿入しました。引戸は開いても閉じても邪魔にならず、少しずつ開け閉めでき、周辺環境との繋がり方の調整弁となります。

本計画は、江戸時代に整備された東海道五十三次の宿場町のひとつ「水口宿」沿いに建つ古い街並みの残る計画地です。その為、周辺の生活道路となっている前面道路や敷地は狭く、南東角地という好立地ながら道路と建物の間に広いスペースを取ることが出来ず、南東側に開けた建物を建てにくい立地条件でした。

一つ目のご要望の「リビングダイニングをすべて吹抜けの大空間にしたい。」からスタートしたこのお家。

シンプルな納まりを実現するために、建具はオリジナルを採用しました。
G2基準を満たすために、断熱材やサッシは高性能のものを選びました。

環境の良い住宅地に建つ住宅です。ご実家の南側の庭に建てる計画でした。
ご実家はこの庭に面して居間など主要な部屋が配置されています。

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