住宅|建築家の設計事例

奥まった土地ではありましたが、旗竿敷地のデメリットを活かせば、南に開けた良いプランができると直感。北側アプローチの“静”と、南側の庭に開かれる“動”が交響する、2つの顔を持つ平屋の家となりました。

住まい手より友人の工務店で施工がしたいという希望があり、遠く長野県から黒岩工務店が大阪に住み込んで工事を行いました。黒岩工務店の職人ならではのアレンジが加わり、和の色が強く出た木の空間にすることができました。

 土地区画整理事業による、開発エリアに計画をしたコーヒースタンド併設の住宅です。
 サッシには樹脂サッシを使い、床下を利用した第一種換気システムを採用しました。断熱等級は5のZEH水準。快適な居住空間を実現しています。

別荘なので周囲の視線を気にしないですむように各室配置を考慮する必要がありました。
南面の庭に植栽を施し、西面は坪庭付きオープンタイプの温泉浴室のボリュームを作る。

所在地:兵庫県明石市
設計監理:WASH 建築設計室 日野弘一
構造:一級建築士事務所 ビオス
施工:株式会社 VICO
竣工:2018年
【主な仕上】
床   フレキシブルボード

住宅が建て並ぶ分譲宅地において自然環境を取り込み、設備機器に頼りすぎない、環境にやさしい、明るい住宅を計画しました。屋根・庇による日射のコントロール、空調負荷低減、吹抜け利用による排熱、空調効率化を図っています。

お施主様のご要望は流行りのグレー×木のモダンデザインでシンプルにまとめたいという内容でした。
ご要望に加えアクセントウォールと家具でネイビーを入れることで単一にならず全体の統一感のあるコディネートとしました。
またリノベーションという限られた予算の中で、

ロフト寝室とワークスペースになっていてプライベートな空間です。
一階の高さを抑えてロフトの床と一階の床を近くしています。居間をスキップフロアにすることで、
一階〜居間は3段。居間〜ロフトは8段という少なさで移動することができます。

建築地は道路も狭く歩行者も多いため、
道路からの視線が気になる土地。

 住宅密集地で南側の住宅が隣接して建っている、鰻の寝床のような敷地での計画でした。
 最初のご要望は「普通じゃない家」
 同じような形の住宅が建ち並ぶ中、他とは違うようなファサードの家にしたいというご要望でした。

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