建築家の設計事例
30坪の角地に建つ、1階に吹抜天井高5.3mの開放感のあるLDK(居間・食堂・台所)がある、郊外型2階建住宅です。敷地が川沿いのリゾートのような場所であるため、1階LDKの居間の外側、敷地表側にL字型の庭を設えて、LDKからL字型の庭越しに川沿いの風景を眺められるようにしています。 |
◾️都心の長屋、光庭と小さな吹抜けでつなぐ二世帯住宅 |
施主は大手ゼネコン設計部。長年温めてきた基本プランを私たちに持ち込んできたところから始まりました。彼が描いた基本プランの平面図、実現したいコンセプトを守りつつ、木造で実現可能なディテールへの移行やコスト調整を加味して設計していくこととなりました。 |
寄棟屋根とし勾配を少し緩やかに、軒の出を通常より長く、平瓦を採用することにより、重厚感のある外観にしました。軒の出があるので、外壁や窓の汚れを軽減し、雨や紫外線からの劣化も軽減できます。 |
開放感を大事にした住宅になっています。3階に至る階段を家の真ん中に設け、2階のLDKとの間には仕切りがなく空間がつながっています。そして3階の子供室が2つともリビングの吹抜に面しており、引戸の室内窓を開け放てば、リビングと空間が一体化する仕組みとなっています。 |
間口の小さな狭小地に建つ、幅2mの細長い住宅です。細長いながらも動線を中心にまとめることで、滞在できる空間を建物の両端部につくりました。また、収納は階段下にまとめることで最大限、広い空間が確保できるようしています。 |
敷地の北側には、夏になると臨海学校が開かれる遠浅で波も静かな岩井海岸が眼下に広がる。 |
Uターンで地元に戻る依頼者が、幼少期を過ごした古民家の改修計画です。薪ストーブを設置する天井の高い土間を中心に計画しました。基礎・土台を補強し、不要な部分は減築することで、古い部材を再利用しつつも、これからも長く住み続けられる家になるように計画しました。 |