木造|建築家の設計事例

清武町は宮崎県の南東部に位置しベットタウンとして発展する一方で、一歩郊外に出ると南部には鰐塚山地を望み、のどかな土地が広がっています。

当初、離れ部分に狭小三階建てを建て住んでいたが、家族が増えると共に手狭になってきたという事で母屋を建て替えて住みたいとご連絡を頂いた。北側に道路、東側に離れがある、割と広い敷地である。なので建物を道路側に寄せて南側を光が入るように十分スペースを設けた。

サウナと中庭のある古民家改修

フランクロイドライトの照明と少し赤み掛かったフローリングがお好きな建主様のイメージを尊重してデザインしました。

どこにいても、どこにいるかわからない。
どこにいても、風と光を感じたい。
というご要望に応えるために、平面はシンプルな長方形としつつ、スキップフロアを採用し、大きな開口部を設ける事で、どこにいても、どこでも見渡せる空間構成とした。

超狭小地のためスキップフロアで空間性を高め、隣地住宅の窓とお見合いにならないように半階高さをずらしました。自然光がしっかりと建物の奥まで届く計画となり、眺望も得られたことで、狭小地であることを忘れさせてくれる光で満たされた空間が完成しました。

世界最古の木造建築として知られ、約1400年前に聖徳太子と推古天皇により建立された法隆寺が存在する奈良県生駒郡斑鳩町。 歴史の深いこの地は旧集落も多く、長閑で静かな街並みが広がる。 一方で意外にも大阪市の中心まで電車で1時間圏内という、利便性も魅力。

・既存庭を最大限生かし新たな落葉樹の木立が心地よい平屋建
・表裏玄関によるパブリックゾーンとプライベイトゾーンを中廊下で分離

間仕切りのない大空間で生活されたい。
そのようなお施主様のご要望に応えるべく広々としたLDKの中にスケルトン階段と吹き抜けを計画しました。
内装は木の自然な感じを残しつつモダンテイストでまとめました。

ロケーションは新たに開発された分譲地で、徐々に住宅地としての密度を増し街ができつつあることが実感できる。まだ少ない手掛かりを元に建築主さんと計画を進めていく中、外部空間に於いて通りに開きながらも適度に閉じた空間を持つ住宅を提案した。

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