建築家の設計事例

依頼者は、一人暮らしでしたので、建物の動線・機能性には特に配慮しました。
ダイニング、リビングの南側には、ウォーターコートを配し四季折々の自然が映り込む装置としました。

自然素材(ウールブレス・珪藻土・無垢材)、県産杉材
内壁はお施主さんが自ら珪藻土を塗られました。DIY

光を取り入れるために二階に大きな窓を設け吹き抜けを通って光が落ちてくるよう計画しました。直接光ではなく、壁に反射させて届く光は柔らかく安定した光を届けてくれています。

2世帯住宅で、お互いの気配を感じつつ、遠慮なくそれぞれの生活を楽しめるすまいになるよう心がけました。1階はテラス、2階は広いバルコニーでお互いのスペースを行き来することができます。

建物は身体障がい者が利用するデイサービスです。道路側はリサイクルショップで、周辺の方が自由に利用できます。棚の奥を利用者が生活するプライベートな部分としており、その境にある棚に穴があいていることで地域の方とコミュニケーションが取れるようにしています。

いわゆるデザイナーズという奇をてらったあるいはストイックな形態やプランではない、デザイナーズ賃貸アパートメントというコンセプトでした。

カウンター6席と座敷を備えた日本料理店。
客との一体感・くつろぎを重視するオーナーの意向から、カウンターは厨房と高さを揃え、
肘掛椅子を配し、ゆとりある開放的なカウンターとした。

敷地は間口5m弱に対し奥行き20mと南北に細長く、前面道路からは最大2m程低く、東側隣地はこの敷地からさらに2m低いレベルにありました。

定年退職を機に、赤穂から出身地の岡山県津山市に戻り、年老いた両親と同居するため、築80年の古民家を二世帯住宅に改修。また、クライアント自身のライフワークでもある陶芸のアトリエとギャラリーを併設するという大規模改修。

工場建設に係る官公庁への届出、また建物本体の構造計算や設置機械の基礎強度、電気容量等の
削減についてご依頼者様にいくつかの点を提案しました。

鉄骨3階建でもともとは住居兼事務所だった建物を骨組みだけを残し、
小規模ホテルへと転換しました。
主な利用客はオーストラリアなどの海外であり、
随所に"和"を感じられるような空間に仕上げました。

外観はガルバリウムと天然木を使った和モダンなデザイン。内装は無垢フローリングなどを使ったナチュラルテイストです。キッチン廻りはオリジナルのカウンターとダイニングテーブルを作りました。

南北に4.5mの視線の抜けを貫いた「解放的な住宅」としました。

敷地は境川に面した間口5m×奥行き20mの細長い形をしています。
この住宅は、正面から見ると1階建て、奥にいくほど高くなり、2階建てになる断面構成。中庭を挟んでお母様+夫婦とお嬢さんのゾーンを分けました。

 子供達の大切な時期に、自然と触れ合い、友達や先生、保護者と過ごす中で、様々な感性を磨いていくという一貫したお考えで運営を続けてこられました。
 濃密な関係性が、建物の構成に表れるほど、内外とも空間を有効に使うことを考えました。

開放的で明るい住宅の室内空間を確保すると同時に、プライバシー確保できる様、窓の位置・高さ・仕様を様々に使い分けました。

阪急西山天王山駅近くに建つ、円明寺ヶ丘団地の改装です。前オーナーによって行われた団地の快適性を考えると頭をひねるような改装を竣工当時に近い状態に仕立て直しました。キッチンは既存のキッチンユニットを再利用してカウンターキッチンに作り変えました。

リニューアルにあたり、最新の法規制の対応、断熱材の仕様グレードを上げ、壁通気屋根通気等を確保し、より住みやすい設計を行いました

施主様が自然素材の家を希望されたので外壁も杉板としました。市街地では防火構造とするため工夫が必要でした。

階段を上がると、室内に入る前に半屋外のデッキスペースがあります。
建物のデザイン、プランニングの中核となる空間で、
深い庇に守られ、気候の良い日は、憩いの場となります。

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