建築家の設計事例

十数年ぶりの電話からスタートしたプロジェクトです。
人生の再出発をスタートするにあたり、ご夫婦が趣味を楽しむための家をとのことでした。

南側に隣家が接し南北が6.7mの狭隘な敷地に日当たりや明るさと風通しをいかに確保するか、団塊世代のご夫婦がいかに今後長く住めるかを突き詰めた住まいです。

地方で賃貸住宅を新築する場合、必ず駐車場が必要になる。世帯収入や結婚率の高い本敷地周辺では、間取りによって異なるが各戸2台が一般的である。周辺の賃貸住宅では、まず前面道路沿いに大きなアスファルト駐車場を計画し、必然的に導き出された残りの場所に建物をつくる方法をとっていた。

道路側はオープンになり過ぎないよう留意しつつ、中の様子が垣間見えるピクチャーウィンドウ的な開口を設えた。南の園庭側は連続する開口で自然光の明るさを十分に確保しつつ、1階からは直接、2階からは斜面の階段で直接出入りできるようにした。

駅前で非常に狭い敷地にいかに必要なスペースを実現するか非常に苦労した案件ですが、住宅でありながら、非日常を感じられるような空間も取り入れ見事に収まりました。

内部と外部が混ざり合う、なだらかな壁のつながりで構成された一筆書きのような一室空間.
敷地の中央に建物を配置することで周囲にさまざまな風景の外部空間が発生し、それを切り取るように多種多様な窓を配しました.

インバウンドの旅行者にいい場所でオープンできたことは大変喜んでいます。
いろいろ苦労はしましたが、最後までたつだってくれて助かりました。

敷地は自然に囲まれた鉱物で有名な場所である。要求された事、特に2階建てとする事を望まれ単純に計画していくと、周囲に対して圧迫感を感じるボリュームとなる事が予想された。2つの屋根勾配を持つボリュームとする事で、アプローチはヒューマンスケールを保ち、落ち着きのある佇まいとなるよう配慮した。

既存事務所を、ギャラリー・ゲストルーム・仕事場にリノベーションした計画です。

食の動線、LDK+パントリーから玄関の動線がコンパクトに纏まっています。
また、衣類の動線は、洗面脱衣室の勝手口。
外で遊んで汚れた子供を洗面脱衣室に用意された勝手口から入れ、そのままシャワーへ。

木造2階建て 延べ面積83.64㎡(25.3坪) 吹き抜けのある開放的なお住まいです。

床下の点検や設備の更新を容易にし、且つ大断面の構造材を使用して少なくとも50年、二世代に渡って安心して住める家にしましょうということで、タイトルは「五十年家(ごじゅうねんや)」。

平らな部分が、敷地の中間地に猫の額ほどしかなく、全体が急傾斜な敷地でしたので、建物の配置や建物までのアプローチには工夫が必要でした。

パサージュ中央部の階段
きれいなガラスモザイクタイルでアクセントをつけています。
赤絨毯をイメージした石張りの道が建物の中に人の流れを誘導する。

緑化ウォール
5種類のつる植物を植えました。緑の壁ができました。

家族が一体となる暮らし・・・丸太大黒柱のある吹き抜けを介して、ダイニング、リビング、キッチン、こども部屋、ファミリーコーナーを連続した空間(部屋)とした。(一部和紙障子にてくぎる)。

スキップフロアを採用して、床下収納を使えるようにし収納量を確保した。内部は基本的に自然素材。採光についてはハイサイドライトやトップライトを使用して確保している。

社会福祉法人桑の実会「桑の実工房」は知的障害者を対象とした障害福祉サービス事業所です。生活介護事業29名・就労継続支援B型10名 計39名の利用者を15名の職員が支援を行います。

外国暮らしの長い依頼者ご家族にとって、和洋の融合は必須の条件でもある。外観を大きく改変することなく再生させ、かつ内部は現代的に改造した。また、いくつかの民家のパーツを記憶の仕掛けとして再生活用した。

残したい部屋葉は、そのままに、居間、食堂、キッチン、水回りの動線をは極力短くし、不要な部分は、減築し、普段の生活の場は、南北に風が通るようにした。2階の寝室は、縁側を残した板の間にして、明るすぎず、落ち着いた部屋に。

駐車場の中にある住宅は、窓の外すぐに車が駐車されることになるが、車好きに取っては、窓から車が見えることは、好ましいことだと考えた。全部で3戸の賃貸住宅を車を駐車するように駐車場の中に駐車区画と一緒に配置した。車が出払う昼間は、広々とした公園のような空間になり、近所の人の散歩コースになる。

2階をスキップフロアとすることにより
2階個室空間に独特の変化を与えるとともに、
住宅地にも関わらず1階のLDKに
たくさんの光が落ち、心地よい風が流れ込む。
各空間における収納スペース等、細部に渡り

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