建築家の設計事例

袋小路の最端部に位置する敷地の周囲は、新旧の住宅で囲まれています。
道路境界からわずかにバックして垂直に立上る壁をつくるのではなく、
斜めの壁(屋根)を立ち上げることで、屋内のどこにいても、

熱海の街や相模湾を眺める豊かな敷地環境です。
設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。
ぜひご覧ください!

外壁の見本、床・壁素材の見本を相当数取り寄せ、現地で何度も
お施主様ご家族と確認し合い完成に至りました。

クライアントさんは実際にできあがる空間の雰囲気に、とても拘りがありました。よってショウルームを多くまわり、実際の素材を確認したり、カットサンプルを集めました。その上で、CGで素材の組み合わせをシミュレーションしてみて頂きました。その後、またリアルとCGを繰り返して煮詰めていくようにしました。

今日 保育室に行ってきました。
感動です!
丸 三角 四角の扉も素敵でした。
調理室の食器棚も思い通りでした。
可愛らしい 室内でこれから始まる事にワクワク感で一杯です。
開園前準備の疲れも 吹き飛ばされた 感じです。

老後の住まいは、動作に対してゆとりのある広さが必要ですが、
同時に生活の基本となるADL(食事、排泄、移動、入浴等)に関する各居室間の動線は長過ぎず、
シンプルに計画しておくことが大切になります。

イタリア料理の店舗

町田市小川の住宅街での計画。
元々敷地には、古屋が建っており、解体後その敷地を3分割して販売していた1区画での計画となります。

ご主人が美容師、奥様もインテリア係の仕事をしているご夫婦。小学校低学年のお子様が一人。
西隣家は奥様の妹さんご夫婦のお住まいです。

深い軒なので、一部をガラス庇にして光を取り入れます。
玄関ホールには階段状の下足箱を造り付け、手摺も設置して昇り降りを容易にしています。

住宅街に建つ鉄筋コンクリート造地上3階、地下1階の事務所併用住宅。道路幅員も狭く道路斜線や高度斜線が厳しい環境で、それを意識させないような佇まいとなるようにデザイン。限られた容積率で事務所機能を持たせるために地下を計画している。

「鳥の書」を背後に背負ったカウンター席
奥には、日本の蔵をイメージした空間を通り、
水流をイメージした光の流れているトイレがあります。
昔ながらの日本家屋にストーリーを取り入れたお店になっています。

敷地は名古屋市昭和区の旧市街地。戦争の空襲被害も少なかったため古い住宅が立ち並ぶ旧市街地ではあるが、新しい住宅も混在しており、最近ではマンション新築のラッシュである。

二世帯住宅の計画です
起伏の多いエリアに位置する敷地は、四方を異なるレベ ルの道路と隣地に接しています。 古くから残っている大谷石で作られた土留は、目新しいものではないが、風化した表情は慣れ親しんだものであり過ぎた長い時間を感じさせるものでした。

この家が成功するかどうかは、ゾーニングがカギになると感じました。

まず守られるべき生活の領域を、2枚の土壁により確保した上で必要な開口を設定しました。
空・桜の木・光・眺望・・取り込みたい景色だけを切り取り、カーテンをしなくても気持ちよく生活できる家としています。

ただペットに対応した設備を設けるのでは日常を便利にしただけです。まずはお望みのライフスタイルを実現できるよう考え、その上で多種多頭飼いと2世帯住宅という要素を整理し、重複できるものは重複して コストダウンも計っています。

段差のある敷地に木造の醍醐味を表現すべく、現代和風を意識して設計しました。

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