建築家の設計事例

クライアントさんは実際にできあがる空間の雰囲気に、とても拘りがありました。よってショウルームを多くまわり、実際の素材を確認したり、カットサンプルを集めました。その上で、CGで素材の組み合わせをシミュレーションしてみて頂きました。その後、またリアルとCGを繰り返して煮詰めていくようにしました。

老後の住まいは、動作に対してゆとりのある広さが必要ですが、
同時に生活の基本となるADL(食事、排泄、移動、入浴等)に関する各居室間の動線は長過ぎず、
シンプルに計画しておくことが大切になります。

自然、家族が中庭によりつながる中庭を中心としたロ+1
中庭を中心にLDK、寝室等を配し、視線が通り家族の気配を常に感じれるように計画している。

外壁の見本、床・壁素材の見本を相当数取り寄せ、現地で何度も
お施主様ご家族と確認し合い完成に至りました。

中庭を中心に階段室でつながるスキップフロアの住宅です

敷地は、低層の住宅が連なり周囲が開けた高台の角地。 最初の施主へのヒアリングより、効率的な導線でありつつも、 大きな一繋がりの柔らかな空間がふさわしいと考えた。

深い軒なので、一部をガラス庇にして光を取り入れます。
玄関ホールには階段状の下足箱を造り付け、手摺も設置して昇り降りを容易にしています。

◾️地域に開かれた木造のワンルーム/【2022年 ウッドデザイン賞 2022 受賞】
コロナ禍で孤立し、居場所を失いがちな都市において、診療所建築には地域の「かかりつけ医療拠点」としての公共性が求められます。

廃棄処分される無垢材の棚を解体して新しい家具に有効利用したり、椅子の汚れた座面クッションを皮革に張り替えて再生利用しました。再生材を利用した多目的家具は、組合せを変えることで、様々なイベントに対応できます。

山梨県大月市の高台につくられた大人の秘密基地プロジェクト。
定年を迎え、これからの第2の人生を有意義に、楽しく、豊かに、暮らしていくための空間づくりでした。

「鳥の書」を背後に背負ったカウンター席
奥には、日本の蔵をイメージした空間を通り、
水流をイメージした光の流れているトイレがあります。
昔ながらの日本家屋にストーリーを取り入れたお店になっています。

2階建てから3階建てへ大きくされたいということで新築としましたが、以前に使用されていた建具や家具を再利用されたいということで、新旧の材料が上手に融合されるように工夫しました。
建具ではなく空間を緩く仕切って広く見えるようにし、スキップフロアとしました。

畑の中の開けた土地を活かした、開放的なプランとした。
http://fcd-tsukuba.com/isod.html

水回り2カ所のご希望を叶えるながら、天井高さを取る必要があったため、既存の配管の位置からトイレなどを離さず(配管の勾配を抑えるため)にプランニングする事が厳しく、トイレの排水用のシステムを導入しました。

町田市小川の住宅街での計画。
元々敷地には、古屋が建っており、解体後その敷地を3分割して販売していた1区画での計画となります。

既存建物は築40年余りが経過しており、底冷えや断熱性能の問題、水回りの経年劣化が見られました。そのため、機能面を重視したリノベーションとしました。

車が離合出来ないほどの狭い山道を登って途中にある勾配のある敷地に
木造平屋住宅の依頼をうけて,設計planと建築工事コストのバランス
をコントロールしながらのスタートでした。

家を建てる最大の目的だった防音室は決して削ることはできず、
限られたご予算の中でのチャレンジでした。
厳しい条件からスタートした案件でしたが、幾度もの打合せを経て納得する形に到達しました。

大洞の家は新しく開発された住宅地に建っています。

美術館のような空間でコーヒーを入れて客人をもてなす事が何よりも楽しみ。というお施主さんの思いからこの計画は始まりました。

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