建築家の設計事例
水回りを部屋の中心に配置し、1室空間とすることで、空間を広く使えるようにしつつ、回遊できるプランとした。また、使い方に応じて、空間の連続性を変えられるように、コア部分に間仕切りを収納できるSLITを設けた。 |
このタイプでは、浴槽設置しなおすことから、子供のいる若いファミリー世帯が借りることを想定し、子供室や寝室など部屋としての輪郭はつくりながらも、完全には閉じず、カーテンで緩やかに仕切ることで、リビングと寝室を一体的に使えるなど多様な使い方ができるプランとした。 |
田園風景のなかの見通しの良い環境。敷地にゆとりがあるため夫婦寝室と家族で使う服収納を1階に計画し、BBQテラスを適度に囲うように配置。テラスは桧の濡れ縁と天井高さ2750mmの居間・食堂・厨房・洗面・食品庫とおおらかなにつながる。 |
昨今の工事費高騰に対してローコストに立てる必要がありました。一般的で安価な木造在来工法としながらも大屋根や緑化スクリーン、縁側などの工夫によって地域に調和した個性を施設に与えました。建材などは特殊なものではなく、あくまで安価で汎用性のあるものを上手に選択することに注力しました。 |
最小の寸法を実現するためにお風呂も浴室ナシのシャワーのみ。洗面脱衣室も最小限にしてトイレも併設。天井高さを出して平面が小さくても窮屈感を感じさせないよう天井高さを確保して開放感を出し、その高さを利用してロフトのような空間を計画。 |
老朽化した保育園の建替えです。計画上園庭は、以前より小さくなってしまうため屋内の遊戯室を充実させました。保育室などの諸室は、外部に面して配置してその中央に大きな遊戯室を設けました。そのための採光や通風は、トップライトにより行っています。 |
海辺に近く、バックを山になだらかに田園が広がる地域に建つこの建物は、大らかなデザインが相応しいと考えました。象徴的な12角形のとんがり屋根と両サイドに羽のように広がる切妻屋根というデザインとしました。すべての保育室と遊戯室は、園庭に面していて大きな敷地と一体となったこども園となりました。 |